JPS6058609B2 - デイジタル型位相比較器 - Google Patents

デイジタル型位相比較器

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JPS6058609B2
JPS6058609B2 JP52057188A JP5718877A JPS6058609B2 JP S6058609 B2 JPS6058609 B2 JP S6058609B2 JP 52057188 A JP52057188 A JP 52057188A JP 5718877 A JP5718877 A JP 5718877A JP S6058609 B2 JPS6058609 B2 JP S6058609B2
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JP
Japan
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circuit
terminal
gate
reset
flip
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JP52057188A
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勉 大岸
徹 秋山
正 桜井
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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  • Manipulation Of Pulses (AREA)
  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 近時PLL(PhaseLockedレ叩)を使用した
FM/AMシンセサイザ受信機や、CBトランシーバ受
信機が注目を浴びるようになつてきた。
従前はPLLを個別部品で構成していたため非常に複雑
であり、また調整も困難で高価格であつたのであるが、
IC技術の進歩によりPLLが集積化されて1つのブロ
ックとして構成されることが可能になり、調整の殆んど
不要なPLLが低コストで実現され、あらゆる方面に使
用されだしたのである。PU、の基本構成は位相比較器
、電圧制御発振器(VCO)及び低減フィルタ等よりな
る。この位相比較器にはアナログ型とディジタル型とが
あるが、ディジタル型のものはパルスエッジによつて位
相及び周波数を比較する位相一周波数比較器であるため
、1) 入力信号のデューティサイクルが問題にならな
い2) キヤツプチヤレンジ、ロックレンジはVCOの
発振可能な範囲全域である3) 入力信号の高調波によ
る誤動作が少ない等アナログ型のものにはみられない特
長を有しており、周波数シンセサイザ等に用いると効果
的である。
本発明は上述の如きディジタル型位相比較器に関するも
のである。
ディジタル型位相比較器としては第5図に示すように双
安定回路を組合わせてなるもの又は第12図に示すよう
にNORゲートによるラッチの組合せよりなるものが広
く知られている。
まず第5図に示した従来公知の位相比較器について説明
する。
第5図において51は基準信号入力、52は比較信号入
力、53,54は入力される基準信号及び比較信号の位
相差に応じたパルス発生出力、A,Bはフリップフロッ
プ、C,D,Eは2入力NORゲートである。このフリ
ップフロップA(又はB)はクロック入力端子CA(又
はC8)、リセット端子RA(又はRB)、出力QA,
OA(又はQ8,O8)を有し、CA(又はCB)に入
力されるクロックの立上がりに同期して、出力QA(又
はQB)を“゜H゛レベル(以下゜゜H゛という)に、
また出力C;(又はC轡)を“L゛レベル(以下゜゜L
゛という)にする。またRA(又はRB)に入力される
リセット信号によつて、該リセット信号が消滅して次の
クロックがCA(又はCB)に入力される迄の間、出力
QA(又はQB)を“゜L゛に、また出力6マ(又は6
;)を゜“H゛にする。今リセット信号の電位レベルを
Zl53,54のパルス発生出力の電位レベルを夫々X
,Yとして、第5図の回路の動作を第6図のタイミング
チャートを用いて説明する。第6図においてTAの期間
には、CA,CBは共に66L13、b;,b;は共に
64W5、X,Y,Zは共に“L゛にあるものとする。
次にTBの期間において、CAが66L゛から“゜H゛
になると、Cマぱ゜H゛から゜゜L゛になり、xは“L
゛から“゜H゛になる。
そしてTCの期間においてCAが66W3から゜“L゛
になつても他の変化はない。
次いでTDの期間において、CBが“゜L゛から゜“H
゛になると、b;ぱ“H゛から゜゜L゛になり、Yぱ“
L゛から“゜H゛に転じようとするが、それと同時にZ
が“L゛から゜゜H゛になるのでYは直ちに“L゛に復
帰する。
すなわちYには1段分のパルスノイズが出ることになる
。そしてzが“H゛になることにより、6マ,07は共
に“L゛から゜゜H′5に、またXぱ“H゛から゜゜L
゛になる。このようにしてT.C;が゜“H゛になるの
でZは“゜H゛から“L゛に復帰する。そしてπの期間
においてC8が66H″から゜゜L゛になつても他の変
化はない。
すなわち上述の説明の如くCAがCBに比べて位相が進
んでいる場合には、CAとCBの位相差に応じたパルス
がxに現れ、逆にCBがC^よりも進んでいる場合には
同様のパルスがYに現われるのである。
さて第7図は第5図に示した回路をIGFET(絶縁ゲ
ート型電界効果トランジスタ)で構成した場合のロジッ
ク図である。
第7図及び第5図において同一部品、同一端子は共通の
番号又は符号で示してある。そして55は“゜H゛で一
定のデータ入力、DA及びDBは夫々フリップフロップ
A及びBのデータ入力端子を示している。この第7図の
回路を実際に■GFETで構成しようとすると45個も
のIGFETを必要とし、この回路をLSI化して高集
積度化を図ろうとするのは適切でない。そこで第5図の
回路から2入力0RゲートC,Dを省略して簡略化した
回路が第8図に示すものである。第8図において81,
82は入力信号の位相差に応じたパルス発生出力を示し
他の番号・符号は第5図と共通である。そして第9図は
第8図の回路をIGFETで構成した場合のロジック図
である。第9図の番号・符号は第8図に対応させてあり
、55は“H゛で一定のデータ入力、DA及びDBは夫
々フリップフロップA及びBのデータ入力端子を示して
いる。第9図の回路の動作を第10図のタイミングチャ
ートに基いて説明する。まず第10図のTFの期間にお
いてCA,CBはともに゜゜L″.Q^,QBは共に゜
“L″.6;,6;は共に“゜H″..Zぱ゜L゛にあ
るものとする。次にTGの期間においてCAが“゜L゛
から“H゛になるとC;ぱ゜L゛から“゜H゛になり、
従つてC;ぱ“H゛から“゜L゛になる。そしてTHの
期間においてC^が゜゜H゛から゜“L゛になつても他
の変化はない。次いでTIの期間においてCBが゜“L
゛から゜“H゛になると、QBは“L゛から“゜H゛に
なり、?ぱ“H゛から“L゛になる。
董が“L゛になることによつて、zは′4L″から4“
W3になり、そのためにQA及びQBは“H゛から“L
゛に、また6マ及び6Xは“L゛から“゜H゛になり、
従つて、Zは“H゛から゜゜L゛に復帰する。そしてT
Jの期間においてCBが゜゜H゛から゜L゛になつても
他の変化はない。
すなわち上述の説明の如くCAがCBに比べて位相が進
んでいる場合にはCAI:ニ.CBの位相差に応じたパ
ルスがQA(又は81)に現れ、逆にCBがCぇよりも
進んでいる場合には同様のパルスがQB(又は82)に
現れるのであるが、上述のようにCAがCBに比べて位
相が進んでいる場合に、QBには3段分のパルスノイズ
が出ることになり、位相差がパルスノイズの幅と同程度
であるときには位相差に起因するパルスとパルスノイズ
との識別が困難になり、位相比較器としての感度が低下
することになる。
第11図は第9図の回路をIGFETを用いて構成した
場合の回路図である。
第11図において51,52,81,82は第8図又は
第9図と同一の入出力を示す。第11図の回路はIGF
ETを39個必要とする。従つて2入力NORゲート、
C,Dを省略した第8図の回路も?I化して高集積度化
を図るには不適当である。しかも第8図のものは前述の
感度低下の問題もあるので、要するに第5図の如き従来
回路又はこれに類するものはLSIの高集積度化に適し
ていないということになる。次に第12図に示した従来
公知の位相比較器について説明する。
第12図において121は基準信号入力、122は比較
信号入力、123,124は入力される基準信号及び比
較信号の位相差に応じたパルス発生出力である。
そして第13図は第12図の回路を田1化するためにI
GFETで構成する場合の回路図てある。第13図の番
号は第12図の番号に対応させている。この第13図か
ら理解されるように、第12図の回路を?I化した場合
には、1)配線が複雑なため、配線領域が広域となり、
高集積度化が図れない。2)配線が複雑なため配線領域
が広域となり、配線容量が増大し、遅延が大となる。
第12図又は第13図の回路はパルス発生出力と同時的
に現れるパルスノイズは1段分であるが、前記配線容量
の増大のためにこの1段分のパルスノイズの時間幅が大
となり、その結果位相比較器としての感度は低くなる。
3)3入力NORゲート及び4入力NORゲートを使用
しているためそれらの出力容量が大となるので、遅延が
大となり、上述したところと同様に位相比較器としての
感度が低下する。
等の点がある。すなわち第12図の回路もIGFETで
LSI化するのには適していない。
このように従来公知の第5図、第12図の回路はIGF
ETl(上SI化するためには多数のIGFETを必要
とし、高集積度化を図り得ず、また複数段のパルスノイ
ズが発生したり、パルスノイズの時間幅が大であるため
に感度の優れた位相比較器とし得ない等の問題点があつ
た。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであつて、高
集積度化が可能であり、且つ感度の高い位相比較器を提
供することを目的とし、以下に本発明をその実施例を示
す図面に基いて説明する。
本発明に係るディジタル型位相比較器は、本発明者等が
先に提案した(特願昭52−55614号)フリップフ
ロップ回路2個とノアゲート1個とで構成されたもので
ある。このフリップフロップ回路は第1,2,4図にF
或いはGを付して示すものであつて、フリップフロップ
回路Fについてその構成を説明すると以下のとおりであ
る。即ちこのフリップフロップ回路Fはセット端子(1
1又はCFを付して示す)、リセット端子(RFを付し
て示す)、セット出力端子(13又は?を付して示す)
及びリセット出力端了0Vを付して示す)を備えている
このフリップフロップ回路Fの双安定動作を司る回路要
素部分は第2図に示すように夫々の1入力を他方の出力
とするように結線された2つ9N0RゲートI,I″の
部分であり、NORゲートIの出力がセット出丈QF.
.NORゲートI″の出力がリセット出力0Vとなつて
いる。NORゲートIの他方の入力はこのフリップフロ
ップ回路Fのリセット端子RFに連なつている。NOR
ゲートI″の他人力はANDゲートKの出力となつてい
る。而して第4図は第2図に示す回路を■GFETを用
いて構成した場合の回路図であり、NORゲートIは3
つのFETTl,T2,T3にて構成されている。
これに対してANDゲートKとNORゲート1″とは第
2図の如く分離可能な形では構成されず、所謂複合ゲー
トの形で構成されている。即ち後述するFE′VQ2,
Q3及びコンデンサC1にそのゲートが接続されている
FETQl及び、これと直列的に接続されているFET
T′6がN1ゲートKを構成することになる。そしてF
ETQl,T6の直列回路と電源、接地間に直列的に接
続されているFETT,及び上記直列回路と並列的に接
続されているFETT3と、上記直列回路、つまりAN
DゲートKとによつて、他方のNORゲートI″が構成
されていると見做すことができる。セット端子11に与
えられるセット信号はFETT6のゲートに与えられる
と共にインバータに与えられる。
FETQ2,Q3はドレイン,ソースを一括接続してあ
り、FETQ3のゲートをFETQ2,Q3のドレイン
に接続し、この接続点に前記インバータ出力を与えるべ
くなしてある。FETQ2のゲートはリセット端子RF
に連なつている。FETQ2,Q3のソースは前記FE
TQlのゲート及び該ゲートに関連した容量(つまり、
ゲートに接続されたコンデンサC1又は該FETQlの
ゲート容量)に接続されている。これらFETQ2,Q
3は前記容量の充放電制御手段として設けられている。
即ちセット端子11にセット信号が供給される前の状態
においては前記インバータの存在によりFETQ2が導
通しており、セット信号の供給に先立つてこの容量を充
電することになる。またリセット端子RFにリセット信
号が与えられると、これに応答してFETQ2が導通し
て前記容量の電荷を放電させることになる。そしてこの
容量に蓄積された電荷によつてFETQlが導通し(換
言すれば前記ANDゲートKの1入力がアクティブにな
り)、これによつて、セット信号がFETT6に与えら
れると、このセット信号が双安定動作を有効に行わしめ
ることになる。
フリップフロップ回路F更にはGは以上の構成を有する
ものである。なおFETQ3に変えてそのカソードをF
ETQlのゲートに接続したダイオードを用いてコンデ
ンサC1等を充電するように構成してもよい。さて本発
明に係る位相比較器は第1図に示すように上述の如きフ
リップフロップ回路F及びGと2入力NORゲートMと
からなる。
図において11は基準信号入力、12は比較信号入力、
13,14は入力された基準信号及び比較信号の位相差
に応じたパルス発生出力である。そしてフリップフロッ
プ回路F,G夫々において、Cp,COはクロック端子
、Rp,Rcはこれらのフリップフロップ回路F,Gの
夫々のリセット入力端子であるダイレクトリセット端子
、Qp,Qcはセット出力端子、また6呼(「はリセッ
ト出力端子を示している。NORゲートMはコントロー
ルゲートであつて、その2つの入力端子は6;,6;に
接続されており、出力端子はRF,Rcに接続されてい
る。上記したところを入力関係について整理すると、セ
ット信号源として、いずれも第3図Cp,COに示す如
きパルス信号を夫々発する基準信号発生回路と比較信号
発生回路(いずれも図示せず)とがあり、これら夫々か
ら発せられる信号がセット信号としてクロック端子Cp
,Cc夫々に与えられる。また、NORゲートMがリセ
ット信号源として機能し、これから発せられるリセット
信号(第3図z″)がフリップフロップ回路F,Gのダ
イレクトリセット端子RF,ROに与えられる。
而して第2図は第1図の回路をIGFETを用いて構成
する場合のロジック図である。
第1図及び第2図における同一人出力、同一部品、同一
端子は共通の番号・符号を付している。そしてI,Jは
夫々フリップフロップ回路F,Gのダイレクトリセット
信号入力段の2入力NORゲートであり、その“H゛判
定レベルは通常の゜゜H゛判定レベルが2V程度である
のに比して1.2V程度と低くしてある。而してNOR
ゲートMの出力の電位レベルをz″として、第2図の回
路の動作を第3図のタイミングチャートにより説明する
まず第3図のTKの期間においてCp,Ccは共に゜゜
L−QF,QOは共に“゜L−R,C否は共に゜゜H″
..Z″ぱ“L゛であるとする。
次にTLの期間において、CFが゜゜L゛から゜“H゛
になると、局=が゜゜H゛から“゜L゛になり、これに
伴つてQFや′6V5から66W5になる。
そしてTMの期間において、Ccが“゜L゛から“H゛
になる示Yが“H゛から゜“L゛になり、これによつて
z″が′6L″から66W1になろうとすると同時に、
Qcが゜“L゛から゜゜H゛に転じようとするが、NO
RゲートJの66H″判定レベルが1.2V程度と低い
ので、6否が1.2V以下になるまでC否は“L゛のま
まである。その間にZ″は1.2V以上になつてしまう
ので、NORゲートJはリセット信号が入力されること
によつて゜゜L゛を出力することになる。そしてその後
6;が完全に“L゛暑になつてもC否ぱ“H゛になるこ
とはない。すなわち6;にはパルスノイズは殆んど出な
いことになる。そしてZ″が゜゜L゛から゜“H゛にな
ることによつて6;ぱ“L゛から゜゜H゛に復帰し、ま
た67は“゜H゛から゜゜L゛になる。
更に6;が“H゛に復帰することによつてz″ぱ゜H゛
から“゜L゛に復帰し、またb;が“H゛から゜゜L゛
になることによつて6;は“゜L゛から“H゛になる。
すなわちCpの立ち上がりからCOの立ち上がりまでの
時間、換言すれは基準信号入力と比較信号入力との位相
差に対応したパルスがQpに現れることになる。これは
CpにCOよりも高い周波数が入力された場合にその位
相差に応じたパルスがQpに現れ、この回路が位相一周
波数比較器として働くことを示している。然る後CFが
゜゜H゛から“L゛に次いでCOが゛H゛から“゜L゛
になるが他の変化はない。
次にTNの期間においてCcが“L゛から“゜H゛にな
ると、6;が゜゜H゛から“゜L゛になり、またCcが
“L゛から“H゛になる。その後COは6′W゛から゜
゜L゛に復帰するが他の変化はない。次にmの期間にな
つて再びCcが゜“L゛から“H゛になつても既に6否
は“゜L゛に、またQcは64W゛になつているので他
の信号に変化はない。さてTPの期間において、CFが
46L′5から“H゛になると?が“゜H゛から“゜L
゛になり、これによりz″が゜“L゛から゜゜H゛にな
ろうとすると同時に、QFが“L゛から“゜H゛に転じ
ようとするが、NORゲートIの゜“H゛判定レベルが
1.2■程度と低いので、Cワが1.2V以下になるま
でQpばL゛のままである。との間にZ″は1.2V以
上になつてしまうので、NORゲートIはリセット信号
が入力されることによつて゜“L゛を出力することにな
る。そしてその後b;力浣全に“゜L゛になつてもQ1
は“゜H゛になることはない。すなわちこの場合にもQ
Fにはパルスノイズは殆んど出ない。そしてz″が゜゜
L゛から“゜H゛になることによつて6フは“゜L゛か
ら“H゛に復帰し、またQOは66H99から44L9
9になる。
更番こ(「が46H9鴇こ復帰することによつてZ″ぱ
゜H゛から“゜L゛に復帰し、またQcが゜゜H゛から
゜゜L゛になることによつてC否は“L゛から゜゜H゛
になる。すなわちCOの立ち上がりからCFの立ち上が
りまでの時間、換言すれは基準信号入力と比較信号入力
との位相差に対応したパルスがQcに現れることになる
。これはCcにCFよりも高い周波数が入力された場合
にその位相差に応じたパルスがQcに現れ、この回路が
位相一周波数比較器として働くことを示している。然る
後COが6′H″から“1″に、次いでCpがH゛から
“6L゛になるが他の変化はない。
次にTQの期間において、Cpが66L8から゜“H゛
になるとC;が゜“H゛から“L゛になり、またQpが
′6V5から′6W′になる。その後CpはH゛から“
゜L゛に復帰するが他の変化はない。次いでTRの期間
において、Ccが゜゜L゛から“H゛になると疋が“H
゛から“゜L゛になり、これによつてz″が66V5か
ら66W6になろうとすると同時にQOが゜゜L゛から
“H゛に転じようとするが、NORゲートJの“゜H゛
判定レベルが1.2Vと低いので(?−が1.2V以下
になるまでQcは゜゜L゛のままである。その間にz″
は1.2V以上になつてしまうので、NORゲートJは
リセット信号が入力されることによつて゜゜L゛を出力
することになる。そしてその後6否が完全に“゜L゛に
なつてもQcぱ゜H゛になることがない。すなわちQc
にはパルスノイズは殆んど出ない。そしてZ″が゜゜V
5から66W゛になることによつて、局否ぱ゜L゛から
゜゜H゛に復帰し、またQpは゜“H゛から“゜L゛に
なる。
更にC否が゜゜H゛に復帰することによつてz″ぱ゜H
゛から゜゜L゛に復帰し、またQpが゜゜H゛から“L
゛になることによつてC;ぱ“L゛から゛H゛になる。
すなわちこの場合にもTMの期間におけると同様にCp
の立ち上がりからCOの立ち上がりまでの時間、換言す
れば基準信号入力と比較信号入力との位相差に対応した
パルスがQpに現れることになる。然る後、COが“H
゛から゜“L゛になるが他の変化はない。上述の如く、
本発明に係る位相比較器はディジタル型位相一周波数比
較器の機能を満足していることは勿論、従来回路におい
ては位相差を示す所要のパルスと同時的に発生していた
パルスノイズを殆んどなくすことが可能である。
而して第4図は前述のように第2図の回路をIGFET
を用いて構成した場合の回路図である。
”第4図において11,12,13,14は第1図又は
第2図と同一の入出力を示しており、Ql,Q2,Q3
及びC1は前述のフリップフロップ回路Fを構成する第
1のFET、第2のFETl第3のFET及びコンデン
サを夫々示している。第4図の回路と従来公知の第13
図の回路とを比較すると、後者は31個のIGFETを
必要とするのに対し、前者は2媚で足り、更に第4図の
回路では3入力NORゲート又は4入力NORゲートを
必要としないため回路構成が簡略化され配線領域が狭域
化されるので本発明の位相比較器はLS■化に通してい
る。以上要するに本発明に係る位相比較器を IGFETを用いてLS■化した場合は従来の回路に比
して、1)配線容量及び入力容量の低減が可能となるこ
と、並びにパルスノイズを殆んどなくすことが可能とな
ることにより、高域度の位相比較器が得られる。
2)配線の簡素化、IGFETの使用個数の低減により
LSIにおける位相比較器の占有面積が小さくなり、そ
の分だけLSIの高集積度化が可能になる。
すなわち第4図の回路は従来の第13図の回路の約3/
4の面積となる。等の利点があり、本発明がディジタル
型位相比較器のLSl化、性能改善、コストダウンに寄
与するところ多大てある。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示すものであつて、第1図は本
発明の位相比較器の略示ロジック図、第2図は第1図の
フリップフロップ回路を詳細に示した本発明の位相比較
器のロジック図、第3図は第2図の回路の動作を説明す
るためのタイミングチャート、第4図は第2図の回路を
IGFETを用いて構成した場合の回路図、第5図は従
来公知のディジタル型位相比較器の略示ロジック図、第
6図は第5図に示した位相比較器の動作を説明するため
のタイミングチャート、第7図は第5図のフリップフロ
ップを詳細に示した従来の位相比較器のロジック図、第
8図は第5図に示した位相比較器を簡略化した位相比較
器の略示ロジック図、第9図は第8図の位相比較器のフ
リップフロップ部分を詳細に示したロジック図、第10
図は第9図の回路の動作を説明するためのタイミングチ
ャート、第11図は第9図の回路をIGFETを用いて
構成した場合の回路図、第12図は従来公知の他のディ
ジタル型位相比較器のロジック図、第13図は第12図
の回路をIGFETを用いて構成した場合の回路図であ
る。 1「・・・基準信号入力、12・・・比較信号入力、1
3,14・・・パルス発生出力、F,G・・・フリップ
フロップ回路、M・・・NORゲート。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 セット端子、リセット端子、セット出力端子及びリ
    セット出力端子を有し、前記セット端子に供給されるセ
    ット信号を受ける、双安定動作のための回路要素に接続
    されたFETと、前記セット端子に供給されるセット信
    号に先立つて前記FETのゲートに関連した容量を充電
    する為に前記セット端子に接続され、また前記リセット
    端子に供給されるリセット信号に応答して前記容量から
    放電させる為に前記リセット端子に接続された充放電制
    御手段とを具備し、前記FETは前記容量に蓄積された
    電荷によつて導通し、該FETの導通動作によつて前記
    セット信号が前記双安定動作のための回路要素に対して
    有効に作用するようにしたフリップフロップ回路2個と
    、該2個のフリップフロップ回路夫々の前記リセット出
    力端子をその入力端子に接続してあり、その出力を両フ
    リップフロップ回路の前記リセット信号となしてあるN
    ORゲートとを具備し、前記2つのフリップフロップ回
    路の各セット信号端子の一方には基準信号が供給され、
    他方には比較信号が供給されるべくなしてあることを特
    徴とするディジタル型位相比較器。
JP52057188A 1977-05-13 1977-05-17 デイジタル型位相比較器 Expired JPS6058609B2 (ja)

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JP52057188A JPS6058609B2 (ja) 1977-05-17 1977-05-17 デイジタル型位相比較器
US05/853,584 US4179628A (en) 1977-05-13 1977-11-21 Flip-flop having reset preferential function

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