JPS6058449A - 塩素化ポリエチレン組成物 - Google Patents

塩素化ポリエチレン組成物

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JPS6058449A
JPS6058449A JP16665883A JP16665883A JPS6058449A JP S6058449 A JPS6058449 A JP S6058449A JP 16665883 A JP16665883 A JP 16665883A JP 16665883 A JP16665883 A JP 16665883A JP S6058449 A JPS6058449 A JP S6058449A
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渡辺 直敏
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [1]発明の目的 本発明は他種のゴムの硫黄系との多層加硫または架橋時
のすぐれた接着性を有する塩素化ポリエチレン組成物に
関する。さらに詳しくは、 (A)塩素化ポリエチレン
、 (B)粘着付与剤、 (C) klX化ビニル系重
合体の脱塩化水素防止剤および (D)有機過酸化物か
らなる塩素化ポリエチレン組成物に関するものであり、
他種のゴムの硫黄系との多層加硫または架橋時のすぐれ
た接着性を有する塩素化ポリエチレン組成物を提供する
ことを目的とするものである。
[II ]発明の背景 以前方ら、ゴム(エラストマー)に架橋剤、加硫剤、加
硫促進剤、加硫促進助剤、老化防止剤、着色剤、抗醇化
剤などの添加剤を加えて加熱処理させることによって加
硫または架橋させることによって得られるゴム弾性体組
成物は多方面にわたって使用されていることは周知の通
りである。
しかしながら、ゴム弾性体組成物はゴム製品として黒色
物が大多数を占めているのが現状である。
最近になって、製品のファッション・デザイン化に伴な
い、ゴム製品も多彩色間な要求がなされている。たとえ
ば、家庭用の玄関マット、自動車用のマット、ゴルフ場
のマット、シート材などがあげられる。しかし、灯明色
をイエする製品を得るためには、着色性のすぐれている
クロロスルホン化ポリエチレン(C3M)、エチレン−
プロピレン−ジエン三元共重合ゴム(EPDM)、クロ
ロブレンゴム(CR)などを使った二層成形物がほとん
どである。これらの着色性のすぐれたゴムのうち、クロ
ロスルホン化ポリエチレンでは、耐候性、耐摩耗性、耐
オゾン性および難燃性はすぐれた4、¥性を右するが、
耐スパイク性(四路性)においてやや問題がある。また
、エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合ゴムでは、
耐オゾン性オよび耐候性は良好な特性を発揮するが、四
路性(たとえは、耐スパイク性)、耐摩耗性および難燃
例について問題がある。また、クロロブレンゴムについ
ては、耐摩耗性および難燃性についてすぐれた特性を右
するが、構造−1部二重結合を有するためにIff)J
 特性および副オゾン性について問題があり、これらを
改良するために比較的多量の老化防i−剤、酸化防止剤
およびオゾン劣化防1に剤を添加すれば、短時間の耐候
性および耐オゾン性を改良することができるけれども、
長持間使用することにともないこれらの特性が低下する
。また、スチレン−ブタジェン共重合ゴム(S B R
)のごときブタジーンを上成分とするゴムでは、着色性
が劣るばかりでなく、クロロプレンゴムと同様に二重結
合を有しているために耐候性および飼オゾン性が劣る。
前記のクロロスルホン化ポリエチレン、エチレン−プロ
ピレン−ジエン三元共重合ゴムおよびクロロブレンゴl
\は1:、とじて加硫剤として硫黄または硫黄放出化合
物を用いているために初期の着色性はすぐれているが、
長時間使用すると鮮明色が薄れ、初期の着色性を保持す
ることができない。
その」−1灯明色を保持するために有機過酸化物を用い
て二層物、すなわち一方が硫黄または硫黄放出化合物を
加硫剤として使用した層と他方を有機過酸化物を架橋剤
として用いた層を使用した場合では、加硫接着が仝〈で
きないという問題があって実用的ではない。
[111]発明の構成 以りのことから、本発明者らは、比較的に低価格であり
、かつ前記の一般に用いられているゴムが有する問題を
改良17、さらに二層の成形物を製造する場合、灯明色
が良好であるのみならず、耐スパイク性がすぐれた加硫
接着性を右するゴム弾性体を得ることについて種々探索
した結果、(A)塩素化ポリエチレン 1’0Offj
量部、(B)粘着イ・j与剤 0.5〜10.0屯31
1部、(C)塩化ビニル系重合体の脱塩化水素防+1.
剤0.5〜15.0暇が1部 および (D ) 有4ali酸化物0 、 Ol 〜20 r
rCm部からなる塩素化ポリエチレン組成物が、前記の
ごとき問題点が改良された組成物であることを見出し、
本発明に到達した。
[■コ発明の効果 本発明によって得られる塩素化ポリエチレン組成物は、
着色性がすぐれているばかりでなく、下記のごとき効果
(特徴)を発揮する。
(1)耐候性がすぐれている。
・(2)柔軟性が良好である。
(3)自消性である。
(4)四路性(耐スパイク性など)がすぐれている。
(5)硫黄系の加硫物(たとえばシート)と有機過酸化
物系の架橋物とを多層にして加硫接着した場合、良好な
接着性を有する。
(6)種々の着色剤(顔料)を使用しても、鮮明な着色
を右する成形物が得られる。
本発明によって得られる塩素化ポリエチレン組成物は上
記のごときすぐれた効果を発揮する多方面にわたって利
用することができる。代表的な用途を下記に示す。
(1)航空機用および自動車用のマット材およびシート
材 (2)玄関用のマット材およびシー)・材(3)ゴルフ
練習場などのマット材およびシート材 (4)ゴルフ場などのアウトドアー用のシート材(5)
サービス業(旅館、ホテル)などのアウトドアー用シー
ト材 (6)工場、研究所などのシート材 [V]発明の詳細な説明 (A)塩素化ポリエチレン 本発明において使われる塩素化ポ1ノエチレンt±ポリ
エチレンの粉末または粒子を水性懸’I’A’ll中で
塩素化するか、あるいは有機溶媒中に溶解したポリエチ
レンを塩素化することによって(号られるものである(
水性懸濁液中で塩素化することによって得られるものが
望ましい)。一般にt±、その341素含有量が20〜
50重量%の非々II情(’Iミまたt±結晶性の塩素
化ポリエチレンであり、!t& 4こ塩素含有量が25
〜45重量%の非結晶性の塩1イヒポ1ノエチレンが好
ましい。
前記ポリエチレンはエチレンを中馴:重合また1よエチ
レンと多くとも10重量%のα−オレフィン(一般には
、炭素数が多くとも12個)とをノ(重 合することに
よって得られるものである。その。。
度は一般には、0.910〜0.970 g / c、
c、である。
また、その分子量は5万〜70万である。
本発明の組成物を製造するにあたり、11’ ;K (
ヒポリエチレンのみを使用してもよl、)力く、111
イヒポ1ノエチレンと混和性のある他種の高分子物質を
配合してもよい。該高分子物質としてt±、エチレン−
プロピレン−ジエン三元系共重合ゴム(EPDM)、天
然ゴム、クロロプレン系ゴム、クロロスJl/7オン化
ポリコニチレンゴム状物、スチレン−ブタジェン共手合
ゴム状物(SBR)、アク1)ロニトリルーブタジエン
共重合ゴム状物(NBR)、ウレタン系ゴム状物および
ブタジェン弔独重合ゴム状物のごときゴム状物し一般に
は、1、−二−粘度(ML)はlO〜150]があげら
れる。ま1+4 た、他の高分子物質としては、前記ポリエチレン、塩化
ビニルを主成分とする塩化ビ゛ニル樹■旨(重合度、4
00〜1800)、メチルメタク1ルート 脂およびアクリロニトリル−スチレン」(重合樹II旨
のごとき樹脂状物があげられる。これらのゴム状物およ
び樹脂状物については、神原ら編集゛合成ゴムハンドブ
・アク°° (朝倉書店、昭渾口42年発行)、村橋ら
編集゛プラスチック/\ンド゛ブ・アク′。
(朝倉書店、昭和44年発行)などによってよく知られ
ているものである。
これらの高分子物質を配合する場合、配合割合ハ塩i 
化ポリエチレンに対して多くとも50重量部である。
(B)粘着イ1与剤 さらに、本発明において粘着イに1与剤としては、−・
殻に充填剤の粘結分散性をよくするため、あるいは接着
性を高めるために粘着伺与剤として通常使用されている
ものである。粘着伺り6剤の代表例としては、コールタ
ール中に含まれているクマロン、インデン、スチレンな
どを重合されることによって製造されているクロマン−
インデン樹脂、フェノール・テルペン系樹脂、石油系炭
化水素樹脂およびロジン誘導体があげられる。これらの
粘着(=J与剤は前記゛便覧、ゴム、プラスチ・アク配
合薬品“の第129頁ないし第144頁に種類および物
性などが詳細に記載されているものである。
(C)脱塩化水素防止剤 また、本発明において使用される脱jll化水素防11
1剤は一般にjly,化ビニル系重合体のように/\ロ
ゲン原子(主として、1iA素原子)を含有する重合体
が熱などによって生じる脱塩化水素を防II−するため
に広く使われているものである。該脱ji!化水素防止
剤は金属石けん、無機酸塩類金属の配合物、有機スズ化
合物および純有機化合物に大別される。これらのうち、
金属石けんの代表例としては、炭素数が1−10個の有
機カルボン酸(多くとも3個の塩素原子で置換されても
よい)の金属塩があげられる。該金属としては、リチウ
ム、マグネシウム、カルシウム、ストロンチウム、バリ
ウム、カドニウム、アルミニウムおよび鉛があげられる
。他の金属石けんとしては、三塩基性マイレン酸、二塩
基性フタル酸およびサリチル酸のごときカルボン酸の鉛
J14もあげられる。また、無機酸塩類としては、アル
キルアリル亜りん酸カドニウム、オルトケイ酸鉛−シリ
カゲル共沈物、塩基性ケイ酸鉛、三」1.!双性硫酸鉛
、塩基性亜硫酸鉛および二塩基性亜りん酸鉛があげられ
る。金属の酸化物のうち、醇化マグネシウムが好んで使
用される。さらに、有機スズ化合物としては、ジブチル
・チン・ジラウレート、オクチル・スズ系化合物、ジメ
チルスズ系化合物、ジブチル−チン・マレート、含イオ
ウ有機スズ化合物、スタナン・ジオール誘導体およびジ
ブチル−1−c−スズ−β−メルカプトプロパノエート
があげられる。また、純有機化合物としては、キレート
剤置一般式を(■)式に示す]およびエポキシ化合物が
あげられる。
CI)式において、R1、R2およびf?ろは同一。
でも異種でもよく、炭素数は多くとも20個の炭化水素
基である。
さらに、その他の脱塩化水素防1j−剤としてステアロ
イルベンゾイルメタンおよびバルミトイルベンゾイルメ
タンがあげられる。
これらの脱塩化水素防止剤は前記“便覧、ゴム、プラス
チック配合薬品″の第266頁ないし第319頁に記載
されている。これらの脱塩化水素防止剤のうち、無機酸
塩類、金属の酸化物および有機スズ化合物が好ましく、
特に無機酸塩類、金属の酸化物が望ましい。とりわけ、
二鳴基性フタル酸鉛、二j1基性ステアリン酸鉛、三塩
基性硫酸鉛、塩基性ケイ耐塩、酸化マグネシウムおよび
酸化鉛が好適である。
(D)有機過酸化物 さらに、本発明において使われる自機過酸化物は特別の
限定はないが、とりわけ分解温度(半減期が1分間であ
る温度)が120°C以」−のものが望ましく、特に1
40°C以」−のものが好適である。好適な有機過酸化
物の代表例としては、1.1−ビス−第三級−ブチルパ
ーオキシ−3,3,5−1リメチルシクロヘキサンのご
ときケI・ンパーオキシト、2,5−ジメチルヘキサン
−2;5−シバイドロバ−オキシI・のごときハイドロ
パーオキシド、2,5−ジメチル−2,5−ジー第三級
−ブチルパーオキシヘキサンのごときパーオキシエステ
ル、ベンゾイルパーオキシドのごときジアシルパーオキ
シドおよびジクミルパーオキシドのごときジアルキルパ
ーオキシドがあげられる。
さらに、通常のゴム分野において架橋助剤として使用さ
れているl・リアリルイソシアヌレートオよひトリアリ
ルイソシアヌレ−1・のごとき多官能性物質を配合して
もよい。
(E)組成割合(配合割合) 100重量部の塩素化ポリエチレン(他のゴム状物およ
び/または樹脂状物を含む場合はこれらも含む)に対す
る他の組成成分の配合割合は下記の通りである。
粘着伺与剤の組成割合は0.5〜1O10重量部であり
、0.5〜7.0重量部が望ましく、とりわけ0.7〜
5.0重量部が好適である。100屯砥部の塩素化ポリ
エチレンに対して粘着イ」与剤の組成割合が0.5重量
部未満では、前記の分散性がよくない。一方、10.0
重品:部を越えて配合すると、得られる組成物の成形物
(たとえば、シート材)の表面硬度は増すが、柔軟性が
劣るのみならず、摩耗性も低下する。
さらに、脱塩化水素防止剤の配合割合は1.0〜15.
01掖部であり、特に560〜10.0重量部が好まし
い。
また、有機過酷化物の配合割合は0.1〜20.0重量
部であり、とりわけ0.5〜10.0重量部が望ましい
さらに、架4^助剤を使用する場合、その使用割合は多
くとも10.0重量部である。
塩素化ポリエチレンに対する脱塩化水素防止剤の配合割
合が下限未満では、安定性の良好な塩素化ポリエチレン
組成物が得られない。一方、」二限を越えて配合したと
しても、さらに安定性が向−Lすることもなく、むしろ
それらが組成物の成形物の表面にブリー1・することも
あるために好ましくない。また、有機過酷化物の配合割
合が下限未満では、架橋が完全に進行しないために良好
な組成物の成形物が得られない。上限を越して配合した
場合は逆に架橋が速く進行するために良好な形状を有す
るものを得ることが難しくなるばかりか、架橋を制御す
ることが困難になることもある。
(F)混合方法、成形方法など 以上の物質を均一に配合させることによって本発明の組
成物を得ることができるけれども、さらにゴム業界及び
樹脂業界において一般に使われている充填剤、可塑剤、
酸素、オゾン、熱および光(紫外線)に対する安定剤、
滑剤ならびに着色剤のごとき添加剤を組成物の使用目的
に応じて添加してもよい。
また、本発明の組成物を製造する際、粘着付与剤とはあ
らかじめ処理して得られる処理物を用いてもよく、この
処理をすることなく組成物を製造するときに添加しても
よい。
本発明の組成物を製造する際、その配合(混合)方法は
、当該技術分野において一般に用いられているオープン
ロール、ドライブレンダ−、バンバリーミキサ−及びニ
ーグーのごとき程合機を使用して混合すればよい。これ
らの混合方法のうち、一層均一な組成物を得るためには
これらの混合方法を二種以上適用してもよい(たとえば
、あらかじめドライプレンターで混合した後、そのJJ
シ合物をオープンロールを用いて混合する方法)。
本発明の組成物は一般のゴノ、業界において通常使用さ
れている押出成形機、圧縮成形機およびカレンダー成形
機のごとき成形機を用いて本発明の組成物と少なくとも
硫黄または硫黄放出化合物と他種の硫黄と加4dとし得
るゴ1、(たとえば、ブタジェンを主成分とするゴム)
からなる組成物をそれぞれ別々に成形物(たとえば、シ
ート、マット、チューブ状物、パイプ状)を成形し、接
着させながら架橋(加硫)させてもよい。さらに、本発
明の組成物と前記の他種の硫黄と加硫し得るゴムの組成
物とを同114..に加硫および接着しながら成形物を
製造してもよい。
[■コ実施例および比較例 以下、実施例によって本発明をさらに詳しく説明する。
なお、実施例および比較例において、耐候性試験は、温
度が60°Cに設定されたサンシャインウエザーオメー
ター試験を用いてそれぞれ150時間および250時間
放置して変色性を肉眼で観察した。また、接着性はテン
シロン引張試験機を使用して試験片(長さ150 m 
m 、幅10 m m )を引張速度が50mm/分の
条件で180度の方向に引張り、その時の接着強度を測
定した。さらに、耐錆性は自動振動試験法によってJI
SK−6301に準じ、ヤーズレ・オシログラフ試験機
を使って測定した。この耐錆性は振動数および動的モジ
ュラスは大きい程反発性が大きく防振ゴムとして良好で
あるが、本発明の目的である耐錆性の観点からみると逆
に足などに感じる振動が大きく負担がかかり過ぎるため
にゴム自身がショックを吸収する役目が必要であり、む
しろ振動数および動的モジュラスが小さい程好ましい。
なお、実施例および比較例において使用した塩素化ポリ
エチレン、粘着付与剤、脱塩化水素防止剤、有機過酸化
物の物性、製造方法、種類などを下記に示す。
[(A)塩素化ポリエチレン] 塩素化ポリエチレンとして、密度が0.941g/c 
m’のエチレン系重合体(平均分子叶 約 20万)を
水性懸濁液で塩素化させることによって得られた塩素化
ポリエチレン[塩素含有量 40゜2重量%、非晶性、
以下rcPE (A)Jと云う]および密度が密度が0
.936 g / c m’のエチレン系重合体(平均
分子−量 的17万)を水性懸濁液で塩素化させること
によって11られた塩素化ポリエチレン[塩素含有量 
40.3重量%、非晶性、以下rcPE (B)、Jと
云う]を使用した。
[(B)粘着伺り、剤] 粘着付与剤として、クマロン−インデン樹脂[軟化点 
100〜l 30”C1以下rTAcK(1)」と云う
Jおよびフェノール・ホルムアルデヒド樹脂[[1v′
化成工業社製、商品名 ヒ タノール 1502、軟化
点 85〜105°C1比重1.03〜1.04、以下
rTACK (2)Jと云う]を使った。
[(C)脱塩化水素防止剤コ 脱塩化水素防1に剤として、平均粒径が3ミクロンの酸
化マグネシウムを用いた。
[(D)有機過酸化物] 有機過酸化物として、ジクミルパーオキサイ(11本油
脂社製、商品名 パークミルD)を使用した。
[(E)架橋助剤] 架橋助剤として、トリアリルインシアネートを使った。
[CF)i+丁司り作目 u(i4剤として、ジオクチルフタレートを用いた。
[(G)充填剤] 充填剤として、脂肪酸処理した炭酪カルシウム(f−均
粒径 0.04ミクロン)を使用した。
[(H)顔料] i#Iとして、フタロシアニン・グリーンを使った。
実施例1〜6、比較例1〜4 100重量部の塩素化ポリエチレン[種類を第1表に示
す。なお、CPE(A)およびCPE(B)からなる混
合物を使用する場合には、あらかじめ第1表にそれぞれ
の混合比(配合量)が示される割合で表面温度が130
℃に設定されたオープンロールを使って充分混練したも
のを用いる]、5.0爪111部の過酸化物、5.0重
量部のTAIC(架橋助剤として)および10.0の酸
化マグネシラ1\(塩化ビニル系重合体の脱塩化水素防
E剤として、ただし比較例2は使用せず)、20重量部
のジオクチルフタレー;・(可塑剤として)、70重足
部の炭酸カルシウム(充填剤として)および0.3ij
ij部のマラカル)−グリ7・レーキ(顔料として)な
らびに第1表に種類および配合量が示される粘着伺与剤
をあらかじめ表面温度が50℃に設定されたオープンロ
ールを使って20分間充分混練しながら厚さが2mmの
シートを成形した。
ムーニー粘度(ML 100℃)が52であ1+4 “ るスチレン−ブタジェン共重合ゴム(H本合成ゴム工業
社製、商品名 JSI? 1502、スチレン含有量 
23.5重量部)100重量部、力−ボンブラヅクとし
てファーネスブラック(昭和キャポット社製、商品名 
ショウブラック N−330、DBP吸油量 102c
m’/100g、比重 1.7)60重量部、可塑剤と
してアロマティックオイル20重量部、加工助剤として
2゜0重量部のステアリン酸、加硫促進助剤として5.
0重量部の亜鉛華(平均粒径 0.5.:クロン)、1
.0重量部の硫黄(加硫剤として)、1.5重量部のペ
ンゾチアジルジサルフィード(加硫促助剤として)およ
び0.5Φ、置部のジフェニル・グアニジン(加硫促進
剤として)を上記と同じ条件でオープンロールを使って
厚さが3mmのシートを成形した。
このようにして得られたIM素化ポリエチレン組成物か
らなるシートおよびスチレン−ブタジェン共重合ゴム組
成物からなるシートを二層にして温度が180℃および
圧力が200 k g; / c m’の条件で20分
間熱プレスし、横および縦がそれぞれ300mmおよび
厚さが5mmのシートを製造した。このようにして(I
tられたそれぞれのシートの#候性試験、接着性試験お
よび四路性試験を行なった。それらの結果をi1表に示
す。なお、比較例2では、熱プレス成形時に脱塩化水素
が発生した。また、比較例3では、熟プレス成形時に発
泡が発生し、いずれも外観が良好なシートを得ることが
できなかった。
比較例5〜7 ムーニー粘度(MLl+4.loo′c)が43である
エチレン−プロピレン−ジエン三元共重合ゴム(ジエン
、エチリデンノルボルネン、ジエン含有量 12重量%
、プロピレン含有量 46重用%)100重量部、充填
剤として炭酸カルシウム(平均粒径 1.3ミクロン、
比重 2.60)50重量部、iiJ 塑剤としてジオ
クチルフタレート15重量部、加硫促進助剤として5.
0重量部の亜鉛華(平均粒径 0.5ミクロン)、加工
助剤として1.0爪II1.部のステアリン酸、顔軒1
よしてフタロシアニン・グリーン0.2重量部、加硫促
進剤として0.5重1It(f5のメルヵプトベンソチ
アゾール、加硫促進剤として1.5重量部のテトラメチ
ルチウラムモノスルフィドおよび加硫剤として1.0重
量部の硫黄を実施例1と同様にオープンロールを使って
厚さが2mmのシートを成形した(比較例5)。
ムーニー粘度(ML 100℃)が55であ1+4“ るクロルスルホン化ポリエチレン(硫黄含有量1.0重
量%、塩素含有量 35重IC(%、密度1、 18 
g/ Cm’) 、充填剤として比較例5において用い
た炭酸カルシウム50重量部、可塑剤として10.0重
量部のジオクチルフタレート、顔料としてフタロシアニ
ン・グリーン、架橋剤として4.0重量部の酸化マグネ
シウム(平均粒径340ミクロン)、架橋助剤として3
.0重唱部のペンタエリスリI・−ル、架橋促進剤とし
て1゜5重量部のジペンタメチレンチウラムテトラスフ
イードおよび0.5重量部の硫黄(加硫剤として)を実
施例1と同じ条件でオープンロールを用いて厚さが2m
mのシートを成形した(比較例6)。
ムーニー粘度(ML 100’C)が50であ1+4 
’ るクロロプレンゴム(密度 1 、 23 g/ cr
n’)100重量部、充填剤として比較例5において使
った炭酸カルシウム50重量部、rif塑剤として10
.0重15部のジオクチルフタレ−1・、顔料として0
.2重−jij一部のフタロシアこン・グリーン、加工
助剤として0.5重量部のステアリン酩、加硫促進助剤
として5.0重量部の酸化亜鉛(平均粒径 0.5ミク
ロン)、4.0重量部の酸化マグネシウム(平均粒径 
3.0ミクロン)、老化防止剤として2.0重量部のフ
ェニル−1−ナフチルアミンおよび加硫促進剤として1
.0主部部のジエチレンチオウレアを実施例1と同様に
オープンロールを使用して厚さが2tnmのシートを製
造した。(比較例7) 実施例1において用いた塩素化ポリエチレン組成物のシ
ートのかわりに1以上のようにして得られたシートを使
ったほかは、実施例1と同じ条件で熱プレスし、厚さが
5mmのシートを製造した。得られた各シートの耐候性
試験、接1性試験および配路性試験を行なった。それら
の結果を第2表に示す。
以下余白 以上の実施例および比較例の結果から、本発明によって
得られる塩素化ポリエチレン組成物は、耐候性がすぐれ
ているばかりでなく、硫黄または硫黄放出化合物を加硫
剤として使用するブタジェン系ゴム組成物との接着性に
ついても良好であり、さらに酎踏性(耐スパイク性)に
ついても好適であり、したがってカラフルな色を必要と
するマット材やシーI・材として広く利用することがで
きることは明白である。これに対して、該塩素化ポリエ
チレンM1成物のかわりに、エチレンープロピレンージ
エンミ元共重合ゴム、クロルスルホン化ポリエチレンゴ
J1またはクロロプレンゴムの組成物の場合では、いず
れも接着性は良好であるが、耐候性および両路性のうち
、少なくともいずれかが悪く、これらの組成物では、マ
ット材やシート材として不敵であることは明らかである
特許出願人 昭和電工株式会社 代 理 人 弁理士 菊地精−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (A)塩素化ポリエチレン l OOi< i71 部
    、(B)粘着イ1与剤 0.5〜10.0料量部、(C
    )塩化ビニル系重合体の脱塩化水素防止剤0.5〜15
    .0重砥部 および (D)有機過酸化物 0.01〜20重量部からなる塩
    素化ポリエチレン組成物。
JP16665883A 1983-09-12 1983-09-12 塩素化ポリエチレン組成物 Granted JPS6058449A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017038199A1 (ja) * 2015-09-02 2017-03-09 横浜ゴム株式会社 ゴム組成物、セメント組成物及び液体搬送用ホース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2017038199A1 (ja) * 2015-09-02 2017-03-09 横浜ゴム株式会社 ゴム組成物、セメント組成物及び液体搬送用ホース
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