JPS606247B2 - コンベヤベルトドラム - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコンベヤベルトドラムであって「ドラム外套が
その両端面でそれぞれ、ドラム回転軸線に対して同軸的
な外周面を備えたドラム端壁によって閉鎖されており、
両ドラム端壁が１軸によって貫通されており、ドラム外
套の内周面とドラム端壁の外周面との間に、エントロピ
ー弾性的なラィニングが縦付け間挿されており、このラ
ィニングによってのみドラム端壁がドラム外套に綿付け
保持されている形式のものに関する。

この種の公知コンベヤベルトドラムは西独国公開特許公
報第ｉ８０４０４４号に言己戦されている。

この公知のコンベヤベルトドラムの利点は、ゴム状弾性
を有するラィニングによってたんに締付作用で結合され
たドラム外套とドラム端壁とがある程度弾性的に相対運
動できることにある。このような弾性的な相対運動が可
能であることによって、ドラム外套自体が比較的大きな
剛性度を有するにもかかわらず、駆動される方のドラム
並びに駆動されない方のドラムの軸に生じる弾性的なた
わみが補償される。このような基本的な利点にもかかわ
らず、公知コンベヤベルトドラムではドラム端整の挿入
が極めて困難であるという欠点がある。即ち公知コンベ
ヤベルトドラムではライニングの取付けが外円錐面又は
内円錐面を備えたりング状の補助具に沿っておこなわれ
る。１実施例ではドラム端壁がその外周面を取囲むライ
ニングと一緒に内円錐面に沿ってドラム外套内へ押込ま
れる。

別の実施例では、リング状のラィニングがその端面側か
ら付加的の補助装置によってほぼその最終的な取付位置
に保持され、ドラム端整が外円錐面を備えた予め挿入さ
れた補助貝と一緒にドラム内部からその取付位置へ押込
まれる。上述の取付作業は公知コンベヤベルトドラムで
は不経済な油圧式綿付装置を要し、しかもドラム外套は
取付作業中、鞠方向にずれ動かないように固定して配置
されなければならない。

それゆえ、大型ベルトコンベヤの摩耗したドラム外套の
交換は一般には工場でのみおこなわれ、例えば坑内等の
現場では不可能である。さらに公知コンベヤベルトドラ
ムでは、ある程度摩耗した、特に老化によって摩耗した
ラィニングの締め直しが望まれる場合でも、締め直しが
不可能である。

本発明の対象とは異なるが、例えば駆動トルクを伝達し
ないコンベヤベルトローラでは、外周に向って円錐形に
関らいている２重のローラ端壁の外周面にリング状の弾
性的な中間部材を、２重のローラ端壁を軸方向に貫通す
る締付けねじによって締付固定することが公知である（
東独国特許第８４３び号明細書）。この構成の根本的な
欠点は、弾性的な中間部材が準流体的に変形する場合に
しか、２重のローラ端壁を軸方向で締め合わせることに
よって弾性的な中間部材の締付け力を生ぜしめ得ないこ
とにある。この準流体的な変形では、鞄方向に作用する
圧力によって弾性材料が半径方向で外方に向って押し潰
される。材料のこのような変形は材料にとって有害であ
る。この欠点を度外視しても、東独国特許第８４３び号
明細書に基づく２重のローラ端整は、本発明に係わる大
形コンベヤベルトドラムでは経済的にも構造的にも殆ん
ど実現不可能である。さらに、最初に述べた形式の公知
コンベヤベルトドラムでは、ドラム端壁を押込む際に、
弾性的なラィニングが極めて長い距離にわたって著しい
灘断負荷をうける。

本発明の課題は西独国公開特許公報第１８０４０４４号
に基づくコンベヤベルトドラムを先行技術として、ドラ
ム端整を比較的簡単に着脱することができるとともに、
エントロピー弾性を有するラィニングの締め直しが可能
であるようにコンベヤベルトドラムを構成することにあ
る。

この課題を解決した本発明の要旨は各ドラム端整の外周
面とドラム外套の内周面との間に「ドラム端面側からみ
てほぼセグメント状に形成されていて前記ライニングを
収容した複数の緒付片が設けられており、この締付片が
、対向綿付片に着脱可能に保持された移動調節部材を介
して、ドラム回転軸線に関して少なくとも半径方向に移
動調節可能かつ調節位置で位置固定可能であることにあ
る。本発明に基づくコンベヤベルトドラムの利点は先ず
、ドラム端壁の着脱のために不経済な油圧式の綿付装置
が不要であることにある。

さらに本発明によれば、ドラム端整をドラム外套に対す
る相対的な最終的な取付位置へ配置し、次いでラィニン
グを支持した締付片を調節部材によって半径方向で調節
移動させてこの調節位置に固定することによって、工場
以外の場所でも簡単にドラム端壁を取付けることができ
る。半径方向の緒付力を得るために弾性的な中間部材を
軸方向で圧縮する東独国特許第８４３び号明細書に開示
された技術と異なって、本発明によれば、ラィニングを
支持する縦付片目体が半径方向で移動調節されるので、
弾性材の不都合な変形を著しく回避することができる。
西独国公開特許公報第１８０４０４４号の場合には、ゴ
ム状弾性を有するラィニングがドラム端整の押込み過程
で著しく有害な雛断負荷を比較的長い距離にわたってう
けるのに対して、本発明に基づくコンベヤベルトドラム
では、この雛断負荷が最小限度に軽減される。

この利点が生じる理由は、ラィニングの稀付が生じる前
に既にドラム端壁がその最終的な取付位置に位置してい
るからである。本発明の別の利点は、特にラィニングが
ある程度摩耗したさし、に、調節部材を後調節すること
によってラィニングを個々に調節し直すことができるこ
とにある。本発明の１実施態様ではドラム機壁の外周面
が円錐形領域を有しており、この円錐形領域上で、穣片
として構成された締付片がドラム回転軸線に対してほゞ
平行に、即ち麹方向に調節移動可能である。

この実施態様によれば、ドラム端整の上り勾配の円錐形
の面上で裸片が軸万向に移動することによって、ラィニ
ングを締付るためのほゞ半径方向の調節運動が生じる。
この実施態様のコンベヤベルトドラムでは、挟片をドラ
ム端面から調節移動させることができるので、特にコン
ベヤベルトを装着したままでラィニングの締め直しを行
なうことができる。本発明の別の実施態様によれば、各
渓片がドラム外套の内周面に面した側に、ドラム外套の
内周面に対して両平行な外面を備えており、かつドラム
機壁の前記円錐形領域に面した側に、この円錐形領域に
対してほぼ面平行な換面を備えている。

この実施態様によれば、互いに協働する面が平行である
ために密着性がよく「かつラィニングの確実な締付が可
能となる。金属殊に銅より成る襖片がその穣面で、殊に
鏡鋼より成るドラム端壁の円錐形領域上にじかに数着さ
れる有利な実施態様では、ラィニングが換片とドラム外
套の内周面との間に配置される。

しかし用途に応じて、ラィニングを穣片とドラム端整の
円錐形領域との間に配置することもできる。本発明のさ
らに別の実施態様では、前記対向縦付片が、ドラム端壁
の円錐形範囲にドラム外套の内周面へ向かって突設した
セグメント状の突出部から成る。本発明のさらに別の実
施態様では、前記突出部３が、ドラム端整の半径方向で
最も外側の個所に設けられておりかつ軸方向のねじ孔を
備えており、襖片が、半径方向に長い最孔状横断面を有
する軸万向の滑らかな孔を備えており、調節ねじから成
る前記調節部材がこの滑らかな孔を貫通して前記３ねじ
孔内へ螺合しており、調節ねじの頭が襖片の外側に当付
けられている。半径方向に長い最孔状横断面を備えた滑
らかな孔によって、換片が半径方向で調節運動可能とな
る。ドラム端壁の外周面が、ドラム回転軸線に対し４て
垂直な平面に関してほゞ鏡面対称な、中央に最大直径を
有する二重円錐面として形成されたさらに別の実施態様
では、特に駆動側のコンベヤベルトドラムにおいて比較
的大きな駆動トルクを伝達すべき場合に、比較的多数の
襖片をドラム端壁上に配置することができる。

本発明のさらに別の実施例では、前記対向締付片もラィ
ニングを備えた襖片として形成されており、縦付片と、
対向縦付片とが前記二重円錐面上に鏡面対称的に向かい
合って位置しており、対向綿付片がほぼ軸方向のねじ孔
を備えており、縦付片が滑らかな孔を備えており、調節
ねじとして形成された調節部材が滑らかな孔を貫通して
ねじ孔内に螺合しており、かつ調節ねじの頭が競付片の
外側に当付けられている。このようにすれば、両方の湊
片をたゞ１本の調節ねじによって移動調節することがで
きる。平滑な孔を有する方の穣片をドラム端面に隣合っ
て配置すれば、調節ねじを簡単に外部から操作すること
ができる。本発明のさらに別の実施態様では、縦付片が
、ラィニングを備えた側に、縦付けのための移動調節時
にラィニングを保持しかつ押圧するセグメント状の肩を
備えている。

このようにすれば、取付作業中でもラィニングの確実な
移動が保証される。各ラィニングが締付片に例えば加硫
又は接着によって接合されていると実施において有利で
ある。

調節部材によって襖片及びラィニングを確実かつ永続的
に保持するために、本発明のさらに別の実施態様によれ
ば、調節部材のたわみを阻止するように調節部材が締付
片及び対向緒付片内に保持されている。

このことのために、本発明のさらに別の実施態様では、
対向締付片に設けた前記ねじ孔の軸線と、縦付片の滑ら
かな孔の軸線とが一直線上にあり、両軸線が、コンベヤ
ベルトドラムの軸線を通る縦断平面内に位置しかつ締付
片の前記酸面に対してほぼ平行である。

調節ねじのたわみを阻止する本発明のさらに別の実施態
様では、対向縦付片が換片として形成されている場合に
は、前記二重円錐面の最大直径のところに、調節ねじの
案内のためのほぼ軸方向の孔を備えた案内突起が設けら
れており、この孔が半径方向に長い長円形横断面を有し
ていて調節ねじの滑らかな鞠部を収容する。

次に添付図面について本発明を詳説する。

図示のコンベヤベルトドラム１０では図面を簡単にする
ために第１図及び第７図に軸方向縦断面図で図示したコ
ンベヤベルトドラム１０はたんに部分的に図示されてい
るに過ぎない。

特にコンベヤベルトドラムの支承装置及びコンベヤベル
ト自体の図示は省略した。鋼板より成る横断面円形のド
ラム外套１１はほゞ円板形のドラム端壁１２を取囲んで
いる。

これらドラム端壁は鏡鋼より成るのが有利である。ドラ
ム端壁１２は縦付具１３によって相対的回動不可能にド
ラム軸１４上に配置されており、このＺドラム軸の回転
軸線は符号ｘで示されている。ドラム端壁１２の外周面
１５は円錐形に構成されている。この円錐形の外周面１
５上に、穣片から成る締付片１７，１７ａ，１７ｂ，１
７ｃ，１７ｄの裸面１６が密着している。多数のこのよ
うＺな襖片が特に第２図から判るようにドラム端整１２
の外周面上に等間隔で分配されている。換面１６はドラ
ム端壁１２の円錐形の外周面１５に対してほ）、平行に
延びており、かつ各穣片の、ドラム外套の内周面１８に
面した外面１９は２ドラム外套の内周面１８に対してほ
ゞ平行にのびている。

外面１９はエントロピー弾性、有利にはゴム状弾性を有
するラィニング２０を支持している。

このラィニング２川ま第１図乃至第５図及び第７図２乃
至第１０図に示した実施例ではドラム端面に近い方の襖
片端部に設けた肩２１に当付けられている。調節ねじ２
２はその滑らかな鞠部で軸方向に（回転軸線ｘに対して
ほゞ平行に）縦付片１７の３滑らかな孔２３内を貫通し
ており、この孔２３は第１図乃至第４図の実施形では、
半径方向に長い長孔状の横断面を有している。

孔２３のこの形状は特に第３図から明らかである。第３
図には調節ねじ２２を挿入する前の３つの孔２３が示さ
れている。特に第２図、第３図及び第８図から明らかに
判るように、締付片はほゞセグメント形に形成されてい
る。第５図乃至第１０図に示した実施形では円筒横断面
を有する滑らかな孔２７が設けられている。調節ねじ２
２のねじ山部は第１図乃至第４図及び第９図の実施形で
は、ドラム端壁１２の半径方向で外方へ突出した突出部
から成る対向締付片２４のねじ孔２５内へ螺合している
。

第９図の実施形では縦付片１７ｄの滑らかな孔２７が、
対向縦付片２４のねじ孔２５と１直線上にあり、これら
両方の孔の図示されていない中心縦軸線はそれぞれコン
ベヤベルトドラム１０の縦断平面内にありかつ襖面１６
に対してほゞ平行に延びている。

調節ねじ２２を締めることによって、換片はドラム端壁
１２に対して相対的に調節ねじ２２の中心機軸線に対し
て平行にコンベヤベルトドラム１０の内部へ連動しかつ
その際同時に半径方向で外方へも移動する。

ドラム外套１１に対するラィニング２０の相対運動は比
較的小さく、これによって、ライニング２０の切断負荷
が最小に軽減される。図面では装置が締付固定された位
置で図示されており、この位置ではライニング２０がド
ラム外套１１の内周面１８へ締込まれている。この場合
やはり明瞭に判るように、肩２１並びに対向締付片２４
はドラム外套の内周面１８から半径方向で離れており、
それゆえ、ドラム外套１１に対するドラム端壁１２の十
分な相対的運動が保証される。第３図乃至第６図及び第
９図乃至第１０図から判るように、調節ねじ２２の頭と
縦付片１７，１７ａ，１７ｂ，１７ｃ，１７ｄの外側の
端面との間には、調節ねじ２２が弛まないように、スプ
リングワツシヤ２８が間挿されている。

第５図及び第６図にはそれぞれ別の実施形が示されてい
る。

この両実施例では、対向締付片１７を，１７ｂ′も襖片
として形成されており、これによって、締付片１７ａ，
１７ｂと対向締付片１７を，１７ひとが向かい合わせに
締付けられる。この場合しドラム端壁１２は、中央に最
大直径を有する二重円錐状の外周面１５を備えている。
第５図及び第６図に示す実施例において、対向締付片１
７ａ′，１７ｂ′として形成された裸片はねじ孔２６を
有しており、このねじ孔２６にはそれぞれ調節ねじ２２
のねじ山部が螺合する。これに対して緒付片１７ａ，１
７ｂとして形成された換片の軸方向の孔２７は滑らかな
円筒形に形成されている。第５図に示した実施例ではラ
ィニング２０が縦付片及び対向締付片とドラム外套の内
周面１８との間に設けられており、第６図に示す実施例
ではライニング２０が締付片及び対向締付片とドラム端
壁の外周面１５との間に設けられている。

第３図乃至第５図及び第７図乃至第１０図から明らかな
ように、ラィニングを収容するために縦付片及び対向綿
付片の外周部に設けた肩２１はラィニング締付状態でド
ラム外套の内周面１８から離れて位置している。第６図
に示した実施例では、締付片及び対向締付片の内周部に
肩２１が設けられており、この肩２１はドラム端整１２
の外周面１５から半径方向に離れており、それゆえこの
実施例でも他の実施例におけると同じように、ドラム外
套１１とドラム端壁１２との間の相対運動が可能である
。第１０図に示した実施例ではドラム端壁１２の二重円
錐形の外周面１５の最大直径のところに「調節ねじ２２
のたわみを防止するために案内突起２４′が設けられて
いる、この案内突起２４′は調節ねじ２２を遊びをもっ
て取囲むほ）、軸方向の孔２９を有している。

この場合この孔は半径方向に長い長孔状の横断面を有し
ている。この場合、調節ねじ２２はその滑らかな轍部で
第１０図中の左側に示されている締付片１７ｃの滑らか
な孔２７及び上述の孔２９を貫通して、ねじ山部で対向
締付片１７ｃ′のねじ孔２６内に螺合している。ねじ孔
２６と滑らかな孔２７は互いに１直線上にある。案内突
起２４′に関して互いにはゞ鏡面対称に配置された綿付
片１７ｃ及び対向締付片１７ｃ′は、調節ねじ２２の綿
付け時に互いに向かい合って運動し、その際同時にラィ
ニング２０が半径方向に続付けられる。殊にダストの多
い作業場、例えば抗内又は鉱石種甥苗場所では、コンベ
ヤベルトドラム１０の円周上に分配された綿付片１７，
１７ａ，１７ｂ，１７ｃ，１７ｄの間の隙間をシールす
るのが効果的である。

このようなシールは、コンベヤベルトドラム１０が回転
駆動されない軸に軸受けを介して支承される場合には特
に有利である。緒付片の間の上述の隙間に耐久弾性もし
くは耐久可塑性を有する合成樹脂を詰めることによって
シールをおこなうのが有利である。

【図面の簡単な説明】

０ 添付図面は本発明による実施例を示すもので、第１
図はコンベヤベルトドラムの部分的の縦断面図、第２図
は第１図中の矢印ロの方向で見た端面図、第３図は第２
図中の１部分Ｂの拡大図、第４図は第１図中の１部分Ａ
の、第３図中のＷ−Ｎ線夕による拡大縦断面図、第５図
は別の実施形の第４図同様の縦断面図、第６図は更に別
の実施形の第４図及び第５図同様の縦断面図、第７図は
別の実施形のコンベヤベルトドラムの部分的の縦断面図
「第８図は第７図に示したコンベヤベルトドラムの、第
３図同様の拡大図、第９図は第７図中の１部分Ａ′の、
第８図中のＫ−Ｋ切断線による拡大縦断面図、第１０図
は更に別の実施形の第９図同様の縦断面図である。 なお図示した主要部と符号の対応関係は次の通りである
：１０・・・コンベヤベルトドラム、１１・・。 ドラム外套、１２・・。ドラム端壁「 １４…ドラム軸
、１５・・・ドラム端壁の外周面、１７，１７ａ，１７
ｂ，１７ｃ，１７ｄ…締付片、１８…ドラム外套の内周
面Ｌ ２０・・’ラィニング、２２・・・調節ねじ「
１７ａ′，１７ｂ′，１７ｃ′，２４…対向締付片。Ｆ
ＩＧ．ｌ ＦＩＧ．２ ＦＩＧ．３ ＦＩＧ．ム ＦＩＧ．５ ＦＩＧ．６ ＦＩＧ．７ ＦＩＧ．８ ＦＩＧ．９ ＦＩＧ．１０，

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １ コンベヤベルトドラムであって、ドラム外套がその
   両端面でそれぞれ、ドラム回転軸線に対して同軸的な外
   周面を備えたドラム端整によって閉鎖されており、両ド
   ラム端壁が１軸によって貫通されており、ドラム外套の
   内周面とドラム端壁の外周面との間に、エントロピー弾
   性的なライニングが締付け間挿されており、このライニ
   ングによってのみドラム端壁がドラム外套に締付け保持
   されている形式のものにおいて、各ドラム端壁１２の外
   周面１５とドラム外套の内周面１８との間に、ドラム端
   面側からみてほぼセグメント状に形成されていて前記ラ
   イニング２０を収容した複数の締付片１７，１７ａ，１
   ７ｂ，１７ｃ，１７ｄが設けられており、この締付片が
   対向締付片１７ａ′，１７ｂ′，１７ｃ′，２４に着脱
   可能に保持された移動調節部材２２を介して、ドラム回
   転軸線Ｘに関して少なくとも半径方向に移動調節可能か
   つ調節位置で位置固定可能であることを特徴とするコン
   ベヤベルトドラム。 ２ ドラム端壁１２の外周面１５が円錐形領域を有して
   おり、前記締付片１７，１７ａ，１７ｂ，１７ｃ，１７
   ｄが楔片として形成されており、この楔片がほぼドラム
   回転軸線方向で調節移動可能である特許請求の範囲第１
   項記載のコンベヤベルトドラム。 ３ 各楔片がドラム外套の内周面に面した側にドラム外
   套の内周面に対して面平行な外面を備えており、かつド
   ラム端壁１２の前記円錐形領域に面した側に、この円錐
   形領域に対してほぼ面平行な楔面１６を備えている特許
   請求の範囲第２項記載のコンベヤベルトドラム。 ４ 前記ライニング２０が締付片１７，１７ａ，１７ｂ
   ，１７ｃ，１７ｄとドラム外套の内周面１８との間に配
   置されている特許請求の範囲第２項記載のコンベヤベル
   トドラム。 ５ 前記ライニング２０が締付片１７ｂとドラム端壁１
   ２の外周面１５との間に配置されている特許請求の範囲
   第２項記載のコンベヤベルトドラム。 ６ 前記対向締付片２４が、ドラム端壁１２の円錐形範
   囲にドラム外套の内周面１８へ向かって突設したセグメ
   ント状の突出部から成る特許請求の範囲第２項記載のコ
   ンベヤベルトドラム。 ７ 前記突出部が、ドラム端壁１２の半径方向で最も外
   側の個所に設けられておりかつ軸方向のねじ孔２５を備
   えており、楔片が、半径方向に長い長孔状横断面を有す
   る軸方向の滑らかな孔２３を備えており、調節ねじから
   成る前記調節部材２２がこの滑らかな孔２３を貫通して
   前記ねじ孔２５内へ螺合しており、調節ねじの頭が楔片
   の外側に当付けられている特許請求の範囲第６項記載の
   コンベヤベルトドラム。 ８ ドラム端壁１２の外周面１５が、中央に最大直径を
   有する二重円錐面として形成されている特許請求の範囲
   第６項記載のコンベヤベルトドラム。 ９ 前記対向締付片１７ａ′，１７ｂ′，１７ｃ′もラ
   イニング２０を備えた楔片として形成されており、締付
   片１７ａ，１７ｂ，１７ｃと、対向締付片１７ａ′，１
   ７ｂ′，１７ｃ′とが前記二重円錐面上に鏡面対称的に
   向かい合って位置しており、対向締付片１７ａ′，１７
   ｂ′，１７ｃ′がほぼ軸方向のねじ孔２５を備えており
   、締付片１７ａ，１７ｂ，１７ｃが滑らかな孔２７を備
   えており、調節ねじとして形成された調節部材２２が滑
   らかな孔２７を貫通してねじ孔２５内に螺合しており、
   かつ調節ねじの頭が締付片の外側に当付けられている特
   許請求の範囲第８項記載のコンベヤベルトドラム。 １０ 楔片から成る締付片１７ａ，１７ｂ，１７ｃがド
   ラム端面に隣合って位置している特許請求の範囲第９項
   記載のコンベヤベルトドラム。 １１ 締付片１７ａ，１７ｂ，１７ｃ，１７ｄが、ライ
   ニング２０を備えた側に、締付けのための移動調節時に
   ライニング２０を保持しかつ押圧するセグメント状の肩
   ２１を備えている特許請求の範囲第２項記載のコンベヤ
   ベルトドラム。 １２ 締付片１７ａ，１７ｂ，１７ｃ，１７ｄ及び対向
   締付片１７ａ′，１７ｂ′，１７ｃ′がそれぞれ、ライ
   ニング２０を備えた側に、締付けのための移動調節時に
   ライニング２０を保持しかつ押圧するセグメント状の肩
   ２１を備えている特許請求の範囲第９項記載のコンベヤ
   ベルトドラム。 １３ 各ライニング２０が締付片１７，１７ａ，１７ｂ
   ，１７ｃ，１７ｄに接合されている特許請求の範囲第１
   項記載のコンベヤベルトドラム。 １４ 調節部材２２が、たわみを阻止できるように締付
   片及び対向締付片に保持されている特許請求の範囲第７
   項記載のコンベヤベルトドラム。 １５ 対向締付片に設けた前記ねじ孔２５の軸線と、楔
   片の滑らかな孔２７の軸線とが一直線上にあり、両軸線
   が、コンベヤベルトドラム１０の軸線を通る縦断平面内
   に位置しかつ楔片の前記楔面１６に対してほぼ平行であ
   る特許請求の範囲第１４項記載のコンベヤベルトドラム
   。 １６ 前記二重円錐面の最大直径のところに、調節ねじ
   の案内のための半径方向で長い横断面を有するほぼ軸方
   向の孔２９を備えた案内突起２４′が設けられており、
   この孔２９内に調節ねじの滑らかな軸部が半径方向移動
   可能に貫通している特許請求の範囲第９項記載のコンベ
   ヤベルトドラム。