JPS6067439A - 3−クロル−2,6−ジメチル−1,5−ヘプタジエン及びその製造方法 - Google Patents

3−クロル−2,6−ジメチル−1,5−ヘプタジエン及びその製造方法

Info

Publication number
JPS6067439A
JPS6067439A JP17529083A JP17529083A JPS6067439A JP S6067439 A JPS6067439 A JP S6067439A JP 17529083 A JP17529083 A JP 17529083A JP 17529083 A JP17529083 A JP 17529083A JP S6067439 A JPS6067439 A JP S6067439A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
dimethyl
hebutadiene
heptadiene
chloro
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP17529083A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6319491B2 (ja
Inventor
Shigeaki Suzuki
繁昭 鈴木
Yoshiji Fujita
芳司 藤田
Manzo Shiono
万蔵 塩野
Koichi Kanehira
浩一 金平
Takashi Onishi
大西 孝志
Takuji Nishida
西田 卓司
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kuraray Co Ltd
Original Assignee
Kuraray Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kuraray Co Ltd filed Critical Kuraray Co Ltd
Priority to JP17529083A priority Critical patent/JPS6067439A/ja
Publication of JPS6067439A publication Critical patent/JPS6067439A/ja
Publication of JPS6319491B2 publication Critical patent/JPS6319491B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は下記式 %式% ヘプタジエン及びその製造方法に関する。
本発明により提供される3−クロル−2,6−シメチル
ー1.5−へブタジェンは文献未載の新規化合物であシ
、香料素材として有用なゲラノニトリル(1−シアノ−
2,6−シメチルー1.5−ヘプタジエン)及び3−シ
アノ−2,6−シメチルー2,5−へブタジェンの合成
中間体として有用である。
本発明化合物は下記の方法によシ製造することができる
。 ゛ すなわち、2.6−シメチルー2,5−へブタジェンを
(1)次亜*素酸第3級ブチルと反応させるか又は(1
1)水とは非混和性の有機溶媒と水との二相系において
次亜塩素酸と反応させるか又は(iii)塩素化インシ
アヌール酸と反応させることによシ3−クロル−2,6
−ジメチル−1,5−へブタジェンを得ることができる
本発明方法における出発原料である2、6−シメチルー
2,5!−へブタジェンはインブチ/とホルマリンより
イソプレンを製造する際に副生ずる化合サイド及び/又
はイソメジチルオキサイドとの反応により生成すΔリレ
ニルー6−メチルー5−へブテン−2−オンをビニルグ
リニヤール試薬色反応させるか又はエチニル化後部分水
素添加して得られる4−インプロペニル−3,7−ジメ
fk−3−ヒドロキシ−1,6−オクタジエンを加熱転
位させて、インクイトール及び化粧品基材として有用な
スクワランの合成中間体となる6、10−ジメチル−6
,9−ウンデカジエン−2−オンを製造する際に副生物
として多量に得られる化合物である。
2.6−シメチルー2.5−へブタジェンと次亜塩素酸
第3級ブチルとの反応は、通常、有機溶媒中、必要に応
じてシリカゲルを存在させて行われる。
有機溶媒としては例えばヘキサン、ヘプタン、ベンゼン
、トルエンなどの炭化水素類、塩化メチレン、クロロホ
ルム、四塩化炭素、1,2−ジクロルエタンなどのハロ
ゲン化炭化水素類、ジエチルエーテル、ジイソプロピル
エーテルなどのエーテル類々どを用いることができる。
有機溶媒としてクロロホルム、ジエチルエーテルなどを
用いる場合にはシリカゲルは存在しても、しなくてもよ
いが、ヘキサン、塩化メチレンなどを用いる場合にはシ
リカゲルの存在が必要でおる。反応成績の点から。
シリカゲル存在下にヘキサンまたは塩化メチレンを用い
ることが推奨される。有機溶媒の使用量は該有機溶媒中
の2.6−シメチルー2,5・−へブタジェンの濃度が
約0.1〜0.5モル/lとなる程度がよい。シリカゲ
ルを用いる場合、その使用量は2゜6−シメチルー2,
5−へブタジェン1モルニ対シて約100〜500fが
好ましい。次亜塩素酸第3級ブチルの使用量は2,6−
シメチルー2,5−へブタジェンに対して約0.7〜1
.1当量が好適である。
反応温度は約O℃〜20℃が好ましい。
水とは非混和性の有機溶媒と水との二相系における2、
6−ジメテルー2,5−へブタジェンと次亜塩素酸との
反応は、例えばさらし粉とドライアイスからその場(i
n 5itu )で次亜塩素酸を生成させ、コレラ2.
6−ジメテルー2,5−へブタジェンに作用させること
によジ行なわれる。この方法は、通常、さらし粉を懸濁
した水相と2.6−ラメチルー2.5−へブタジェンを
溶解した有機溶媒相との二相系にドライアイスを添加す
ることによシ実施される。使用し得る有機溶媒と°して
はヘキサン、ベンゼンなどの炭化水素類、塩化メチレン
、クロロホルム、四塩化炭素、1,2−ジクロルエタン
などのハロゲン化炭化水X1JJなどが挙げられるが、
塩化メチレン及びクロロホルムが好適である。さらし粉
の使用量は2,6−ジメテルー2.5−へブタジェンに
対して約0.5〜2.0当量、好ましくは約0.7〜1
.2当量である。ドライアイスはさらし粉に対して当量
又はその近辺の量で使用してもよいが、過剰量用いるこ
とが好ましい。有機溶媒の使用量は2.6−ジメテルー
2.5−へブタジェンの濃度が該有機溶媒中約0.01
〜10モル/ t 、好ましくは約0.2〜2.0モル
/lとなる程度がよい。
水は有機溶媒に対して約0.3〜3倍(容量)の量で用
いるのが好適である。反応温度は約θ℃〜50℃の範囲
内で任意に選ぶことができるが、約5℃〜15℃が好ま
しい。
96−・ラメチル−95−へブタ・ジエンシ悔豊イにイ
ンシアヌール酸との反応は、無溶媒または有機溶媒中で
行なわれる。有機溶媒としてはヘキサン、ベンゼンなど
の炭化水素類;塩化メチレン、クロロホルムなどのハロ
ゲン化炭化水素類などを用いることができる。またこの
反応において酢酸エチル、プロピオン酸メチルなどのエ
ステル類は反応速度の増加を助長する作用を有すること
より、これらエステル類を反応系に存在させることが好
ましい。上記有機溶媒とエステル類を併用する場合の両
者の使用割合は、有機溶媒100部に対してエステル類
5〜50部でメジ、両者の合計使用量は2,6−ジメテ
ルー2.5−へブタジェンの濃度が約0.1〜10モル
/lとなる程度がよい。塩素化インシアヌール酸として
はトリクロルイソシアヌール酸、ジクロルイソシアヌー
ル酸又はそれらのアルカリ金属塩が使用可能である。塩
素化インシアヌール酸の使用量は2,6−ジメテルー2
,5−へブタジェンに対して約0.7〜1.2当景が好
適である。反応温度は約−20〜20℃が好ましい。
本発明の3−クロル−2,6−ジメテルー1,5−ヘプ
タジエンは例えば下記の方法によシ容易にゲラノニトリ
ルに誘導される。
すなわち、3−クロル−2,6−ジメテルー1,5−へ
ブタジェンとシアン化ナトリウム、シアン化カリウムな
どのアルカリ金属のシアン化物とをヨウ化第4級アンモ
ニウムの存在下に有機相と水相との二相系において反応
させることによシゲラノニトリル及び/ヌは1−シアノ
−2,6−ジメチル−2,5−へブタジェンを得ること
ができる。アルカリ金篇のシアン化物の使用量は3−ク
ロル−2,6=ジメチル−1,5−へブタジェンに対し
て約1〜2当量が好ましい。ヨウ化第4級アンモニウム
としてはヨウ化テトラブチルアンモニウム、ヨウ化トリ
メチルベンジルアンモニーウムなどが用いられる。ヨウ
化第4級アンモニウムの使用量は3−クロル−2,6−
ジメテルー1,5−へブタジェンに対して約0.01〜
1.0当量、好ましくは約0,01〜0.1当量である
。この反応においては溶媒は用いても、用いなくともよ
い。使用し得る溶媒としてはオクタン、トルエンなどの
炭化水素系溶媒を例示することができる。水相はアルカ
リ金属のシアン化物で飽和させておくことが好ましい。
水の使用量は反応温度においてアルカリ金属のシアン化
物が一部水に溶解しないで存在するような量であればよ
い。反応温度は約90〜110℃の範囲が好適である。
このようにして?1られた反応混合物中に1−シアノ−
2,6−ジメテルー2,5−へブタジェンが存在する場
合には、核反応混合物を例えばエーテルで抽出し、抽出
液をチオ硫酸ナトリウム水溶液などで洗滌し、乾燥した
のち、該抽出液から溶媒を留去するか又は留去すること
なく、これに塩基を作用させることによシ該1−シアノ
−2,6−ジメテルー2,5−へプタジ主ンをゲラノニ
トリルに異性化することができる。塩基としては例えば
ナトリウムアミド、カリウムアミド、ナトリウムメトキ
シド、カリウム第3級ブトキシド。
1.8−ジアザビシクロ(5,4,0)ウンデカ−7−
エンなどを用いることができる。塩基の使用量は1−シ
アノ−2,6−ジメテルー2.5−へブタジェンに対し
て約0.01〜0.1当量が適当である。この異性化反
応は溶媒中で行なうのが好ましく、溶媒としてはジエチ
ルエーテル、テトラヒドロフ−yン、1.4−ジオキサ
ンなどのエーテル系溶媒、ヘキサン、ベンゼンなどの炭
化水素系溶媒などが用いられる。これらの溶媒け1−シ
アノ−2,6−ジメテルー2,5−へブタジェン又はこ
れとゲラノニトリルとの混合物の該溶媒に対する濃度が
約0.05〜5mol/z となるような重用いるのが
好ましい。
反応温度は約0〜50℃の範囲が好適である。
また本発明の3−クロル−2,6−シメチルー1゜5−
へブタジェンは例えば下記の方法によシロ−シアノ−2
,6−シメチルー2.5−へブタジェンに容易に誘導さ
れる。
すなわち、3−クロル−2,6−シメチルー1.5−へ
ブタジェンとシアン化ナトリウム、シアン化カリウムな
どのアルカリ金属のシアン化物とをN。
N−ジメチルホルムアミド、N−メチルピロリドン、ジ
メチルスルホキシドなどの非プロトン性極性溶媒中で反
応させることにょシ3−シアノ−2゜6−ジメテルー2
,5−へブタジェンを得ることができる。アルカリ金属
のシアン化物の使用量け3−クロル−2,6−シメチル
ー1,5−へブタジェンに対して約1〜2当量が好適で
ある。また非プロトン性極性溶媒はこの溶媒に対する3
−クロル−2,6−シメチルー1.5−へブタジェンの
濃度が約0.1〜10 mol/zとなるように用いる
。反応湯度は約50〜120℃の範囲が好ましい。
以下、本発明を実施例及び参考例により説明するO 実施例1 α 500 ml容なす形フラスコにさらし粉(有効塩素6
0チ) e、 60 y (o、o277mol )及
び水50罰を入れ、しばらくマグネチツクスターラーで
攪拌したのち、この懸濁液に2.6−ジメテルー2,5
−へブタジェン6.2 Of(0,0499mol)及
び塩化メチレン200WLeを加えた。フラスコを氷水
浴中で冷却し、内温が5℃になった時点で、フラスコ中
にドライアイスの小片を徐々に加えた。二酸化炭素の発
生とともに内温は10℃まで上昇した。その後、内温を
5〜〕O℃に保ちながら、発熱が見られなくなるまでド
ライアイスの小片を加え続けた。反応終了後、反応混合
物に水100m/を加え、分液ロートを用いて塩イビメ
チレン層と水層とを分液した。水層を塩化メチレン50
meずつ2回、計100m1を用いて抽出した。この抽
出液と塩化メチレン層とを合わせ、これを飽和炭酸水素
す) IJウム水溶液で洗滌し、無水硫酸マグネシウム
で乾燥した。ついで塩化メチレンを留去し、その残渣を
クーゲルロール蒸留器(浴温:90〜120’C)を用
いて減圧下(17Torr)に蒸留することによシ、無
色透明の油状物5.07 tを得た。この油状物の機器
分析データを以下に示す。これらのデータよシ該油秋物
を3−クロル−2,6−シメチルー1,5−ヘプタジエ
ンと同定した。収率は64チであった。
CD(:Is NMRx<クト屓90“H2” (CHs)3siO8
i(CHs)s’1.60,1.68,1.79(S、
Qll)i2.48(t、2I();4.29(t、I
n);4.80〜5.16(m、3H)IRスペクト/
l/(KBr フイ#ム) ν(m−’ ) ’900
(C=CHz)、790(C−cl)実施例2 攪拌機付きの1を容3つロフラスコにさらし粉(有効塩
素60チ) 46.9 f (0,197mol )及
び・水300m1を入れ、しばらく攪拌したのち、この
溶液に2.6−ジメテルー2,5−へブタジェン48.
92f(0,394mol)及びりooホルム1501
11を加えた。フラスコを氷水浴で冷却し、内温を10
〜20℃に保ちながら、ドライアイスの小片をフラスコ
中に徐々に加えた。ドライアイスを加えても発熱がみら
れなくなった時点でドライアイスを加えるのをやめた。
得られた反応混合物中の白色沈殿をヌツテエで濾別した
。濾液から分液ロートを用いてクロロホルム層と水層と
を分液し、水層をクロロホルム]QQmlずつ2回、計
200m1を用いて抽出した。この抽出液とクロロホル
ム層とを合わせ、これを飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
で洗滌し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。ついで、
クロロホルムを留去し、その残留液を減圧蒸留すること
により、bp、76〜77℃/16TOrrの留分とし
て3−クロル−2,6−ジメテルー1,5−へブタジェ
ン24.072を単離した。収率は消費された2、6−
シメチルー2,5−へブタジェンを基準として39%で
あった。
実施例3 100ゴ容なす形フラスコに2.6−シメチルー2.5
−へブタジェン1.249 (10mmol ) 、シ
リカゲル(メルク社製、Art、7734)2.52及
び塩化メチレン40ffl/を入れ、マグネチツクスタ
ーラーで攪拌しながら、この懸濁液に0℃で2分間を要
して次亜塩素酸第3級ブチル1.199(11mm01
)を滴下した。0℃で30分間、さらに室温で1時間攪
拌した。反応混合物を飽和亜硫酸ナトリウム水溶液にあ
け、塩化メチレンで抽出した。
抽出液を水洗し、無水硫酸マグネシウムで乾燥した。つ
いで、この抽出液から塩化メテレ/を留去し、その残渣
をクーゲルロール蒸留器(浴温;90〜120℃)を用
イー’(減圧下(17Torr)に蒸留することにより
% 3−クロル−2,6−ジメチル−1゜5−ヘプタジ
エン0.862を得た。収率は54%であった。
実施例4 25m1容なす形フラスコに2.6−シメチルー2゜5
−ヘプタジエン1.24 f (] Ommol )、
ヘキサン8 tug及び酢酸エチル3mlを入れ、0℃
に冷却した。この溶液に同温度にてマグネテツクスター
クーで攪拌しながら、トリクロルイソシアヌール酸0.
78 f (10mmol )を少量ずつ5分間ヲ要L
”C加えた。0℃で1時間、さらに室温で終夜攪拌した
。得られた反応液を濾過し、濾別された白色固体をヘキ
サンlQmlで2回洗滌した。濾液と洗液とを合わせた
のち、飽和チオ硫酸す) iJウム水溶液及び飽和炭酸
水素ナトリウム水溶液で順次洗滌し、ついで無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した。溶媒を減圧下に留去し、その残
渣をクーゲルロール蒸留器(浴温:90〜120℃)を
用いて減圧下(17Torr )に蒸留することにより
、3−クロル−2,6−シメチルー1.5−へブタジェ
ン0.83. f ヲ得fc、。
収率は52チであった。
参考例I L スクリューキャップ付試験管にシアン化ナトリウム0.
98 t (20mmol )、蒸留水0.28f、ヨ
ウ化テトラブチルアンモニウム0.14 f (0,4
mmol)及び3−り0ルー2.6−ジメテ/l/−1
,5−ヘプタジエン2.18 F (] −4mmol
 )を入れた。
試験管を密栓したのち、110’Cの油浴へ入れ、マグ
ネチツクスタークーで内容物を攪拌した。2時間後、油
浴から試験管を取シ出し、内容物にジエチルエーテル4
0m1と水20ynlを加え、分液したのち、水層をジ
エチルエーテル40m1で抽出した。抽出液とエーテル
層とを合わせたのち、飽第11チオ硫酸す) !7ウム
水溶液20ゴで洗滌し、無水硫酸マグネシウムで乾燥し
た。ついでエーテルを減圧下で留去し、その残渣をクー
グルロール蒸留器(浴温:120〜130℃)を用いて
減圧下(0,25Torr )に蒸留することにより、
無色透明の油状物1.58Fを得た。
この油状物をガスクロマトグラフィー分析に付したとこ
ろ、elぼ3個のピークを示した。これらのピークをG
C−MA S S分析で調べたところ、全てのピークに
m/e=149の分子イオンピークが見られた。これよ
り、得られた油状物はゲラノニトリルと1−シアノ−2
,6−ジメテルー2,5−へブタジェンとの混合物であ
ると同定した。これらの異性体の比率はガスクロマトグ
ラフィー分析及びN M R分析の結果より、ゲラノニ
トリル(2):ゲラノニトリル(E) : 1−シアノ
−2,6−シメチルー2,5−へブタジェン(Z) :
 1−シアノ−2,6−ジメテルー2,5−へブタジェ
ン(E)=19:65!2:14と算出された。収率は
76%であった。
上記の油状物0.1502f (Immol )のテト
ラヒードロフラン2rtxlの溶液にカリウムt−ブト
キシド8 toy (0,o 7mmol )を加え、
密封下に室温で1時間攪拌した。反応混合物にジエチル
エーテル30txlを加え、これを飽和塩化アンモニウ
ム水溶液10m/で洗滌し、無水硫酸マグネシウムで乾
燥した。エーテル全減圧下に留去し、その残渣をシリカ
ゲルを用いたカラムクロマトグラフィー(溶出液:n−
ヘキサンとi−プロピルエーテルとの混合液、容邦比9
0:10)に付することによ)、無色透明の油状物0.
1518fを得た。この油状物の機器分析データを次に
示す。これらのデータよシ該油状物をゲラノニトリルと
同定した。収率100チ。
CDCン3 NMRx<クト“(9QMHz)”(Of(3)3si
O8i(CHa)3’1.53 、1.62 (s 、
 6H) ; 1.83−2.38 (m、 7H) 
;4.89〜5.15 (m、 2H) IRスペクトル(KBr;yイルム) I/ (at+
 ’ ) : 2220(C=N)MASSスペクトル
m/ e : 14.9 [:M″’]、l、41スク
リユーキヤンプ付試験管にシアン化ナトリウムt08 
f(22mmol )、3−クロル−2,6−ジ)l−
1−ルー1.5−へプタジ:r−73,] ]7f (
20mmol)及びN、N−ジメチルホルムアミド20
2を入れた。
試験管を密栓し、90℃の油浴中へ入れ、マグネテツク
スタークーで内容物を一夜攪拌した。得られた反応混合
物にジエチルエーテル40dと水201rLlとを加え
、ついで分液した。水層をジエチルエーテル4 Q t
trl!で抽出し、抽出液とエーテル層とを合わせたの
ち、水20罰ずつ2回、計4011/を用いて洗滌し、
無水硫酸マグネシウムで乾燥1−だ。エーテルを減圧下
に留去し、その残渣をシリカゲルを用いたカラムクロマ
トグラフィー(溶出液:n−ヘキサンとi−プロピルエ
ーテルとの混合液、容量比95:5)に付すことによシ
、微黄色の油状物1.66Fを得た。この油状物の機器
分析データを次に示す。これらのデータよシ該油状物を
3−シアノ−2,6−ジメテルー2,5−へブタジェン
と同定した。収率は56チであった。
CDα3 NMRx−:り1“(90“H2)δ(CHs)asi
O8i(CHs)s”1.65,1.70,1.81,
2.02(s、12H);2.82(d、2H) ;5
.07(m、 IH)IRxベクトル(KBr;7fル
ム) ν(m ”):2200(CxN)MASSスペ
クトルm/ e : ] 49 [M”] + 134
 [M” CHa 〕特許出願人 株式会社 り ラ 
し 代理人 弁理士本多 堅

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.3−クロル−2,6−シメチルー1,5−ヘプタジ
    エン。
  2. 2.2.6−シメチルー2,5−へブタジェンを中火亜
    塩素酸第3級ブチルと反応させるか又は(1b水とは非
    混和性の有機溶媒と水との二相系において次亜塩素酸と
    反応させるか又は(iiD塩素塩素化インシアルール酸
    応させることを特徴とする3−クロル−2,6−シメチ
    ルー1.5−へブタジェンの製造方法。
JP17529083A 1983-09-22 1983-09-22 3−クロル−2,6−ジメチル−1,5−ヘプタジエン及びその製造方法 Granted JPS6067439A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17529083A JPS6067439A (ja) 1983-09-22 1983-09-22 3−クロル−2,6−ジメチル−1,5−ヘプタジエン及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17529083A JPS6067439A (ja) 1983-09-22 1983-09-22 3−クロル−2,6−ジメチル−1,5−ヘプタジエン及びその製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6067439A true JPS6067439A (ja) 1985-04-17
JPS6319491B2 JPS6319491B2 (ja) 1988-04-22

Family

ID=15993526

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17529083A Granted JPS6067439A (ja) 1983-09-22 1983-09-22 3−クロル−2,6−ジメチル−1,5−ヘプタジエン及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6067439A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63227530A (ja) * 1987-03-17 1988-09-21 Kuraray Co Ltd 塩素化オレフイン性化合物の製造方法

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63227530A (ja) * 1987-03-17 1988-09-21 Kuraray Co Ltd 塩素化オレフイン性化合物の製造方法
US4827056A (en) * 1987-03-17 1989-05-02 Kuraray Company Ltd. Process for preparing chlorinated olefins

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6319491B2 (ja) 1988-04-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20030153778A1 (en) Magnesium mediated preparation of fluorinated alkyl silanes
Tsuchii et al. Diphenyl diselenide as a useful reagent for intermolecular domino reactions of various unsaturated compounds under photoirradiation conditions
JPS6067439A (ja) 3−クロル−2,6−ジメチル−1,5−ヘプタジエン及びその製造方法
US3770836A (en) Cyclopropyl cyclohexanes
Mal'kina et al. Dimetallation of N-ethynylpyrrole and subsequent regiospecific derivatization
Hoshi et al. The synthesis of Se-alkyl alkaneselenoates via (1-iodo-1-alkenyl) dialkylboranes.
Engel et al. Effect of a β-silyl group on the regiochemistry of enolisation of ketones
Fujisawa et al. A convenient coupling reaction of allyl alcohols with grignard reagents using 1-chloro-2-methyl-N, N-tetramethylenepropenylamine
Wu et al. Application of carbene reactive intermediates in organic synthesis: III. Reaction of difluorocarbene with trimethylsilyl enol ethers
US4558148A (en) Fluorinated allylic compounds and a process for preparing these compounds
US4186141A (en) Process for preparing 2-pentynyl ether
Kruglaya et al. Silyl-and germylmercurials in organic synthesis. A new route to O-silylated and O-germylated enolates
JPH0436148B2 (ja)
JP2729133B2 (ja) パーフルオロアルキルトリメチルシランの精製方法
JPH07267968A (ja) (z)−3−メチル−2−シクロペンタデセン−1−オンの製造法
Shakhmaev et al. Iron-Catalyzed Synthesis of 2-[(2 E)-Hex-2-en-1-yl] cyclopentanone
Katritzky et al. Regioselective reaction of allylbenzotriazoles with aldehydes and ketones in the presence of lithium
Shakhmaev et al. Insect pheromones and their analogs. LXI. Synthesis of 4E, 10Z-tetradecadien-1-ylacetate, a component of the Lithocolettis ringoniella sex pheromone
JP4516831B2 (ja) シス−ジャスモンの製造方法
Adam et al. Stereochemically defined cyclohexanediois through the regioselective ring-opening of silylated epoxy alcohols
Johannesen et al. Synthesis of trimethylgermyl trimethylsilyl ketone and bis (trimethylgermyl) ketone
Morelli et al. Synthesis of the four stereoisomers of 1, 1, 1-trifluorobutane-2, 3-diol
US4664765A (en) Photochemical synthesis of allenic and propargylic organomercuric halides
JP4700867B2 (ja) 新規化合物及び用途
Huang et al. A New Method for the Synthesis of Allyl Arylselenides via the Reaction of the Zinc Allyl Selenoates with Diaryliodonium Salts