JPS6062606A - 蒸気タ−ビン圧力変化率制限方法および装置 - Google Patents

蒸気タ−ビン圧力変化率制限方法および装置

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JPS6062606A
JPS6062606A JP59144519A JP14451984A JPS6062606A JP S6062606 A JPS6062606 A JP S6062606A JP 59144519 A JP59144519 A JP 59144519A JP 14451984 A JP14451984 A JP 14451984A JP S6062606 A JPS6062606 A JP S6062606A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発 明 の 背 景 本発明は蒸気タービンに関Jるものであり、更に詳しく
は蒸気タービン用の制御システムに関Jるものである。
更にもっと詳しくは、本発明はボイラーから蒸気タービ
ンへの水のキャリオーバ(carryover )によ
って生じるタービンの損傷の危険性を少なくする手段に
関りるものである。
蒸気タービンはボイラーにより発生された蒸気の供給を
受けて動作するように設i1されている。
動作のいくつかの段階では、蒸気とともに水力〈蒸気タ
ービンに入ってしまう危険性がある。水のキャリオーバ
は、それによって生じる機械的振動と熱衝撃により蒸気
タービンの寿命が短縮したり直ちに永久的な損傷を受け
ることがあるので好ましくない。
水のキャリオーバは、例えば、現存のボイラーの然気発
生能力に対して蒸気の需要が過大である場合、あるいは
蒸気の需要に比べて蒸気の供給が不充分である場合に生
じる。この2つの状態は類似のものと考えられるかも知
れないが、原因によって大まかに区別することができる
。蒸気の需要が過大になるのは、例えば、蒸気タービン
に供給される蒸気の増加率がボイラーの蒸気発生の増加
率より大ぎくなる始動時である。この不一致の原因とし
ては、蒸気タービンがそれに供給される余分な熱気に素
早く応動できるのに対して、ボイラーは応答の遅い熱源
に依存しているので対応する割合で出力を増加さゼるこ
とができないことによる。このことが特にあてはまるの
は石炭燃料ボイラーである。蒸気の供給が不充分になる
のは、例えば、ボイラー内の火力不足、ボイラー制御器
内の問題、またはボイラー設定値の選定が不適切である
ことに起因する。
たとえば、発電機を駆動する蒸気タービンの始動の際、
蒸気タービンは無負荷、又はせいぜい軽負荷の状態で手
動により又は自動的に運転速度まで速度上昇される。こ
のとき発電機が作動され、そして蒸気タービンに供給さ
れ蒸気流を自動的に又は手動で増加さけることにより蒸
気タービンのトルク出力が徐々に増加する。理想的には
、発生される蒸気は蒸気流と同じ割合で増加させな【プ
ればならない。しかし、上記の通りのように、特に石炭
燃焼ボイラーの場合には、蒸気タービンとボイラーの応
答を完全に一致させることはできない。
したがって、少なくとも始動の際はボイラー圧力は限界
内で変化できるようにしなければならない。
しかし、ボイラー圧力が非常に急速に且つ非常に低い値
まで低下したときは、水のキャリオーバが起り得る。
水のキャリオーバを防ぐ1つの方法は、蒸気圧力が固定
または可変のIil値より低い値まで低下したとき蒸気
流を手動により又は自動的に減少さぜるか遮断するもの
である。この閾値による方法は、ボイラー圧力の変化率
が蒸気弁制御システムの応答能力を超えることのあるよ
うな始動の際には適切でないことがある。蒸気弁制御シ
ステムが更に蒸気圧力の変化率にも応答するようにすれ
ば、水のキャリオーバが起りそうな状態を充分に早く予
測して、蒸気弁制御システムにより蒸気流をタイミング
よく制御する方法が得られる。
蒸気圧力変化率の制御は魅力的ではあるが、解決べき問
題がある。周知のように、蒸気タービンは、特に公益電
気事業施設では数ケ月から数年の間、中断せずに動作さ
れる。更に、時々急速な圧力変動が生じることがあるが
、上記のような長い期間にわたって非常にゆっくりした
圧力変化も追跡しなければならない。したがって、公益
電気事業施設のための制御装置は安定であり、かつドリ
フトの無いものでなければならない。従来技術の変化率
測定装置はドリフトがあるので、この用途には望ましく
ない。
134日を吐土fiL したがって、本発明の1つの目的は従来技術の欠点を除
去した蒸気タービン用制御システムを提供することであ
る。
本発明のもう1つの目的はボイラー蒸気圧力の負の変化
率に応答して、蒸気タービンに供給される蒸気を制御す
る蒸気タービン用制御システムを提供することである。
本発明の更にもう1つの目的は負の変化率の閾伯を超え
た蒸気圧力の負の変化率に応答して、蒸気制御弁の設定
値を減少させるような蒸気圧力変化率制限装置を提供す
ることである。フロア(floor)回路は蒸気制御弁
が完全に閉じるのを防止して、タービンの冷却にそなえ
て所定の最小蒸気流を供給させる。
本発明の一面によれば、ボイラー、蒸気制御弁、および
タービンを備えた型式の蒸気タービン・システムにおけ
る最大圧力低下率を制限ジるための装置が提供され、こ
の装置は、低下率が所定の閾値を超えるようなボイラー
蒸気圧力の低下を検出Jる手段、この検出手段に応答し
て蒸気制御弁の設定値を減少させる手段、およびこの設
定値減少手段が蒸気制御弁の設定値を完全遮断状態にま
で減少させるのを防止して、上記タービンに対して少な
くとb最小の蒸気流を維持させる手段を有する。
本発明の1つの特徴に従えば、ボイラー、蒸気制御弁、
およびタービンを備えた型式の蒸気タービン・システム
における最大圧ノ〕低下率を制限するための方法が提供
され、この方法は、低下率が所定の閾値を超えるような
ボイラー蒸気圧力の低下を検出するステップ、閾値を超
える低下率に応答して蒸気制御弁の設定値を減少させる
ステップ、および上記設定値減少ステップによって蒸気
制御弁の設定値が完全遮断状態にまで減少するのを防止
して、タービンに対して少なくとも最小の蒸気流を維持
させるステップを有する。
簡略して言うと、本発明は、蒸気圧力の低下率が閾値を
超えたことを検出したとき蒸気制御弁の設定値を減少さ
せる蒸気タービン制御システム用蒸気圧力変化率制限装
置を提供する。ターどンの冷却にそなえてタービンに対
して所定の蒸気流量を維持するように蒸気制御弁のフロ
ア制御が設けられる。
本発明の上記および他の目的、特徴、および利点は図面
を参照しての以下の説明により明らかとなろう。図面に
於いて、同じ部品は同じ参照番号で表わしである。
好ましい実施例の説明 第1図には本発明を適用し得る蒸気タービン・システム
が示されており、全体を参照番号10で表わしである。
蒸気タービン・システム10は通常のボイラー12を含
み、ボイラー12で水が加熱、好ましくは過熱されてか
ら、蒸気制御弁14を通ってタービン16に供給される
。タービン16はシャツ]・17上に出力を発生ずる。
通常のように、ボイラー12は蒸気発生のために例えば
燃料油、石炭等の通常の燃料を供給して燃焼する燃料供
給および燃焼システム(図示せず)を含む。
蒸気はタービン16の中で膨張することによりその熱エ
ネルギーのかなりの部分を放出した後、復水器18によ
り水となる。この水は再びボイラー12に戻されて、シ
ステムの中を更に循環する。蒸気制御弁14はサーボ制
御弁であり、その開閉状態は点線20で示されるように
弁制御器22からの機械的入力によって制御される。
動作について説明すると、・制御盤26で手動により又
は自動的に発生された信号が制御線24を介して弁制御
器22に与えられる。この信号はシャフト17の所望速
度、並びにシャフト17から、例えば発電1(図示せず
)に与えられるトルク出力を選択する。
制御盤26および弁制御器22の関連部品を第2図に示
しである。以下、第2図について説明する。
制御126には制御信号を発生する手段が設けられてい
る。、これらの制御信号は蒸気タービン・システム10
の弁制御器等で使用されるこれらの制御信号を発生する
手段は電気機械的にプログラミングされた装置、遠隔制
御装置、コンピュータ装置等の任意の通常の形式のもの
であってもよい。これらの制御信号はアナログ直流また
は交流信号のいずれであってもよいし、あるいはディジ
タル信号であってもよい。図では、制御盤26は可変抵
抗を含みものとして示されて−おり、これらの可変抵抗
は例えば手動で調節され、直流分圧器として動作して直
流制御信号を発生する。
速度指令発生器としての可変抵抗34が速度指令信号を
発生し、この信号は線24aを介して弁制御器22内の
加算器36のプラス(+)入力に与えられる。加算器゛
36のマイナス(−)入力には、P;132の速度帰還
信号又はタコメータからの信号が印加される。指令され
た速度と測定された速度との差が速度誤差信号であり、
この誤差信号は線38を介して加算器40のプラス(十
)入力に与えられる。弁位置指令発生器としての可変抵
抗42が弁位置指令信号を発生して、線24bを介して
加算器40のプラス(+)入力と加算器44のプラス(
+)入力に供給する。フロア設定器としての可変抵抗4
6がフロア信号を発生して、線24cを介して加算器4
4のプラス(+)入ノjに供給する。蒸気圧力の過大な
低下率に関連した信号が線48を介して加算器40のマ
イナス(−)入力に与えられる。
加算器40の出力は所望の弁位置を表わし、線50を介
して加算器52のプラス(+)入力に与えられる。線2
0を介して弁位置帰還信号が加算器52のマイナス(−
)入ノコに与えられる。加算器52の出力は弁位置帰還
信号であり、これは線54を介して蒸気制御弁14(第
1図)用のサーボ制御器に与えられる。
通常、蒸気タービンは、特に公益電気事業施設では、正
確にその指令された速度またはその近くで運転される。
したがって、加算器36から加算器40へ与えられる通
常の速度誤差信号はゼロである。
更に、通常の運転時に於いては蒸気圧力は線48に信号
を発生するような変化率で低下しない。したがって、$
248の信号は通常ゼロである。このため通常の運転時
には、加算器40の出力は、線24を介して加算器40
に供給される弁位置指令信号に直接応答する。したがっ
て通常の運転時に(ま、蒸気制御弁14の開閉は弁位置
指令信号と弁位置帰還信号との差に直接応答する。弁位
置は第一近似で蒸気タービンの出ツノを定める。したが
って、上記の差は出力を制御する。
全体を56で表わした圧力変化率監視回路は蒸気圧力が
過大な低下率で低下していないが監視する。
このような過大な低下率を検出した場合、圧力変化率監
視回路は少なくとも部分的に蒸気制御弁14を閉じるよ
うに働く信号を線48に発生ずる。圧力変化率監視回路
56は以下に更に詳しく説明する変化率検出器58を含
む。圧り変化率検出器58は線28の圧力信号を監視し
、圧力変化率が閾値を超えた場合、変化率が閾値を超え
た分に比例する出力信号を線60に発生する。蒸気圧力
の負の変化だ【)に関心があるので、ダイオード62を
設けて、過大な蒸気圧力の低下に応じて発生される極性
の信号を通過させ、逆極性の信号を阻止する。線6oの
圧ツノ変化率信号は加算器64のマイナス(−)入力に
与えられる。
制御盤26の最小変化率発生器としての可変抵抗66が
ノd小変化率信号を発生して、線68を介して加算器6
4のマイナス(−)入力に供給する。全体を70で表わ
し1=成形回路が演算増幅器72を含む。演算増幅器7
2の出力と負(−)入力との間の帰還路には値の大きな
積分コンデンサ74ど可変抵抗76が直列に設けられて
いる。可変抵抗78は演算増幅器72の出力の一部を加
算器64のプラス(+)入力に帰還づる。演算増幅器7
2の出力は線48の過大蒸気圧力変化率信号であり、こ
れは上限比較器80および下限比較器82のプラス(+
)入ノ〕に与えられる。
上限比較器80のマイナス(−)入力は加算器44の出
力を受りる。下限比較器82のマイナス(−)入ノJは
接地されている。上限比較器80の出力はダイオードの
PA極−陰極径路および抵抗86を介して演算増幅器7
2の入力に与えられる。同様に、下限比較器82の出ツ
ノはダイオード88の陰極−陽極径路を介して演算増幅
器72の入力に与えられる。加算器64の出力はダイオ
ード92の陽極−陰極径路を介して可変抵抗94に与え
られる。可変抵抗94に与えられた電圧の一部が演算増
幅器72の入力に与えられるつ 線68の最小変化率信号は加算器64に対する残りの入
ノ〕信号から減算されるが、この信号は、小さ過ぎて補
正できないような圧力変化率信号を生じさせる圧力変化
を無視できるようにする。このように最小変化率信号を
発生する可変抵抗66は変化率の閾値として外部から調
節可能なバイアスを与えるものである。
次に、第3図には変化率検出器58の一実施例の簡略化
したブロック図を示しである。線28の圧力信号は加算
器96のプラス(+)人力および比較器98のプラス(
十)入力に与えられる。積分器1oOは比較器98の出
力を受け、その人ツノを線形積分し、その出力を加算器
96のマイナス(−)入力と比較器98のマイナス(−
)入力に与える。比較器98は通常の型式のもので、そ
のプラス(+)入力の電圧がそのマイナス(−)入力の
電圧を超えたとき一定の正電圧出力を発生し、そのプラ
ス(+)入力の電圧がそのマイナス(−)入力の圧力よ
り低いとき一定の負電圧出力を発生ずる。このようにし
て積分器100はその出力が線28の圧力信号に正確に
等しくなるまで一定速度で増大する向きまたは減少する
向きに積分することになる。積分器100が積分できる
一定速度が蒸気圧力信号の増加または減少の速度より早
い場合には、積分器100の出力は圧力信号を正確に追
跡することができる。
そして加算器96での減算プロセスの結果として、線6
0にゼロ出力が得られる。蒸気圧力の変化率(そして特
に関心のある蒸気圧力の低下率)が積分器100が積分
できる速度を超えた場合には、積分器100の出力はも
はやその入力を追跡しない。
したがって、加算器96から出りされる差信号はもはや
ゼロではなくて、蒸気圧力変化率の時間積分が積分器1
00の一定積分速度によって定まる変化率の閾値を超え
た量に比例する有限の値を持つ。
積分器100はアナログ、ディジタル等任意の都合の良
い形式をとることができる。しかし好ましい実施例では
積分器100はディジタル装置であり、第4図はその実
施例を示す。以下、第4図について説明する。一定値の
正または負の入力信号がアンド・ゲート102の一方の
入力に直接与えられると共に、インパーク 104を介
してアンド・ゲート106の入力に与えられる。りOツ
ク108は一定周波数で出力パルスを発生し、これらの
出力パルスはアンド・ゲート102の第2の入力および
アンド・ゲート106の第2の入力に与えられる。アン
ド・ゲート102の出力はアップダウン・カウンタ11
0の増数人力に与えられる。アンド・ゲート106の出
力はアップダウン・カウンタ 110の減数入力に与え
られる。アップダウン・カウンタ 110の中の数値の
づべてのビットは常に複数の線112を介して並列にデ
ィジタル/アナログ変換器の入力に与えられる。このデ
ィジタル/アナログ変換器114はその入力のディジタ
ル値に比例して変化する直流出力電圧を発生ずる。
クロック108の出力パルス周波数を高くまたは低くな
るように調節することにより、出力信号を送出する蒸気
圧力変化率の閾値を変えることができる。
第2図に戻って、圧力変化率監視回路56の動作を説明
する。変化率検出器58で負方向にその内部の変化率閾
値を超えると、変化率検出器58からの負信号が加算器
64の出力を正に駆動しようとする。
線68の正の最小変化率信号は変化率信号がこの同値(
最小変化率)信号を超えるまで加算器64の出力が正に
なるのを妨げる。
成形回路70、上限比較器80および下限比較器82が
なければ、加算器64の出力は線48を介して加算器4
0のマイナス(−)入力に直接接続されることになり、
加算器40は蒸気!、III弁14を比例的に閉じるよ
うに働く信号を発生する。成形回路70が存在するため
、加算器40に与えられる信号の直流利得を可変抵抗7
8を使って制御することができる。更に、蒸気圧力に非
常に急速な、又はステップ状の過・波状態が生じた場合
、このような過渡信号を蒸気制御弁14に与えることは
望ましくない。したがって、演算増幅器72の帰還路の
積分要素、即ちコンデンサ74および可変抵抗16、な
らびに可変抵抗94によって、蒸気制御弁14のt、1
1部を行う前の制御信号の積分または平滑の一制御を行
うことができる。
タービンの冷加にそなえて、タービン16を通る蒸気を
少なくとも最小流量に維持することが望ましい。このた
めの手段がない場合には、線24bの弁位置指令信号が
比較的低い値のとき、蒸気圧力が急速に低下すると蒸気
制御弁14が完全に閉じられて所要の最小蒸気流が維持
されないことがある。
加算器44と上限比較器80はこのような現象が起きな
いようにする。弁位置指令信号はほぼゼロから正の値+
■まで変えることができる。しかし、加算器44に与え
られる線24cの正のフロア信号は、弁位置指令信号が
ほぼゼロまで下げられたときでも加算器44の出力がフ
ロア信号の値よりも低くならないようにする。演算増幅
器72の出力が加算器44の出力より低くなろうとした
とき、上限比較器80の出力は高レベルから低レベルに
変わる。これにより、蒸気制御弁14を閉じようとづる
線48の信号の増大が防止される。
下限比較器82は、弁位置指令により指令された弁位置
よりも更に蒸気制御弁14を開くように鋤く演算増幅器
72の出力の負への変化を防止する。演算増幅器12の
出力が負になろうとしたとき、下限比較器82の出力が
高レベルから低レベルに変わって、演算増幅器72の出
力電圧をゼロ以上に増加させる方向にその入力を駆動す
る。
以上、図面により本発明の好ましい実施例を説明してぎ
たが、本発明はこのような実施1例に限定されるもので
はなく、当業者は特許請求の範囲に記載された本発明の
範囲から離れずに種々の変更と変形を行うことができる
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を説明するために参照する蒸気タービン
とその制御システムの簡略化したブロック図である。第
2図は第1図の制御盤と弁制御へ詳細なブロック図であ
る。第3図は第2図の変化率検出器の簡略化したブロッ
ク図である。第4図は第3図の積分器の詳細な論理図で
ある。 (主な符号の説明) 14・・・蒸気制御弁、 1G・・・蒸気タービン、 56・・・圧り変化率監視回路、 70・・・成形回路、 80・・・上限比較器、 82・・・下限比較器、 100・・・積分器、 102 、ioe・・・アンド・ゲート、104・・・
インバータ、 108・・・クロック、 112・・・アップダウン・カウンタ、114・・・デ
ィジタル/アナログ変換器。 特許出願人

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1) ボイラー、蒸気制御弁およびタービンを備えた
    型式の蒸気タービン・システムにおける最大圧力低下率
    を制限Jる装置に於いて、所定周波数のクロック信号を
    発生するクロックと、アップダウン・カウンタと、ゲー
    ト手段を含むディジタル積分器であって、上記ゲート手
    段は、上記積分器の出ツノが蒸気圧力に関連した信号を
    超えたとき増数または減数の内の一方の計数を行わせる
    第1の向きに上記アップダウン・カウンタに上記所定周
    波数を供給し、また上記積分器の出力が上記蒸気圧力に
    関連した上記信号より小さいときは増数または減数の内
    の他方の計数を行わせる第2の向きに上記アップダウン
    ・カウンタに上記所定周波数を供給し、上記アップダウ
    ン・カウンタには計数値が蓄積されるディジタル積分器
    、ならびに、上記アップダウン・カウンタの上記計数値
    と上記蒸気圧力に関連した上記信号との差に比例して上
    記蒸気制御弁の設定値を減少させる手段、を有すること
    を特徴とする最大圧力低下率を制限する装置。 (2、特許請求の範囲第(1)項記載の装置に於いて、
    上記所定クロック周波数が最大積分速度を設定するよう
    に働き、上記最大積分速度が上記最大圧力低下率を設定
    するように働く装置。 (3〉 特許請求の範囲第(2)項記載の装置に於いて
    、上記ゲート手段が上記積分器の出力と上記蒸気圧力に
    関連し1コ信号との差をめる手段を含み、上記差をめる
    手段の出力は上記低下率が所定変化率より小さいときほ
    ぼゼロとなり、上記低下率が上記所定変化率を超えたと
    きはぞの超え7j mに比例した値となる装置。 (4) 特許請求の範囲第(3)項記載の装置に於いて
    、上記蒸気制御弁設定値を減少させる手段が上記蒸気制
    御弁の完全遮断状態への設定を防止する手段を含み、こ
    れにより上記蒸気タービンに対して少なくとも最小蒸気
    流量を維持する装置。 (5) 特許請求の範囲第(3)項記載の装置に於いて
    、上記防止する手段が上記蒸気制御弁の少なくとも所望
    の最小位置に関連したフロア信号を発生J°る手段、お
    よび上記フロア信号に応答して上記蒸気制御弁設定値を
    減少させる手段の出力を制限する手段を含んでいる装置
    。 (6) 特許請求の範囲第(5)項記載の装置に於いて
    、上記フロア信号を発生する手段が更に弁位置指令信号
    にも応答して上記フロア信号を発生ずる装置。 (7) 特許請求の範囲第(1)項記載の装置に於いて
    、上記蒸気制御弁設定値を減少させる手段が弁位置指令
    信号と上記ディジタル積分器からの信号との差をめて所
    望の弁位置を定める手段を含lυでいる装置。 (8) ボイラー、蒸気制御弁、およびタービンを備え
    た型式の蒸気タービン・システムにおける最大圧力低下
    率を制限する方法に於いて、上記圧力がアップダウン・
    カウンタ内の計数値を超えたときは上記アップダウン争
    カウンタ内で所定周波数のクロックパルスを第1の方向
    に31数し、上記圧りが上記計数値より小さいときは第
    2の方向に計数するステップ、上記計数値と上記圧力と
    の差をめて圧力変化率信号を発生ずるステップ、J3よ
    び上記圧力変化率信号に応じて上記蒸気制御弁の設定値
    を減少させるステップを有し、上記所定周波数が上記圧
    力変化率信号を発生Jるために必要な蒸気圧力変化率の
    開鎖を定めることを特徴とする方法。
JP59144519A 1983-07-13 1984-07-13 蒸気タ−ビン圧力変化率制限方法および装置 Granted JPS6062606A (ja)

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US06/513,468 US4474012A (en) 1983-07-13 1983-07-13 Steam turbine pressure rate limiter
US513468 1990-04-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6062606A true JPS6062606A (ja) 1985-04-10
JPH0432921B2 JPH0432921B2 (ja) 1992-06-01

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JPH05272303A (ja) * 1992-03-24 1993-10-19 Toray Ind Inc タービンの運転方法
JP2010514985A (ja) * 2007-01-04 2010-05-06 シーメンス アクチエンゲゼルシヤフト タービン翼

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