JPS60583B2 - 圧力装置 - Google Patents
圧力装置Info
- Publication number
- JPS60583B2 JPS60583B2 JP52051748A JP5174877A JPS60583B2 JP S60583 B2 JPS60583 B2 JP S60583B2 JP 52051748 A JP52051748 A JP 52051748A JP 5174877 A JP5174877 A JP 5174877A JP S60583 B2 JPS60583 B2 JP S60583B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steam
- pressure
- pool water
- discharge
- pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E30/00—Energy generation of nuclear origin
- Y02E30/30—Nuclear fission reactors
Landscapes
- Structure Of Emergency Protection For Nuclear Reactors (AREA)
- Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、圧力装置に関し、特に原子力発電プラン、火
力プラント、ボィラ等の運転に際し、不要になった蒸気
を水中に排出・凝縮させる時に発生する圧力振動を綾ら
げ機器を安全に保持するための圧力抑制手段を備えた圧
力装置に関する。
力プラント、ボィラ等の運転に際し、不要になった蒸気
を水中に排出・凝縮させる時に発生する圧力振動を綾ら
げ機器を安全に保持するための圧力抑制手段を備えた圧
力装置に関する。
例えば原子力発電プラントにおいて、圧力抑制手段は原
子炉一次系配管の破断といった冷却材喪失事故時や主蒸
気逃し、安全弁等の蒸気排気管、一部の非常用炉心冷却
系のポンプ駆動用タービの排気孔から放出さる蒸気の熱
エネルギーを一次系格納容器内で速やかに吸収して圧力
上昇を抑制し、冷却材が格納容器外部への拡散を防止す
ると共に、閉ループを形成する非常用炉心冷却系の水源
としての機能を有し、原子炉発電プラントを健全に保護
するものである。このような圧力抑制手段は、以下のご
とき点を考慮したものである事が必要である。
子炉一次系配管の破断といった冷却材喪失事故時や主蒸
気逃し、安全弁等の蒸気排気管、一部の非常用炉心冷却
系のポンプ駆動用タービの排気孔から放出さる蒸気の熱
エネルギーを一次系格納容器内で速やかに吸収して圧力
上昇を抑制し、冷却材が格納容器外部への拡散を防止す
ると共に、閉ループを形成する非常用炉心冷却系の水源
としての機能を有し、原子炉発電プラントを健全に保護
するものである。このような圧力抑制手段は、以下のご
とき点を考慮したものである事が必要である。
ｉ これらプール水中に関口部を有する蒸気吐出管にお
いては、管内には窒素等の非凝縮ガラが封入されている
。
いては、管内には窒素等の非凝縮ガラが封入されている
。
このため、蒸気が吐出管に流出すると、前記非凝縮ガス
が圧縮を受けた状態でプール水中に放出されるため吐出
管周辺のプール水が急げきに押しあげられ、この水によ
って配管、機器類が破壊されるので、プール水の上昇を
緩和する構造でなければならない。ｉｉ 蒸気吐出管よ
りプール水中に放出される蒸気は、均一にかつある程度
緩やかに凝縮させる事によって配管機器等に過大な荷重
が加わらないようにする。
が圧縮を受けた状態でプール水中に放出されるため吐出
管周辺のプール水が急げきに押しあげられ、この水によ
って配管、機器類が破壊されるので、プール水の上昇を
緩和する構造でなければならない。ｉｉ 蒸気吐出管よ
りプール水中に放出される蒸気は、均一にかつある程度
緩やかに凝縮させる事によって配管機器等に過大な荷重
が加わらないようにする。
しかしながら、従来原子力発電プラントにおいては、プ
ール水の上昇、蒸気の急激な凝縮に伴なう荷重は重大な
問題とは考えられず、これを押えるための圧力抑制手段
は用いられていない。
ール水の上昇、蒸気の急激な凝縮に伴なう荷重は重大な
問題とは考えられず、これを押えるための圧力抑制手段
は用いられていない。
しかし、最近になり原子力発電プラントの運転時、また
は事故時に蒸気と共に吐出管から排出される窒素等の非
凝縮ガスによるプール水の上昇や蒸気の凝縮に起因する
荷重の軽減化が、安全上の立場から問題として取り上げ
られるようになってきた。この発明の目的は、プール水
の上昇、蒸気の急激な凝縮を押え、配管、機器類を保護
するための圧力抑制手段を備えた圧力装置を提供する事
である。以下、本発明に係わる一実施例を原子力発電プ
ラントに適用した場合について図面を参照して詳細に説
明する。
は事故時に蒸気と共に吐出管から排出される窒素等の非
凝縮ガスによるプール水の上昇や蒸気の凝縮に起因する
荷重の軽減化が、安全上の立場から問題として取り上げ
られるようになってきた。この発明の目的は、プール水
の上昇、蒸気の急激な凝縮を押え、配管、機器類を保護
するための圧力抑制手段を備えた圧力装置を提供する事
である。以下、本発明に係わる一実施例を原子力発電プ
ラントに適用した場合について図面を参照して詳細に説
明する。
第１図は、本発明による圧力装置の一実施例を示す断面
図、第２図は第１図に示した圧力装置のサブレッション
・チェンバ部分の外観とその一部を切断して内部を示し
た斜視図、第３図は第２図に示したサブレッション・チ
ェンバをＡ−Ａ面にて切断した場合の断面図、第４図、
第５図は吐出部の一実施例を示す拡大図で同一箇所には
同一符号を付して説明するものである。原子炉炉心（図
示せず）を内蔵する原子炉圧力容器１が据付けられ、こ
の原子炉圧力容器１を包含して、原子炉格納容器２が設
けられている。
図、第２図は第１図に示した圧力装置のサブレッション
・チェンバ部分の外観とその一部を切断して内部を示し
た斜視図、第３図は第２図に示したサブレッション・チ
ェンバをＡ−Ａ面にて切断した場合の断面図、第４図、
第５図は吐出部の一実施例を示す拡大図で同一箇所には
同一符号を付して説明するものである。原子炉炉心（図
示せず）を内蔵する原子炉圧力容器１が据付けられ、こ
の原子炉圧力容器１を包含して、原子炉格納容器２が設
けられている。
前記原子炉圧力容器１には主蒸気管４が接続され、主蒸
気管４には安全弁（図示せず）が設けられている。前記
原子炉格納容器２外部の下方には、円環状のサブレッシ
ョン・チェンバ５が設けられている。このサブレツショ
ン・チェンバ５内にはプール水６が貯わえられ、その上
部には空間部６を形成している。サブレッション・チェ
ンバ５は前記原子炉格納容器２と複数のペント管８で接
続されている。ペント管８は原子炉格納容器２内空間に
閉口し、前記サブレッション・チェンバ５を貫通して、
上記の空間部７に設けられたペント・ヘッダ９に接続さ
れている。このペント・ヘッダ９には多数のダウンカマ
１０が取付けられており、このダウンカマ１０端部は前
記プール水６水中に没しダウンカマ１０先端部に共通の
吐出装置１２が各々設けられている。この吐出装置１２
は、ダウンカマ（図示していない）と連結される複数個
の小孔１２ｃを備えた第１の蒸気通過壁１３ａと、この
蒸気通過壁１３ａの小孔１２ｃを通過した蒸気がさらに
複数個設けられた小孔１２ｃを通過して吐出するように
第２の蒸気通過壁１３ｂを備えている。
気管４には安全弁（図示せず）が設けられている。前記
原子炉格納容器２外部の下方には、円環状のサブレッシ
ョン・チェンバ５が設けられている。このサブレツショ
ン・チェンバ５内にはプール水６が貯わえられ、その上
部には空間部６を形成している。サブレッション・チェ
ンバ５は前記原子炉格納容器２と複数のペント管８で接
続されている。ペント管８は原子炉格納容器２内空間に
閉口し、前記サブレッション・チェンバ５を貫通して、
上記の空間部７に設けられたペント・ヘッダ９に接続さ
れている。このペント・ヘッダ９には多数のダウンカマ
１０が取付けられており、このダウンカマ１０端部は前
記プール水６水中に没しダウンカマ１０先端部に共通の
吐出装置１２が各々設けられている。この吐出装置１２
は、ダウンカマ（図示していない）と連結される複数個
の小孔１２ｃを備えた第１の蒸気通過壁１３ａと、この
蒸気通過壁１３ａの小孔１２ｃを通過した蒸気がさらに
複数個設けられた小孔１２ｃを通過して吐出するように
第２の蒸気通過壁１３ｂを備えている。
従って、蒸気は第１、第２の蒸気通過壁１３ａ，１３ｂ
の小孔１２ｃ，１２ｃを介して吐出される。この吐出装
置１２の形状は、パイプ状通過壁を同心円状に複数個取
付け端部を閉塞した形状、あるいは球殻状でもよい。
の小孔１２ｃ，１２ｃを介して吐出される。この吐出装
置１２の形状は、パイプ状通過壁を同心円状に複数個取
付け端部を閉塞した形状、あるいは球殻状でもよい。
また、蒸気通過壁は、２段以上の複数段設けられる。さ
らに、小孔１２ｃ，１２ｃの数、大きさ、配列、パィプ
状通過壁の怪形状などは適宜決定する。次に本装置の作
用を説明する。
らに、小孔１２ｃ，１２ｃの数、大きさ、配列、パィプ
状通過壁の怪形状などは適宜決定する。次に本装置の作
用を説明する。
プール水６水中に閉口を有するダウンカマ１０の蒸気吐
出管に高温電圧の蒸気が圧力容器２から流入すると、あ
らかじめ管内に封入されていた非凝縮性ガスが圧縮され
プール水６中に放出される。この時非凝縮性ガスは吐出
装置１２の中空部１４で膨張し第１の壁面１３ａに設け
られた小孔１２ｃから流出し、次の中空部１５内へ送り
込まれる。しかし、中空部に充満している水がダンパー
の役目をすることと小孔１２ｃから非凝縮ガスが小さな
気泡状になってサブレッション・チェンバ７に噴き出す
ため、水位の急激な上昇は押えられる。
出管に高温電圧の蒸気が圧力容器２から流入すると、あ
らかじめ管内に封入されていた非凝縮性ガスが圧縮され
プール水６中に放出される。この時非凝縮性ガスは吐出
装置１２の中空部１４で膨張し第１の壁面１３ａに設け
られた小孔１２ｃから流出し、次の中空部１５内へ送り
込まれる。しかし、中空部に充満している水がダンパー
の役目をすることと小孔１２ｃから非凝縮ガスが小さな
気泡状になってサブレッション・チェンバ７に噴き出す
ため、水位の急激な上昇は押えられる。
つぎに蒸気がプール水６中に放出されるようになると、
蒸気は小孔１２ｃから全周囲方向へ放出されるため、そ
の凝縮は緩やかになる。
蒸気は小孔１２ｃから全周囲方向へ放出されるため、そ
の凝縮は緩やかになる。
さらに、格納容器２内の圧力がサブレッション・チェン
バ７の圧力より低下すると、プール水６はダウンカマ１
０を上方に逆流しようとするが、吐出部が複数のパイプ
状壁で構成されているため、パイプ状壁間の流体の温度
差が小さい事とこの中空部の流体がダンバーとして作用
するので急激な凝縮とそれに伴なう逆流の現象も押えら
れる。第７図は、さらに小孔１２ｃ″を設けた第３の蒸
気通過壁１３ｃを設けた場合の他の実施例であり、中空
部をさらに１段増やすことによりダンバーの作用をより
効果的に得ることができるとともに、流体の温度差がさ
らに小さくなるため、急激な凝縮が押さえられる。
バ７の圧力より低下すると、プール水６はダウンカマ１
０を上方に逆流しようとするが、吐出部が複数のパイプ
状壁で構成されているため、パイプ状壁間の流体の温度
差が小さい事とこの中空部の流体がダンバーとして作用
するので急激な凝縮とそれに伴なう逆流の現象も押えら
れる。第７図は、さらに小孔１２ｃ″を設けた第３の蒸
気通過壁１３ｃを設けた場合の他の実施例であり、中空
部をさらに１段増やすことによりダンバーの作用をより
効果的に得ることができるとともに、流体の温度差がさ
らに小さくなるため、急激な凝縮が押さえられる。
このように、蒸気吐出管からプール水中に放出される非
凝縮ガス、蒸気の急激な流出を緩和することができ、急
激なプール水の上昇、急激な蒸気凝縮、プール水の逆流
が押えられ配管、機器類の破壊が防止される等の効果を
有する。
凝縮ガス、蒸気の急激な流出を緩和することができ、急
激なプール水の上昇、急激な蒸気凝縮、プール水の逆流
が押えられ配管、機器類の破壊が防止される等の効果を
有する。
以上の説明では、ダウンカマ１０に連結された吐出装置
１２について説明したが、安全弁等の排気管１１にも適
用することができることはいうまでもない。
１２について説明したが、安全弁等の排気管１１にも適
用することができることはいうまでもない。
第１図は本発明に係わる圧力装置の一実施例を示す断面
図、第２図は第１図に示した圧力装置のサプレッション
・チェンバ部分の外観とその一部を切断して内部を示し
た斜視図、第３図は第２図に示したサブレッション・チ
ェンバをＡ−Ａ面にて切断した場合の断面図、第４図、
第５図は本発明に係る吐出部の一実施例を拡大して示し
たもので同図ａは縦断面図、同図ｂはＢ−Ｂ面にて切断
した場合の断面図である。 １・・・原子炉圧力容器、２・・・原子炉格納容器、４
・・・主蒸気管、５・・・サブレッション・チェンバ、
６…プール水、７・・・空間部、８・・・ベント管「
９・・・ベント・ヘツダト１０…ダウンカマ、１１…排
気管、１２…吐出装置「 １２ｃ，１２ｃ，１２ｃ″・
・・小孔、１３ａ，１３ｂ，１３ｃ・・。 蒸気通過壁、１４，１５・・・中空部。第１図 第２図 第３図 第４図 第５図
図、第２図は第１図に示した圧力装置のサプレッション
・チェンバ部分の外観とその一部を切断して内部を示し
た斜視図、第３図は第２図に示したサブレッション・チ
ェンバをＡ−Ａ面にて切断した場合の断面図、第４図、
第５図は本発明に係る吐出部の一実施例を拡大して示し
たもので同図ａは縦断面図、同図ｂはＢ−Ｂ面にて切断
した場合の断面図である。 １・・・原子炉圧力容器、２・・・原子炉格納容器、４
・・・主蒸気管、５・・・サブレッション・チェンバ、
６…プール水、７・・・空間部、８・・・ベント管「
９・・・ベント・ヘツダト１０…ダウンカマ、１１…排
気管、１２…吐出装置「 １２ｃ，１２ｃ，１２ｃ″・
・・小孔、１３ａ，１３ｂ，１３ｃ・・。 蒸気通過壁、１４，１５・・・中空部。第１図 第２図 第３図 第４図 第５図
Claims (1)
- １ 高温・高圧の水蒸気を保有する圧力容器と、この容
器から上記水蒸気を排出するための配管および排出され
た蒸気を凝縮させるべく水中に開口する蒸気吐出管とを
備えた圧力装置において、前記吐出管の開口先端部に、
複数個の小孔を有する蒸気通過壁を複数段設けて構成さ
れた吐出装置を取り付けたことを特徴とする圧力装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52051748A JPS60583B2 (ja) | 1977-05-07 | 1977-05-07 | 圧力装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52051748A JPS60583B2 (ja) | 1977-05-07 | 1977-05-07 | 圧力装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53137416A JPS53137416A (en) | 1978-11-30 |
| JPS60583B2 true JPS60583B2 (ja) | 1985-01-09 |
Family
ID=12895539
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52051748A Expired JPS60583B2 (ja) | 1977-05-07 | 1977-05-07 | 圧力装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60583B2 (ja) |
-
1977
- 1977-05-07 JP JP52051748A patent/JPS60583B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53137416A (en) | 1978-11-30 |
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