JPS6058734B2 - 安定なアルミニウムアルコキシド溶液とその製法 - Google Patents

安定なアルミニウムアルコキシド溶液とその製法

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JPS6058734B2
JPS6058734B2 JP51147918A JP14791876A JPS6058734B2 JP S6058734 B2 JPS6058734 B2 JP S6058734B2 JP 51147918 A JP51147918 A JP 51147918A JP 14791876 A JP14791876 A JP 14791876A JP S6058734 B2 JPS6058734 B2 JP S6058734B2
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aluminum
alcohol
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butoxide
stable
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ロバート・ダブリユー・ラーナー
ラツセル・エス・タワーズ
ジヨン・アール・フラツシユ
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Stauffer Chemical Co
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Stauffer Chemical Co
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C31/00Saturated compounds having hydroxy or O-metal groups bound to acyclic carbon atoms
    • C07C31/28Metal alcoholates
    • C07C31/32Aluminium alcoholates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07CACYCLIC OR CARBOCYCLIC COMPOUNDS
    • C07C29/00Preparation of compounds having hydroxy or O-metal groups bound to a carbon atom not belonging to a six-membered aromatic ring
    • C07C29/68Preparation of metal alcoholates
    • C07C29/70Preparation of metal alcoholates by converting hydroxy groups to O-metal groups
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C07ORGANIC CHEMISTRY
    • C07FACYCLIC, CARBOCYCLIC OR HETEROCYCLIC COMPOUNDS CONTAINING ELEMENTS OTHER THAN CARBON, HYDROGEN, HALOGEN, OXYGEN, NITROGEN, SULFUR, SELENIUM OR TELLURIUM
    • C07F5/00Compounds containing elements of Groups 3 or 13 of the Periodic Table
    • C07F5/06Aluminium compounds
    • C07F5/069Aluminium compounds without C-aluminium linkages

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  • Organic Chemistry (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はアルミニウムブトキシドの安定な溶液、およ
び特に反応媒体中で増加した溶解度をも つアルミニウ
ムブトキシドの安定溶液を製造する方法に関するもので
ある。
低級アルミニウムアルコキシドを長期間貯えておくと
凝固することが知られている。
すなわち低級アルミニウムアルコキシドは、密封容器内
に貯蔵しておいても、湿気および空気に当てると劣化し
て酸化アルミニウムとアルコールを生成する。しかし低
級アルキルアルコールのアルミニウムアルコキシドは液
状に長期間維持して、溶剤の添加なしに貯蔵、出荷、使
用がてきるようにすることが望ましい。これらアルミニ
ウムアルコキシドは触媒の形成やペイント添加剤などの
ような広範な用途をもつこれから液状アルミニウムアル
コキシドは長期間にわたり安定であることか望まれる。
アルミニウムアルコキシドの安定な液状ブレンドは米
国特許第2687423号により製造され、ずなわち通
常固い結晶状態に凝固するアルミニウムアルコキジド、
たとえばエチル、n−およびi−プ ロピルアルミニウ
ムトリアルコキシド、アルミニノウムn−ブチルトリア
ルコキシドを葭界量のアル ミニウムトリsec−ブト
キシドと混合して相当期間にわたり安定な混合生成物が
形成される。しかし、この結果の生成物は、たとえば触
媒の製造に望まれるアルミニウムアルコキシドの濃度を
もたない。かようにして、本発明者は、アルミニウムア
ルコキシドの安定溶液がアルミニウム金属およびイソブ
チルアルコールとn−ブチルアルコールの混合物から製
造されうること、ならびにこれら濃溶液が上述のアルミ
ニウムアルコキシドに比してより長期にわたり改善され
た安定性をもつことを見出した。
さらに本発明により製造されるアルミニウムブトキシド
の溶液は、従来製造されていたものより高濃度のアルミ
ニウムアルコキシドを含有している。
たとえば9鍾量%までのアルミニウムブトキシドを含有
する安定溶液が本発明の方法により製造された。従つて
、本発明の目的は安定なアルミニウムブトキシド溶液を
製造することである。
他の目的は混合アルミニウムブトキシドの安定溶液を製
造することである。他の目的は高濃度のアルミニウムブ
トキシドを含有する安定溶液を製造することである。さ
らに他の目的は溶液中のアルミニウムアルコキシド濃度
が30%以上である安定溶液を製造することである。別
の目的は混合アルミニウムブトキシドの安定溶液を製造
する方法を提供することである。以上の目的およびその
他の目的は、本発明に従い混合アルミニウムアルコキシ
ドの安定溶液を提供することにより実現される。
混合アルミニウムアルコキシド溶液は金属アルミニウム
を、イソブチルアルコールとn−ブチルアルコールとを
モル比5.5:4.5から9:1で含有する混合物と反
応させることにより製造される。以下アルミニウムアル
コキシドは便宜のため式Al(0R)3により表わす(
0R基は炭素原子数4の.アルコキシ基である)。
本発明者は理論的考察に縛られるものではないが、それ
ぞれの反応材料の反応は下記の反応式に沿つて進行する
ものと考えられる。
N+3R0H−+Al(0R)3+1.5H2上式にお
いて一般的に反応は、アルミニウム1グラム原子当り約
3モルのアルコールが反応してアルコキシドを生成する
と共に水素ガスを放出することが認められよう。
アルミニウムアルコキシドのR基は、イソブチルおよび
n−ブチルアルコールを含む混合物から誘導された炭素
原子数4のアルキル基を表わす。本発明者は、イソブチ
ルアルコールとn−ブチルアルコールの混合物を用いる
ことにより、従来単一アルコールの混合物を用いること
により、従来単一アルコールを用いて製造されたよりも
高濃度のアルミニウムアルコキシドを含む溶液が得られ
ることを見出した。
) 本発明の方法に従えば、アルミニウムアルコキシド
はアルミニウム金属を触媒または助触媒の存在または不
在下においてイソブチルアルコールとn−ブチルアルコ
ールとの混合物と反応させることにより得られる。
本発明を実施する一つの方法・は米国特許第28454
47号に記載されており、そこではアルミニウム金属と
アルコール異性体の混合物とが反応領域に導入され、該
領域はアルコール異性体混合物の少なくとも一部が液相
に維持されるに十分な高圧と、アルミニウム金属とアル
コー″ルの相互作用を確保するに十分な高温とに維持さ
れている。アルコールとアルミニウムの混合物は、或る
時点で反応領域内に存在する全アルミニウム金属の一部
分だけが液相に浸漬されるような制御された害J合で反
応領域へ導入される。従つて本発明の方法i、アルミニ
ウム金属の断片または細片で大部分満たされている細長
い反応領域内で実施されうる。アルコール異性体の混合
物は、少なくともその一部が液相に維持されるに十分な
圧力下にある反応領域の下方部へ導入される。反応領域
は高温に維持されているから、アルミニウム金属とアル
コールとが相互作用してアルミニウムアルコキシドと水
素を生成するのを保証する。アルミニウムアルコキシド
と未反応アルコールは反応領域の下方部と上方部の中間
点て取り出され、他方アルコール異性体の混合物は反応
領域の下方部分へ継続的に導入される。液体はそこから
制御された割合で取り出されるからアルコールとアルミ
ニウム床との実質的に連続した接触が保たれる。反応領
域内の液位は常時アルミニウム床の上限より実質的に下
に維持される。アルミニウム金属は連続的または間欠的
に反応領域の上方部へ導入され、アルミニウム床の上限
を反応領域下方部内の液位より実質的に上の高さに保つ
。本発明のアルミニウムアルコキシドは米国特許第29
65663号および第3094546号に記載された技
術によつて製造されうる。
ぞれによれば、アルコール異性体混合物が、アルミニウ
ム粒子を詰めたコラムに連接した気化器に添加される。
コラムの頂部には凝縮器兼通気装置があつて、反応中に
生成−された水素などのガスを外へ逃がす。アルコール
混合物は還流温度に加熱され、アルコール蒸気はコラム
を通じて上昇し、そこでアルコールの一部は充填アルミ
ニウムと反応してアルミニウムアルコキシドを生成する
。反応副生成物として生成された凝縮しないアルコール
と水素ガスは充填コラムを昇り続けて、そこでアルコー
ルは凝縮され、コラムを通じて気化器へ戻され、そこで
アルミニウムの粒子と反応する。
十分に濃縮されるとアルミニウムアルコキシド液は気化
器の底部から連続して取り出され、他方新しいアルコー
ル混合物が反応系へ加えられる。本発明の混合アルミニ
ウムアルコキシド製造に使用される金属アルミニウムは
、断片、細片、塊、粒、切り粉等々の形である。
粒子の平均粒径は相当範囲にわたり変化しうる。一般に
、約0.1〜3インチ(2.5〜76悶)、より好適に
は約118〜1インチ(3.1〜25順)径の範囲のア
ルミニウム粒子が好ましい。より小さい、または大きい
粒子を使用してもよい。本発明の方法は、たとえは約1
00′C〜約120℃の範囲の温度て大気圧において実
施される。
具体的な使用温度は、系内の圧とアルコール混合物の組
成とにより大方きまる。温度範囲は臨界的てはないが、
生成するアルミニτクムアルコキシドの分解を来たすよ
うな温度より低く抑えるべきである。アルミニウムアル
コキシドはバッチ式、半連続式または連続式で、大気圧
以下、大気圧または超大気圧で製造されうる。大気圧か
ら約500PSig(35.1k9/cイ)およびそれ
以上の範囲の圧が適宜使用されうる。一般に、15〜1
00pSig(1.05〜7.03kg/c!t)、よ
り好適には20〜50pSig(1.40〜4.21k
9/c這)の圧が特に適していると認められた。アルミ
ニウム金属とアルコール混合物の間の反応開始には触媒
または活性化剤は必要ないと認められた。
一旦開始すれば反応は発熱的である。開始後、反応継続
に必要なことは、アルミニウムをアルミニウムアルコキ
シドに転換するのに使用し尽されたアルコールとアルミ
ニウム金属を継続的に取替えることだけである。これは
、一定の還流温度を維持するに十分な割合でアルミニウ
ム金属とアルコールを反応混合物に添加することにより
容易に達成される。所望により反応開始のため触媒また
は活性化剤を使用してもよい。
適当な触媒または活性化剤の例は、塩化第二水銀、塩化
第二鉄、塩化第二錫、塩化第二銅、三酸化ホウ素または
ヨウ素のアルコール溶液である。使用しうるその他の活
性剤は米国特許第3717666号に記載されているア
ルコキシアルコールである。本発明の方法のアルミニウ
ム残渣も活性化剤として作用する。活性化剤の量は臨界
的でなく、アルミニウム重量に対し約0.1〜約15重
量%の活性化剤が用いられる。
アルコキシアルコールを活性化剤として使用するとき、
その量はアルミニウムの重量に対し約5〜15%が好適
である。アルミニウムをアルコール混合物と最適条件で
、すなわち約30モル%のn−ブチルアルコールおよび
70モル%のイソブチルアルコールと反応させると、安
定なアルミニウムアルコキシド溶液が得られる。
一般に生成物は溶液として使用されるが所望により未反
応アルコールをアルミニウムアルコキシドから留去する
ことによりさらに精製してもよい。本発明により製造さ
れたアルミニウムアルコキシドは触媒の製造、またはそ
の他の材料、すなわ゛ち坦体を含浸してからアルミニウ
ムアルコキシドを加水分解して活性酸化アルミニウム触
媒を形成することが望まれる場合の材料の製造に使用さ
れうる。
同様に、溶液中のアルミニウムアルコキシドの濃度が増
加しているから、オツペンナウアー型酸化において、よ
り大きな製造速度が実現される。次に本発明の実施例(
3〜8)および参考例(1,2,9)を示す。
すべての部は特に断らない限り重量による。以下の例に
おいては米国特許第3094546号に記載されている
実験室用反応器を使用した。
例1 前の反応からの残渣アルミニウムを含有しているコラム
に訃級のアルミニウム管(114X1−インチニ6.3
5×25.47707りを満たし、気化器にはn−ブチ
ルアルコール118.4部とイソブチルアルコール29
.6部を含む混合物を稼働レベルまで満たした。
反応系を還流温度に加熱すると、コラム内の蒸気がアル
ミニウムと反応して水素ガスを発生する。30分間還流
の後、約80e(STp)の水素ガスが発生したが、こ
れは約0.81k9のアルミニウムブトキシドの生成に
相当する。
ついで反応を終らせ、気化器の内容物を貯蔵容器に移し
た。3日間室温に放置した後、貯蔵容器の上澄液を分析
した所、約110重量%のアルミニウムブトキシドを含
んでいると認められた。
例2〜例9 n−ブチルアルコール対イソブチルアルコールの種々の
比を使つて例1の手続を繰返した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 モル比5.5:4.5から9:1のイソブチルアル
    コールおよびn−ブチルアルコールに金属アルミニウム
    を反応させて得られるアルミニウムブトキシドを30〜
    90%(重量)含有する安定なアルコール溶液。 2 金属アルミニウムをブチルアルコールと反応させて
    アルミニウムブトキシドの安定な溶液を製造する方法で
    あつて、モル比5.5:4.5から9:1でイソブチル
    アルコールとn−ブチルアルコールとを含有する混合物
    に金属アルミニウムを還流温度で、ただしアルミニウム
    ブトキシドの分解温度より低い温度で反応させることを
    特徴とする改良方法。 3 金属アルミニウムは前記アルコール混合物と気相で
    接触させられてアルミニウムブトキシドを生成する特許
    請求の範囲第2項記載の方法。 4 金属アルミニウムがコラムに充填される特許請求の
    範囲第3項記載の方法。
JP51147918A 1975-12-15 1976-12-10 安定なアルミニウムアルコキシド溶液とその製法 Expired JPS6058734B2 (ja)

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JPS5273805A JPS5273805A (en) 1977-06-21
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