JPS6070038A - 幼動物用飼料の製造方法 - Google Patents

幼動物用飼料の製造方法

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JPS6070038A
JPS6070038A JP58176307A JP17630783A JPS6070038A JP S6070038 A JPS6070038 A JP S6070038A JP 58176307 A JP58176307 A JP 58176307A JP 17630783 A JP17630783 A JP 17630783A JP S6070038 A JPS6070038 A JP S6070038A
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JP
Japan
Prior art keywords
feed
cheese
young animals
immunoglobulin
minutes
Prior art date
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Pending
Application number
JP58176307A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiyuki Minami
南 善行
Hideo Kuriyama
栗山 秀男
Fumio Tachibana
立花 文夫
Atsushi Hamano
浜野 厚
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National Federation of Agricultural Cooperative Associations
Original Assignee
National Federation of Agricultural Cooperative Associations
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Publication date
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P60/00Technologies relating to agriculture, livestock or agroalimentary industries
    • Y02P60/80Food processing, e.g. use of renewable energies or variable speed drives in handling, conveying or stacking
    • Y02P60/87Re-use of by-products of food processing for fodder production

Landscapes

  • Fodder In General (AREA)
  • Feed For Specific Animals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は免疫性物質を含有した幼動物飼料の製造方法に
関するものである。
さらに詳しくは本発明はチーズ製造の工程で得られるチ
ーズホエーを限外濾過し、濃縮物を乾燥することにより
免疫性物質を含有した幼動物飼料を製造する方法に関す
るものである。
哺乳期段階における子牛や子豚の下痢・軟便の多発は育
成成績の低下をまねき、その後の肥育成績にも悪影響を
およぼし、畜産農家の採算を悪化させる原因の一つにな
っている。
ところで、牛乳中に含まれている免疫性物質の免疫グロ
ブリンAの大部分を占める分泌型免疫グロブリンAは幼
畜の消化管を被覆し、この作用によって下痢の発生を防
止する効果があるとされている。
このために、本発明者らは幼動物用配合飼料に一定濃度
以上の分泌型免疫グロブリンAを添加し上述した効果を
実用化しようと考え、一定濃度以上の免疫性物質を含有
した乾燥粉末の入手方法について検討した。
なお、免疫性物質原料として牛初乳を使用した試みはす
でに一部で実用化されているが、牛初乳は発生時期およ
び発生量が限定され大量の数量の確保が困難であること
、品質のばらつきが大きいことおよび将来的には数量が
不足すると考えられることなどの問題がある。
このために数量の確保が容易で品質のばらつきが小さい
免疫性物質原料を種々検索した。そして、牛乳中に微量
の免疫物質が含有されているという公知の事実に着目し
、この有効利用法について鋭意研究した。なお免疫性物
質の原料として牛常乳を利用した例は現在までのところ
報告されていない。
本発明者らは鋭意研究の結果、80℃以下の温度で加熱
殺菌した牛乳を原料としてチーズを製造する工程で得ら
れるチーズホエー中には、意外にも免疫性物質が活性を
失うことなく存在することを知った。
本発明はこの知見に基づいて完成したものであり、本発
明は80°C以下の温度で加熱殺菌した牛乳を原料とし
てチーズを製造する工程で得られるチーズホエーを限外
濾過装置で濃縮し、得られた濃縮物を凍結乾燥または噴
霧乾燥することを特徴とする免疫性物質を含有した幼動
物用飼料の製造方法からなる。
本発明の方法において、原料として使用されるチーズホ
エーは、チーズ製造の際、副産物として得られるもので
あり、80°C以下の温度で加熱殺菌した牛乳を常法に
より凝固させ、凝固物(カード)を分離して得られる水
溶液である。チーズ製造において、牛乳は種々の条件で
加熱殺菌されるが、80°C以上の温度で加熱されると
牛乳中の免疫性物質は大部分が失活する。従って本発明
で使用するチーズホエーは、80′C以下の温度で加熱
殺菌した牛乳を原料とするものでなければならないO 従って原料牛乳としては62〜65°C130分の低温
保持殺菌法、67〜72℃、10〜30分の保持殺菌法
または72〜75℃、15秒〜10分の高温殺菌法で加
熱殺菌したものが好適に使用される。
また、原料牛乳は加熱殺菌に先立って常法に従っテ清澄
される。清澄化はタラリファイヤー、バクトヒュージ等
の遠心分離機を使用して行うのが望ましい。
牛乳の凝固方法には特に制限はなく、酸の単独添加もし
くは乳酸菌の増殖により発生する乳酸の作用によりカゼ
インを等電点凝固させる方法またはレンニンやペプシン
等の酵素を添加してカゼインを凝固させる方法のいずれ
の方法も採用することができる。かくして得られたカゼ
インの凝固物(チーズ)を常法に従って分離することに
よりチーズホエーが得られる。チーズホエーを望ましく
は遠心分離し、冷却した後、限外濾過する。必要に応じ
て冷却する前に55〜60℃程度まで加熱して殺菌して
もよい。
限外濾過は常法により限外濾過装置を使用して実施され
る。
限外濾過装置としてはプレートフレーム型チューブラ−
型、ホローファイバー型のいずれをも使用できるが操作
性、膜の親和性等を総合的に評価すると本製造条件では
□プレートフレーム型で最も良い結果が得られる。
ホエーの主成分である乳糖を効率的に除去し免疫性物質
の濃縮効果を上げるにはできるだけ分画分子量の大きな
限外濾過膜を使用した方が良い。
また、限外濾過中は処理液を10’C以下に冷却し細菌
数の増加を極力おさえるようにする。
通常の処理条件では免疫グロブリンは失活しないが、空
気が大量に混入しあわ立たせると免疫グロブリンが失活
する場合があるので注意が必要である。
適切な膜を使用すれば濃縮倍率が10〜13倍程度まで
は透過速度が急激に減少することはない。
また、この間に免疫性物質はほとんど失活しない。
濃縮液は腐敗しやすいのですみやかに乾燥する。
乾燥方法は凍結乾燥法または噴霧乾燥法による。
いずれも一般的な装置をそのまま使用することができる
ただし、噴霧乾燥法の場合には、免疫性物質の失活を最
低にすると共に乾燥粉末の水分含量を適正な範囲に保つ
ために入口熱風温度を150〜180°C1出口排風温
度を70〜90°Cにすると良い。
アトマイザ−は回転円盤型でもノズル型でも使用できる
乾燥粉末は微粒子になりやすく静電気をおびやすいので
、乾燥粉末の物性を改善し回収率を高める目的で濃縮液
に分散剤や静電気防止剤等を添加しても良い。
こうして得られた乾燥粉末の一般化学的組成は水分が2
〜5%、粗蛋白質が30〜55チ、粗脂肪が4〜20チ
、粗灰分が3〜6チである。
また、常乳中の免疫グロブリン含量は波間らやMAOH
らの文献値およびわれわれの測定結果から判断して免疫
グロブリンG40〜100 MryAt 、免疫グロブ
リンM4〜20 ”/at %免疫グロブリンA5〜2
0 ”11/61程度と考えられるので一般の牛乳を使
用した場合、乾燥粉末中の濃度は免疫グロブリンG2.
1〜6.7%′、免疫グロブリンM0.2〜1.3チ、
免疫グロブリンA0.3〜1,3チ程度になる。
本発明の方法によって製造されたチーズホエーの乾燥物
は上記の如く、免疫性物質、特に分泌型免疫グロブリン
Aを高濃度で含有しているので、これを飼料に配合する
ことにより幼動物の下痢発生を防止することができる。
次に本発明について参考例および実施例をあげてさらに
くわしく説明する。
参考例 牛乳を63℃30分加熱しく低温保持殺菌法)、加熱前
後の免疫グロブリンG1免疫グロブリンA。
生菌数および大腸菌群数を測定した。
免疫グロブリンGおよび免疫グロブリンAはいづれもほ
とんど失活しなかった。
生菌数は減少した大腸菌群数は加熱後検出されなかった
また、実験用高温殺菌プラント(岩井機械工業KK)を
使用し、プレート式熱交換機で65℃に加熱した牛乳を
ホモジナイズし70℃40秒、70°C20分、75℃
40秒、75℃20分、80°C40秒それぞれ加熱し
た後5°Cまで急冷し前と同様の検討をおこなった。結
果を第1表に示す。
免疫グロブリンGおよび免疫グロブリンAはいづれも7
0℃40秒、70℃20分、75℃40秒の加熱ではほ
とんど失活しなかった。
しかし、75°C20分および80°C40秒の加熱で
ほとんど失活した。
生菌数は減少した大腸菌群数は加熱後検出されなかった
実施例1 300Ayの牛乳を通常のクリームセパレーターで脱脂
したのち、加熱用バットに移し65°Cで30分間加熱
した。
これを25°Cまで冷却したのち1.常法に従いカテー
ジチーズを製造した。分離したホエーには免疫グロブリ
ンGおよび免疫グロブリンAが失活することなく残留し
ていた。
かくして得られたチーズホエー100に9をプレートフ
レーム型限外濾過装置で濃縮し濃縮液10鯉を得た。
また、同一のホエー50Ayづつをチューブラ−型およ
びホローファイバー型限外濾過装置で濃縮し、それぞれ
濃縮液10kqづつを得た。
平均透過速度を第1図に示した。
プレートフレーム型の膜が最も親和性が良く次いでホロ
ーファイバー型であり、チューブラ−型では透過速度の
減少の度合が大きかった。
免疫グロブリンはいづれの場合においてもほとんど失活
せず濃縮された。
プレートフレーム型限外沖過装置の実験例について原液
と濃縮液の主要成分の測定結果を第2衣に示す。
濃縮液では免疫グロブリンが約10倍に濃縮された。
乳糖や灰分が選択的に透過したために乾物換算で免疫グ
ロブリンが約3倍に濃縮された。
※IgA:免疫グロブリンA 実施例2 実施例1で得た濃縮液を凍結乾燥法および噴霧乾燥法で
乾燥した。
実施例1で得た濃縮液を凍結乾燥法および噴霧乾燥法で
乾燥した。
また、参考例で実施した試験のうち、免疫グロブリンが
失活しなかった70°C40秒、70℃20分、75°
C40秒の加熱牛乳を5°Cまで急速に冷却したのちチ
ーズバットに移し25°Cに調整した。
これに少量の塩化カルシウムを添加し、プロピオン酸(
市販試薬)を0.2重量%、さらにペプシン(カイ西i
 :1oooo )を0.02重量%添加しつど良くか
くはんした。
30分間靜装し、カードが凝固したあとはチーズ製造時
に実施するのと同様の方法でカゼインを除去しホエーを
得た。
かくして得られたホエー400蛇をプレートフレーム型
モジュールで濃縮して得た50Avの濃縮液を噴霧乾燥
した。
乾燥粉末の主要成分値を第3表に示した。
凍結乾燥法および噴霧乾燥法のいづれでも乾燥は容易で
、噴霧乾燥法の場合は出口排風温度が90°C以下では
免疫グロブリンGおよび免疫グロブリンAはいづれもほ
とんど失活しなかった。
東 乾燥粉末15gを100*/の水に溶解※※SD(
ノズル)=ノズル式噴霧乾燥機、SD(回転円盤)二面
転円盤式噴霧乾燥機、Fz:凍結乾燥機 実施例3 母豚の初乳を8〜12時間飲用しただけで離乳した超早
期離乳子豚を2群に分け、A群は脱脂粉乳を主原料とし
た代用乳を、B群は脱脂粉乳の25チを実施例2で回収
した粉末で代替し、栄養成分を同一にした代用乳をそれ
ぞれ21日間給与した。
試験は同一の内容の飼料を使用し、子豚を変えて2回く
り返し実施した。
飼養試験の結果を第4表に示した。
免疫性物質を含有した乾燥粉末を給与したB群では育成
率が向上し、かつ下痢発生の頻度、強度がいづれも改善
された。
※下痢発生の程度に応じて数値化し飼養期間全体を集計
したのち、−頭当りに分配した数値で、数値が大きいほ
ど下痢がひどいと判断する。
【図面の簡単な説明】
第1図はホエーの限外濾過平均透過速度を示す。 第1図中、曲線(1)はプレートフレーム型、曲線(2
)はホロファイバー型、曲線(3)はチューフラー型の
限外濾過装置をそれぞれ使用した場合の平均透過速度で
ある。 特許出願人 全国農業協同組合連合会 (Pり77 ) ’1W16イ去 手続補正書 昭和59年 2月27日 特許庁長官 若杉 和夫 殿 1、事件の表示 昭和58年特許願第176307号 2、発明の名称 幼動物用飼料の製造方法 3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 住 所 東京都千代田区大手町1−8−3名 称 全国
農業協同組合連合会 代表者 理事 石 川 正 平 4、代理人 〒105 住 所 東京都港区西新橋1丁目4番19号5、補正命
令の日付 自発 6、補正の対象 明細書の「発明の詳細な説明」の欄 7、補正の内容 別紙記載の通り 特願昭58−176307号 補 正 書 ■、明細書第6頁第5行〜第6行 [プレートフレーム型チューブラ−型」を「プレートフ
レーム型、チューブラ−型」と補正します。 2、同第8頁第20行および同第9頁第13行[生菌数
は減少した大腸菌群数は・・・」を「生菌数は減少した
。大腸菌群数は・・・」と補正します。 3、同第10頁第1表中 「生菌数(GFV/nu ) J オヨび「大腸菌群数
(CFV1m文)」を [生菌数Corn文)」および[大腸菌群数(/m文)
」と補止します。 4、同第12頁第2表中 「生菌数(CFV/m立)」を 「生菌数(/mfL)」 と補正します。 5、明細書第12頁第18行〜第18行[実施例1・・
・・・・乾燥したJを削除します。 6、同第13頁第8行〜第9行 [ペプシン(カイ西1 : 10000)をJを「ペプ
シン(力価1:10000)を」と補正します。 7、同第14頁第3表中 「乾燥方法※」を「乾燥方法※※」と補正します。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 p 80″C以下の温度で加熱殺菌した牛乳を原料とし
    てチーズを製造する工程で得られるチーズホエーを限外
    濾過装置で濃縮し、得られた濃縮物を凍結乾燥または噴
    霧乾燥することを特徴とする免疫性物質を含有した幼動
    物用飼料の製造方法。 a 加熱殺菌条件が62〜65°(:、30分である特
    許請求の範囲第1項記載の幼動物用飼料の製造方法。 & 加熱殺菌条件が67〜72℃、10〜30分である
    特許請求の範囲第1項記載の幼動物用飼料の製造方法。 本 加熱殺菌条件が72〜75℃、15秒〜10分であ
    る特許請求の範囲第1項記載の幼動物用飼料の製造方法
    。 5、 限外濾過中は液温を10℃以下に保持し、チーズ
    ホエーを5〜13倍に濃縮する特許請求の範囲第1項乃
    至第4項のいずれかの項に記載の幼動物用飼料の製造方
    法。 & 噴霧乾燥は、ムロ熱風温度150〜180°C1出
    ロ排風温度70〜90’Cである特許請求の範囲第1項
    乃至第5項のいずれかの項に記載の幼動物用飼料の製造
    方法。
JP58176307A 1983-09-26 1983-09-26 幼動物用飼料の製造方法 Pending JPS6070038A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5066491A (en) * 1985-04-15 1991-11-19 Protein Technology, Inc. Method of disease treatment utilizing an immunologically active whey fraction
KR100951040B1 (ko) * 2007-03-30 2010-04-05 고려대학교 산학협력단 치즈부산물을 함유한 사료조성물을 이용하여 가금류의 알을 생산하는 방법 및 상기 방법으로 생산된 알

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