JPS6059638A - 陰極線管 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、例えば静電集束・静電偏向型の撮像管に適用
して好適な陰極線管に関する。

背景技術とその問題点 本出願人は、先に静電集束・静電偏向型の撮像管として
第１図に示すものを提案した。

同図において、（Ｉ）はガラスバルブ、（２）はフェー
スグレート、（３）は透明導電膜（ネサ）　、（４１は
光導電体、（５）は冷封止用のインジウム、（６）は金
属リングである。また、（７）はフェースグレート（２
）を貫通して透明導電膜（３）に接触するようになされ
た信号取出用の金属電極である。また、Ｇ６はメツシュ
状電極であシ、メツシュホルダー（８）に取代けられる
。この電極Ｇ６はメツシュホルダー（８）、インジウム
（５）を介して金属リング（６）に接続される。そして
、この金属リング（６）を介してメツシュ電極Ｇ６に所
定電圧、例えば＋９５０■が印加される。

また、第１図において、Ｋ、Ｇ１及びＧ２は夫々電子銃
を構成するカソード、第１グリツド電極及び第２グリツ
ド電極である。また、（９）はこれらを固定するための
ビードガラスである。

また、第１図において、Ｇ３．Ｇ４及びＧ５は夫夫第３
グリツド電極、第４グリツド電極及び第５グリツド電極
である。これらの電極０３〜Ｇ５は、夫々ガラスバルブ
（１）の内面にクロム、アルミニウム等の金属が蒸着あ
るいはメッキされた後、例えばレーザーによるカッティ
ング、フォトエツチング等により所定・ぐターンに形成
される。これら電極Ｇ３　＋　Ｇ４及びＧ５により集束
用の電極系が構成されると共に、Ｇ４は偏向兼用の電極
でもある。

電極Ｇ５は、例えばガラスバルブ（１）の中途にフリッ
トシール（１０）され、表面が銀ペースト等により導電
処理されたセラミックリング（１ηに接続される。

そして、このセラミックリング（ｌｌｌヲ介して電極Ｇ
５に所定電圧、例えば＋５００Ｖが印加される。

また、電極Ｇ３及びＧ４は、第２図にその展開図を示す
ように形成される。即ち、電極Ｇ４は絶縁されて入り組
んでいる４つのｔａ部Ｈ＋　、　Ｈ−、ｖ＋。

■−が交互に配されたノリーンとされる。この場合、各
電極部は、例えば２７０°の角範囲に亘るように形成さ
れる。これら電極部Ｈ−４−，Ｈ−、Ｖ−４−、Ｖ−か
ら〕ＩＪ　−ト（１２Ｈ＋）　、（１２Ｈ−）　、（１
２Ｖ＋）　及Ｕ（１２Ｖ−）は、電極０３〜Ｇ５が形成
されると同時にガラスパルプ（１）の内面に同様に形成
される。そして、コレラＩＪ　−Ｆ　（１２Ｈ＋）　、
（ｘｚＩＩ−）　、（１２Ｖ＋）及び（１２Ｖ−）は、
電極Ｇ３と絶縁され、かつこれを横切るように形成され
る。

また、第１図において、０３）はその一端がステムピン
（＋４１に接続されたコンコクタースプリングを示し、
このスプリング（１３１の他端は上述したリード（１２
Ｈ＋）　、　（１，２Ｈ−）　、、　（１２Ｖ＋）及び
（１２Ｖ、−）に接触される。このスプリング及びステ
ムビンはリード（１２Ｈ＋）　、（１２８−）　、　（
１２Ｖ＋）及び（１２Ｖ−）の夫々に対して設けられる
。そして、ステムピン、スフ。

リング及びリード（１２Ｈ＋）　、　（１２Ｈ）　、　
（１２Ｖ＋）及び（１２Ｖ−）を介して、電極Ｇ４を構
成する電極部Ｈ十及びＨ−には、所定電圧、例えば＋１
．３　Ｖを中心に夫々＋５０Ｖ及び−５０Ｖの範囲内で
対称的に変化する水平偏向電圧が印加される。また、電
極Ｖ十及びＶ−にも、所定電圧、例えば＋ｔ３Ｖを中心
に夫々＋５０ｖ及び−５０Ｖの範囲内で対称的に変化す
る垂直偏向電圧が印加される。

また、第１図において、（へ）は一端がステムピン（図
示せず）に接続されたコンタクタ−スプリングを示し、
このスプリングａ印の他端は上述した電極Ｇ３に接触さ
れる。そして、このステムピン及びスプリングα９を介
して電極Ｇ３に所定電圧、例えば＋５ｏｏｖが印加され
る。

第３図において、破線で示すものは、電極０３〜Ｇ５で
形成される静電レンズの等電位面を示すもので、これら
形成される静電レンズによシミ子ビームＢｍの集束が行
われる。そして、電極Ｇ５及び０６間に形成される静電
レンズによシランディングエラーの補正が行われる。尚
、この第３図において破線で示される電位は、電極Ｇ４
による偏向電界官を除いたものである。

また、電子ビームＢｍの偏向は電極Ｇ４による偏向電界
賃によって行われる。

この第１図例においては、電極Ｇ５に所定電圧を印加す
るために、表面が導電性処理されたセラミックリング（
ｉｌｌをガラスパルプ（１）の中途にフリットシールα
０したものである。従って、この第１図例によれば、気
密性保持が問題となる。また、作業が複雑であシ、製造
性が悪い。また、強度面で問題がある。また、パルプ内
構造の凹凸による電界への悪影響がある。さらに、セラ
ミックリング（１１１に電極Ｇ５への電圧を供給し安け
れば々らなく、撮像管アセンブリ構造が複雑となる。

尚、電極Ｇ５への電圧印加方法として、電極Ｇ５に対応
するガラスパルプに穴を空け、金属ビンを半田付けし、
これを介して印加することも考えられているが、これに
よっても上述したと同様の不都合がある。

発明の目的 本発明は斯る点に鑑みてなされたもので、上述した不都
合を一掃するようにしたものである。

発明の概要 本発明は上記目的を達成するため、ガラスパルプの内面
に金属が・ぞターン状に被着されて形成された第１の円
筒電極と第２の円筒電極とを有し、上記第１の円筒電極
は水平垂直偏向を行なう夫々絶縁されて入シ組んでいる
Ｖ十、　Ｖ　、　Ｉｌ＋、　１．ｌ−の４つの電極部よ
シなシ、電子銃からの電子ビームが上記第１の円筒電極
及び第２の円筒電極を通じてターグツト面に供給される
ようになされた陰極線管において、上記第２の円筒電極
からのリードが、少なくとも上記Ｖ＋、Ｖ−またはＨ＋
、Ｈ−の電極部の円周方向の中心位置を絶縁され、かつ
管軸と平行に直線的に横切って上記ガラスバルブ内面に
破着形成されるものである。

実施例 以下、第４図及び第５図を参照しながら本発明の一実施
例について説明しよう。本例は静電集束・静電偏向型（
Ｓ−Ｓ型）の撮像管に適用した例である。第４図及び第
５図において、第１図及び第２図と対応する部分には同
一符号を何し、その詳細説明は省略する。

本例においては、電極Ｇ５へ所定電圧を印加するのに、
ガラスバルブ（１）の内面にリードが形成され、これを
介して印加される。従って、第４図に示すように、ガラ
スバルブ（１）の中途に、例えばセラミックリング（第
１図の旧）参照）は接続されない。

本例において、電極Ｇ３．Ｇ４，０５等は、電極Ｇ５の
リードが形成されるため、第５図にその展開図を示すよ
うなパターンとされる。図面の簡単化のため、第５図に
おいては、金属の被着されていない部分を黒線で示して
いる。

即ち、電極Ｇ４は本例においても、入り組んでいる４つ
の電極部Ｈ＋、　Ｈ、Ｖ−４−、Ｖ−が交互に配された
パターンとされるが、この場合、各電極部は、例えば】
８０°の角範囲に亘るように形成される。

また、第５図において（１６１及び（１７１は夫々電極
Ｇ５からのり−ｒであシ、電極０３〜Ｇ５が形成される
と同時にガラスバルブ（］）の内面に同様に形成きれる
。リード０６）は、電極Ｇ４の′電極部Ｖ＋の円周方向
の中心位置を、この電極部■＋とは絶縁され、かつ管軸
と平行に直線的に横切って、さらに電極Ｇ３と絶縁され
、かつこれを横切って形成される。またリード（Ｉ７１
は電極Ｇ４の電極部Ｖ−の円周方向の中心位置を、この
電極部Ｖ−とは絶縁され、かつ管軸と平行に直線的に横
切って、さらに電極Ｇ３と絶縁され、かつこれを横切っ
て形成される。この場合、リードａωは電極Ｇ５に所定
電圧を印加するために用いられるが、リードα看はダミ
ーである。即ち、リード（１７１を設けるのは、電極Ｇ
４の電極部ｖ十と■−との対称性を保つためである。尚
、リード（１６）及び住ηは電極部Ｈ＋、Ｈ−の部分に
設けてもよいが、電極部Ｖ＋、Ｖ−の部分に設けるのは
、管径に対して画面の垂直方向の長さの方が小で、リー
ド（１６１，αηによる影響が小さいという理由による
。

マタ、を極Ｇ４　）！極部Ｈ＋、　Ｈ−、Ｖ＋　、　Ｖ
−カらのリード（１２Ｈ＋）　、（１２Ｈ−）　、（１
２Ｖ＋）　、及び（１２Ｖ−）は、第１図例と同様に、
電極Ｇ３と絶縁され、かつこれを横切って形成される。

ただし、本例の場合、電極Ｇ４の電極部■十及び■−は
リード（１６）及びαηが形成されたことによシ円周方
向の中心位置から２分されるので、これら電極部■十及
びＶ−からのリード（１２Ｖ−４−）及び（ｉ２ｖ＝）
は夫々２分された夫々に接続されるように形成される。

また、第５図において、Ｏｅはメツシュ状電極Ｇ６に接
続される電極でおり、ガラスパルプ（１）の内面に電極
０３〜Ｇ５と同様に形成される。

尚、第５図において、００は面板との角度台ぜのための
マークである。

本例において、電極０３〜Ｇ５は以上のように形成され
、電極Ｇ３及びＧ４には、第１図例と同様にして所定電
圧が印加される。また、第４図には図示していないが、
電極Ｇ５にも、ステムピン、コンタクタ−スプリングを
利用し、リード（１６］　ｋ介して所定電圧が印加され
る。

尚、その他は第１図例と同様に構成される。

このように本例によれば、ガラスバルブ（１）の内向に
リードが形成され、これを介して電極Ｇ５に所定電圧が
印加されるように構成され、ガラスパルプ（１）の中途
には、例えばセラミックリングは接続されない。従って
、従来のものに比べ、作業上、気密上、強度上の問題を
全く生じない。１だ、電極Ｇ５への電圧印加はステムピ
ンを利用して行なうものでちゃ、撮像管アセンブリ構造
がｆｔｔ＋略化され小型化の面で有利でちる。

捷だ、本例によれば、リード（１６＋及び（１７）が電
極Ｇ４の電極部Ｖ十及びＶ−の円周方向の中心位１ｆ’
ｌ：　Ｋ形成され、垂直偏向方向に丁度存在するので、
これらリード（１６）及びＱ、７１を設けたことによる
影舎があっても、電極部■→−２■−へ印加される偏向
電圧の中心電位をシフトするだけでその影＃を除くこと
ができる。また同様の理由によりスキュー歪も発生しな
い。

才だ、リードαθ及び０７）は直線的に形成されるので
、放電の問題、加工精度の問題で有利である。

即ち、リード（ｔｅ及び（１７）を例えばギザギザパタ
ーンとすると、角部分において放電が生じ易い。唸た、
リード（ｌｆｉ＋及びαｎの円周方向の幅が比例的に偏
向系に影響を及ぼすので、できるだけ細く形成すること
が望まれるが、直線的に形成することによシ最も細く形
成することができる。

尚、’ｔｉ　Ｇ４　）電極部Ｈ＋　、　Ｈ−、Ｖ＋　、
　Ｖ−は、リードａ６１及び（Ｌ７１が形成されること
によシ、略１８００の角範囲に亘るようにされ、従来の
ものより狭められるが、偏向上の問題はほとんどない。

次に第６図及び第７図は夫々本発明の他の実施例を示す
ものである。これら第６図及び第７図において、第５図
と対応する部分には同一符号を付して示す。これら第６
図及び第７図においても、図面の簡単化のため金属の被
着されていない部分は黒線で示している。

第６図は、電極Ｇ５のリードを電捧部ト１＋、）ｌ−の
部分にも形成するようにしたものである。即ち、電極部
Ｈ＋、Ｈ−の部分には、夫々電極部Ｈ十及びＨ−の円周
方向の中心位置を、これらとは絶縁され、かつ管軸と平
行に直線的に横切って、リード（２０）及びＣＤが形成
される。これらリード（２０）及び（２１］はリードα
力と同様にダミーであり、電極部Ｈ十、　Ｈ−。

Ｖ十、Ｖ−の全ての対称性を保つためのものである。

次に第７図は、電極Ｇ５のリード（１６）を電極Ｇ３に
接続し、これら電極Ｇ５及びＧ３に同電圧が印加される
ようにしたものである。即ち、ユニデテンシャル型の動
作を行なわせるようにしたものである。この場合、電極
Ｇ３及びＧ５に電圧を印加させるのに、例えば１胡のス
テムビン、コンタククースプリングで済む利益がある。

ただし、電極Ｇ４の電極部■＋のリード（］、２Ｖ＋）
は完全に２分されるので、電極部Ｖ＋への電圧印加は、
これら２分された両方にするようにしなければならない
。

これら、第６図及び第７図に示すように電極が形成され
ても、上述一実施例と同様の作用効果を得ることができ
ることは明らかである。

尚、上述実施例は、本発明をｓ　−ＳＷの撮像管に適用
した例であるが、本発明はこれに限らず、蓄積管、スキ
ャンコンバータ等の隘極線管に同様に適用することがで
きる。

発明の効果 以上述べた本発明によれば、ガラスバルブの中途に電極
取出手段を何等設けるものでないので、従来のものに比
べ作業上、気密上、強度上の問題を全く生ぜず、またア
センブリ構造が簡略化され、小型化の面で有利である。

また、リードは偏向電極の円周方向中心位置に形成され
、偏向方向に丁度存在するので、これらリードの影響は
偏向中心電圧のシフトで簡単に除くことができる。また
同様の理由によりスキュー歪も発生しない。また、リー
ドは直線的に形成されるので、放電の問題、加工精度の
問題で有利である。

【図面の簡単な説明】

第１図は撮像管の一例を示す要部の構成図、第２図及び
第３図は夫々その説明のための図、第４図及び第５図は
夫々本発明の一実施例を示す要部の構成図及び平面図、
第６図及び第７図は夫々本発明の他の実施例を示す平面
図である。 （１）はガラスパルプ、（２）はフェースシレー）　、
＋３＋は透明導電膜、（４）は光導電体、（１６）及び
（Ｉ７）は夫々リード、Ｇ３．　Ｇ４及びＧ５は夫々第
３、第４及び第５グリツド電極である。 第４図 第５図 第６図 第１図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ガラスバルブ内面に金属がパターン状に被着されて形成
   された第１の円筒電極と第２の円筒電極とを有し、上記
   第１の円筒電極は水平垂直偏向を行なう夫々絶縁されて
   入υ組んでいるＶ＋、Ｖ、Ｈ＋。 Ｈ−の４つの電極部よシなシ、電子銃からの電子ビーム
   が上記第１の円筒電極及び第２の円筒電極を通じてター
   ゲツト面に供給されるようになされた陰極線管において
   、上記第２の円筒電極からのリードが、少なくとも上記
   Ｖ＋、Ｖ−またはＨ十、Ｈ−の電極部の円周方向の中心
   位置を絶縁され、かつ管軸と平行に直線的に横切って上
   記ガラスバルブ内面に被着形成されたことを特徴とする
   陰極線管。