JPS6069155A - 熱可塑性樹脂組成物 - Google Patents
熱可塑性樹脂組成物Info
- Publication number
- JPS6069155A JPS6069155A JP16701984A JP16701984A JPS6069155A JP S6069155 A JPS6069155 A JP S6069155A JP 16701984 A JP16701984 A JP 16701984A JP 16701984 A JP16701984 A JP 16701984A JP S6069155 A JPS6069155 A JP S6069155A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- thermoplastic resin
- weight
- vinyl
- polyamide resin
- compsn
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、塗装性に優れる熱可塑性樹脂組成物に関する
ものである０ ＡＡＳ樹脂（アクリロニトリル−アクリルゴム−スチレ
ン）、ＡＣ８樹脂（アクリロニトリル−塩素化ポリエチ
レン−スチレン）等々の非共役ジエンゴムをペースにし
た合成樹脂が開発されているが、これら合成樹脂からな
る成形品に対し、装飾的効果および紫外線による劣化防
止のために塗装を施した時、成形時の残留歪に起因する
と思われる塗装不良、即ち、ストレスクラックが発生し
やすい。
ものである０ ＡＡＳ樹脂（アクリロニトリル−アクリルゴム−スチレ
ン）、ＡＣ８樹脂（アクリロニトリル−塩素化ポリエチ
レン−スチレン）等々の非共役ジエンゴムをペースにし
た合成樹脂が開発されているが、これら合成樹脂からな
る成形品に対し、装飾的効果および紫外線による劣化防
止のために塗装を施した時、成形時の残留歪に起因する
と思われる塗装不良、即ち、ストレスクラックが発生し
やすい。
特にこのストレスクラックの発生は射出成形時に剪断応
力が大きく作用するゲート付近に発生しやすい。
力が大きく作用するゲート付近に発生しやすい。
ストレスクラックの発生状態にもよるが、多くの場合は
再成形品として利用することもできずひじように経済的
に不利である。又、ストレスクラック発生防止のため、
成形業者は金型の設計、成形条件の設定に多大の労力を
費しているのが実情である。
再成形品として利用することもできずひじように経済的
に不利である。又、ストレスクラック発生防止のため、
成形業者は金型の設計、成形条件の設定に多大の労力を
費しているのが実情である。
本発明者等は、この様な熱可塑性樹脂成形品の塗装不良
について、熱可塑性樹脂組成物の面より鋭意研究した結
果、本発明に到達したものである。
について、熱可塑性樹脂組成物の面より鋭意研究した結
果、本発明に到達したものである。
本発明の目的は塗装性に優れ、かつ耐衝撃性、加工性、
耐熱性に優れる熱可塑性樹脂組成物を提供することＫあ
る。
耐熱性に優れる熱可塑性樹脂組成物を提供することＫあ
る。
即ち、塩素化ポリエチレンに芳香族ビニルとシアン化ビ
ニル、又はこれらと不飽和力゛ルボン酸アルキルエステ
ルとからなる単量体をグラフト重合してなる重合体体）
９５重量％を超え、９９．９重量％以下と、ポリアミド
樹脂（Ｂ） ０．１重量％以上、５重量％未満とからな
る熱可塑性樹脂組成物に関する。
ニル、又はこれらと不飽和力゛ルボン酸アルキルエステ
ルとからなる単量体をグラフト重合してなる重合体体）
９５重量％を超え、９９．９重量％以下と、ポリアミド
樹脂（Ｂ） ０．１重量％以上、５重量％未満とからな
る熱可塑性樹脂組成物に関する。
以下本発明の熱可塑性樹脂組成物を詳細に説明する。
本発明において用いられる重合体（Ｎは、９５重量％を
超え、９９．９重量％以下必要であり、９５重量％以下
では、ポリアミド樹脂の含有率が大きくなり、最終組成
物の衝撃強度が低下すると共に成形品に層分離が発生し
、正常な成形品が得られない。又９９．９重量％を越え
ると、ポリアミド樹脂の分散が不均一になり、塗装時の
ストレスクラックは解決できない。さらに好ましくは、
重合体（Ａ）の上限値は９９．５重量％である。
超え、９９．９重量％以下必要であり、９５重量％以下
では、ポリアミド樹脂の含有率が大きくなり、最終組成
物の衝撃強度が低下すると共に成形品に層分離が発生し
、正常な成形品が得られない。又９９．９重量％を越え
ると、ポリアミド樹脂の分散が不均一になり、塗装時の
ストレスクラックは解決できない。さらに好ましくは、
重合体（Ａ）の上限値は９９．５重量％である。
重合体（４）中に占める塩素化ポリエチレンの量は何ら
制限されるものでないが、最終組成物の物理的・化学的
特性の面より５〜４５重量％であることが好ましい。
制限されるものでないが、最終組成物の物理的・化学的
特性の面より５〜４５重量％であることが好ましい。
重合体（Ａ）は塩素化ポリエチレンに芳香族ビニルとシ
アン化ビニル、又はこれらと不飽和カルボン酸アルキル
エステルとからなる単量体をグラフト重合することによ
り得られた重合体である０ 又、芳香族ビニル、シアン化ビニルならびに不飽和カル
ボン酸アルキルエステルとしては、スチレン、α−メチ
ルスチレン、モノクロルスチル等が挙げられる。
アン化ビニル、又はこれらと不飽和カルボン酸アルキル
エステルとからなる単量体をグラフト重合することによ
り得られた重合体である０ 又、芳香族ビニル、シアン化ビニルならびに不飽和カル
ボン酸アルキルエステルとしては、スチレン、α−メチ
ルスチレン、モノクロルスチル等が挙げられる。
本発明において用いられるポリアミド樹脂（Ｂ）は、０
．１重量％以上、５重量％未満必要である。
．１重量％以上、５重量％未満必要である。
ポリアミド樹脂（Ｂ）の具体例としては、ナイロン４、
ナイロン６、ナイロン７、ナイロン８、ナイロン９、ナ
イロン１１、ナイロン１２、ナイロン６６、ナイロン６
１０等々が挙げられ、一種又は二種以上用いることがで
きる。さらに好ましくは、ポリアミド樹脂（Ｂ）の下限
値は０．５重量％である。
ナイロン６、ナイロン７、ナイロン８、ナイロン９、ナ
イロン１１、ナイロン１２、ナイロン６６、ナイロン６
１０等々が挙げられ、一種又は二種以上用いることがで
きる。さらに好ましくは、ポリアミド樹脂（Ｂ）の下限
値は０．５重量％である。
又、本発明の熱可塑性樹脂組成物は必要に応じて、着色
剤、充填剤、可塑剤等を加えて用いる事も十分可能であ
る。
剤、充填剤、可塑剤等を加えて用いる事も十分可能であ
る。
以下に実施例を用いて本発明を具体的に説明するが本発
明は、これらによって何ら制限されるものでない。
明は、これらによって何ら制限されるものでない。
実施例ならびに対象例
下記組成比率よりなる反応混合物を溶液重合下にてグラ
フト重合し、重合体を作成した。
フト重合し、重合体を作成した。
表−１に示す組成で重合体とポリアミド樹脂を混線後（
バンバリーミキサ−１５分間×２０ｏ℃）５オンス射出
成形機（成形温度２ｏｏ℃）にて成形品を得た〇 −記 −（重量係） 塩素化ポリエチレン ２０ スチレン ５０ アクリロニトリル ３０ オリジン電気社製プラネッ）ＰＡ及び同社製＃２１０シ
ンナー（フォードカップによる粘度９．５秒）を用いて
成形品上に塗装した。
バンバリーミキサ−１５分間×２０ｏ℃）５オンス射出
成形機（成形温度２ｏｏ℃）にて成形品を得た〇 −記 −（重量係） 塩素化ポリエチレン ２０ スチレン ５０ アクリロニトリル ３０ オリジン電気社製プラネッ）ＰＡ及び同社製＃２１０シ
ンナー（フォードカップによる粘度９．５秒）を用いて
成形品上に塗装した。
結果を表−２に示す。
特許出願人
住友ノーガタック株式会社
Claims (1)
- （１）塩素化ポリエチレンに芳香族ビニルとシアン化ビ
ニル、又はこれらと不飽和カルボン酸アルキルエステル
とからなる単量体をクラフト重合してなる重合体（Ａ）
９５重量％ヲ超え、９９．９重量係以下とポリアミド樹
脂（Ｂ） ０．１重量％以上、５重量％未満とからなる
熱可塑性樹脂組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16701984A JPS6069155A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16701984A JPS6069155A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Related Parent Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP53020293A Division JPS6017354B2 (ja) | 1978-02-22 | 1978-02-22 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6069155A true JPS6069155A (ja) | 1985-04-19 |
| JPS635428B2 JPS635428B2 (ja) | 1988-02-03 |
Family
ID=15841880
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16701984A Granted JPS6069155A (ja) | 1984-08-09 | 1984-08-09 | 熱可塑性樹脂組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6069155A (ja) |
-
1984
- 1984-08-09 JP JP16701984A patent/JPS6069155A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS635428B2 (ja) | 1988-02-03 |
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