JPS6063525A - フィルム情報検出装置 - Google Patents

フィルム情報検出装置

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JPS6063525A
JPS6063525A JP17255983A JP17255983A JPS6063525A JP S6063525 A JPS6063525 A JP S6063525A JP 17255983 A JP17255983 A JP 17255983A JP 17255983 A JP17255983 A JP 17255983A JP S6063525 A JPS6063525 A JP S6063525A
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JP
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film
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circuit
code
output
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JP17255983A
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Sunao Ishizaka
石坂 直
Osamu Yoneda
修 米田
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Nippon Kogaku KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の技術分野) 本発明はフィルムパトローネに付与されたフィルム情報
信号の検出装置に関するものである。
(発明の背景) 近年カメラの自動化が進み、レンズの絞り・シャッタ速
度の自動制御及び自動焦点に関しては最早当り前の技術
となってきている。
さらに使用するフィルムの感度値をも自動設定できるよ
うフィルムを収容するパトローネに各種フィルム感度情
報をコード化して付加する提案がなされている。このよ
うなフィルムを第1図に示す。フィルム7のパトローネ
8の局面に縦方向にコード1〜6が付与されている。こ
れらのコード1〜6は、フィルムのフィルム情報信号を
表わしており、パトローネの外周の塗装を選択的に除去
し、パトローネ材料である金属を露出させ、それらの除
去部の組合わせをフード化している。このフィルム7の
コード1〜6は、フィルム感度ヲ表わしている。コード
1〜6のうちコード1については必ず金属が露出されて
おり、共通コモン端子として使用する。また、フィルム
感度の種類は他の5ビツトのコード2〜6により最大3
2種までの識別が可能とされている。
第1図で説明したフィルムを使用するためには、第2図
で示すような検出装置を有したカメラが考えられる。カ
メラボディ10の巻戻し側パトローネ室17内壁には図
示の如く接触ピン11〜16が突き出して配設されてお
り、フィルム7を矢印で示すように装填するとパトロー
ネ8上のコード1〜6のそれぞれが接触ピン11〜16
に接触する。
接触ピン11は共通コモン端子として用いられ、それを
基準電位として各接触ピン12〜16が不図示の電気回
路にてパトローネ8上のコード2〜6の存在を検出し、
フィルム感度情報を読み取りそして、露出演算の1要素
として使用する。
表1 表2 表1に各フィルム感度(以降、ISOと略称する)に対
応するコード2〜6の識別形態を示す。
表中「0」は、パトローネ上のコードに相当する箇所の
金属が露出しており、その露出した箇所に接触している
接触ピンと共通端子1とが導通状態である事を表わすも
のである。表中「1」は、パトローネ上のコードに相当
する箇所が絶縁されており、上述の逆の作用がある。例
えば、表1のl5O100のフィルムパトローネの場合
、コード3.5のみが共通端子1と導通し、残りのコー
ド2.4.6については絶縁されている事を示す。
表2は現存する主要なフィルムが各ISO値に対してど
のような分布をしているかを示すものである。フィルム
種別をリバーサル、カラーネガ、白黒その他の3分類と
し、それぞれ主要メーカーであるに社、2社、0社及び
その他メーカーの4分類に分け、フィルムの各ISOの
種類が規程あるか解るように表わした。例えば、l5O
200のフィルムはりパーサルタイプではに社より2品
種、カラーネガタイプではに社及び0社より各1品種、
白黒その他のタイプでは0社より2品種が販売すれてい
ることになる。
この表2かられかるようにl5O100とl5O400
に圧倒的な品種が集中している。特に、アマチュアがよ
く使用するカラーネガタイプではl5O10D、l80
400以外には■5o2ooが2品種あるだけで、一般
向けのカメラについてはフィルム感彦をl80100、
l5O40つにのみ設定できるようにしておけば良いこ
とが類推できる。
また最近はアマチュア間でもリバーサルタイプの使用気
運が高まっており、中でも粒状性の良いに社のl5O6
4が頻繁に使用されている。
以上を考え、アマチュア向けの安価なカメラについては
l5O64,100,400のafff定ができさえす
れば、がなりの撮影条件に対してカバーすることが可能
であると言える。
しかしながら、第2図で示したようなフィルム情報検出
装置は、全てのフィルム感度値情報を正確に読み取るた
めに、その装置の構成が複雑になってしまいコスト的に
も高価なものとなる欠点がある。
(発明の目的) 本発明はこの欠点を解決し、使用頻度の高いフィルム感
度値(ISO値)の識別を可能とするフィルム情報検出
装置を提供することを目的とする。
(実施例) 第6図及び第4図は本発明の第1実施例を示す。
第3図は、第1実施例に用いるフローチャートを示し、
第4図はカメラに組み込まれたフィルム情報検出装置の
回路図を示す。表1からl5O64の場合には必ずコー
ド2が「0」である。同様にl5O100あるいはl5
O400の場合には、それぞれコード3、あるいはコー
ド4が「0」になることが解る。この表1を利用して、
第4図に示すフィルム情報検出装置の動作を第3図のフ
ローチャートに基づき説明する。ただし1第3図は時系
列的な意味はなく、説明上、解りやすくするためフロー
チャートにしている。第3図から解るようにこのフィル
ム情報検出装置は、フィルム情報信号を検出する接触ピ
ンに優先順位を設け、第1図のフィルムパトローネのコ
ード1〜4のうちコード4に接触する接触ピンの検出信
号から重点をおいて検出していき、コード6に接触する
接触ピンの検出信号、コード2に接触する接触ピンの検
出信号というように判断をして、ISO感度の自動設定
をカメラに行なわせる。また、カメラ側でISO感度が
自動的に設定できない場合には警告を発するよう成って
いる。
従って、第3図のフローチャートから解るように、第4
図のカメラに組み込まれたフィルム情報検出装置は、接
触ピン111〜114(フィルムのパトローネ上のコー
ド1〜4に接触してフィルム情報信号を検出する)によ
って検出されるコード4の信号が「0」であったらl5
O400に、更にコード4の信号が10」でなく且つコ
ード乙の信号が「0」であったらl5O100に、更に
コード2の信号のみが10」であったら18064にカ
メラ側で自動的に設定されるようになっている。本実施
例において、共通の情報コートハ、ISO感度50〜8
0においてはコード2.コード3.ツー(9) ド4あるいはISO感度100〜620においてはコー
ド3.コード4あるいはI 5oreL度400〜50
00においてはコード4である。また、特定フィルム感
度値はカメラ側で自動的に設定されるl5O64,l5
O100,l5O400であり、すなわち第4図に示す
装置側で設定されている定電流源41〜43と抵抗48
とによって発生する電圧に対応する。
また、コード2〜4のうちどのフードも「0」信号でな
い場合には表1で示すようにl5O25〜40のフィル
ムか、あるいはコードの付与されていないフィルムが使
用されていると判断され、そしてl5O25〜40のフ
ィルムは特殊なフィルムに属すると考えられるので、検
出装置が撮影者に手動でISO感度を設定することを促
す警告を発するようにすれば良い。
以下、第4図に基づき詳述する。第4図に具体的な回路
例を示す。この回路は絞り優先電子シャッタカメラに用
いられるものである。このカメラのフィルム情報検出装
置はフィルム感度のみを検出(10) する様に構成されており、接触ピン111〜114の4
本のみが不図示のパトローネ室に突出している。接触ピ
ン111は共通コモン端子として用いられ、上記検出装
置はそれを基準電位として各接触ピン112〜114が
第4図の電気回路にて第1図に示すパトローネ8上のフ
ィルム感度情報を読み取り、そしてフィルム感度値を露
出演算の1要素として使用するよう成っている。接触ピ
ン111はアースされており、接触ピン112〜114
は電源■。Cに抵抗20〜22を介して接続されている
接触ピン112はインバータ25を介して6入力端子を
有すアンドゲート27の入力端子及び6入力端子を有す
オアゲート28の入力端子に接続されている。接触ピン
113はインバータ24を介して2入力端子を有すアン
ドゲート26の入力端子及びアンドゲート27の入力端
子及びオアゲート28の入力端子に接続されている。接
触ピン114はインバータ23を介してトランジスタ3
2のベース及びアンドゲート26の入力端子及びアンド
ゲート27の入力端子及びオアゲート28の入力端子(
11) に接続されている。上記アンドゲート26の出力端子は
トランジスタ33のベースに、またアンドゲート27の
出力端子はトランジスタ34のベースに接続されている
。オアゲート28の出力端子は、自動的に切換わる切換
スイッチ回路50及びフィルム感度を手動にて不図示の
ISO感度設定ダイヤルを操作して設定するように警告
する警告回路59に接続されている。切換スイッチ回路
50はISO感度が定電流源41〜43と抵抗48とに
よって自動的に設定されたものを演算回路に伝達するか
、あるいは定電流源44と可変抵抗49とによって手動
的に設定されたものを演算回路に伝達するかを選択する
機能を有す。本実施例において検出手段は、一定範囲内
のISO感度400〜5000にあっては共通の情報コ
ード4を検出する接触ピン114であり、一定範囲内の
ISO感度100〜320にあっては共通の情報コード
3.4を検出する接触ピン113.114であり、また
一定範囲内のISO感度50〜80にあっては共通の情
報コード2.3.4を検出する接触ピン112,113
,114(1の である。
I80感度情報は定電流源41〜43のうちの1つと抵
抗48とにて発生する特定の電圧(特定のISO感度値
)、あるいは定電流源44と可変抵抗49にて発生する
電圧によって決められる。前者の3つの特定の電圧はカ
メラ側で自動的に設定する特定のISO感度(それぞれ
順にl8064,100゜400)に対応するものであ
り、後者の軍用は撮影者が手動でISO感度設定ダイヤ
ルを操作して設定するI80感度に対応するものである
。この定電流源41.42はダイオード35.36を介
して前述したトランジスタ32のコレクタに接続され(
そのエミッタはアースされてる)、定電流源41゜43
はダイオード37.38を介して前述したトランジスタ
33のコレクタに接続され(そのエミッタはアースされ
てる。)、定電流源42.43はダイオード39.40
を介して前述したトランジスタ34のコレクタに接続さ
れ(そのエミッタはアースされている。)、また定電流
源41〜43はダイオード45〜47のアノードにそれ
ぞれ接続され、それ(19 ぞれのカソードは1つの抵抗48に直列接続されている
。そして抵抗48とカソードとの接続点に切換スイッチ
回路50の接点すが接続されている。
定電流源44は可変抵抗49に直列接続され、その接続
点に切換スイッチ回路50の接点aが接続されてる。本
実施例において特定のISO感度値を出力する第1出力
部は定電流源41〜43及びダイオード45〜47及び
抵抗48によって構成され、手動で設定されたISO感
度値を出力する第2出力部は定電流源44及び可変抵抗
49によって構成され、ここでは第1出力部によって出
力手段が構成されてる。
前述した切換スイッチ回路50の接点Cはバッファ51
の非反転入力端子に接続され、このバッファ51はI8
0感度情報が受光素子53のアノード側に印加されるよ
うアンプ52に接続されている。アンプ52の入力端子
間に受光素子53が接続され、アンプ52の出力端子は
演算回路56に接続されている。また、この演算回路5
6の入力端子にはカメラの絞り羽根に関する絞り値情報
信(110 号を発する絞り値情報回路55が接続されている。
この演算回路56はシャツタ幕を制御する駆動回路57
及び露出情報(例えば、絞り値、シャッター速度値等)
を表示する表示回路58に接続している。
次に、第1実施例の動作を説明する。ISO感度64の
フィルムがカメラに装填された場合の動作を説明する。
カメラのパトローネ室内に突出した接触ピン111〜1
14は、第1図に図示したフィルムパトローネ8のコー
ド1〜4に接触するだけであるので、表1のコード5,
6によってフィルム感度情報が影響されることはない。
従って、ISO感度64のフィルムが装填されると、表
1から解るようにコード2のみが「0」信号を有してい
るので、そのコード2に対応する接触ピン112はイン
バータ25を介して「1」信号を出力する。
従って接触ピン113.114に接続されているインバ
ータ23.24出力は「0」となってトランジスタ62
はオフ、またアンドゲート26の出力も「0」となって
トランジスタ33もオフとなる(19 のに対し、アンドゲート27出力は「1」となってトラ
ンジスタ34はオンとなり、定電流源42.43の電流
を引込み、定電流源41からの電流だけが抵抗48に流
入する。同時にインバータ25の出力が11」である事
からオアゲート28の出力は必ずrOJとなるので、切
換スイッチ回路5oは図示の如く接点す、cが接触する
。従って、第1出力部の定電流源41と抵抗48とにて
発生する電圧(すなわち、工5064の情報)はバッフ
ァ51を介してアンプ52に伝達される。また、オアゲ
ート28の出力が「0」となっているので警告回路59
は作動しない。
同様にしてl5O100あるいはl5O400のフィル
ムを装填した場合には、インバータ24あるいはインバ
ータ23のみが「1」となるのでトランジスタ63ある
いはトランジスタ32のみがオンし、第1出力部の定電
流源42あるいは定電流源43の電流のみが抵抗48に
流入し、同様に電圧を発生し、その電圧はそれぞれl5
O100あるいはl5O400の情報としてバッファ5
1を介してアンプ52(1υ ニ伝達すレる。従って、受光素子53のアノード側には
バッファ51を介して接触ピン111〜114で検出さ
れたISO感度情報がバイアス電圧として印加されるこ
とになる。そして、アンプ52は、その入力端子に接続
された受光素子56が発生する被写体輝度に対応した光
電流をダイオード54にて圧縮した電圧として出方する
。このアンプ52からISO感度情報及び被写体輝度情
報の加算された信号が演算回路56に入力する。更に、
この演算回路56には絞り値情報回路55から絞り値情
報信号が入力しているので、シャッター速度値の演算が
行なわれる。演算回路56の出方によって、シャッター
基の制御を演算されたシャッター速度値に基づき駆動回
路57にて行ない、そしてそれら露出情報(絞り値、シ
ャッター速度値等)を表示回路58にて例えばファイン
ダ内などに表示を行ない撮影者に知らせる。
tた、I80感度64,100,400以外ノフイルム
がカメラに装填された場合には、パトローネ室に突出し
た接触ピン111〜114の検出信号にょっ(17) て以下述べるようにI80感度が設定される。第3図か
らも理解できるように、パトローネ8上に設けられたコ
ード4(第1図に図示)が「0」信号でありさえすれば
(すなわち、表1のISO感度400〜5000) 、
接触ピン111〜114の検出によりインバータ23の
出力が「1」となり、且つアントゲ−)26.27の出
力が「0」となるので、トランジスタ33.34がオフ
され、トランジスタ32のみがオンされる。また、オア
ゲート28の出力は「0」となるので、警告回路59は
オフ、切換スイッチ回路50は接点す、cが接続される
。そして、前述の如く第1出力部の定電流源43と抵抗
48とによって発生する電圧が、バッファ51を介して
l5O400のISO感度情報信号とし ′でアンプ5
2に入力される。以下、前述したのと同様に演算が行な
われる。従って、共通の情報コード4が「0」でありさ
えすれば、他のコード2゜3が「0」であっても関係な
く(すなわち、正確にl80400でなくても)rso
感度情報が特定のl5O100度値(ISO400)、
!=なる。
/)Q) 更に、フィルムパトローネのコード4がrIJ、且つコ
ード3が「0」であった場合(すなわち、表1のl50
100〜l5O320)には、接触ビン111〜114
の検出によりインバータ23の出力が10」となり、ア
ンドゲート27の出力が「0」となり、且つアンドゲー
ト26の出力が「1」となるので、トランジスタ32.
34がオフされ、トランジスタ33のみがオンされる。
また、オアゲート28の出力は「0」となるので、警告
回路59はオフ、切換スイッチ回路50は接点す、cが
接続される。そして、前述の如く第1出力部の定電流源
42と抵抗48とによって発生する電圧が、バッファ5
1を介してl5O100のISO感度情報信号としてア
ンプ52に入力される。以下、前述したのと同様に演算
が行なわれる。従って、共通の情報コード6.4がコー
ド4の「1」且つコード乙の「0」の組合せ信号である
場合は、他のコードに関係なく (すなわち、正確にl
5O100でなくても)ISO感度情報が特定のISO
感度値(l8O100)となる。
(19) 更に、フィルムパトローネのコード2のみがrOJであ
った場合(すなわち、表1のl8050〜l5O80)
には、接触ビン111〜114の検出によりインバータ
23の出力が「0」となり、アンドゲート26の出力が
「0」となり、且つアンドゲート27の出力が「1」と
なるので、トランジスタ32.33がオフされ、トラン
ジスタ34のみがオンされる。
また、オアゲート28の出力は「0」となるので、警告
回路59はオフ、切換スイッチ回路50は接点す、cが
接続される。そして、前述の如く第1出力部の定電流源
41と抵抗48とによって発生する電圧が、バッファ5
1を介して工5064のISO感度情報信号としてアン
プ52に入力される。以下、前述したのと同様に演算が
行なわれる。従って、コード2のみが「0」である場合
(すなわち、共通の情報コード2,3.4がrOJ 、
rIJ 、1の信号である)は、正確K l5O64で
ガくてもISO感度情報が特定のISO感度値(ISO
64)と表る。
また、フィルムパトローネにコードを備えていないフィ
ルムやコードを備えているが全゛て「1」(20) であるフィルムを装填した場合には、接触ビン111〜
114の検出によりインバータ23.アンドゲート26
の出力はrOJとなり、トランジスタ32〜64を全て
オフにしてしまう。また、オアゲート28の出力は「1
」となるので、切換スイッチ回路50は接点a、cが接
続され、警告回路59がオンされる。従って、警告回路
59が作動して例えばファインダー内にISO感度の自
動的な設定が不可能であることを報知する。そして、こ
の警告を受けて撮影者は不図示のISO感度設定ダイヤ
ルを操作して可変抵抗49を変化させ、装填したフィル
ムのフィルム感度情報に対応する電圧を第2出力部の定
1流源44と可変抵抗49とによって発生させ、その電
圧を接点a、Cを介しバッファ51に入力する。このバ
ッファ51の出力はアンプ52に入力して、前述したの
と同様に演算回路56がシャッター速度値を演算する。
従って、フィルムがコードを備えていない場合やフィル
ムがISO感度情報(I8025〜40)の場合におい
ては、カメラ側でI80感度を自動的に設定することが
でき(21) ないので、警告回路59で撮影者に手動的にISO感度
を設定させるよう警告するようにした。
従って、第3図に示すように前述した共通の情報コード
の信号が接触ビン111〜114によって検出されると
、カメラ側で自動的に特定のフィルム感度値(ISO4
00,l80100.l8064)に設定され、且つ特
定のフィルム感度値が検出されないと、警告回路59に
より撮影者に警告が発せられる。上述した事から明らか
なように、場合によって正確でないフィルム感度値にな
るが、カメラ側ですべてのISO感度情報信号に対応し
てISO感度値を読み取るため検出装置が複雑化するの
に比べて、頻繁に使用するISO感度(ISO400゜
l5O100,l5O64)さえ自動設定できるように
しておけば、通常、特殊なISO感度を頻繁に使用する
ことはないので充分であり、それに伴って、検出装置自
体が簡単な構成となる。そして、この検出装置を安価な
カメラに組み込めば、コストダウンになるし、組み立て
も簡単になる。具体的には、第2図に示したように接触
ビンをすべてc22) のコードに対して配設する必要がないので、接触ビン1
11〜114の4本のみで良い事になり、接触ビンの本
数も減るし、電気回路の構成も簡単になる。
第5図及び第6図は、本発明の第2実施例を示す。第5
図は第2実施例のフローチャートを示し、第6図はフィ
ルム情報検出装置の回路図を示す。
この第2実施倒は、第1実施例と同様に表1に示したコ
ード表に基づき、フィルムパトローネ8上のコード1〜
4のみを検出しフィルム感度値を読み取る装置である。
第6図に示す装置の動作を第5図のフローチャートに基
づき説明する。ただし、第5図は時系列的な意味はなく
、説明上、解りやすくするためにフローチャートにした
。まず、パトローネ上のコード2の信号のみがrOJな
らば、l5O64を、コード乙の信号のみが「0」なら
ばl50100’f−、ニア−)’4の信号のみが「o
」ならばl80400を後述するように演算回路に伝達
するようにし、それ以外のコード2〜4の組合せ、例え
ばコード2とコード3の相方が「0」であっC2勺 たように、複数コードが「0」あるいはすべてのコード
が「1」である場合には指定以外のフィルムとして、警
告を発し、撮影者が手動にてフィルム感度を設定する事
を促すものである。従って、フローチャートに示すよう
に、コード4,3.2の順序でそのコードが「0」であ
るか否がを判断し、もし「0」であった場合には、その
下位にあるコードが「0」であるか否かを判断して行き
、フィルム感度値を決定する。本実施例において、共通
の情報コードは、コード2.3.4であり、また特定の
フィルム感度値は第1実施例と同様にl50400、あ
るいはl5O100、あるいはl5O64である。
以下、第6図に基づき詳述する。第6図は、第5図のフ
ローチャートを実現する具体的な回路図を示す。この回
路は絞り優先電子シャッタカメラに用いられるものであ
る。このカメラは第1実施例と同様にフィルム感度のみ
を検出する様に構成されており、接触ビン111〜11
4の4本のみが不図示のパトローネ室に突出している。
第2実施C24) 例では、第1実施例と同じ部品番号については構成が同
様であるので説明を省略する。第6図に示す接触ビン1
11はアースされており、接触ビン112〜114は電
源VCCに抵抗20〜22を介して接続されている。接
触ビン112はインバータ25を介して2入力端子を有
すアントゲ−) 61. <’+2.67の入力端子及
び3入力端子を有すオアゲート66の入力端子に接続さ
れている。接触ビン113はインバータ24を介して2
入力端子を有すアンドゲート60.62.66の入力端
子及びオアゲート63の入力端子に接触されている。接
触ビン114はインバータ23を介して2入力端子を有
す60. /)1゜65の入力端子及びオアゲート63
の入力端子に接続されている。上記アントゲ−)60.
61.62及びオアゲート63の出力端子がオアゲート
64の入力端子にそれぞれ入力する。このオアゲー)6
4の出力端子は警告回路59及び切換スイッチ回路50
の入力端子に接続されている。また、上記オアゲート6
4の出力端子は、アントゲ−) 65.66゜67の入
力端子に接続されている。このアントゲ−/QcX )65.66.67の出力端子はトランジスタ32,3
3.’34のベースに接続され、このトランジスタ32
゜33、34のコレクタと出力手段(部品番号41.4
2゜43.44,45,46,47.48.49)との
接続は第1実施例と同様であるので説明を省略する。ま
た、切換スイッチ回路50の接点Cと露出演算部との接
続も第1実施例と同様であるので説明を省略する。
次に、第2実施例の動作を説明する。l5O64のフィ
ルムが装填された場合の動作を説明する。
コード2に対応するインバータ25の入力だけが「0」
になる。従ってインバータ23,24.25の出力はそ
れぞれrOJ、rOJ、rlJとなってアントゲ−)6
5.66出力が「0」になる。そして、トランジスタ3
2.3′5はオフとなり、しかもアンドゲート60.6
1.62.及びオアゲート63出力もすべて「0」にな
る。そのため、オアゲート64の出力が「0」になって
アンドゲート67の出力だけが「1」となり、トランジ
スタ64のみがオンする。すると定電流源42.43か
らの定電tすjL) 流はすべてトランジスタ34にσ1込まれるので抵抗4
8には第1出力部の定電流源41からの電流が流入し、
l5O64に対応する電圧を発生する。
また、オアゲート64の出力が「0」であることから、
警告回路59は作動せず、しかも切換スイッチ回路50
の接点す、cは図の如く接触しているので、l5O64
の上記電圧はバッファ51を介してアンプ52に伝達さ
れる。その後、第1実施例で前述した如くシャッター速
度値が演算される。
同様にしてl5O100,あるいは400のフィルムを
装填した場合も上記と同様に、トランジスタ36あるい
はトランジスタ64がオンし、それぞれ第1出力部の定
電流源42.あるいは46の定電流によって抵抗48に
l80100.あるいはl80400に相当する電圧が
発生するようにして切換スイッチ回路50.バッファ5
1を介してアンプ52に伝達される。そして、第1実施
例と同様にシャッター速度値が演算される。
次に上記以外のフィルムを装填した場合の作動を説明す
る。第5図からも解るようにパトローネ(27) 上のコード4が「0」信号であり、且つ他のコード2,
3が「1」信号であれば(すなわち、表1のISO感度
400〜640)、接触ピン111〜114の検出によ
りインバータ23の出力が「1」となり、且つインバー
タ24.25の出力が「0」となる。そして、アンドゲ
ート60〜62の出力は「0」となり、オアゲート63
の出力も「0」となるから、オアゲート64の出力は「
0」となる。従って、アンドゲート65の出力のみが1
1」となり、他のアンドゲート66.67の出力が「0
」となるので、定電流源4ろと抵抗48とによって生ず
る電圧(すなわち、特定のISO感度情報のl8040
0)が、バッファ51を介してISO感度情報としてア
ンプ52に入力される。以下、前述したのと同様にシャ
ッター速度値の露出演算が行なわれる。従って、共通の
情報コード4のみが「0」でありさえすれば、ISO感
度が正確にl80400でなくてもカメラ側で自動的に
I80感度情報が特定のISO感度値(ISO400)
となるように構成されている。
C28) 同様に、パトローネ上の共通の情報コード3のみが「0
」信号であれば(すなわち、表1のISO感度100〜
160)、ISO感度が正確にl5O100でなくても
カメラ側で自動的にISO感度情報がl80100とな
るよう構成されている。
同様に、パトローネ上の共通の情報コード2のみが「0
」信号であれば(すなわち、表1のISO感度50〜8
0)、ISO感度が正確にl5O64でなくてもカメラ
側で自動的にISO感度情報がl5O64となるよう構
成されている。
更に、フィルムパトローネ上のコード2〜4のうち、複
数のコードが共に「0」であった場合はインバータ23
〜25のうち複数出力が「1」となってアンドゲート6
0〜62のうち少なくとも1つの出力が「1」となり、
オアゲート64出力を「1」にする。第3図のフローチ
ャートからも解るようにこの時のフィルムはカメラ側で
自動設定することが不可能であるため、まず警告回路5
9が作動して警告を発すると共に、切換スイッチ回路5
0の接点a、cが接触して、撮影者自身でl5OC29
) 感度を設定しなければならず、定電流源44と手動譚定
される可変抵抗49とにて発生するISO感度値に相当
する電圧がバッファ51を介して伝達される。
次にコード2〜4の全てが「1」であった場合には、イ
ンバータ23〜25の出力も全て「0」であることから
、オアゲート63の出力は「1」になる。従って、オア
ゲート64の出力も「1」となることで、複数コードが
「0」の場合と同様に警告回路59にて警告を発して、
手動設定を勧告する。
従って、第5図のフローチャートからも解るように、第
1実施例と同様に共通の情報コードがら信号が検出され
るとカメラ側で自動的に特定のフィルム感度値(180
64,100,400)に設定されるが、第1実施例に
比べて、特定のISO感度値例えばl5O400に自動
設定されるISO感度値の一定範囲l80400〜64
0というように狭くなっている。また、他の特定のIS
O感度値l5O64,100も上述したのと同様なこと
が言える。
C60) また、第1実施例と同様に簡単な検出回路とでき、安価
なカメラに組み込むのに効果的である。
(発明の効果) 以上のように本発明によれば、一定範囲のフィルム感度
値に共通する情報コードの信号を検出して、その範囲内
の1つのフィルム感度値に自動設定するようにしたので
、(すなわち、すべてのフィルム感度情報信号を識別し
て検出するような構成でない。)検出回路が簡単な構成
にでき、それに伴って低コストにできる。尚、安価なカ
メラに組み込めば、検出回路が低コストであるので効果
的である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、フィルムの斜視図を示し、第2図は、第1図
で示したフィルムの情報信号を検出するために適するで
あろうフィルム情報信号検出装置を備えたカメラの斜視
図を示す。 第3図は、本発明の第1実施例のフィルム情報検出装置
の動作を表すフローチャート図を示し、第4図は第1実
施例の上記検出装置の回路図を示C51) す。 第5図は、本発明の第2実施例のフィルム情報検出装置
の動作を表すフローチャート図を示し、第6図は第2実
施例の上記検出装置の回路図を示す。 (主要な符号の説明) 111.112,113.114・・・・・・接触ビン
(検出手段)出願人 日本光学工業株式会社 代理人 渡辺隆男 62)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 フィルム感度値に対応したフィルム感度情報信号を出力
    する為の複数の情報フードを有するとともに、一定範囲
    内のフィルム感度値を有するフィルムにあっては、その
    すべてのパトローネの同位置に共通の情報コードを有す
    るパトローネが装填可能に設けられ、 前記パトローネが装填されたとき前記情報コードよりフ
    ィルム感度値を自動的に検出するカメラの検出装置にお
    いて、 前記共通の情報コードを検出する検出手段と、前記検出
    手段の検出信号に基づいて、前記一定範囲内のフィルム
    感度値のうち1つの特定フィルム感度値に対応した信号
    を出力する出力手段とを備えたことを特徴とするフィル
    ム情報検出装置。
JP17255983A 1983-09-19 1983-09-19 フィルム情報検出装置 Pending JPS6063525A (ja)

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JP17255983A JPS6063525A (ja) 1983-09-19 1983-09-19 フィルム情報検出装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62188742U (ja) * 1986-05-22 1987-12-01

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62188742U (ja) * 1986-05-22 1987-12-01

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