JPS6059511A - 垂直磁化記緑媒体用の磁気ヘツド - Google Patents

垂直磁化記緑媒体用の磁気ヘツド

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JPS6059511A
JPS6059511A JP59171387A JP17138784A JPS6059511A JP S6059511 A JPS6059511 A JP S6059511A JP 59171387 A JP59171387 A JP 59171387A JP 17138784 A JP17138784 A JP 17138784A JP S6059511 A JPS6059511 A JP S6059511A
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JP
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magnetic
pole
magnetic head
recording medium
legs
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JP59171387A
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English (en)
Inventor
ヘルベルト、シエーウエ
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Siemens Schuckertwerke AG
Siemens AG
Original Assignee
Siemens Schuckertwerke AG
Siemens AG
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/1278Structure or manufacture of heads, e.g. inductive specially adapted for magnetisations perpendicular to the surface of the record carrier

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)
  • Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、少なくとも1つの磁化可能な記憶層を有し、
記憶層内にその表面に対してほぼ垂直に向けられた磁化
容易軸を有する磁気異方性材料を含んでおり、1つのト
ラックに沿って記憶層の垂直磁化により情報を書込まれ
る記録媒体に対する磁気ヘッドであって、2つの磁極脚
を有し磁束を導く1つの導磁体を有しており、2つの磁
極脚が磁気ヘッドの運動方向に相前後しかつ互いに所定
の間隔をおいて配置されており、両磁極脚に少なくとも
1つのコイルが対応づけられており、読出し機能のため
には記録媒体のほうに向けられた端部における両磁極脚
肉の磁束方向が少なくともほぼ逆平行と寿るように設定
される垂直磁化記録媒体用の複合書込み・読出し磁気ヘ
ッドに関する。
このような磁気ヘッドはドイツ連邦共和国特許出願公開
筒2924(113号公報に記載されている。
〔従来の技術〕
情報を記憶するための垂直磁化の原理は一般に公知であ
る(たとえば” IEEE Transactions
on Magnetics”、 vol、 MAG−1
6、no、 1.1980年1月、第71〜76頁また
は前記公開公報を参照)。
この垂直磁化原理に対しては特別な記録媒体たとえば磁
気ディスク、フロッピディスクまたは磁気テープが必要
である。このような記録媒体は所定の厚みの少なくとも
1つの磁化可能々記憶層を有し、記憶層内にその表面に
対して垂直に向けられた磁化容易軸を有する特にCoC
r合金から成る磁気異方性材料を含んでいる。1つの特
別な1込みヘッドにより1つのトラックに沿って個々の
情報が相次ぐ区画(セルまたはブロックとも呼ばれる)
内に記憶層の磁化により書込まれる。実際上、一般に磁
束反転すなわち1つの磁化方向からそれと反対の磁化方
向への移行が情報として利用される。
区画はトラックの長手方向に波長とも呼ばれる所定の広
がりを有する。この広がりは長手方向記憶方法において
減磁により与えられる限界にくらべてはるかに小さくす
ることができるので、垂直磁化の原理によれば記録媒体
内の情報密度が高められるという利点が得られる。
しかし、この垂直磁化の原理では、複合書込み一読出し
ヘッドの開発の際に問題が生ずる。すなわち、これらの
ヘッドでは特に、わずかな磁気抵抗を有する1つのでき
るかぎり閉じられた円として磁束を導くことが困難であ
る。
適当な複合書込み一読出しヘッド、すなわち書込み機能
も読出し機能も実行すべき磁気ヘッド、は一般に1つの
いわゆる主磁極を有し、それにより記憶層内の個々の区
画の反転磁化のために十分に強い磁界が発生される。必
要な磁束リターンはたとえば、記録媒体の反対側の1つ
のいわゆる補助磁極によシ行なわれ得る(前記文献“I
EEETrans 、 Magn、”、 vo 1.M
AG−1%を参照)。それとならんで、漏れ磁束による
磁束リターンも公知である(” I EEE Tran
s、 Magn、 ” 、 vol、 MAG−18、
no、6.1982年11月、第1170〜1172頁
)。
さらに、磁束リターンは主磁極と同一の側に位置する1
つの特別な補助磁極によっても行なわれ得る( ” I
 EEE Trans、 Magn、 ” 、 vol
 、MAG−17、no、6.1981年11月、第3
120〜3122頁またはvo 1. MAG−18、
rio、 6.1982年6月、第1158〜1163
頁または前記ドイツ連邦共和国特許出願公開筒2924
013号公報を参照)。すなわち、上記公開公報から公
知の書込み・読出し磁気ヘッドはその下を通過する記録
媒体の運動方向に見て前側に1つの補助磁極を、また後
側に本来の主磁極を含んでいる。この主磁極は、主とし
て非磁性ザブストレート上に被着されており運動方向に
対して垂直に延びる1つの薄い磁極片から成る1つの磁
極脚により形成される。運動方向に対して垂直に配置さ
れた複数個の薄い磁極片から成り各磁極片の間に絶縁層
を介して積重さねられており主磁極から空隙を介して隔
てられている1つの磁極脚が、主磁極の前に位置し運動
方向に見て広げられた補助磁極を形成する。この空隙の
広がりは比較的太きく、たとえば5々いし10μmのオ
ーダーである。空隙内にはコイルが位置しており、この
コイルにより書込み機能のためには主磁極が励磁され得
るし、また読出し機能のためには主磁極の励磁が検出さ
れ得る。補助磁極はいずれの場合にも磁束リターンの役
割のみをする。補助磁極により場合によっては書込みが
行なわれることは甘受され得る。なぜならば、書込みを
行なう主磁極が常に補助磁極の後を追っておシ、従って
補助磁極により場合によっては書込まれた情報に重ね書
きを行なうので、補助磁極の幅が主磁極の幅よりも大き
くなく、従って既に書込まれた隣接トラックに影響を及
ぼさないかぎりは、問題を生じないからである。さらに
、補助磁極における磁束密度の大幅な減少を保証するた
めには、補助磁極の断面積を主磁極の断面積にくらべて
大きくすることと空隙の広がりを比較的大きくすること
とが必要である。しかし、これらのことは、もし補助磁
極によシ書込みが行なわれた場合に情報検出に困難を惹
起し得る。
コイルにより満たされておらず記録媒体のほうに向けら
れている空隙の残余空間はいわゆる絶縁性空隙層で満た
されていなければなら々い。この空隙層は、ヘッド製作
中の切欠きまたは侵食を避けるだめ、たとえばkH2’
sのようにできるがぎり硬い材料から成っているべきで
ある。すなわち、このような非平坦性は、非常にわずか
な間隔をおいて記録媒体の上を導かれる磁気ヘッドの、
入り込んでいる汚れ粒子によるフォールダウンに通じ得
る。しかし、主磁極と補助磁極との間に位置するこの空
隙層の製作は著しく困難であることが判明している。
公知の複合書込み一読出しヘッドによる読出しの際の前
述の困難に基いて、書込み機能および読出し機能のため
に別々のヘッドを設け、これらのヘッドをそれぞれの機
能に最適に構成することもできる(たとえば” IEE
ETrans、 Magn、”、 vol。
MAG−1,6,no、 5.1980年9月、第96
7〜972頁参照)。読出しのためにはそれ自体公知の
リングヘッドを用い、他方書込みは特殊なヘッドにより
行方うことができる。このような書込みヘッドはたとえ
ば、記録媒体の記憶層のほうに向けられた側にたとえば
3μmの長手方向広がりを有し個別磁極ヘッドとも呼ば
れる主磁極を有しており、それに記録媒体の背面で実質
的に広げられた補助磁極が向かい合っている。読出しの
ためにのみ必要とされる第2のヘッドは公知のリングヘ
ッドであり、たとえば0.2μmの空隙幅を有するじI
 EEETrans、 Magn、 ” 、 vol、
 MAG−17、no、 6 、1981年11月、第
2538〜2540頁参照)。しかし、それぞれの機能
に適合する特別なヘッドを有する読出しおよび書込みの
ための装置は構造上比較的費用がかかる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従って、本発明の目的は、冒頭に記載した種類の複合書
込み一読出し磁気ヘッドを、一方ではこのような複合ヘ
ッドにおける機械的構造に関する前述の問題点が減ぜら
れるように、他方ではそれぞれ高い効率を有する切換可
能な書込み一読出し機能が保証されるように改良するこ
とである。
〔問題点を解決するだめの手段〕
この目的は、本発明によれば、各磁極脚に1っみ機能の
ためにこれらのコイルにより磁極脚肉の磁束方向が、こ
れらの方向が記録媒体のほうに向けられた磁極脚の端部
において少なくともほぼ平行となるように設定可能であ
ることにより達成される。
磁気ヘッドをこのように構成することによp得られる利
点は特に、両磁極脚肉の統一磁化方向に基いてそれらの
端部から出る磁界がそれらの垂直成分に関して相互に強
め合い、従って磁気ヘッドがあたかも個別磁極ヘッドと
して情報を記録媒体内に書込むことである。また磁極脚
端部の間の間隔が非常に小さく保たれ得るという利点も
得られる。従って、ヘッドは良好な読出し特性をも有し
、かつこれらの端部の間に形成される空隙の侵食の危険
は少なくともほぼ排除されている。
また、上記の目的は、本発明によれば、各磁極脚に1つ
の固有のコイルが対応づけられておplまたこれらのコ
イルによる書込み機能のためには膜内の磁束が、一方の
磁極脚肉の磁束は他方の磁極脚肉の磁束にくらべて小さ
くかつ反対向きとなるように設定可能であることによっ
ても達成される。このようにして、記録媒体内への情報
の書込みの役割をする非常にきわ立った垂直成分を有す
る磁界が一方の脚に集中し得るという利点が得られる。
本発明による磁気ヘッドの有利な実施態様は特許請求の
範囲の各項にあげられている。
〔実施例〕
第1図に縦断面図で示されている本発明による複合書込
み一読出し磁気ヘッドは、たとえば前記ドイツ連邦共和
国特許出願公開第2924013号公報に示されている
ような公知のヘッドを改良したものである。図面中に全
体として参照符号2を付されているヘッドは垂直磁化の
原理による書込み機能中の状態で示されており、浮動体
と呼ばれる通常の要素(図面に詳細には示されていない
)のたとえば前側または後側に位置している。このヘッ
ドはそれ自体は公知の記録媒体Mに対して相対的にたと
えば02μmのわずかな浮上量fでこの媒体を経て導か
れる。たとえば記録媒体が磁気ヘッドの下を通過させら
れる。記録媒体Mに対する磁気ヘッド2の相対的運動方
向は参照符号Vを付された矢線により示されている。記
録媒体Mたとえば磁気メモリディスクは特に所定の厚み
dを有するCoCr合金から成る記憶層3を有する。こ
の層は場合によっては磁気ヘッド2と反対の側でたとえ
ば特殊なNiFe合金から成る軟磁性層4と結合されて
いてよい。記憶層3および場合によっては層4は記録媒
体Mの保持体5の上平面に付着されている。
磁気ヘッド且は、はぼ全体としてまた特に記録媒体Mの
ほうに向けられている端部9または1oにおいて少なく
とも近似的に記録媒体Mの表面に対して垂直に向けられ
ている2つの磁極膜7および8を有する。これらの磁極
脚端部の間に]μm以下特に0.3μm以下のわずかな
長手方向すなわち運動方向の幅Wを有する空隙11が形
成されている。中央範囲12では両磁極脚7および8の
間の間隔が空隙幅Wにくらべて拡幅されている。そのた
めに、たとえば運動方向に見て後側の磁極膜7がこの範
囲では前側の真直ぐな磁極膜8からWよりも大きな間隔
W′をおくように曲げられている。こうして脚7および
8の間に形成される中間空所13は、この範囲12で各
磁極膜を本発明により1つの固有のコイル14または1
5により包囲することを可能にする。この範囲の外側で
記録媒体Mと反対のほうに向けられている側では磁極膜
は公知の仕方で再び互いに合わされている。
薄膜技術による磁気ヘッド2の製作の際には一般に、た
とえばTiCおよびAQ203から成るサブストレート
16が用いられる。必要な場合には、サブストレート1
6はたとえばAQ203 から成る十分に厚い絶縁層を
設けられ得る。磁極膜7および8の構成のためには、先
ずパーマロイ(Ni/Fe −81/19)のような特
殊なNiFe合金またはFeBから成る薄い磁性層がス
パッタリング、蒸着またはガルバニック・デポジション
により被着され、またたとえば5R)zまたはA Q 
203から成る非磁性中間層により互いに隔てられる。
これらの磁性層の磁化はその際に層平面内に位置する。
製作過程により条件づけられて磁性層は一軸異方性を有
する。すなわち各磁性層は磁化容易軸または磁化困難軸
と呼ばれる2つの900だけ回転された異方軸を有する
。磁化は好ましくは磁化容易軸に対して平行または逆平
行に位置する。磁性層の磁化容易軸はたとえばそれぞれ
の層の被着の際に印加磁界により生ぜしめられ得る。
被着された相い異なる層はフォトリトグラフィ、プラズ
マエツチング、イオンビームエツチングまたは機械的エ
ツチングのようなそれ自体は公知の技術により所定の構
造に形成され、それによって磁気ヘッド2の両磁極脚7
および8が製作される。
磁性層の磁化容易軸はその際に一般に常に磁極脚肉の磁
束に対して垂直に、すなわち端部9および10の範囲で
は記録媒体Mの表面に対してほぼ平行に位置する。一方
の磁極膜8の完成後に絶縁層たとえばSiO2が被着さ
れ、また続いて記録媒体Mの磁気記憶層3内へのデータ
の書込みおよび(または)読出しのために必要なコイル
14および15の製作または構造形成が行なわれる。こ
れらのコイルはたとえばCu、AuまたはAQから成っ
ている。
非平坦な磁性層はその磁気特性を悪化させるので、場合
によってはコイル14および15は公知の仕方でポリイ
ミド・ラックにより平坦化され得る。それに続いて第2
の磁極膜7の被着および構造形成が行なわれる。最後に
、薄膜磁気ヘッド2の保護のため、たとえばAQ203
から成る比較的厚い保護層が被着される。
第1図に示されている磁気ヘッド2によりまさに書込み
機能が実行されるべきである。そのために本発明によれ
ば、両コイル14および15は図面に記入されている電
流方向に基いて、それらに対応づけられている磁極7ま
たは8内の磁束がほぼ平行に走るように励磁されている
。その際に記録媒体Mと反対のほうに向けられている磁
極膜の側に生ずる磁力線は矢線17により示されている
。すなわち、磁極膜7および8の両端部9および10か
らは、矢線18およびj9により示されている磁束また
は磁化に基いて、きわ立った垂直成分を有するそれぞれ
1つの磁界が出る。それKより記録媒体Mの記憶層3が
相応に磁化されて、相応の情報を1゜込まれる。その際
、端部9および10において磁極の強さがほぼ等しいこ
と、すなわちそこにほぼ等しい磁束が生ずることは有利
である。また、磁極脚端部における磁束密度は少なくと
もほぼ等しい大きさであるべきであろう。従って、磁極
脚端部はほぼ等しい横断面積を有する。こうして書込ま
れる記憶層3の区画20内の磁化は矢線21で示されて
いる。図面にはこの記憶区画20の長手方向床がりCが
磁極膜9および10の外隅の間の相応の間隔のオーダー
で示されているが、一般にこの広がりαはより小さいの
で、本発明による磁気ヘッド2によって実際上、両磁極
膜の幾何学的床がりに相当するであろう情報密度よシも
高い情報密度が記録媒体M内に達成される(たとえば”
IEEETr−ans、 Magn、’、 vol、 
MAG−17、no、 6 、1981年11月、第2
538〜2540頁も参照)。
本発明による磁気ヘッド2の第1図に示された実施例で
は、書込み機能のために磁気ヘッドの両磁極膜7および
8がそれらの端部9および10において等しい磁束また
は磁化方向18および19を有することが根本とされた
。これは両コイル14および15の相応の励磁により達
成される。しかし、磁極 ・脚端部における特別な磁界
強さ関係が守られる場合には、磁極脚端部9および10
の逆平行磁化の際に情報を記録媒体Mの記憶層3内に書
込むことも可能である。これが第2図に示されている。
第1図中の部分と一致する第2図中の部分には同一の参
照符号が付されている。第1図による磁気ヘッド2の作
動の仕方と異カリ、第2図では情報は記録媒体Mの記憶
層3の区画n内に主として運動方向に見て後側の磁極膜
7の端部9のみによる垂直磁化によって書込まれる。す
なわち、前側の磁極膜8の書込み機能は大幅に抑制され
る。これは、コイル14によp磁極膜8内にも惹起され
て記憶層3に向けられる磁束に対してコイル15により
十分に大きな通磁束を発生させることによシ達成される
。その結果として磁極膜8内に生ずる磁束または矢線%
により示されている磁界は端部10においてコイル14
の磁束または磁化24に対して反対向きでありかつはる
かに小さい。すなわち、コイル14および15内の電流
は、磁極膜7の端部9における垂直磁界成分H1が記憶
層3の保磁力Heよりも大きい値であり、かつ磁極膜8
の端部10における垂直磁界成分H2が保磁力Heより
もはるかに小さい値であるように選定されるべきである
。このようにして書込みの際には、コイル14により発
生される磁束のうち望ましく々い漏れ磁界により失なわ
れるであろう部分が比較的小さく保たれ、従って磁気ヘ
ッド2により発生されて書込みを行なうべき垂直磁界成
分が相応に高められ得る。
第3図には、第1図または第2図による磁気ヘッド2が
読出し機能中の状態で示されている。これらの図面中の
部分と一致する部分には同一の参照符号が付されている
。読出し機能のためには、コイル14および15内に誘
起される電圧が加わり合うように、両コイルが直列に接
続されることが有利である。しかし、もちろん検出は両
コイルのうち一方のみによっても行なわれ得る。
第4図には、本発明による磁気ヘッドのもう1つの実施
例が読出し機能中の状態で示されている。
参照符号5を付されているこの磁気ヘッドが第1図ない
し第3図による磁気ヘッド2と相違する点は主として、
両磁極膜26および27に対応づけられているコイルが
それぞれ2つの部分コイル路、29または30 、31
を有することのみである。この場合、部分コイル路およ
び30は両磁極膜26および27の間に形成される中間
空所33のなかにおさめられている。記録媒体Mと反対
のほうに向けられており両(23) 磁極膜26および27が再び互いに合わされている上側
に、画部分コイル29および31がこれらの磁極膜によ
ってのみ互いに隔てられて配置されている。
この実施例の利点は特に、重さねて配置する必要のある
コイルの数が減ぜられること、すなわち運動方向の磁気
ヘッドの広がりが減ぜられることである。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明による磁気ヘッドを2種類
の書込み機能中の状態で示す図、第3図はこの磁気ヘッ
ドを読出し機能中の状態で示す図、第4図は本発明によ
る磁気ヘッドのもう1つの実施例を読出し機能中の状態
で示す図である。 旦・・・磁気ヘッド、吐・・記憶層、4・・・軟磁性層
、5・・・保持体、7,8・・・磁極膜、9,1o・・
・磁極脚端部、11・・・空隙、13・・・中間空所、
14 、15・・・コイル、16・・・サブストレート
、5・・・磁気ヘッド、 26 、27・・・磁極膜、
28〜31・・・コイル、M・・・記録媒体。 〉 Σ 〉 Σ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)少なくとも1つの磁化可能な記憶層を有し、記憶層
    内にその表面に対してほぼ垂直に向けられた磁化容易軸
    を有する磁気異方性材料を含んでおり、1つのトラック
    に沿って記憶層の垂直磁化により情報を書込まれる記録
    媒体に対する磁気ヘッドであって、2つの磁極脚を有し
    磁束を導く1つの導磁体を有しておシ、2つの磁極脚が
    磁気ヘッドの運動方向に相前後しかつ互いに所定の間隔
    をおいて配置されており、両磁極脚に少なくとも1つの
    コイルが対応づけられておシ、読出し機能のためには記
    録媒体のほうに向けられた端部における両磁極回内の磁
    束方向が少なくともほぼ逆平行となるように設定される
    垂直磁化記録媒体用の複合書込み・読出し磁気ヘッドに
    おいて、各磁極脚(7,8)に1つの固有のコイル(1
    4、15)が対応づけられており、また書込み機能のた
    めにこれらのコイル(14,15)により磁極脚(7,
    8)内の磁束方向が、これらの方向(18,19)が記
    録媒体(M)のほうに向けられた磁極脚(7,8)の端
    部において少なくともほぼ平行となるように設定可能で
    あることを特徴とする垂直磁化記録媒体用の磁気ヘッド
    。 2)両磁極脚(7,8;26,27)が記録媒体(M)
    のほうに向けられた端部(9,10)において少なくと
    も近似的に等しい大きさの磁束密度を有することを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の磁気ヘッド。 3)少なくとも部分的に、磁束を導く部分(磁極脚7,
    8;26,27)が薄層構造として平らなサブストレー
    ト体(16)の上に被着されていることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項または第2項に記載の磁気ヘッド0 4)コイル(1,4、15、28々いし31)が薄層構
    造として少なくとも部分的にサブストレート体(16)
    の上または1つの磁極脚(8,27)の上に被着されて
    いることを特徴とする特許請求の範囲第3項記載の磁気
    ヘッド。 5)少なくとも部分的に、磁束を導く部分(磁極脚7,
    8i26,27)が軟磁性材料から成っていることを特
    徴とする特許請求の範囲第1項ないし第4項のいずれか
    に記載の磁気ヘッド。 6)磁束を導く部分(磁極脚7.8;26,27)が、
    磁束を導く方向に対して少なくともほぼ垂直に向けられ
    た磁化容易軸を有する材料から成っていることを特徴と
    する特許請求の範囲第1項力いし第5項のいずれかに記
    載の磁気ヘッド。 7)記録媒体(IVI )のほうに向けられた磁極脚(
    7,8+26.27)の端部(9,10)の間の間隔(
    W)が1μm 以下であることを特徴とする特許請求の
    範囲第1項ないし第6項のいずれかに記載の磁気ヘッド
    。 8)磁極脚(7、8;26,27)の間に、記録媒体(
    M)のほうに向けられたそれらの端部(9,10)の間
    の間隔(W)から一層大きな間隔(W′)へ拡げられた
    中間空所(13i 33 )が形成されており、その寿
    かに少なくとも部分的にコイル(14、15; 28な
    いし31)が配置されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項ないし第7項のいずれかに記載の磁気ヘッ
    ド。 9)各コイルが2つの部分コイル(28,29または3
    0 、31. )を含んでおり、一方の部分コイル(2
    8,30)は拡げられた中間空所(33)内に、また他
    方の部分コイル(29、31)は磁極脚(26、27)
    が記録媒体(M )と反対の側で再び互いに合わされて
    いる範囲内に配置されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第8項記載の磁気ヘッド。 10)少なくとも1つの磁化可能な記憶層を有し、記憶
    層内にその表面に対してほぼ垂直に向けられた磁化容易
    軸を有する磁気異方性材料を含んでお9.1つのトラッ
    クに沿って記憶層の垂直磁化により情報を書込まれる記
    録媒体に対する磁気ヘッドであって、2つの磁極脚を有
    し磁束を導く1つの導磁体を有しており、2つの磁極脚
    が磁気ヘッドの運動方向に相前後しかつ互いに所定の間
    隔をおいて配置されており、両磁極脚に少なくとも1つ
    のコイルが対応づけられており、読出し機能のためには
    記録媒体のほうに向けられた端部における両磁極腸内の
    磁束方向が少なくともほぼ逆平行となるように設定され
    る垂直磁化記録媒体用の複合書込み・読出し磁気ヘッド
    において、各磁極脚(7,8)に1つの固有のコイル(
    1,4、15)が対応づけられており、またこれらのコ
    イル(14,15)による書込み機能のためには記録媒
    体(M )のほうに向けられた端部(9,10)におけ
    る両磁極脚(7,8)内の磁束が、一方の磁極脚(8)
    内の磁束(23)は他方の磁極脚(7)内の磁束(24
    )にくらべて小さくかつ反対向きと々るように設定可能
    であることを特徴とする垂直磁化記録媒体用の磁気ヘッ
    ド。 11)磁気ヘット責λ)の運動方向(V)に見て前方の
    磁極脚(8)の端部(10)内では磁束(23)が他方
    の磁極脚端部(9)内の磁束(24)にくらべて小さく
    かつ反対向きであることを特徴とする特許請求の範囲第
    10項記載の磁気ヘッド。
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