JPS6058250A - 分級機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は分級機に関するものである。特に被分級の粉粒
体の形状に関する分級において、極めて有効に作用する
ものである。

第１図は、本発明の実施例であるが、これによって原理
を説明する。

回転円１１４１は、外周リング２、ローラコ３及び４、
歯車機構５及びモータ６により、所定の回転速度で回転
することになる。一方、回転円筒ｌの内部には、第１図
に示すようにガイド羽根９が多数段けられている。

回転円ｉｆ　１は水平軸に対して角度０丈傾斜したロー
ラ３及び４に設置されており、回転円筒ｌの高い方は開
１コアとなっており、低い方は密閉８となっている。勿
論使い方によっては密閉８はＩｊｉｌ　１．ＴＩであっ
てもよい。この場合は連続分級操作が可能となる。

被分級の粉粒体を開ロアよりｉｔ投入し、密閉８側に移
動せしめたる後、回転円筒ｌをモータ６により矢印の方
向に所定の回転速度で回転せしめる。但し連続分級の場
合は密閉８を開口にし、開【コアと密閉８の間の任意の
箇所に粉粒体を供給することになる。

この場合、ガイド羽Ｉ１９は仝粉粒体が回転円筒１０回
転動力と共に、開ロアの方、向に移動するように配置さ
れている。したがって、仝粉粒体の各粒子は、その回転
動作により、ガイド羽根−にに乗った時は、開ロアの方
向に移動作用をうけることになる。一方、ガイド羽根９
より落下し回転円筒１の底部ｌＯにある場合は、回転円
筒１がθだけ水平に対して傾斜しているため、密閉８側
に移動作用をうりる。ここにおいて、仝粉粒体の粒子が
完全に殻内の粒子と、立方体の粒子から構成されている
と仮定する。殻内の粒子はころがり易いため立方体の粒
子よりも早く底部１０上を密閉８側に移動することにな
る。

ここにおいて、っぎの形状による分級作用をうけること
になるのである。即ち、立方体の粒子は底部ＩＯを移動
する速度がおそいため、つぎにガイド羽根９がやって来
てその方イト羽根９に乗る場合、前回のガイド羽根９よ
り開ロア側に移動した別のガイド羽根９」−に乗る作用
をうける。このため、順次立方体の粒子は回転円筒１上
を開ロア側へ移動し、遂に開ロアより外部に排出される
ことになる。

一方、殻内の粒子は、逆に、つぎにカイト羽根９がやっ
て来てそのガイド羽根９に乗る場合、前回のガイド羽根
９より密閉８　ｇｌｌｌに移動した別のガイド羽根９上
に乗ることとなり、１１１０次密閉Ｂ側に移動すること
となる。結果、開ロアよりは立方体の粒子だけが排出さ
れ、密閉８部には殻内の粒子丈が滞留することとなり完
全に形状による分級が行われたこととなるわりである。

この場合、仝粉粒体の粒子が大きい形状の粒子と小さい
形状の粒子と構成されていても、同様の原理により、開
ロアよりは小さい形状の粒子がＩＪＩ：出され、密閉８
側には大きい形状の粒子が滞留することとなる。即ち、
分級が行われることとなるのである。

この場合、ガイド羽根９を特定の曲線形状にすることも
分級効率を上昇させるために、場合によっては必要とな
る。

また、カイト羽根９を回転円筒ｌ内の２ケ所に或は３ケ
所に段４ｊることも考えられる。またガイＦ羽＋１．１
９はスパイラル４大であってもよい。一方、Ｌ！−１１
転円筒１はその断面形状をかならずしも殻内とする必要
はなく、時には変形型たとえば楕円とすることも有効で
ある。また矩形断面でもよい。

また回転円筒ｌは、完全な円筒でなく、回転軸方向にそ
の断面形状を変化せしめる、たとえば円錐体とするなど
のことも有効な場合がある。

また分級性能を向上したり、特定の被分級粉粒体が特に
凝集性が高いなとの場合、第１１Ｍの回転円筒１の内部
に仝粉粒体の粒子より大きめのボールあるいは長いロッ
ドを入れておくことも必要がある場合がある。

第２図は、本発明を応用した連続式分級機の一例である
。即ち、回転円筒１の密閉８側に、受は口＋１を設け、
被分級粉粒体を貯蔵するホッパ１２よりバルブ１３を介
して、仝粉粒体の自動投入を可能とした構造である。こ
の場合密閉８側に更にバルブ１４を設ける。このバルブ
１４は、所定の時間分級が行われた後、第２図の位置に
回転円筒１を停止せしめて、開放され、受ホッパ１５に
滞留した粉粒体を排出することになるわけである。

一方、第７３図に示すように、第２図のホッパＩ２のか
わりに、１ノンブリング用或は引き出し用のフィーダ例
えばヘル）・コンベヤ１６を設け、その排出側に流量計
１７を設けて、回転円筒１に投入される被分級粉粒体の
流量を計測する構造とする。

仝粉粒体は、ガイド１８を紅て回転円筒１中に送入され
る。一方、回転円筒１の開ロア側にもシュー’ト１！Ｊ
及び流量計２０を設置する。これによって、両流量計１
７及び２０の検出値を比較することにより、仝粉粒体の
形状係数をめることが出来る。例えば、流量計１７と流
量計２０の出力比が２：ｌの割合になるように回転円筒
ｌの回転速度を制御するようにした場合その回転速度が
仝粉粒体の形状係数や粒度を衷ずことになり、粉粒体の
粒度や形状係数測定機を構成せしめることができる。

かくて、本発明は、粒子の粒度や形状による分級が出来
ると共に、その粒度や形状係数が計測出来る計測機を構
成することも可能となり、産業界に及ぼず利益は莫大な
ものがあると考えられる。

【図面の簡単な説明】

第１図より第３図までは、本発明の応用例である。図に
おいて、 １：回転円筒　２：外周リング ３ニローラ　４二ローラ ５：歯車機構　６：モータ ７：開　口　８：密　閉 ９：カイト羽根　１０：底　部 １１：受は口　１２：ホッパ １３：バルブ　１４バルブ １５：受ホッパ　】６：ベルトコンベヤ１７：流量計　
１８ニガイト １９：シュート　２０：流量計 第　１　図 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、回転軸を水平に対して傾斜せしめた回転体と、その
   内部に粒子な仝傾斜軸の上方の方向へ移動せしめる作用
   を仝粒子に及ぼすようにガイド羽根を設けることを特長
   とした粉粒体分級機。 ２、特許請求の範囲１．において、仝分級機の開口側及
   び密閉側に夫々流量計を設置することを特長とした形状
   係数測定機。