JPS606912B2 - ホウ酸インジウム単結晶の製造方法 - Google Patents
ホウ酸インジウム単結晶の製造方法Info
- Publication number
- JPS606912B2 JPS606912B2 JP14417382A JP14417382A JPS606912B2 JP S606912 B2 JPS606912 B2 JP S606912B2 JP 14417382 A JP14417382 A JP 14417382A JP 14417382 A JP14417382 A JP 14417382A JP S606912 B2 JPS606912 B2 JP S606912B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- single crystal
- solvent
- indium borate
- manufacturing
- borate single
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C30—CRYSTAL GROWTH
- C30B—SINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
- C30B29/00—Single crystals or homogeneous polycrystalline material with defined structure characterised by the material or by their shape
- C30B29/10—Inorganic compounds or compositions
- C30B29/16—Oxides
- C30B29/22—Complex oxides
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C30—CRYSTAL GROWTH
- C30B—SINGLE-CRYSTAL GROWTH; UNIDIRECTIONAL SOLIDIFICATION OF EUTECTIC MATERIAL OR UNIDIRECTIONAL DEMIXING OF EUTECTOID MATERIAL; REFINING BY ZONE-MELTING OF MATERIAL; PRODUCTION OF A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; SINGLE CRYSTALS OR HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; AFTER-TREATMENT OF SINGLE CRYSTALS OR A HOMOGENEOUS POLYCRYSTALLINE MATERIAL WITH DEFINED STRUCTURE; APPARATUS THEREFOR
- C30B9/00—Single-crystal growth from melt solutions using molten solvents
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、1船03(ホゥ酸インジウム)の大型単結
晶の製造方法に関するものである。
晶の製造方法に関するものである。
lnB03は方解石型結晶構造を持った融点が1610
℃と高い物質である。
℃と高い物質である。
そのため、単結晶を育成するのに溶剤を用いて結晶育成
出発温度を低くするフラックス法が試みられている。し
かしながら現在までのところB203(酸化ホウ素)を
主剤にPO○(酸化鉛)とPbF(フッ化鉛)を副剤と
した混合溶剤を用いて115000で8時間一定加熱し
た後、600ノhで混合溶剤を降溢させ、5日間という
長い時間を経過した後に3×3×0.1肋という小さい
単結晶を得る方法が報告されているにすぎない。さらに
、この方法では単結晶を溶剤から分離するのには20%
の熱硝酸液に浸さなければならないという不都合な点も
ある。従って、1服03については上述のように大型単
結晶の育成には成功していないため、その物理的性質は
良く知られておらず、また、ほとんど応用に供されてい
ないというのが現状である。この発明は、上述の点にか
んがみなされたもので、短時間に大型単結晶が製造でき
「その物理的性質の解明、さらにその応用も期待される
ln803の単結晶の製造方法を提供するものである。
出発温度を低くするフラックス法が試みられている。し
かしながら現在までのところB203(酸化ホウ素)を
主剤にPO○(酸化鉛)とPbF(フッ化鉛)を副剤と
した混合溶剤を用いて115000で8時間一定加熱し
た後、600ノhで混合溶剤を降溢させ、5日間という
長い時間を経過した後に3×3×0.1肋という小さい
単結晶を得る方法が報告されているにすぎない。さらに
、この方法では単結晶を溶剤から分離するのには20%
の熱硝酸液に浸さなければならないという不都合な点も
ある。従って、1服03については上述のように大型単
結晶の育成には成功していないため、その物理的性質は
良く知られておらず、また、ほとんど応用に供されてい
ないというのが現状である。この発明は、上述の点にか
んがみなされたもので、短時間に大型単結晶が製造でき
「その物理的性質の解明、さらにその応用も期待される
ln803の単結晶の製造方法を提供するものである。
lnB03については現在のところ光学的性質だけが報
告されており、複屈折が0.1という大きな値であるた
め偏光プリズムとして従来の方解石の代替としての利用
が考えられている。また、屈折率が(a=1.873,
r=1.773)大きく、硬度も5乃至6なので宝石に
利用することも考えられている。以下、この発明の一実
施例としての1渦03単結晶の製造方法について図面に
基づいて説明する。図面はlnB03単結晶のフラック
ス法の製造装置を示す図である。
告されており、複屈折が0.1という大きな値であるた
め偏光プリズムとして従来の方解石の代替としての利用
が考えられている。また、屈折率が(a=1.873,
r=1.773)大きく、硬度も5乃至6なので宝石に
利用することも考えられている。以下、この発明の一実
施例としての1渦03単結晶の製造方法について図面に
基づいて説明する。図面はlnB03単結晶のフラック
ス法の製造装置を示す図である。
この図において、1は出発原料、2は前記出発原料1を
入れる蓋付き白金るつぼ、3は前記蓋付き白金るつぼ2
を入れる蓋付き磁性るつぼ、4はさらに前記蓋付き磁性
るつぼ3を入れる蓋付き磁性るつぼである。5は前記蓋
付き磁性るつぼ4を入れる耐火材からなる耐火箱、6は
電気炉本体、7は発熱体である。
入れる蓋付き白金るつぼ、3は前記蓋付き白金るつぼ2
を入れる蓋付き磁性るつぼ、4はさらに前記蓋付き磁性
るつぼ3を入れる蓋付き磁性るつぼである。5は前記蓋
付き磁性るつぼ4を入れる耐火材からなる耐火箱、6は
電気炉本体、7は発熱体である。
次に製造方法について説明する。
蓋付き白金るつぼ2として直径7仇倣,高さ35肋,容
量100ccのものを用い、これにPO0,1山03,
&03,母C03をそれぞれ204夕,33夕,35夕
,2夕混合した粉末をあらかじめ融かして充填しておく
。
量100ccのものを用い、これにPO0,1山03,
&03,母C03をそれぞれ204夕,33夕,35夕
,2夕混合した粉末をあらかじめ融かして充填しておく
。
蓋付き白金るつぼ2はフラックスの蒸発を抑えるため蓋
付き磁性るつぼ3,4に入れ、さらに耐火箱5に入れて
2重に封印し、マツフル炉に入れる。130000にて
2時間一定にして融解させた後、30℃/hの速度で降
温して7000○付近でマッフル炉から取り出し、溶剤
をこぼして単結晶を得た。
付き磁性るつぼ3,4に入れ、さらに耐火箱5に入れて
2重に封印し、マツフル炉に入れる。130000にて
2時間一定にして融解させた後、30℃/hの速度で降
温して7000○付近でマッフル炉から取り出し、溶剤
をこぼして単結晶を得た。
この単結晶は、約34夕で「色はやや褐色になっており
、面はC面である。そして、三角、あるいは平行四辺形
にへき関しやすし、ものであった。以上述べたように、
この発明に係るホウ酸ィンジウム単結晶の製造方法は、
&03とPb○と母C03を配合してなる溶剤にIQ0
3を前記溶剤に対する飽和濃度以上の割合で混合し、高
温度に加熱して全体を溶融せしめたのち、徐々に冷却す
ることにより1泊Q単結晶を溶剤と分離して析出成長さ
せるようにしたので、従来得ることができなかった大型
単結晶を短時間に得ることができ、したがって、1脂0
3単結晶の広い利用を促進できる工業的にきわめて優れ
たものである。
、面はC面である。そして、三角、あるいは平行四辺形
にへき関しやすし、ものであった。以上述べたように、
この発明に係るホウ酸ィンジウム単結晶の製造方法は、
&03とPb○と母C03を配合してなる溶剤にIQ0
3を前記溶剤に対する飽和濃度以上の割合で混合し、高
温度に加熱して全体を溶融せしめたのち、徐々に冷却す
ることにより1泊Q単結晶を溶剤と分離して析出成長さ
せるようにしたので、従来得ることができなかった大型
単結晶を短時間に得ることができ、したがって、1脂0
3単結晶の広い利用を促進できる工業的にきわめて優れ
たものである。
図面はこの発明の実施例に用いる製造装置の一例を示す
構成図である。 図中、1は出発原料、2は蓋付き白金るつぼ、3,4は
蓋付き磁性るつぼ、5は耐火箱、6は電気炉本体、7は
発熱体である。
構成図である。 図中、1は出発原料、2は蓋付き白金るつぼ、3,4は
蓋付き磁性るつぼ、5は耐火箱、6は電気炉本体、7は
発熱体である。
Claims (1)
- 1 酸化ホウ素と酸化鉛および炭酸バリウムを配合して
なる溶剤にホウ酸インジウムを前記溶剤に対する飽和濃
度以上の割合で混合し、高温度に加熱して全体を溶融せ
しめたのち、徐々に冷却することによりホウ酸インジウ
ム単結晶を前記溶剤と分離して析出成長させることを特
徴とするホウ酸インジウム単結晶の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14417382A JPS606912B2 (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | ホウ酸インジウム単結晶の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14417382A JPS606912B2 (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | ホウ酸インジウム単結晶の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5935095A JPS5935095A (ja) | 1984-02-25 |
JPS606912B2 true JPS606912B2 (ja) | 1985-02-21 |
Family
ID=15355898
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14417382A Expired JPS606912B2 (ja) | 1982-08-20 | 1982-08-20 | ホウ酸インジウム単結晶の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606912B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20020042329A (ko) * | 2000-11-30 | 2002-06-05 | 신두석 | 함수소거성 메모펜용 지우개 |
-
1982
- 1982-08-20 JP JP14417382A patent/JPS606912B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5935095A (ja) | 1984-02-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP0004974B1 (en) | Process for producing a single crystal of ktiopo4 or its analogues | |
US2957827A (en) | Method of making single crystal garnets | |
JPS606912B2 (ja) | ホウ酸インジウム単結晶の製造方法 | |
EP0022193B1 (en) | Improved process for growing crystal of ktiopo4 and analogues thereof | |
US3370963A (en) | Growth of divalent metal aluminates | |
EP0187843B1 (en) | Growth of single crystal cadmium-indium-telluride | |
US3939252A (en) | Dilithium heptamolybdotetragadolinate | |
US4792377A (en) | Flux growth of sodium beta" alumina | |
JP2507910B2 (ja) | 酸化物単結晶の製造方法 | |
Wanklyn et al. | Control of spontaneous nucleation in flux growth | |
Ropp | Melting behavior of yttrium orthovanadate | |
JP2881737B2 (ja) | 光学用単結晶の製造方法 | |
JPS63215598A (ja) | 低温相硼酸バリウム単結晶の育成方法 | |
US2736659A (en) | Method for preparation of highly refractive material | |
US3544480A (en) | Cadmium silicate crystals | |
US3674455A (en) | Process for the synthesis of glass and single crystal germanates of identical composition | |
JP2622165B2 (ja) | ゲルマニウム酸ビスマス単結晶の製造方法 | |
Gier et al. | Method for flux growth of KTiOPO4 and its analogues | |
JP2647940B2 (ja) | 単結晶育成方法 | |
JP3041326B2 (ja) | KTiOPO4 単結晶の製造方法 | |
Quon et al. | Growth of orthoferrite single crystals from flux melts | |
CN1085964A (zh) | 非线性光学晶体 | |
GB935390A (en) | Improvements in or relating to the manufacture of corundum crystals | |
JPS63206393A (ja) | 単結晶の製造方法 | |
JPH01320294A (ja) | ニオブ酸リチウム単結晶の製造方法 |