JPS607087B2 - 標示材料 - Google Patents
標示材料Info
- Publication number
- JPS607087B2 JPS607087B2 JP51060472A JP6047276A JPS607087B2 JP S607087 B2 JPS607087 B2 JP S607087B2 JP 51060472 A JP51060472 A JP 51060472A JP 6047276 A JP6047276 A JP 6047276A JP S607087 B2 JPS607087 B2 JP S607087B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- weight
- calcium aluminate
- marking material
- parts
- present
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)
- Paints Or Removers (AREA)
- Road Signs Or Road Markings (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は耐久性に優れ、しかもわずかな交通遮断でもし
くは遮断なしで作業ができる標示材料に関するものであ
る。
くは遮断なしで作業ができる標示材料に関するものであ
る。
従来より例えば道路のセンターライン、路側帯、横断歩
道等の標示には有機系のペイントが用いられているが、
このペイントは車、特に冬期のチェーンを取付けた車に
よってすり切れたり剥離などしてその補修作業が煩雑と
なり、保守に膨大な費用を要するという欠点があった。
道等の標示には有機系のペイントが用いられているが、
このペイントは車、特に冬期のチェーンを取付けた車に
よってすり切れたり剥離などしてその補修作業が煩雑と
なり、保守に膨大な費用を要するという欠点があった。
本発明はこの欠点を解消できる標示材料を提案するもの
であり、その要旨は、カルシウムアルミネート微粉末１
重量部に対して無機硫酸塩０．１〜５重量部の割合であ
るものを白色セメントに１〜５の重量％含有してなる水
硬性材料で構成してなる標示材料、ならびにさらにこれ
に粒径０．５〜１０肋のカルシウムアルミネート粒子を
含有させた標示材料である。本発明におけるカルシウム
アルミネートとしてはＣＡ，ＣＡ２，Ｃ３Ａ，Ｃ，２Ａ
７，Ｃ，．Ａ７ＣａＦ２（ここでＣはＣａ○，ＡはＮ２
０３を示す）の化学組成を有するものが用いられるが、
特にこれらの無定型物は機械的強度が高くなるので好ま
しい。
であり、その要旨は、カルシウムアルミネート微粉末１
重量部に対して無機硫酸塩０．１〜５重量部の割合であ
るものを白色セメントに１〜５の重量％含有してなる水
硬性材料で構成してなる標示材料、ならびにさらにこれ
に粒径０．５〜１０肋のカルシウムアルミネート粒子を
含有させた標示材料である。本発明におけるカルシウム
アルミネートとしてはＣＡ，ＣＡ２，Ｃ３Ａ，Ｃ，２Ａ
７，Ｃ，．Ａ７ＣａＦ２（ここでＣはＣａ○，ＡはＮ２
０３を示す）の化学組成を有するものが用いられるが、
特にこれらの無定型物は機械的強度が高くなるので好ま
しい。
さらに高強度で作業性の優れたものとしてはＣ，２Ａ７
またはＣ，．Ａ７ＣａＦ２である。カルシウムアルミネ
ートの粉末度はプレーン値で２０００の／タ以上が好ま
しく、特に３０００の／夕〜６０００の′夕が急硬性、
強度性状ならびに経済性の点からしても最も良好である
。カルシウムアルミネートと無機硫酸塩の割合はカルシ
ウムアルミネート１重量部に対して無機硫酸塩０．１〜
５重量部の範囲であることが必要である。その理由は０
．１重量部よりも少ないと急結性が強く実用的でなくな
り、また５重量部を超えると急硬性が弱く、さらには長
期にわたり膨張して耐久性がが小さくなるからである。
好ましくは０．３〜１．５重量部である。無機硫酸塩と
しては無水石膏、２水石膏、半水石膏、硫酸ナトリウム
、硫酸マグネシウム等が使用できるが、特に無水石膏の
使用は機械的強度が大きくなるので好ましい。これの粉
末度は前記カルシウムアルミネートと同程度でよいｏ本
発明はこれを白色セメントに対して１〜５の重・量％、
好ましくは５〜３の重量％含有させた水硬性材料で構成
してなる標示材料である。
またはＣ，．Ａ７ＣａＦ２である。カルシウムアルミネ
ートの粉末度はプレーン値で２０００の／タ以上が好ま
しく、特に３０００の／夕〜６０００の′夕が急硬性、
強度性状ならびに経済性の点からしても最も良好である
。カルシウムアルミネートと無機硫酸塩の割合はカルシ
ウムアルミネート１重量部に対して無機硫酸塩０．１〜
５重量部の範囲であることが必要である。その理由は０
．１重量部よりも少ないと急結性が強く実用的でなくな
り、また５重量部を超えると急硬性が弱く、さらには長
期にわたり膨張して耐久性がが小さくなるからである。
好ましくは０．３〜１．５重量部である。無機硫酸塩と
しては無水石膏、２水石膏、半水石膏、硫酸ナトリウム
、硫酸マグネシウム等が使用できるが、特に無水石膏の
使用は機械的強度が大きくなるので好ましい。これの粉
末度は前記カルシウムアルミネートと同程度でよいｏ本
発明はこれを白色セメントに対して１〜５の重・量％、
好ましくは５〜３の重量％含有させた水硬性材料で構成
してなる標示材料である。
これ以外の存在量では耐久性ならびに交通遮断時間を燈
かくすることができなくなる。また必要に応じて例えば
クエン酸、クエン酸ナトリウム、グルコン酸、酒石酸等
の有機カルボン酸またはその塩や、例えばカリウム、ナ
トリウム、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ炭酸
塩を単独または併用して急結急硬性をコントロールする
ことができるし、また適当な染料または顔料を添加して
黄色、赤色等の自由な着色もできる。さらには付着性を
高めるために例えばポリビニルアルコール、メチルセル
ローズ「 カルボキシメチルセルローズ等の有機糊剤を
少少量添加することができ、また曲げ強度やひびわれ抵
抗性の改良には各種の無機繊維や有機繊維、鋼繊紙を添
加することもできる。また本発明は前記標示材料にさら
に粒径０．５〜１比奴のカルシウムアルミネート粒子を
骨材として含有させることを特徴とするものであり、こ
れによって耐摩耗性が一段と高めることができると共に
暗闇で自動車ライトによる反射光が発光するのでより効
果的な標示ができるという効果がある。
かくすることができなくなる。また必要に応じて例えば
クエン酸、クエン酸ナトリウム、グルコン酸、酒石酸等
の有機カルボン酸またはその塩や、例えばカリウム、ナ
トリウム、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ炭酸
塩を単独または併用して急結急硬性をコントロールする
ことができるし、また適当な染料または顔料を添加して
黄色、赤色等の自由な着色もできる。さらには付着性を
高めるために例えばポリビニルアルコール、メチルセル
ローズ「 カルボキシメチルセルローズ等の有機糊剤を
少少量添加することができ、また曲げ強度やひびわれ抵
抗性の改良には各種の無機繊維や有機繊維、鋼繊紙を添
加することもできる。また本発明は前記標示材料にさら
に粒径０．５〜１比奴のカルシウムアルミネート粒子を
骨材として含有させることを特徴とするものであり、こ
れによって耐摩耗性が一段と高めることができると共に
暗闇で自動車ライトによる反射光が発光するのでより効
果的な標示ができるという効果がある。
カルシウムアルミネ−トとしては前記したものが使用さ
れ、その粒径を０．５〜１仇桝こ限定した理由はこれ以
外の粒子では十分にその効果を発現しないからである。
またこれの存在量は前記標示材料に対して５重量％もあ
れば十分である。＊ 本発明標示材料による標示施工法
としては、例えば道路をカッターで切って溝を作り「
ここに本発明材料またはこれに砂等の骨材を配合したも
のを充てんして注水するか、さもなくばペースト、モル
タルまたはコンクリートとして流し込むだけで十分であ
る。
れ、その粒径を０．５〜１仇桝こ限定した理由はこれ以
外の粒子では十分にその効果を発現しないからである。
またこれの存在量は前記標示材料に対して５重量％もあ
れば十分である。＊ 本発明標示材料による標示施工法
としては、例えば道路をカッターで切って溝を作り「
ここに本発明材料またはこれに砂等の骨材を配合したも
のを充てんして注水するか、さもなくばペースト、モル
タルまたはコンクリートとして流し込むだけで十分であ
る。
なお本発明材料は補修一般工事や止水等にも利用できる
。
。
本発明による効果を列記すれば次の通りである。｛１｝
耐久性、耐摩耗性ならびに耐凍結融解性に優れた標示
が可能である。
耐久性、耐摩耗性ならびに耐凍結融解性に優れた標示
が可能である。
■ 急結。
急硬性で流動性も大きいので短時間で作業が完了し、交
通遮断の必要がない。糊 着色が容易である。
通遮断の必要がない。糊 着色が容易である。
｛４）膨張性のために収縮亀裂がなく剥離やひびわれが
ない。
ない。
｛５｝ カルシウムアルミネート粒子、繊維、糊等の添
加によりさらに効果的な標示ができる。
加によりさらに効果的な標示ができる。
以下実施例より本発明を説明する。
実施例 １
立入り禁止の状態でト電気化学工業株式会社青海工場内
道路に幅１０肌、深さ１０ｃの、長さｌｏｗの溝をカッ
ターで切り、ここに第１表に示す配合のモルタルを流し
込んだ。
道路に幅１０肌、深さ１０ｃの、長さｌｏｗの溝をカッ
ターで切り、ここに第１表に示す配合のモルタルを流し
込んだ。
その結果１０分で硬化を始め２０分で交通遮断を解除し
た。第１表 配 合（９） なおここで用いた無定形Ｃ，２Ａ７の粉末度はブレーン
値で６０００ｃ瀞′夕であり、無水石膏のそれは７００
０の′夕である。
た。第１表 配 合（９） なおここで用いた無定形Ｃ，２Ａ７の粉末度はブレーン
値で６０００ｃ瀞′夕であり、無水石膏のそれは７００
０の′夕である。
またこのモルタルならびに硬化体の物性値を測定して結
果を第２表に示す。実施例 ２第１表のモルタル配合で
材令７日後の圧縮強度が４８０ｋ９′地の供試体および
比較のため〜 １０００の圧縮強度が２００ｋ９′ｃそ
のアスファルト舗装道路を１０ｘｌｏ×３０肌に切断し
、表面に塗料を塗布した供試体を作製し、凍結融解試験
ならびに猫画試験機による摩耗テストを行った。
果を第２表に示す。実施例 ２第１表のモルタル配合で
材令７日後の圧縮強度が４８０ｋ９′地の供試体および
比較のため〜 １０００の圧縮強度が２００ｋ９′ｃそ
のアスファルト舗装道路を１０ｘｌｏ×３０肌に切断し
、表面に塗料を塗布した供試体を作製し、凍結融解試験
ならびに猫画試験機による摩耗テストを行った。
結果を第３表ならびに第４表に示す。第３表 凍結融解
性（圧縮強度鰍／地）第４表摩耗性
性（圧縮強度鰍／地）第４表摩耗性
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ カルシウムアルミネート微粉末１重量部に対して無
機硫酸塩０．１〜５重量部の割合であるものを白色セメ
ントに１〜５０重量％含有してなる水硬性材料で構成し
た標示材料。 ２ カルシウムアルミネート微粉末１重量部に対して無
機硫酸塩０．１〜５重量部の割合であるものを白色セメ
ントに１〜５０重量％および粒径０．５〜１０ｍｍのカ
ルシウムアルミネート粒子を含有してある水硬性材料で
構成した標示材料。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51060472A JPS607087B2 (ja) | 1976-05-25 | 1976-05-25 | 標示材料 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP51060472A JPS607087B2 (ja) | 1976-05-25 | 1976-05-25 | 標示材料 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS52142722A JPS52142722A (en) | 1977-11-28 |
| JPS607087B2 true JPS607087B2 (ja) | 1985-02-22 |
Family
ID=13143238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP51060472A Expired JPS607087B2 (ja) | 1976-05-25 | 1976-05-25 | 標示材料 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS607087B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| DE3660966D1 (en) * | 1985-04-17 | 1988-11-24 | Akzo Nv | Method of applying a road marking composition |
| JP2672027B2 (ja) * | 1990-06-20 | 1997-11-05 | 電気化学工業株式会社 | 急硬セメント組成物及び急硬モルタル組成物 |
-
1976
- 1976-05-25 JP JP51060472A patent/JPS607087B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS52142722A (en) | 1977-11-28 |
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