JPS6059902B2 - アシルタウリドの製造方法 - Google Patents
アシルタウリドの製造方法Info
- Publication number
- JPS6059902B2 JPS6059902B2 JP56025069A JP2506981A JPS6059902B2 JP S6059902 B2 JPS6059902 B2 JP S6059902B2 JP 56025069 A JP56025069 A JP 56025069A JP 2506981 A JP2506981 A JP 2506981A JP S6059902 B2 JPS6059902 B2 JP S6059902B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reaction
- fatty acid
- raw material
- acyltauride
- producing
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
- Detergent Compositions (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、安価に色調の良好なアシルタウリドを高収
率て製造する方法に関するものである。
率て製造する方法に関するものである。
アシルタウリドは各種洗浄剤、化粧料の添加成分とし
て有用な物質である。 これまて、アシルタウリドを製
造する方法としては、実質的に等モルの塩化アシルとメ
チルタウリンナトリウムとを35℃以下の温度で2時間
程度反応させる方法及び脂肪酸とメチルタウリドとを2
モル対1モルの割合で210℃で100wnHgの減圧
下に7時間程度反応させる方法が知られている。
て有用な物質である。 これまて、アシルタウリドを製
造する方法としては、実質的に等モルの塩化アシルとメ
チルタウリンナトリウムとを35℃以下の温度で2時間
程度反応させる方法及び脂肪酸とメチルタウリドとを2
モル対1モルの割合で210℃で100wnHgの減圧
下に7時間程度反応させる方法が知られている。
塩化アシルを原料として用いる方法は、反応条件が温和
で生成するアシルタウリドの色調が良好であるという利
点を有するものの、原料の塩化アシルが高価なばかりで
なく、反応率が90%に達することが困難で、かつ副生
する食塩が製品に混入す るという欠点があつた。また
、脂肪酸を原料として用いる方法は、原料の脂肪酸が安
価であり、食塩の副生もなく、反応率も95%にまで達
することができるという利点があるものの、反応温度が
高く反応に長時間を要し生成するアシルタウリドの色調
が悪いという欠点があつた。 本発明者らは、原料とし
て安価な脂肪酸を用いて色調良好なアシルタウリドを短
かい反応時間で収率よく製造する方法を開発すべく鋭意
研究を重・ねた結果、原料として脂肪酸を用いた場合に
、色調の低下する原因が過剰に用いている原料の脂肪酸
の劣化に起因していること、反応が遅い原因は反応生成
水が蒸発しにくいためであることを見いだした。この場
合、脂肪酸の量を減少させると、生成物の色調を改良し
うるが、しかしながら、生成物粘土が上昇し、例えば、
ほぼ等モルの脂肪酸とメチルタウリンナトリウムを用い
た場合には、反応温度である210℃て200ポイズに
も達し、反応率をあげることが不可能になる。 そこで
本発明者らは、さらに研究を重ねた結果、脂肪酸の量を
、メチルタウリンナトリウム1モルに対し約1.5モル
に選んだ場合に、210℃における生成物の粘度が10
ポイズ程度になるが、反応率が約70%までは反応液の
粘土が2ポイズ程度であること、したがつて、反応の前
段を水の蒸発効率の良い棚段式蒸留塔で行い、後段を微
粒化して生成水の蒸発を促進した状態で行えば短時間で
反応を完結させうることを見いだした。
で生成するアシルタウリドの色調が良好であるという利
点を有するものの、原料の塩化アシルが高価なばかりで
なく、反応率が90%に達することが困難で、かつ副生
する食塩が製品に混入す るという欠点があつた。また
、脂肪酸を原料として用いる方法は、原料の脂肪酸が安
価であり、食塩の副生もなく、反応率も95%にまで達
することができるという利点があるものの、反応温度が
高く反応に長時間を要し生成するアシルタウリドの色調
が悪いという欠点があつた。 本発明者らは、原料とし
て安価な脂肪酸を用いて色調良好なアシルタウリドを短
かい反応時間で収率よく製造する方法を開発すべく鋭意
研究を重・ねた結果、原料として脂肪酸を用いた場合に
、色調の低下する原因が過剰に用いている原料の脂肪酸
の劣化に起因していること、反応が遅い原因は反応生成
水が蒸発しにくいためであることを見いだした。この場
合、脂肪酸の量を減少させると、生成物の色調を改良し
うるが、しかしながら、生成物粘土が上昇し、例えば、
ほぼ等モルの脂肪酸とメチルタウリンナトリウムを用い
た場合には、反応温度である210℃て200ポイズに
も達し、反応率をあげることが不可能になる。 そこで
本発明者らは、さらに研究を重ねた結果、脂肪酸の量を
、メチルタウリンナトリウム1モルに対し約1.5モル
に選んだ場合に、210℃における生成物の粘度が10
ポイズ程度になるが、反応率が約70%までは反応液の
粘土が2ポイズ程度であること、したがつて、反応の前
段を水の蒸発効率の良い棚段式蒸留塔で行い、後段を微
粒化して生成水の蒸発を促進した状態で行えば短時間で
反応を完結させうることを見いだした。
本発明は、このような知見に基づいてなされたものであ
る。
る。
すなわち、本発明は、脂肪酸とメチルタウリンナトリウ
ムを反応させてアシルタウリドを製造するに当り、棚段
式蒸留塔を上部に直結した反応槽から成る反応装置を用
い、メチルタウリンナトリウム1モルに対する脂肪酸の
量を約1.5モルとし、原料混合物を棚段式蒸留塔の上
部付近より塔内に供給して棚段を流下させながら反応を
行い、反応槽に流下した反応液を噴霧して反応を完結さ
せることを特徴とするアシルタウリドの製造方法を提供
するものである。
ムを反応させてアシルタウリドを製造するに当り、棚段
式蒸留塔を上部に直結した反応槽から成る反応装置を用
い、メチルタウリンナトリウム1モルに対する脂肪酸の
量を約1.5モルとし、原料混合物を棚段式蒸留塔の上
部付近より塔内に供給して棚段を流下させながら反応を
行い、反応槽に流下した反応液を噴霧して反応を完結さ
せることを特徴とするアシルタウリドの製造方法を提供
するものである。
本発明において用いられる脂肪酸は、炭素数12〜22
の飽和又は不飽和脂肪酸で、直鎖状であつても側鎖を有
していてもよい。
の飽和又は不飽和脂肪酸で、直鎖状であつても側鎖を有
していてもよい。
本発明において反応装置として用いられる棚段式蒸留塔
は、棚段数が10〜1鍛で、棚構造は、泡鐘トレイ、フ
レキシトレイ、多孔板トレイなどが好ましい。
は、棚段数が10〜1鍛で、棚構造は、泡鐘トレイ、フ
レキシトレイ、多孔板トレイなどが好ましい。
本発明において、反応混合液の微粒化は、噴霧ノズルか
ら反応液を噴霧することにより好ましく行われる。
ら反応液を噴霧することにより好ましく行われる。
ノズル孔径は1〜10WI!!11好ましくは2〜5T
nであり、噴霧圧力は1〜50kgIdG1好ましくは
3〜5k91cItGである。本発明において、反応温
度は、200〜220′C1反応圧力は、50〜150
Tn1nHg1好ましくは10『Hgである。
nであり、噴霧圧力は1〜50kgIdG1好ましくは
3〜5k91cItGである。本発明において、反応温
度は、200〜220′C1反応圧力は、50〜150
Tn1nHg1好ましくは10『Hgである。
次に本発明の実施工程を添付図面を参照して説一明する
。
。
図面は本発明の実施に用いられる装置の一例の説明図で
ある。脂肪酸とメチルタウリンナトリウムから成る原料
混合物は所定温度に加熱された図面における棚段式蒸留
塔の上部に設けられた原料供給導管1か.ら塔内に供給
され、反応しながら棚段2,2″,2″を流下していく
。
ある。脂肪酸とメチルタウリンナトリウムから成る原料
混合物は所定温度に加熱された図面における棚段式蒸留
塔の上部に設けられた原料供給導管1か.ら塔内に供給
され、反応しながら棚段2,2″,2″を流下していく
。
塔上部には生成水を蒸気として排出する排出管3が設け
られ、排出管3は、蒸気を凝縮するためのコンデンサー
4及び留出水受槽5と連結しており、該受槽5は反応系
内を所−定圧力に減圧するための真空ライン6と連結し
ている。最終棚段を流下した反応混合液の反応率は約7
0%に達している。この反応混合物を塔内の反応槽7の
下部に設けられた循環液排出管8から塔外にとり出し、
ポンプ9により押し上げて噴霧ノズル10から塔内の反
応槽に噴霧する。反応液粘度が約10ポイズに上昇する
と反応率は95%以上となつている。反応生成物は抜出
し管11から抜き出される。本発明において、棚段式蒸
留塔における反応を行い、次いで反応混合物を微粒化し
て反応を行うことが必要である。
られ、排出管3は、蒸気を凝縮するためのコンデンサー
4及び留出水受槽5と連結しており、該受槽5は反応系
内を所−定圧力に減圧するための真空ライン6と連結し
ている。最終棚段を流下した反応混合液の反応率は約7
0%に達している。この反応混合物を塔内の反応槽7の
下部に設けられた循環液排出管8から塔外にとり出し、
ポンプ9により押し上げて噴霧ノズル10から塔内の反
応槽に噴霧する。反応液粘度が約10ポイズに上昇する
と反応率は95%以上となつている。反応生成物は抜出
し管11から抜き出される。本発明において、棚段式蒸
留塔における反応を行い、次いで反応混合物を微粒化し
て反応を行うことが必要である。
棚段式蒸留塔のみの反応では、反応に長時間を要し、反
応率も90%程度までIしか到達せず、かつ色調も改良
できない。また反応の開始から完結まで反応混合物を微
粒化して反応を行つた場合は、反応時間は短く、反応率
も高くはなるものの、色調は改良できない。本発明によ
れば、安価な脂肪酸を原料として、色調のよいアシルタ
ウリドを短い反応時間て高収率で製造することができ、
その工業的価値は高い。
応率も90%程度までIしか到達せず、かつ色調も改良
できない。また反応の開始から完結まで反応混合物を微
粒化して反応を行つた場合は、反応時間は短く、反応率
も高くはなるものの、色調は改良できない。本発明によ
れば、安価な脂肪酸を原料として、色調のよいアシルタ
ウリドを短い反応時間て高収率で製造することができ、
その工業的価値は高い。
次に、本発明は実施例によりさらに詳細に説明する。
“実施例1
図面に示す棚段数12の反応装置に、牛脂脂肪酸1.5
モルに対しメチルタウリンナトリウム1モルからなる原
料混合物を供給し、反応温度220℃、装置内圧力10
0T!UnHgて、棚段における滞留時間2時間で反応
させた後、反応混合液をポンプで押し上げ、反応槽内に
噴霧化して反応を完結させた。
モルに対しメチルタウリンナトリウム1モルからなる原
料混合物を供給し、反応温度220℃、装置内圧力10
0T!UnHgて、棚段における滞留時間2時間で反応
させた後、反応混合液をポンプで押し上げ、反応槽内に
噴霧化して反応を完結させた。
スチル液滞留量が1回/1時間て噴霧される条件で、2
時間噴霧した。反応率は、メチルタウリン基準て97%
て、生成牛脂脂肪タウリドの色調は5%エタノール溶液
として2G1H(日本油化学協会編、基準油脂分析試験
法のガードナー法により測定した。以下同じ)で良好で
あつた。実施例2 反応温度を200℃とする以外は実施例1と全く同様に
して、牛脂脂肪タウリドを製造した。
時間噴霧した。反応率は、メチルタウリン基準て97%
て、生成牛脂脂肪タウリドの色調は5%エタノール溶液
として2G1H(日本油化学協会編、基準油脂分析試験
法のガードナー法により測定した。以下同じ)で良好で
あつた。実施例2 反応温度を200℃とする以外は実施例1と全く同様に
して、牛脂脂肪タウリドを製造した。
反応率は、メチルタウリン基準て96%で、生成牛脂脂
肪酸タウリドの色調は5%エタノール溶液として2G1
Hで、良好であつた。実施例3 牛脂脂肪酸に代えてやし油脂肪酸を用いる以外は実施例
1と全く同様にしてやし油脂肪タウリドを製造した。
肪酸タウリドの色調は5%エタノール溶液として2G1
Hで、良好であつた。実施例3 牛脂脂肪酸に代えてやし油脂肪酸を用いる以外は実施例
1と全く同様にしてやし油脂肪タウリドを製造した。
反応率は、メチルタウリン基準で部%で、生成やし油脂
肪タウリドの色調5%エタノール溶液として1.胆1H
て良好であつた。比較例1槽型反応器内に牛脂脂肪酸1
.5モルに対し、メチルタウリンナトリウム1モルの原
料混合物を入れ、反応温度220℃、内部圧力1007
mHgで101118間反応させた。
肪タウリドの色調5%エタノール溶液として1.胆1H
て良好であつた。比較例1槽型反応器内に牛脂脂肪酸1
.5モルに対し、メチルタウリンナトリウム1モルの原
料混合物を入れ、反応温度220℃、内部圧力1007
mHgで101118間反応させた。
反応率はメチルタウリン基準で90%であり、生成牛脂
脂肪タウリドの色調は5%エタノール溶液として4GI
Hで着色していた。同様にして、牛脂脂肪酸2モルに対
しメチルタウリンナトリウム1モルの原料混合物を反応
させた場合は、反応率は93.1%であつたが、生成物
の色調は5%エタノール溶液として6G川とさらに着色
が強くなつた。比較例2 反応装置として、棚段数20段の蒸留塔を用いて、反応
温度220℃、塔内圧力10077mHg1滞留時間7
時間の条件で、牛脂脂肪酸1.5モルに対し、メチルタ
ウリンナトリウム1モルの原料混合物を反応させた。
脂肪タウリドの色調は5%エタノール溶液として4GI
Hで着色していた。同様にして、牛脂脂肪酸2モルに対
しメチルタウリンナトリウム1モルの原料混合物を反応
させた場合は、反応率は93.1%であつたが、生成物
の色調は5%エタノール溶液として6G川とさらに着色
が強くなつた。比較例2 反応装置として、棚段数20段の蒸留塔を用いて、反応
温度220℃、塔内圧力10077mHg1滞留時間7
時間の条件で、牛脂脂肪酸1.5モルに対し、メチルタ
ウリンナトリウム1モルの原料混合物を反応させた。
反応率はメチルタウリン基準で90%であり、生成物の
色調は、5%エタノール溶液として4G川てあつた。同
様にして、牛脂脂肪酸2モルに対し、メチルタウリンナ
トリウム1モルの原料混合物を反応させた場合は、反応
率が95%で、生成物の色調は、5%エタノール溶液と
して6G川であつた。
色調は、5%エタノール溶液として4G川てあつた。同
様にして、牛脂脂肪酸2モルに対し、メチルタウリンナ
トリウム1モルの原料混合物を反応させた場合は、反応
率が95%で、生成物の色調は、5%エタノール溶液と
して6G川であつた。
比較例3牛脂脂肪酸1.5モルに対しメチルタウリンナ
トリウム1モルの原料混合物を、反応温度220℃、装
置内圧力10−Hgl反応時間4時間で、液滞留量が1
回/1時間で噴霧される条件で、反応開始から反応完結
まて噴霧により反応液を微粒化して反応を行つた。
トリウム1モルの原料混合物を、反応温度220℃、装
置内圧力10−Hgl反応時間4時間で、液滞留量が1
回/1時間で噴霧される条件で、反応開始から反応完結
まて噴霧により反応液を微粒化して反応を行つた。
反応率は96%で生成物の色調は5%エタノール溶液と
して3GIHであつた。また、原料として牛脂脂肪酸2
モルに対しメチルタウリンナトリウム1モルの混合物を
用い、上記と同様に反応を行つた場合は、反応率96%
で、生成物の色調は5%エタノール溶液として5GIH
であつた。比較例4 図面に示す棚段数12の反応装置に、牛脂脂肪酸2モル
に対し、メチルタウリンナトリウム1モルからなる原料
混合物を供給し、反応温度220℃、装置内圧力10C
yw1Hgで、棚段における滞留時間2時間で反応させ
た後、反応混合液をポンプで押し上げ、反応槽内に噴霧
化して反応を完結させた。
して3GIHであつた。また、原料として牛脂脂肪酸2
モルに対しメチルタウリンナトリウム1モルの混合物を
用い、上記と同様に反応を行つた場合は、反応率96%
で、生成物の色調は5%エタノール溶液として5GIH
であつた。比較例4 図面に示す棚段数12の反応装置に、牛脂脂肪酸2モル
に対し、メチルタウリンナトリウム1モルからなる原料
混合物を供給し、反応温度220℃、装置内圧力10C
yw1Hgで、棚段における滞留時間2時間で反応させ
た後、反応混合液をポンプで押し上げ、反応槽内に噴霧
化して反応を完結させた。
スチル液滞留量が1回/1時間で噴霧される条件で2時
間噴霧した。反応率はメチルタウリン基準で99%と高
くなつたが、生成牛脂脂肪タウリドの色調は5%エタノ
ール溶液として5GIHで良くなかつた。比較例5 図面に示す棚段数12の反応装置に、牛脂脂肪酸1.3
モルに対して、メチルタウリンナトリウム1モルからな
る原料混合物を供給し、反応温度220℃、装置内圧力
100顛Hgで棚段における滞留・時間2時間で反応さ
せた後、反応混合物をポンプで押し上げ、反応槽内に噴
霧して反応を完結させようとしたが、噴霧できなかつた
。
間噴霧した。反応率はメチルタウリン基準で99%と高
くなつたが、生成牛脂脂肪タウリドの色調は5%エタノ
ール溶液として5GIHで良くなかつた。比較例5 図面に示す棚段数12の反応装置に、牛脂脂肪酸1.3
モルに対して、メチルタウリンナトリウム1モルからな
る原料混合物を供給し、反応温度220℃、装置内圧力
100顛Hgで棚段における滞留・時間2時間で反応さ
せた後、反応混合物をポンプで押し上げ、反応槽内に噴
霧して反応を完結させようとしたが、噴霧できなかつた
。
このとき反応混合物の粘度は220℃で150ポイズに
達していた。やむなく、噴霧なしに反応をさらに5時間
継続し・たが、反応率はメチルタウリン基準で80%に
到達したにすぎなかつた。
達していた。やむなく、噴霧なしに反応をさらに5時間
継続し・たが、反応率はメチルタウリン基準で80%に
到達したにすぎなかつた。
図面は本発明の実施に用いられる装置の一例の説明図て
あり、図中符号は以下の意味をもつ。 71・・・・・・原料供給導管、2・・・・・・棚段、
3・・・・・・排出管、4・・・・・・コンデンサー、
5・・・・・・留出水受槽、6・・・・真空ライン、7
・・・・・・反応槽、8・・・・・・循環液排出管、9
・・・・・・ポンプ、10・・・・・噴霧ノズル、11
・・・・・抜出し管。
あり、図中符号は以下の意味をもつ。 71・・・・・・原料供給導管、2・・・・・・棚段、
3・・・・・・排出管、4・・・・・・コンデンサー、
5・・・・・・留出水受槽、6・・・・真空ライン、7
・・・・・・反応槽、8・・・・・・循環液排出管、9
・・・・・・ポンプ、10・・・・・噴霧ノズル、11
・・・・・抜出し管。
Claims (1)
- 1 脂肪酸とメチルタウリンナトリウムを反応させてア
シルタウリドを製造するに当り、棚段式蒸留塔を上部に
直結した反応槽から成る反応装置を用い、メチルタウリ
ンナトリウム1モルに対する脂肪酸の量を約1.5モル
とし、原料混合物を棚段式蒸留塔の上部付近より塔内に
供給して棚段を流下させながら反応を行い、反応槽に流
下した反応液を噴霧して反応を完結させることを特徴と
するアシルタウリドの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56025069A JPS6059902B2 (ja) | 1981-02-23 | 1981-02-23 | アシルタウリドの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56025069A JPS6059902B2 (ja) | 1981-02-23 | 1981-02-23 | アシルタウリドの製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57139056A JPS57139056A (en) | 1982-08-27 |
JPS6059902B2 true JPS6059902B2 (ja) | 1985-12-27 |
Family
ID=12155631
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56025069A Expired JPS6059902B2 (ja) | 1981-02-23 | 1981-02-23 | アシルタウリドの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6059902B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2905207T3 (es) | 2018-04-24 | 2022-04-07 | Unilever Ip Holdings B V | Conversión mejorada de taurina a amida de alquiltaurato utilizando catalizadores de ácido fosfórico |
-
1981
- 1981-02-23 JP JP56025069A patent/JPS6059902B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57139056A (en) | 1982-08-27 |
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