JPS606761A - 水性塗料の製造方法 - Google Patents
水性塗料の製造方法Info
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- JPS606761A JPS606761A JP11438583A JP11438583A JPS606761A JP S606761 A JPS606761 A JP S606761A JP 11438583 A JP11438583 A JP 11438583A JP 11438583 A JP11438583 A JP 11438583A JP S606761 A JPS606761 A JP S606761A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は水性塗料の製造方法に関する。
従来、塗料としては芳香族系の有機溶剤を多く含有した
ものが広く使用されてきているが、近年大気汚染、省資
源の観点から、溶剤を使用しない合成樹脂エマルション
塗料に置換されつつある。ところが、一般のエマルショ
ン塗料から得られた塗膜は付着性、耐水性が不十分てあ
シ、特に白亜化面への付着性および被塗装物への湿潤付
着性が著しく劣るという欠点を有している。
ものが広く使用されてきているが、近年大気汚染、省資
源の観点から、溶剤を使用しない合成樹脂エマルション
塗料に置換されつつある。ところが、一般のエマルショ
ン塗料から得られた塗膜は付着性、耐水性が不十分てあ
シ、特に白亜化面への付着性および被塗装物への湿潤付
着性が著しく劣るという欠点を有している。
この様な欠点を改良するため、油変性アルキッド樹脂を
合成樹脂エマルション塗料に分散させる水性塗料の製造
方法が知られている。しかしかかる製造方法は、あらか
じめ顔料を水溶性の顔料分散剤を用いて水中に分散させ
て作成した顔料ペーストとエマルションとを混合してエ
マルション塗料を製造する過程で、単に白亜化面への浸
透性の良い油変性アルキッド樹脂を親水性の界面活性剤
を用いて分散させたにすぎず、これら塗料から得られた
塗膜は確かに白亜化面への付着性は良くなるが、顔料と
バインダーである油変性アルキッド樹脂および合成樹脂
の間に水溶性の顔料分散剤が存在す′る・ため、被塗装
物への湿潤付着性、耐水性に対しては十分な効果をあげ
るに到っていないのが現状である。
合成樹脂エマルション塗料に分散させる水性塗料の製造
方法が知られている。しかしかかる製造方法は、あらか
じめ顔料を水溶性の顔料分散剤を用いて水中に分散させ
て作成した顔料ペーストとエマルションとを混合してエ
マルション塗料を製造する過程で、単に白亜化面への浸
透性の良い油変性アルキッド樹脂を親水性の界面活性剤
を用いて分散させたにすぎず、これら塗料から得られた
塗膜は確かに白亜化面への付着性は良くなるが、顔料と
バインダーである油変性アルキッド樹脂および合成樹脂
の間に水溶性の顔料分散剤が存在す′る・ため、被塗装
物への湿潤付着性、耐水性に対しては十分な効果をあげ
るに到っていないのが現状である。
本発明は上記欠点を解決し、合成樹脂エマルションと油
変性アルキッド樹脂の利点を兼ね備え、白亜化面への付
着性、被塗装物−\の湿潤付着性、耐水性、耐久性にす
ぐれ、しかも安定な水性塗料を製造する方法を提供する
ものである。
変性アルキッド樹脂の利点を兼ね備え、白亜化面への付
着性、被塗装物−\の湿潤付着性、耐水性、耐久性にす
ぐれ、しかも安定な水性塗料を製造する方法を提供する
ものである。
すなわち、本発明は、固形分としてioo重量部の合成
樹脂エマルション(3)と、油長20チ以上でガードナ
ー粘度Z以下且つ実質的に溶剤を含まない乾性油変性ア
ルキッド樹脂および/または半乾性油変性アルキッド樹
脂(以下、単に油変性アルキッド樹脂と云う。)10〜
150重量部をビヒクルとして顔料を混練した顔料ペー
スト(B)とを混合することを特徴とする水性塗料の製
造方法に関する。
樹脂エマルション(3)と、油長20チ以上でガードナ
ー粘度Z以下且つ実質的に溶剤を含まない乾性油変性ア
ルキッド樹脂および/または半乾性油変性アルキッド樹
脂(以下、単に油変性アルキッド樹脂と云う。)10〜
150重量部をビヒクルとして顔料を混練した顔料ペー
スト(B)とを混合することを特徴とする水性塗料の製
造方法に関する。
以下、本発明の水性塗料の製造方法について詳細に説明
する。本発明に用いられる合成樹脂エマルションとして
は、例えばアクリル樹脂系、アクリル・スチレン樹脂系
、酢酸ビニル樹脂系、酢酸ビニル・エチレン樹脂系、ス
チレン・ブクジエン樹脂系などビニル樹脂系エマルショ
ンが一般に使用できるが、これらに限定するものではな
い。
する。本発明に用いられる合成樹脂エマルションとして
は、例えばアクリル樹脂系、アクリル・スチレン樹脂系
、酢酸ビニル樹脂系、酢酸ビニル・エチレン樹脂系、ス
チレン・ブクジエン樹脂系などビニル樹脂系エマルショ
ンが一般に使用できるが、これらに限定するものではな
い。
油変性アルキッド樹脂としては、油長20チ以」二でガ
ードナー粘度2以下且つ実質的に溶剤を含咬ない乾性油
変性アルキッド樹脂および半乾性油変性アルキッド樹脂
から選ばれた1種または2種以上が使用される。
ードナー粘度2以下且つ実質的に溶剤を含咬ない乾性油
変性アルキッド樹脂および半乾性油変性アルキッド樹脂
から選ばれた1種または2種以上が使用される。
本発明に用いられる油変性アルキッド樹脂の油長け20
チ以上であるが、好ましくは30%以上である。油長2
0%未満ではこれをビヒクルとする顔料ペーストが、合
成樹脂エマルション中に安定に分散しない。
チ以上であるが、好ましくは30%以上である。油長2
0%未満ではこれをビヒクルとする顔料ペーストが、合
成樹脂エマルション中に安定に分散しない。
本発明に用いられる油変性アルキッド樹脂は、実質的に
溶剤を含まないことが必要である。油変性アルキッド樹
脂中、又はこれをビヒクルとして顔料を混練した顔料ペ
ースト中に有機溶剤を加えると、得られる顔料ペースト
を合成樹脂エマルションあるいは水中に分散させた場合
、顔料凝集を起し易く、塗膜光沢の著しく劣った塗料し
か得られない。
溶剤を含まないことが必要である。油変性アルキッド樹
脂中、又はこれをビヒクルとして顔料を混練した顔料ペ
ースト中に有機溶剤を加えると、得られる顔料ペースト
を合成樹脂エマルションあるいは水中に分散させた場合
、顔料凝集を起し易く、塗膜光沢の著しく劣った塗料し
か得られない。
本発明では、合成樹脂エマルション(4)と、油変性ア
ルキッド樹脂をビヒクルとして顔料を混練した顔料ペー
ス) (B)とを混合するのであるが、合成樹脂エマル
ション(4)の固形分100重量部に対して油変性アル
キッド樹脂10〜150重量部、好ましくは20〜10
0重量部の比率である。10重量部未満であると被塗装
物への湿潤付着性や白亜化面に対する付着性が劣る。ま
た、1.50重量部を超えると塗膜の乾燥性、耐候性が
低下する。
ルキッド樹脂をビヒクルとして顔料を混練した顔料ペー
ス) (B)とを混合するのであるが、合成樹脂エマル
ション(4)の固形分100重量部に対して油変性アル
キッド樹脂10〜150重量部、好ましくは20〜10
0重量部の比率である。10重量部未満であると被塗装
物への湿潤付着性や白亜化面に対する付着性が劣る。ま
た、1.50重量部を超えると塗膜の乾燥性、耐候性が
低下する。
油変性アルキッド樹脂と顔料との比率は広い範囲で用い
られるが、前者100重量部に対して徒者5〜600重
量部の範囲が好ましい。また、固形分として100重量
部の合成樹脂エマルション(4)に対して顔料ペース)
(B)は、これも広い範囲で用いられるが、15〜1
000重量部が好ましい範囲である。
られるが、前者100重量部に対して徒者5〜600重
量部の範囲が好ましい。また、固形分として100重量
部の合成樹脂エマルション(4)に対して顔料ペース)
(B)は、これも広い範囲で用いられるが、15〜1
000重量部が好ましい範囲である。
本発明の方法を実施するには、例えば油変性アルキッド
樹脂をビヒクルとして顔料を混練した顔料ペース) (
B)の中に合成樹脂エマルション(4)を添加して混合
してもよく、あるいは合成樹 。
樹脂をビヒクルとして顔料を混練した顔料ペース) (
B)の中に合成樹脂エマルション(4)を添加して混合
してもよく、あるいは合成樹 。
脂エマルション(ト)の中に顔料ペース) (B)を添
加して混合してもよい。また、顔料ペース) (B)と
水とを予じめ混合しておいてのち合成樹脂エマルション
囚と混合することも本発明の一態様である。これらは本
発明の例示であシ、これらに限定されるものではない。
加して混合してもよい。また、顔料ペース) (B)と
水とを予じめ混合しておいてのち合成樹脂エマルション
囚と混合することも本発明の一態様である。これらは本
発明の例示であシ、これらに限定されるものではない。
本発明の方法で得られる水性塗料には、通常塗料に添加
される各種添加剤を必要に応じて加えることができる。
される各種添加剤を必要に応じて加えることができる。
例えば、可塑剤、増粘剤、レベリング剤、消泡剤、凍結
防止剤、防腐剤、ドライヤー等を挙げることができる。
防止剤、防腐剤、ドライヤー等を挙げることができる。
これらの添加剤は、合成樹脂エマルション(ト)と顔料
ペース) (B)とを混合したのちに加えてもよく、混
合時に加えてもよい。あるいは、予じめ合成樹脂エマル
ション囚および/まだは顔料ペース) (B)に混合し
ておいてもよい。
ペース) (B)とを混合したのちに加えてもよく、混
合時に加えてもよい。あるいは、予じめ合成樹脂エマル
ション囚および/まだは顔料ペース) (B)に混合し
ておいてもよい。
次に、本発明を実施例にした゛が・つて具体的に説明す
る。以下において部およびチはいずれも重量基準である
。
る。以下において部およびチはいずれも重量基準である
。
製造例 1
合成樹脂エマルション(1)を常法にしたがって以下の
配合で製造した。
配合で製造した。
脱イオン水 125部
スチレン 62部
2−エチルへキシルアクリレート 34部アクリル酸
4部 ラウリルアルコール硫酸エステルナトリウム 2部過硫
酸カリウム 0.5部 重合反応終了後、アンモニア水を加えてPHを8.5に
調整した。このエマルションの不41分は45チ、粘度
は1500センチポイズであった。
4部 ラウリルアルコール硫酸エステルナトリウム 2部過硫
酸カリウム 0.5部 重合反応終了後、アンモニア水を加えてPHを8.5に
調整した。このエマルションの不41分は45チ、粘度
は1500センチポイズであった。
製造例 2
合成樹脂エマルション(2)を常法にしたがって以下の
配合で製造した。
配合で製造した。
脱イオン水 108部
メチルメタクリレート 64部
2−エチルへキシルアクリレート 35部アクリル酸
1部 90に調整した。このエマルションの不tjl1発分は
50%、粘度は200センチポイズであった。
1部 90に調整した。このエマルションの不tjl1発分は
50%、粘度は200センチポイズであった。
製造例 3
アマニ油1000部およびペンタエリスリトール111
部を仕込み、窒素ガス雰囲気下で230℃迄昇温し、水
酸化リチウム04部を加えて1時間エステル交換反応を
行った。次いで180”C迄冷却し、無水フタル酸21
3部を加えた後、240℃で5時間反応させ、油長77
チ、酸価70、ガードナー粘度Wのアルキッド樹脂(1
)を得た。
部を仕込み、窒素ガス雰囲気下で230℃迄昇温し、水
酸化リチウム04部を加えて1時間エステル交換反応を
行った。次いで180”C迄冷却し、無水フタル酸21
3部を加えた後、240℃で5時間反応させ、油長77
チ、酸価70、ガードナー粘度Wのアルキッド樹脂(1
)を得た。
製造例 4
製造例3のアマニ油の代シに大豆油を用いた他は製造例
3と同様に1.て反応させ、油長77係、酸価80.ガ
ードナー粘度′Y・のアルキッド樹脂(2)を得た。
3と同様に1.て反応させ、油長77係、酸価80.ガ
ードナー粘度′Y・のアルキッド樹脂(2)を得た。
製造例 5
ヒマシ油280部、無水7タル酸197部、アジピン酸
174部、フマル酸3部およびジエチレングリコール3
46部を仕込み、窒素ガス雰囲気下205℃で5時間反
応させ、油長30チ、酸価10、ガードナー粘度Wのア
ルキッド樹脂(3)を得だ。
174部、フマル酸3部およびジエチレングリコール3
46部を仕込み、窒素ガス雰囲気下205℃で5時間反
応させ、油長30チ、酸価10、ガードナー粘度Wのア
ルキッド樹脂(3)を得だ。
製造例 6
桐油脂肪酸150部、無水フタル酸195部、イソフタ
ル酸270部、トリメチロールプロパン105部および
ネオペンチルグリコール280部を仕込み、窒素ガス雰
囲気下240℃で8時間反応させ、油長16%、酸価5
.0の常温で固体の比較アルキッド樹脂(1)を得た。
ル酸270部、トリメチロールプロパン105部および
ネオペンチルグリコール280部を仕込み、窒素ガス雰
囲気下240℃で8時間反応させ、油長16%、酸価5
.0の常温で固体の比較アルキッド樹脂(1)を得た。
実施例 1
水性塗料(1)を以下の配合で製造した。
製造例1で得たエマルション(1) 100部製造例3
で得たアルキッド樹脂(1) 45部酸化チタン(ルチ
ル型) 60部 す7テン酸コバルト 0.3部 ナンテン酸マンガン 03部 ナフテン酸鉛 07部 ブチルセロソルブ 14部 テキサノール 缶部 アルキッド樹脂(1)、顔料およびドライヤーをサンド
ミルに仕込み、混練した。次いでこの顔料ベースNC1
あらかじめブチルセロソルブおよびテキサノールを加え
たエマルション(1)を加え、激しく攪拌することによ
って顔料ペーストをエマルション中に分散させた。得ら
れた水性塗料(1)を70KU迄脱イオン水で希釈して
塗膜試験に供した。尚、この水性塗料(1)は室温で1
年以上安定であった。
で得たアルキッド樹脂(1) 45部酸化チタン(ルチ
ル型) 60部 す7テン酸コバルト 0.3部 ナンテン酸マンガン 03部 ナフテン酸鉛 07部 ブチルセロソルブ 14部 テキサノール 缶部 アルキッド樹脂(1)、顔料およびドライヤーをサンド
ミルに仕込み、混練した。次いでこの顔料ベースNC1
あらかじめブチルセロソルブおよびテキサノールを加え
たエマルション(1)を加え、激しく攪拌することによ
って顔料ペーストをエマルション中に分散させた。得ら
れた水性塗料(1)を70KU迄脱イオン水で希釈して
塗膜試験に供した。尚、この水性塗料(1)は室温で1
年以上安定であった。
実施例 2
水性塗料(2)を以下の配合で製造した。
製造例2で得たエマルション(21xoo部製造例4で
得たアルキッド樹脂(2113部弁 柄 20部 ナフテン酸コバルト 0.1部 ナンテン酸マンガン 01部 ナフテン酸鉛 0.2部 ブチルセロソルブ 16部 脱イオン水 20部 アルキッド樹脂(2)、顔料およびドライヤーをすンド
ミルに仕込み、混練した。得られた顔料ペーストに、あ
らかじめブチルセロソルブを加えた脱イオン水を加えて
激しく攪拌し、水中に分散させた。次いでこの分散液と
エマルション(2)とを混合した。得られた水性塗料(
2)を70に、U迄脱イオン水で希釈して塗膜試験に供
した。またこの水性塗料(2] Fi室温で1年以上安
定であった。
得たアルキッド樹脂(2113部弁 柄 20部 ナフテン酸コバルト 0.1部 ナンテン酸マンガン 01部 ナフテン酸鉛 0.2部 ブチルセロソルブ 16部 脱イオン水 20部 アルキッド樹脂(2)、顔料およびドライヤーをすンド
ミルに仕込み、混練した。得られた顔料ペーストに、あ
らかじめブチルセロソルブを加えた脱イオン水を加えて
激しく攪拌し、水中に分散させた。次いでこの分散液と
エマルション(2)とを混合した。得られた水性塗料(
2)を70に、U迄脱イオン水で希釈して塗膜試験に供
した。またこの水性塗料(2] Fi室温で1年以上安
定であった。
実施例 3
実施例1において、用いるアルキッド樹脂を製造例3で
得たアルキッド樹脂(1)から製造例5で得たアルキッ
ド樹脂(3)に置変えた以外は実施例1と同様の方法で
水性塗料(3)を得た。この水性塗料(3)は室温で1
年以上安定であった。
得たアルキッド樹脂(1)から製造例5で得たアルキッ
ド樹脂(3)に置変えた以外は実施例1と同様の方法で
水性塗料(3)を得た。この水性塗料(3)は室温で1
年以上安定であった。
比較例 工
比較水性塗料(1)を以下の配合で製造した。
酸化チタン(ルチル型) 60部
トリポリリン酸カリウム 0.6部
脱イオン水 7.4部
製造例1で得たエマルション(1) xoo部製造例3
で得たアルキッド樹脂(1) <s部ナフテン酸マンガ
ン 0.3部 ナンテン酸鉛 0.7部 ブチルセロソルブ 16部 顔料、トリポリリン酸カリウム、脱イオン水をサンドミ
ルに仕込み、顔料を水中に分散させて得られた顔料ペー
ストとエマルション(1)およびブチルセロソルブを混
合し、エマルション塗料を得た。次いでこのエマルショ
ン塗料にアルキッド樹脂(1)、界面活性剤およびドラ
イヤーの混合物を加え、激しく攪拌してアルキッド樹脂
(1)をエマルション塗料中に分散させた。得られた比
較水性塗料(IJを70KU迄脱イオン水で希釈して塗
膜試験に供した。尚、この比較水性塗料(1)は6ケ月
間室温で放置すると2層層・姉分離し、また表1に示す
様に耐水性、湿潤付着性が著しく劣っていた。
で得たアルキッド樹脂(1) <s部ナフテン酸マンガ
ン 0.3部 ナンテン酸鉛 0.7部 ブチルセロソルブ 16部 顔料、トリポリリン酸カリウム、脱イオン水をサンドミ
ルに仕込み、顔料を水中に分散させて得られた顔料ペー
ストとエマルション(1)およびブチルセロソルブを混
合し、エマルション塗料を得た。次いでこのエマルショ
ン塗料にアルキッド樹脂(1)、界面活性剤およびドラ
イヤーの混合物を加え、激しく攪拌してアルキッド樹脂
(1)をエマルション塗料中に分散させた。得られた比
較水性塗料(IJを70KU迄脱イオン水で希釈して塗
膜試験に供した。尚、この比較水性塗料(1)は6ケ月
間室温で放置すると2層層・姉分離し、また表1に示す
様に耐水性、湿潤付着性が著しく劣っていた。
比較例 2
実施例2と同じ配合で比較水性塗料(2)を以下の方法
で製造した。アルキッド樹脂(2)、ブチルセロソルブ
、顔料およびドライヤーをサンドミルに仕込み、混練し
た。得られた顔料ペーストに脱イオン水を加え、激しく
攪拌して水中に分散させた。次いでこの分散液とエマル
ション(2)とを混合した。得られた比較水性塗料(2
)を70KU迄脱イオン水で希釈して塗膜試験に供した
。
で製造した。アルキッド樹脂(2)、ブチルセロソルブ
、顔料およびドライヤーをサンドミルに仕込み、混練し
た。得られた顔料ペーストに脱イオン水を加え、激しく
攪拌して水中に分散させた。次いでこの分散液とエマル
ション(2)とを混合した。得られた比較水性塗料(2
)を70KU迄脱イオン水で希釈して塗膜試験に供した
。
尚、比較水性塗料(2)は顔料分散状態が著しく悪く、
表1に示す様に塗膜光沢が劣っていた。
表1に示す様に塗膜光沢が劣っていた。
比較例 3
実施例2において、アルキッド樹脂(i) 4 s 部
を製造例6で得た比較アルキッド樹脂(1)の60チブ
チルセロソルプ溶液75部に代えた他は実施例2と同様
の方法で比較水性塗料(3)を得だが、直ちに2層に分
離した。
を製造例6で得た比較アルキッド樹脂(1)の60チブ
チルセロソルプ溶液75部に代えた他は実施例2と同様
の方法で比較水性塗料(3)を得だが、直ちに2層に分
離した。
比較例 4
実施例1において、用いる顔料ペーストの量をエマルシ
ョンの固形分量とアルキッド樹脂量の比率が、100:
5になる様に配合した他は実施例1と同様の方法で比較
水性塗料(4)を得た。
ョンの固形分量とアルキッド樹脂量の比率が、100:
5になる様に配合した他は実施例1と同様の方法で比較
水性塗料(4)を得た。
この塗料から得られた塗膜は表1に示す様に耐水性、湿
潤付着性、白亜化面への付着性が劣っていた。
潤付着性、白亜化面への付着性が劣っていた。
比較例 5
実施例1において、用いるアルキッド樹脂量をエマルシ
ョンの固形分量とアルキッド樹脂量との比率が100:
180になる様に配合した他は実施例1と同様の方法で
比較水性塗料(5)を得た。この塗料から得られた塗膜
は表1に示す様に耐候性が劣っていた。
ョンの固形分量とアルキッド樹脂量との比率が100:
180になる様に配合した他は実施例1と同様の方法で
比較水性塗料(5)を得た。この塗料から得られた塗膜
は表1に示す様に耐候性が劣っていた。
実施例 4
実施例1〜3および比較例1.2.4.5で得た各水性
塗料を市販のカシ−トタン板に塗布し、室温で2週間乾
燥したのち塗膜性能評価を行い、表1に示す結果を得た
。表1に示す様に、本発明の方法による実施例1〜3は
°耐・水性、湿潤付着性、白亜化面への付着性が極めて
良好であった。
塗料を市販のカシ−トタン板に塗布し、室温で2週間乾
燥したのち塗膜性能評価を行い、表1に示す結果を得た
。表1に示す様に、本発明の方法による実施例1〜3は
°耐・水性、湿潤付着性、白亜化面への付着性が極めて
良好であった。
表1 常乾2週間後の塗膜性能
(注1)耐水性:室温の水に1ケ月間浸漬後の状態を目
視で評価 ○・・・異常なし ×−・・フクレ発生 (注2)湿潤付着性:室温の水に1ケ月間浸漬後、ゴノ
(ン目試験を行なった。
視で評価 ○・・・異常なし ×−・・フクレ発生 (注2)湿潤付着性:室温の水に1ケ月間浸漬後、ゴノ
(ン目試験を行なった。
○・・・100/100
×・・・ o/lo。
○・・・100/100
×・・・ 0/100
(注4)耐候性:ザンシャイン型W−0−M500時間
照射後の状態を目視で評価 ○・・・異常なし ×・・・著るしく光沢低下 (注5)塗膜光沢:60’/b
照射後の状態を目視で評価 ○・・・異常なし ×・・・著るしく光沢低下 (注5)塗膜光沢:60’/b
Claims (1)
- 1、 固形分として100重量部の合成樹脂エマルショ
ン(ト)と、油長20q6以上でガードナー粘度Z以下
且つ実質的に溶剤を含まない乾性油変性アルキッド樹脂
および/または半乾性油変性アルキッド樹脂10〜15
0重量部をビヒクルとして顔料を混練した顔料ペースト
(B)とを混合することを特徴とする水性塗料の製造方
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11438583A JPS606761A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 水性塗料の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11438583A JPS606761A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 水性塗料の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS606761A true JPS606761A (ja) | 1985-01-14 |
JPS6247906B2 JPS6247906B2 (ja) | 1987-10-09 |
Family
ID=14636342
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11438583A Granted JPS606761A (ja) | 1983-06-27 | 1983-06-27 | 水性塗料の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS606761A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016108420A (ja) * | 2014-12-04 | 2016-06-20 | Dicグラフィックス株式会社 | 表面処理炭酸カルシウム及びその製造方法並びに印刷インキ組成物及び印刷物 |
CN107586481A (zh) * | 2016-07-08 | 2018-01-16 | 赢创德固赛有限公司 | 通用颜料配制物 |
-
1983
- 1983-06-27 JP JP11438583A patent/JPS606761A/ja active Granted
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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JP2018009169A (ja) * | 2016-07-08 | 2018-01-18 | エボニック デグサ ゲーエムベーハーEvonik Degussa GmbH | 汎用顔料調製物 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6247906B2 (ja) | 1987-10-09 |
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