JPS6063055A - 発香性石こう成形体の改良された連続成形方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は発番性行こう成形体の改良された連続成形方法
に関する。

本発明の目的は、完全に滑らかな表面を呈し、芳香性が
あり、装飾品として長期間室内等に飾るに耐える強度を
有する石こう成形体を、連続して大量に成形製作する方
法を提供することにある。

上記目的を達成するために、本発明は順次移送′される
成形用容器に水性の香料液剤を所定量注入し、次いで半
水石こうスラリーを充填密封して静置した後、成形用容
器自体に運動を与えて容器内の充填物を攪拌混合せしめ
、次いで攪拌を停止し、成形用容器のバタン成形面を下
向きにし、振動を与えて石こうスラリー中の気泡をバタ
ン成形面の反対側の面より脱泡せしめ、次いで前記成形
容器を静止して充填物を硬化せしめる一連の工程から成
る発香柱石こう成形体の改良された連続成形方法に特色
を有するものである。これによって、従前には硬化体の
中空部に脱泡させていた場合の成形体表面の凸凹を完全
に消失させることができるのである。

以下、本発明の詳細な説明する。

まず、成形ラインの始端に香料、界面活性剤および防腐
剤等を原料とする香料液剤を調整する調剤エリアと、バ
タン成形面を有し全体として成形体に対する鋳型になる
成形用容器を順次移送路に載せる容器設置エリアを配置
する。次の充填エリアにおいて、成形用容器にまず香料
液剤を所定量注入し、さらにタンク等から所定量の半水
石こうスラリーを注入充填する。この成形用容器内に充
填した状態で石こう材料を静置エリアに移送する。

この静置エリアでは、水と石こうとを均質になじませる
ことができる。

次に、成形用容器を密封した状態のまま攪拌混合エリア
に移送し、例えば５０〜１５０　ＲＰＭ　で数分間の強
制的な回転藩動などの高速運動を成形用容器に与えて上
記石こう材料を攪拌混合せしめ、充填物のより一層の均
質化を行なう、次に攪拌を停止し、成形用容器を振動エ
リアに移送し、バタン成形面を下向きにし、左右前後、
あるいは上下に振動を与え、石こうスラリー中の気泡を
成形面の上方より脱泡させる。次に、成形用容器を第２
の静置エリアへ移送し、充填物を全体としてこの成形用
容器内で硬化せしめる。次に容器除去エリアに移送し、
成形用容器を開放して成形体を取り出す。

上記のように、本発明はコンベアシステム等を成形ライ
ンに採り入れれば、成形用容器設置から成形体取出しま
での１サイクルを２０〜６０分で完了することができ、
材料のロスも少なく、大量生産が可能であるだけでなく
、原料を充填した成形用容器な静置や攪拌混合、さらに
は振動な順次与えることにより、内部に気泡のない、無
垢で強度のある石こう成形体が製造でき、滑らかなノく
り／成形面を有する均質で美しい発番柱石こう成形体を
製造することができる。

４、〔追加の関係〕 本発明は、原発明あ構成に欠くことができなし・事項で
ある順次移送される成形用容器に水性の香料液剤を所定
量注入し次で半水石こうスラリーを充填密封し静置した
後、前記成形用容器に運動を与えて充填物を攪拌混合せ
しめる成形法がもっばら中空の成形体な形成させその中
空部に脱泡せしめていた点を改良し成形面の一面より脱
泡せしめるもので、上記原発明の主要部をその構成に欠
くことのできない事項の主要部とし、しかも、原特許発
明の目的とする［発香性面こう成形体の連続成形Ｊと同
一の目的を達成するものである。

特許出願人　小林製薬株式会社 代理人　弁理士　湯浅恭三［利 （外４名）

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 順次移送される成形容器に水性の香料液剤を所定量注入
   し、次いで半水石こうスラリーを充填密封して静置した
   後、前記成形用容器に運動を与えて充填物を攪拌混合せ
   しめ、次いで前記攪拌を停止し、前記成形容器のバタン
   成形面を下向きにし、振動を与えて前記面こうスラリー
   中の気泡を前記バタン成形面の反対の面より脱泡せしめ
   、次いで前記成形容器を静止して前記充填物を硬化せし
   めることを特徴とする発番性行こう成形体の改良された
   連続成形方法。