JPS6058279A - 旋回振動篩装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は旋回振動篩装置に関する。

振動篩装置には従来、各種の構造のものが知られている
が、粒度の小さい材料の篩分けに社篩網の而に対し水平
方向に旋回振動させる。いわゆる旋回振動篩装置が最適
である。これは篩網の上に供給された材料が早く篩網の
上で拡散し、篩下となるべき粒子が篩網の目に早く達す
るからである。

従来のこの種の振動篩装置は一般に簡網金張架させたケ
ーシング；基台上に設けられ前記ケーシングの材料投入
側端部に結合される旋回駆動部；前記ケーシングの材料
排出側端部で前記基台上で前記ケー゛シングを旋回振動
可能に支持する支持装置から成っている。支持装置とし
てはいわゆる摺動メタルや、ビロボールベアリングエニ
ットと偏心振とめ部材との組合せなどがあるが、摺動メ
タルは高価である上に粉が入ると摩耗しや丁い。またピ
ロボールベアリングユニットと偏心振どめ部材との組合
わせでは装置の組立てが面倒であるといった難点がある
。

本発明は上述の難点全解決することを目的とし、本発明
によればこの目的鉱、篩網全張架させたケーシング；基
台上に設けられ前記ケーシングの材料投入側端部に結合
される旋回駆動部；前記ケーシングの材料排出側端部で
前記基台上で的記り−シングを旋回振動可能に支持する
支持装置から成る旋回振動篩装置において、前記支持装
置は材料の移送方向に関し左右一対のローラと、一端部
全前記ケーシングの一側方に片寄らせて前記ケーシング
に枢着させ、他端部を前記ケーシングの他側方に片寄ら
せて前記基台に枢着させ、前記ケーシングに対し横方向
に配設された支持部月とから成り、前記ケーシングの両
側壁部に固定された摺動板を前記ローラにより支持させ
るようにしたこと全特徴とする旋回振動篩装置、にょっ
て達成される。以下、本発明の実施例について説明する
。

第１図、第４図及び弗５図はこの装置の全体を部分的に
破断して示しており、図においてケーシング（１）は後
述するように旋回振動可能に支持され、その上方開口を
よりバー（２）によって覆蓋されている。

カバー（２）の第１図において左端部には材料投入口（
３）が形成され、こ＼からケーシング（１）内に組み込
まれた篩網組立体（４）にふるい分けられるべき材料が
供給される。篩網組立体（４）については後に詳述する
が、本実施例は２段ふるいであって、ケーシング（１）
の底壁の右端部に・はふるい材料わト出口（５ａ）（５
ｂＸ５Ｃ）が形成され、またケーシング（１）の右端壁
には支持ブラケット（６１が一体的に固定されている。

ケーシング（ＩＩの左端壁には駆動部取付部材（７）が
一体重に固定され、こ！？、に一後述する旋回振動駆動
部（８ンが結合されている。

旋回振！ＩＩ駆１１部（８３は基台（９）の左端部に同
定されており、基台（９）はその両側方に固定されたば
ね受け部材（ｌｌ−介して防振ばねＱｖに↓り地上に支
持されている。本実施例の防振はねαυにおいては円筒
形のゴム（ｌｌａ）中に鋼製のゴムスプリング（ｌｌｂ
）が埋設されている。基台（９）の右端部上には第５図
において左右一対のローラ支柱ａ３が固定され、これに
ローラアセンブリ亜が固定されている。ローラアセンブ
リ（２）はローラ支承部材αのと、これに回動自在に支
承されるローラ（ｉ枠とから成る。第１図に示すように
ケーシング（υの両側壁部には摺動板０９がローラ（至
）と対向するように固定されている。

本実施例では摺動板（１１は両リグＢ’ｆ４（５０８Ｘ
５０ｂ）間でケーシング（１）に対しはゾ平行に延びて
いる。このような摺動板０１でケーシング（１）全体は
ロー２０枠により下向きに数度傾斜して基台（９）上に
支持される。ケーシング（２）は更はその先端部に一体
的に固定された支持ブラケット（６）の下方に横設され
、第６図にその構造が明示される支持ロッド０４１によ
り第４図に示すように枢眉点０の１わりに矢印Ａ方向に
回動可能に支持される。すなわち、支持ロッドａ＜の一
端部伐基台（９）に一体重に固定された支柱ＯＧに枢着
され、他ｙ＃部は支持ブラケット（６）の底壁に枢着さ
れている。支持ロッドα４１扶及び上述の両ローラ（至
）よタクーシング（Ｌｌは旋回振動可能に支持されるが
、更にケーシング（１１は先端部分で横方向に揺動する
のを支持ロッドＱ→により防止されている。

次に第６図を参照して支持ロンドＱ匂の詳細について説
明する。

支持ロッド（１４１は円筒状のロンド部（ハ）とこの両
端部に形成され次枢着部とから成るが、枢着部において
外角筒（２１１がロッドＳ（ハ）と一体重に固定され、
外角筒（２１１の内側に圧縮ゴム片＠を介して内角筒に
）が配設される。支持ロッドａくけ以上のように構成さ
れるが、このような構造のブツシュはいわゆる「ナイト
ハルト」ゴムブツシュと呼ばれている。

内角筒（ホ）の孔（２０ａ）にボルト轄が挿通され（第
５図参照〕支持ブラケット（６）の底壁に固定されたス
ペーサ部材田に螺合、締め付けることにより支持ロッド
ａ尋はケーシング（ＩＪ　ＩＣ対して取り付けられ、基
台（９）　Ｋ対しても同様にしてスペーサ部材化η及び
ボルト（ハ）により取り付けられる。

次に第・７図を参照して旋回振動駆動部（８）の詳細に
ついて説明する。

本旋回振動駆ｗＪ部（８）は電動機Ｑ金によって駆動さ
れ、電動根囲の回転軸１２つの端部に固定されたモータ
グーり四、ベル［２７１，大プーリ（２１９金介して回
転駆動軸（ト）が回転駆動される。回転駆動軸（至）は
ハウジング翰内の横Ｎ（７）に固定された下ベアリング
Ｃ３１）及び、ハウジングｃ！１の土壁（３暖に固定さ
れた上ベアリング（ト）によジ回転可能に支持され、そ
の下端部には上述の大プーリ（至）が固定され、その上
端部（３６ａ）には第８Ａ図にその形状が明示されるバ
ランスウェイ）（３７）が固定されている。Ｏ）（ロ）
はオイルシールである。

バランスウェイト６７）の上面には駆動回転軸（至）の
軸心から、かつバランスウェイトの重心Ｇとは相反する
方向に偏心しているように、自動調心ベアリング（ハ）
の外輪側が固定されており、その内輪側にはクランクビ
ン６１が固定されている。クランクビン０１は他力、第
４図に示すようにケーシング（υ、駆動部取付部材（７
）の中心ａＣ−Ｃ上にあるように駆動部取付部材（７）
にナラ）Ｇ１１により固定される。

すなわち、クランクビン（３１の先端部にはねじが形成
されており、これにナツト（４１を螺着、締めつけるこ
とによシフランクビン０１と駆ＩＩＩ部取付部材（７）
とは一体化される。

ケーシング（ＩＪ　＋１第１図及び第２図に示すように
複数のリグ（ト）で補強され、長手方向に沿って力／く
一固着用部材（５１ａ）（５１ｂ）が固定されている。

ケーシング（１）内に篩網組立体（４）ヲ第２図に示す
ように段部（５階上に載置し、カバー（２ン金篩網組立
体（４）の上に載置し、カバー締め具（５２ａ）（５２
ｂ）　ｋカバー（２）の両縁部に当てがってボルトナツ
トで締めつければ、篩網組立体（４）はケーシング（１
１内に同定されるが、次にこの篩網組立体（４）の詳細
について述べる。

篩網組立体（４）では第２図に示−５−（ｌｊＩｒ＝で
各部材が上下に重ねて配設されているが、下段から順次
説明して行くと、下段ボール受枠６＾は帯状のコ°ムｌ
（ッキン（５ωを介してケーシング（１１の段部６階上
に載置される。下段ボール受枠５４）にはボール受は板
ｃｌｉηが張設されておジ、多数の小孔５〜を形成させ
ており多数のゴムボールｂｆｆｉのせている。

下段ボール受枠６ａ上には帯状のゴムパツキン（ト）を
介して下段篩枠５１　ｉ１重ねられる。この下段篩枠６
１には篩網６Ｂが帯状のゴムパツキン団及び取付枠（６
カを介在させ、ボルト６階及びナツトＩａにょ）緊張し
て張設されている。

下段篩枠Ｇ９上には帯状のゴムパツキン１ω全介在させ
て上段ボール受枠１（９が重ねられる。この上段ボール
受枠←６）にも下段ボール受枠３４１と同様にボール受
は板のＤが張設されており、多数の小孔但印を有し、多
数のゴムボールｂ、−のせている。

上段ボール受枠（６Ｑ上には帯状のゴムパツキン＠全介
して上段篩枠σｌが重ねられる。この上段篩枠ＣｔＵに
は篩網（７Ｄが帯状のゴムパツキン（７擾及び取付枠（
７！９全介在させ、下段篩枠Ｅｌに対すると同様な方法
でボルト（７３及びナツト（７滲により緊張して張設さ
れている。

上段篩枠Ｃ７α上にはイＩＹ状のゴムパツキン＋７ｅ　
ｋ介在させて窒間形成用枠同が重ねられる。この空間形
成用枠（７υに帯状のゴムパツキンＣ１ｇ１　’Ｉｔ介
在させて上述のカバー（２）が載置される。

以上のような各部材の重ね配置により、第２図及び第３
図に示すように上方から順次、第１ふるい上通過空間Ａ
、上側ボール受は空間Ｂ、第２ふるい上通過空間Ｃ１下
側ボール受はを間り及びふるい下通過窒間Ｅが形成され
る。第１ふるい上通過空間へにおいては、篩網（７η上
全ふるい上材料が移送され、第１の排出口（５ａ）を通
って外部に排出される。第２ふるい上通過を間Ｃにおい
ては、篩網ｉｌｌ上をふるい上月利が移送され、第２の
排出口（５ｂ）を通って外部に排出される。そして、ふ
るい下通過を間Ｅにおいては、ケーシング（１）の底部
（７１ふるい下材料が移送され、第３の排出口（５ｃ）
ｒ通って外部に排出される。

第３図に示されるように、下段ボール受枠５４１内の前
方部には隔４■Ｄが固定されて、第１ふるい上通過口（
へ）及び第２ふるい上通過日輸を画成している。更に複
数の隔ａ侶ａがボール受板θη上に固定され、下側ボー
ル受は空間Ｄｔ−第３図に示すように複数のを間に画成
している。これによりゴムボールｂの移動範囲を制限し
ている。

下段篩枠印の周縁部は段差をもって上縁部と下縁部とか
ら成り、この枠５１内の前方部には隔壁（至）＋９１）
が固定されて、第１ふるい上通過口α９及び第２ふるい
上通過口（９υを画成している。これらは下段ボール受
枠ｔ５４）の通過口Ｉ８ターとそれぞれ整列している。

上段ボール受枠（６υ内の前方部には’Ｎ６　ａ　ｍ５
１が固定されて、第１ふるい上通過口（川を画成してい
る。

これは上述の第１ふるい上通過口（ハ）（９３Ｉと整列
している。更に複数の隔壁（９！＃がボール受板１７１
　Ｊ：に固定され、上側ボール受は壁間ＢＨ第３図に示
すように複数の空間に画成している。これにょ９ゴムボ
ールｂの移動範囲全制限している。

上段篩枠Ｃ７１の周縁部も段差をもって上縁部と下縁部
とから成り、この枠Ｃ１０内の前方部にはｌｉｌ★壁が
同定されて、第１ふるい上通過口（１ｏ６）′ｌ！：画
成している。これは上述の第１ふるい上通過日侶９（９
４（２）と整列している。

本発明の実施例による旋回振動篩装置は以上のように構
成されるが、次にこの作用、効果について説明する。

ＭＥ動機はを駆動すると駆動１転軸（至）が回転し、こ
れと共にバランスウェイトｃｌηはｉＢＡ図及び第８Ｂ
図に示すように時計方向に回転する。回転軸（至）の軸
心に偏心してバランスウェイト０ηに取９つけられてい
るベアリング（ト）、すなわちクランクピン６１は回転
軸（至）の軸心のまわ、りに半径δで回転する。これに
よシフランクビン０１にＩＮ定されている駆動部取付部
材（７）も半径δで回転運動を行う。一方、ケーシング
（１）の前端部分では摺動板（ＩＩがローラ（至）の回
動によシ摺動する。第４図で誇張して図示されているよ
うにケーシング（１ｊ１従って篩網組立体（４）はその
網面の面内で材料供給側端部から排出側端部に向うにつ
れて楕円、長楕円の振動を行ない、排出側端部では殆ん
ど直線的な振動を行う。

このようないわゆる旋回振動自体は公知である。

材料投入口（３）からふるい分けるべき細粒の月利を篩
網組立体（４）に供給すると材料は直ちに拡散し、ふる
い下となるべき材料は篩網ｆｆ１）の網目に速やかに達
し、効率良くふるい分けられる。ケーシング（１）の振
動と共にゴムボールｂは受板（６η上で飛び跳ねて篩網
συを打つ。これによりふるい効率は更に向上させられ
る。篩網συからのふるい下材料はボール受板−の孔［
１１９を通って下段の篩網６υ上に落下する。こ＼でも
効率良くふるい分けられ、ふるい下拐料はボール受板６
ηの孔□□□を通ってケーシング（１１の底部σ罎に落
下する。篩網συ上のふるい上材料は第１の排出口（５
ａ）を通って外部に排出される。

下段篩網却上のふるい上月利は第２の排出口（５ｂ）全
通って外部に排出される。全体のふるい下材料は第３の
排出口（５Ｃ）を通って外部に排出される。

バランスウェイト６での重心Ｇ１１クランクビン６１と
は回転軸（至）の軸心に関し相反する方向にあるので、
バランスウェイ）　Ｃ３７］の回転によシ生ずる遠心力
Ｆ、はケーシング（１）、取付部材（７）の全体がクラ
ンクビンＣｔｌに作用する慣性力Ｆ、と相反する方向に
ある。なの、Ｆ、とＦ、とははゾ同じ大きさとなるよう
にバランスウェイト６η、ケーシング（１）などは設計
はれているものとする。これにより第８Ａ図及び第８Ｂ
図に示すようにケーシング（１１の中心線Ｃ−Ｃに沿う
方向においても、これと直角の方向においても常に慣性
力Ｆ１と遠心力Ｆ、と鉱相殺し、基台（９）に伝わる振
動力は極小化される。なお、装置全体の中心線ｅ−Ｃの
まわりの慣性モーメントはかなり小ざいが、上述のよう
に慣性力）１と遠心力Ｆ、とは常に相殺し合うように作
用するのでケーシング（１）は上述のような安定な運ｗ
Ｊを行うことができる。

また基台（９）に伝達される力のアンバランス分は防振
ばねＱυによりはゾ完全に吸収される。ｌｒｆに本実施
例で社ゴム（ｌｌａ）に埋設されたコイルスプリング（
，１１ｂ）　？ｌｒ防振はねとして使用しているので、
ばねの粘性係数が大きく、装置の起動時及び停止時に乱
れた運！ｔＩＪｔ行うことなく安定に運動開始し、かつ
停止することができる。

また本実施例では両ローラθ躊及び支持ロッド０４１に
よりケーシング（１）全旋回振動可能に支持しているが
、従来のいわゆる摺動メタルで支持させているものと比
べ構造が簡単であ９、かつ面倒な芯出しなどの調整作業
が不要であり、また摩耗の心配がなく騒音も発生しない
。他方、騒動部（８）においても従来のようにベベルギ
アを使用していないので、扛るかに静かである。また装
置全体の組立も従来より簡単である。更に、支持ロッド
０勺により比較的大きな振巾で振動きせることか可能と
なる。

第９図１本発明の第２実施例の要部の拡大図であるが、
本実施例では摺動板（イ）のケーシング（１）に対する
傾斜角を可変としている。第１実施例では摺動板０１の
傾斜角をケーシング（ＩＩＶｃはゾ平行となるように設
定したが、第２実施例では摺動板（９（ｉ）の傾斜角を
変えることによって材料の移送速度全装えることができ
る。

すなわち、第９図において角度調整板（叫は点Ｐのまわ
りに矢印Ｂで示すように回動可能にケーシング（１）に
固定はれている。調整板（９１の両端部分には弧状の切
欠き（９７ａ）（９７ｂ）が形成きれ、これらを挿通す
るようにボルトがケーシング（１）に植設されている。

所望の角度位置でこれらボルトにナツト（９８ａＸ９８
ｂ）を螺合締めつけることにより調整板（９Ｇはケーシ
ング（１〕に対し固定される。例えば、摺動板１９［９
が一点鎖線で示すような傾斜角になるように調整板−が
ケーシング（１）に固定される。この傾斜角は材料の種
類に応じて選定すればよい。

以上、本発明の実施例について説明したが、勿論、本発
明はこれに限定されることなく本発明の技術的思想に基
づいて種々の変形が可能である。

以上述べたように本発明の旋回振動篩装置は構造が極め
て簡単であり、組み立ても容易であり、摺動メタルのよ
うな摩耗部分がないので長期にわたって安定に本来の作
用を行うことができる。

【図面の簡単な説明】

第１因は本発明の第１実施例による旋回振動篩装置の部
分破断側面図、第２図は第１図における■−■腺方同方
向拡大断面図３図は第２図におけるト」線方向断面図、
第４回灯本実施例の旋回振動篩装置の部分破断側面図、
第５図は同装置の正面図、第６図は第５図におけるｖｉ
　−ｖｉＡｍ方向拡大向拡大断面図図は第１図における
旋回振動駆動部の拡大断面図、及び第８Ａ図、第８Ｂ図
は本同駆動部の作用を説明するための第７図における■
−Ｖｌ線方向平面図及び第９図鉱本発明の第２実施例の
旋回振動篩装置の要部の拡大側面図である。 なお図において、 （ＩＪ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ケ
ーシング（４）・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・篩網組立体（８）・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・旋回振動駆動部（９）・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・基　台０す・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・支持ロッドθ→　・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・　ロ　−　ラ６
Ｄ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・下段篩
網σＤ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・上
段篩網代理人 飯阪泰雄 第９図 ９θ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１１篩網を張架させたケーシング；基台上に設けられ
   前記ケーシングの材料投入側端部に結合される旋回駆動
   部；前記ケーシングの材料排出ｆｌＩｌ端部で前記基台
   上で前記ケーシングを旋回振動可能に支持する支持装置
   ；から成る旋回振動篩装置において、前記支持装置は材
   料の移送方向に関し左右一対のローラと、一端部を前記
   ケーシングの一側方に片寄らせて前記ケーシングに枢着
   させ、他端部を前記ケーシングの他側方に片寄らせて前
   記基台に枢着させ、前記ケーシングに対し横方向に配設
   された支持部拐とから成り、前記ケーシングの両ｆ！Ｉ
   ｌ壁部に固定された摺動板金前記ローラにより支持させ
   るようにしたことを特徴とする旋回振動篩装置。 （２）　前記支持部利の両端部はゴムブツシュで成る前
   記第１項に記載の旋回振動篩装置。 （３）　前記摺動板の前記ケーシングに対する傾斜角を
   処理すべき材料に応じて設定するようにした前記第１項
   に記載の旋回振動篩装置。