JPS605834B2 - 気液二相流用配管 - Google Patents

気液二相流用配管

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Publication number
JPS605834B2
JPS605834B2 JP54100228A JP10022879A JPS605834B2 JP S605834 B2 JPS605834 B2 JP S605834B2 JP 54100228 A JP54100228 A JP 54100228A JP 10022879 A JP10022879 A JP 10022879A JP S605834 B2 JPS605834 B2 JP S605834B2
Authority
JP
Japan
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pipe
liquid
gas
vertical
phase flow
Prior art date
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Expired
Application number
JP54100228A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5628381A (en
Inventor
武彦 柳田
武夫 根本
秀行 木村
幸慈 鎌田
繁夫 横田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Plant Technologies Ltd
Original Assignee
Hitachi Plant Technologies Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Plant Technologies Ltd filed Critical Hitachi Plant Technologies Ltd
Priority to JP54100228A priority Critical patent/JPS605834B2/ja
Publication of JPS5628381A publication Critical patent/JPS5628381A/ja
Publication of JPS605834B2 publication Critical patent/JPS605834B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は高層ピルの空調装置およびプラントなどに使用
される気液二相流用配管に関するものである。
従来のこの種気液二相流用配管、例えば高層ビルの空調
装置用降水管にはオープンサーキット方式とクローズド
サーキツト方式があり、蓄熱糟を有する場合には前者の
降水管が使用されている。
このオープンサーキット方式の鉛直な降水管では、その
上端と下端が大気に開放され、水の流下と共に上端から
空気が吸込まれて気液二相流となる。この場合、水の流
量が少量のときには、水は管壁面に沿って流下し、空気
は管中心部を流通し、いわゆる環状流となる。
しかし水の流量が多量になると、流れが乱れて空気が水
のなかに混入するようになるため、空気の圧縮性により
振動と騒音を発生する。また降水管の下端が直綾蓄熱槽
の水面上に開放されている場合には、流れが環状流に保
たれるように管径を選定すれば問題がない。ところが第
1図および第2図に示すように縦管1の直下に水槽がな
く、縦管1の下端に曲管4を介して接続された機管3に
より水槽へ導かれる場合には、縦管1の中央部を流通し
た空気は曲管4で水と混合してスラグ流となり、振動お
よび騒音が激しくなる欠点がある。このような欠点を除
去するため、次のような方法が提案されている。(i)
曲管4の直前に逆V字形の煩斜板7を設ける方法(第1
,2図):縦管1内を壁面に沿って流下する液2のうち
、曲部内側に流れる液2aは逆V字型の傾斜板7により
両側に分流される。この液は曲管4の側面に沿って横管
3へ流れる。一方、縦管1内の空気5は額斜板7の下方
から横管3内の空気層6と連適するため、空気が水中に
閉じ込められることによる気液二相流の振動を防止する
ことができる。(ii)曲管4の直前に気液分離器8を
設ける方法(第3図):曲管4の直前に気液分離器8を
設け、気体を逃し通気管9および合流部10を経て機管
4内の空気層6と運速させる。
曲管4における気液二相流の振動は曲管4の前後の空気
層を蓮適することにより、他の場所へ波及するのを防止
することができる。ところが上記(i)項の場合には曲
管4の直後に生ずるジャンピング現象を完全に防止する
ことができないばかりでなく、液量が多量になると、横
管3の上部に達するから、空気は水に巻き込まれる恐れ
がある。
また縦管1内の上流の影響により環状流の液膜が均一で
ない場合には、横管3内で旋回流を生ずるため、縦管1
と横管3の通気はとれなくなる。また上記(ii)項の
場合には、配管が複雑化して多大の配管スペースを必要
とする。上記の従来例では縦管から横管へ接続する場合
について述べたが、実際には横管からさらに他の縦管ま
たは横管に接続される場合が多い。
このような場合、途中で通気が中断れると「そこで生じ
た気液二相流の振動が上流側にも波及する。すなわち二
相流配管では総べての曲警部で通気をとることが必要で
あるが、横管からの接続には一般に単純な曲管が用いら
れているから通気をとることができない恐れがある。本
発明は上記欠点を解消し、気液二相流に基づく振動を防
止することを目的とするもので、縦管と横管とを曲管に
より接続してなる気液二相流用配管において、前記縦管
および横管の各気体流路を通気管または仕切板により形
成される連絡路を介して接続することを特徴とするもの
である。
また、本発明は前記目的を達成る為に前記通気管または
連絡路の外側に整流板を設けたことを特3徴としている
。以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第4図および第5図において、1は縦管、2は縦管1内
の液膜、3は曲管4を介して縦管1に愛4綾された横管
、9は曲管4の内部に設けられた通気管で、その入口側
は縦管1とほゞ同心に、出口側は横管3の上部にそれぞ
れ開口されている。
12a,12bは曲管4の下流側に設けられ、藤管3内
で液が旋回するのを防止する任意数の横整流板および縦
整流板、13は上流側より流下する水が直接通気管9に
当るのを防止ために通気管9の上流側に設けられたひれ
である。
前記機、縦整流タ板12a,12bの枚数は管径および
整流板の長さ‘こより変化し、また両整流板のうちいづ
れか一方だけでもよく、さらに整流板は液が流れやすい
ように曲面に形成してもよい。本実施例は上記のような
構成からなり、縦管10内を流下する液は壁面に沿って
曲管4に達し、流れに旋回が付与される。
しかしこの旋回成分は整流板12a,12bにより止め
られるので、液は横管3の軸方向に整流されて横管3内
に流入する。このため穣管3内ではジャンピング現象が
超夕らず層状の流れとなり、また縦管1内の空気5は通
気管9を経て横管3内の空気層6に連絡される。このよ
うに縦管1と横管3の通気をとることにより、気液二相
流による振動を防止することができる。0 本実施例で
は縦管1から横管3へ接続する場合について説明したが
、第6図および第7図に示す他の実施例は横管3aから
横管3bへ接続する曲管4の上流側空気層5と下流側空
気層6とを仕切板11a,11bと管壁により形成され
る連絡路夕により運通するようにしたものである。
また第8図および第9図に示す他の実施例は曲管4内に
通気管9を設け「この通気管9の上流側を横管3の上部
に、下流側を縦管1とほゞ同○‘こそれぞれ閉口したも
のである。
その通気管9の周囲には整流板12が設けられており、
この整流板12は僅かにひねりを与え、液を旋回させて
縦管1の壁面に沿って流下させるようにしてもよい。上
記両実施例(第6図〜第9図)は前記実施例(第4,5
図)と同様な作用を行い、かつ同様な効果を奏する。以
上説明したように、本発明によれば簡単な構造により気
体が液体中に巻き込まれるのを防ぐことにより、気液二
相流による振動および騒音を防止することができる。
図面の簡単な説明第1図および第2図は従来の気液二相
流用配管の縦断側面図および縦断正面図、第3図は従来
の他の気液二相流用配管の縦断側面図、第4図および第
5図は本発明の気液二相流用配管の一実施例を示す縦断
側面図および一部開正面図、第6図および第7図は本発
明に係わる他の実施例の縦断平面図および一部切開正面
図、第8図および第9図は本発明に係わる他の実施例の
縦断側面図および一部切開裏面図である。
1・…・・縦管、3…・・・横管、4……曲管、9・・
・…通気管、11a,11b…・・・仕切板、12,1
2a,12b・・・・・・整流板。
素ー図 ※2図 素3図 豹4図 第5図 弟ク図 東7図 系8図 兼?図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 縦管と横管とを曲管により接続してなる気液二相流
    用配管において、前記縦管と横管の各気体流路を通気管
    または仕切板により形成される連絡路を介して接続する
    ことを特徴とする気液二相流用配管。 2 縦管と横管とを曲管により接続してなる気液二相流
    用配管において、前記縦管と横管の各気体流路を通気管
    または仕切板により形成される連絡路を介して接続し、
    その通気管または連絡路の外側に整流板を設けたことを
    特徴とする気液二相流用配管。
JP54100228A 1979-08-08 1979-08-08 気液二相流用配管 Expired JPS605834B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54100228A JPS605834B2 (ja) 1979-08-08 1979-08-08 気液二相流用配管

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54100228A JPS605834B2 (ja) 1979-08-08 1979-08-08 気液二相流用配管

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5628381A JPS5628381A (en) 1981-03-19
JPS605834B2 true JPS605834B2 (ja) 1985-02-14

Family

ID=14268416

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP54100228A Expired JPS605834B2 (ja) 1979-08-08 1979-08-08 気液二相流用配管

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JP (1) JPS605834B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022519621A (ja) * 2019-02-08 2022-03-24 ノルマ ジャーマニー ゲーエムベーハー 車両の流体ラインを流体接続するアングルピース

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2022519621A (ja) * 2019-02-08 2022-03-24 ノルマ ジャーマニー ゲーエムベーハー 車両の流体ラインを流体接続するアングルピース

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JPS5628381A (en) 1981-03-19

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