JPS6057889B2 - アンモニアガス注入装置 - Google Patents
アンモニアガス注入装置Info
- Publication number
- JPS6057889B2 JPS6057889B2 JP52149210A JP14921077A JPS6057889B2 JP S6057889 B2 JPS6057889 B2 JP S6057889B2 JP 52149210 A JP52149210 A JP 52149210A JP 14921077 A JP14921077 A JP 14921077A JP S6057889 B2 JPS6057889 B2 JP S6057889B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ammonia gas
- ammonia
- exhaust gas
- injection device
- injection
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Exhaust Gas Treatment By Means Of Catalyst (AREA)
- Chimneys And Flues (AREA)
- Treating Waste Gases (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は空気により希釈混合したアンモニアガスの注
入装置に係り、アンモニア接触還元法による排ガス中の
窒素酸化物（以下ＮＯｘと略称する）を除去する際の排
ガスとアンモニアガスとの効果的な混合を得るためのア
ンモニアガス注入装置に関する。
入装置に係り、アンモニア接触還元法による排ガス中の
窒素酸化物（以下ＮＯｘと略称する）を除去する際の排
ガスとアンモニアガスとの効果的な混合を得るためのア
ンモニアガス注入装置に関する。
従来、アンモニアガス注入装置として使用されている
方法は、第１図および第２図に示すように複数の注入ノ
ズル１を有するアンモニアガスヘッダ２を排ガスダクト
３内に複数個設け、各注入ノズル１からアンモニアガス
を排ガス中に注入することによりアンモニアガスと排ガ
スとの混合を行つている。
方法は、第１図および第２図に示すように複数の注入ノ
ズル１を有するアンモニアガスヘッダ２を排ガスダクト
３内に複数個設け、各注入ノズル１からアンモニアガス
を排ガス中に注入することによりアンモニアガスと排ガ
スとの混合を行つている。
この方法による排ガスとの混合の効率を、アンモニア注
入点から拡散混合した点までの距離とダクト３の代表寸
法との比率を用いて評価すると拡散混合までの距離はダ
クト代表寸法の３０〜５軸である。すなわち、混合距離
を十分に取る必要があり、システム圧力損失の増大及び
、性能の低下をきたし、さらには設備費を増大させるこ
とにもなつた。この欠点を補うため、混合装置として、
バッフル、ガイドベーン等を設置する構造のものが提供
されたが、やはり圧力損失が増大し所期の目的を達成す
ることができなかつた。 本発明は、上記従来技術の欠
点を除去し、アンモニアガスと排ガスとの混合拡散効果
を増大させ、混合拡散距離を短くし、圧力損失の増大が
少いアンモニアガス注入装置を提供することを目的とす
る。 要するに本発明は、排ガスダクト内に設置した排
ガス流量測定装置であるエアーホイル内にアンモニアガ
ス注入ヘッダを設け好ましくは、排ガス流速の高い個所
に排ガス中のＮＯｘの量に対応した量のアンモニアガス
が注入できるノズルを設けたアンモニアガス注入装置で
ある。
入点から拡散混合した点までの距離とダクト３の代表寸
法との比率を用いて評価すると拡散混合までの距離はダ
クト代表寸法の３０〜５軸である。すなわち、混合距離
を十分に取る必要があり、システム圧力損失の増大及び
、性能の低下をきたし、さらには設備費を増大させるこ
とにもなつた。この欠点を補うため、混合装置として、
バッフル、ガイドベーン等を設置する構造のものが提供
されたが、やはり圧力損失が増大し所期の目的を達成す
ることができなかつた。 本発明は、上記従来技術の欠
点を除去し、アンモニアガスと排ガスとの混合拡散効果
を増大させ、混合拡散距離を短くし、圧力損失の増大が
少いアンモニアガス注入装置を提供することを目的とす
る。 要するに本発明は、排ガスダクト内に設置した排
ガス流量測定装置であるエアーホイル内にアンモニアガ
ス注入ヘッダを設け好ましくは、排ガス流速の高い個所
に排ガス中のＮＯｘの量に対応した量のアンモニアガス
が注入できるノズルを設けたアンモニアガス注入装置で
ある。
次に本発明の実施例を図面に基いて説明する。
第３図および第４図において５は排ガスダクト３に排ガ
ス流量測定装置として設けたエアーホイル（ＡｉｒＦＯ
ｉｌ）（翼）である。このエアーホイル５は排ガスダク
ト３の内周に設けたホイル部５と、該排ガスダクト３の
中央に立設した翼断面の中央板５Ａから構成してある。
ホィール部５および中央板５Ａにはアンモニアガス移送
の配管としてアンモニアガス注入ヘッダ２が設けてある
。アンモニアガス注入ヘッダ２にはそれぞれ複数個のア
ンモニア注入ノズル１が、エアーホイル５の縮流部の排
ガス流速の高くなる位置に開口するよう設けてある。こ
の注入ノズル孔径は８φ〜１５φの範囲が良好であつて
、この範囲でノズル径を選定することにより各アンモニ
アガス注入ヘッダ２に設けるノズルの数を決定する。さ
らにノズルの傾斜角度α（第３図において線１として示
した排ガスの流れ方向についての直角軸線と後流に向け
てのノズル１とのなす角）は０度から１０度の範囲で定
め、特に混合効果を最良にするためにはα：５でとする
ことが望ましい。このように構成された装置においてア
ンモニア注入ノズル１からアンモニアガス４が排ガスと
同等の流速で排ガス内に注入され、アンモニアガスの拡
散混合効果を良好にするものである。本発明の実施によ
りアンモニアガスの拡散混合距離を従来技術の５分の１
以下にすることができ、圧力損失が少く、かつ混合拡散
効果を高めることができる。
ス流量測定装置として設けたエアーホイル（ＡｉｒＦＯ
ｉｌ）（翼）である。このエアーホイル５は排ガスダク
ト３の内周に設けたホイル部５と、該排ガスダクト３の
中央に立設した翼断面の中央板５Ａから構成してある。
ホィール部５および中央板５Ａにはアンモニアガス移送
の配管としてアンモニアガス注入ヘッダ２が設けてある
。アンモニアガス注入ヘッダ２にはそれぞれ複数個のア
ンモニア注入ノズル１が、エアーホイル５の縮流部の排
ガス流速の高くなる位置に開口するよう設けてある。こ
の注入ノズル孔径は８φ〜１５φの範囲が良好であつて
、この範囲でノズル径を選定することにより各アンモニ
アガス注入ヘッダ２に設けるノズルの数を決定する。さ
らにノズルの傾斜角度α（第３図において線１として示
した排ガスの流れ方向についての直角軸線と後流に向け
てのノズル１とのなす角）は０度から１０度の範囲で定
め、特に混合効果を最良にするためにはα：５でとする
ことが望ましい。このように構成された装置においてア
ンモニア注入ノズル１からアンモニアガス４が排ガスと
同等の流速で排ガス内に注入され、アンモニアガスの拡
散混合効果を良好にするものである。本発明の実施によ
りアンモニアガスの拡散混合距離を従来技術の５分の１
以下にすることができ、圧力損失が少く、かつ混合拡散
効果を高めることができる。
すなわち第５図に基いてより具体的に説明すると、実線
で示すカーブが本実施例によるアンモニアガスの拡散効
果を表わし、一点鎖線で示すカーブが従来技術による拡
散効果を表わす。横軸に取つた、注入点からの距離とダ
クト代表寸法の比率で比較すると、本実施例が１０て平
均濃度１に達するのに対し、従来技術にあつては５０強
であり、本発明が従来技術に対してアンモニアガスの拡
散混合距離を５分の１以下にしたことを示している。
で示すカーブが本実施例によるアンモニアガスの拡散効
果を表わし、一点鎖線で示すカーブが従来技術による拡
散効果を表わす。横軸に取つた、注入点からの距離とダ
クト代表寸法の比率で比較すると、本実施例が１０て平
均濃度１に達するのに対し、従来技術にあつては５０強
であり、本発明が従来技術に対してアンモニアガスの拡
散混合距離を５分の１以下にしたことを示している。
第１図は従来のアンモニア注入装置の平断面図、第２図
は側面図、第３図は本発明のアンモニア注入装置の平断
面図、第４図は側断面図、第５図は本発明と従来技術の
混合拡散効果を比較した、アンモニア注入後の拡散混合
距離とアンモニア濃度を表わすグラフである。 １・・・・・・アンモニア注入ノズル、２・・・・・・
アンモニアガス注入ヘッダ、３・・・・・・排ガスダク
ト、４・・・排ガス、５・・・・・エアーホイル。
は側面図、第３図は本発明のアンモニア注入装置の平断
面図、第４図は側断面図、第５図は本発明と従来技術の
混合拡散効果を比較した、アンモニア注入後の拡散混合
距離とアンモニア濃度を表わすグラフである。 １・・・・・・アンモニア注入ノズル、２・・・・・・
アンモニアガス注入ヘッダ、３・・・・・・排ガスダク
ト、４・・・排ガス、５・・・・・エアーホイル。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 複数の注入ノズルを有するアンモニアガス注入ヘッ
ダをエアーホイル内に設けたことを特徴とするアンモニ
アガス注入装置。 ２ 各注入ノズルをエアーホイルの縮流部の排ガス速度
の高くなる位置に設けたことを特徴とする特許請求の範
囲第１項記載のアンモニアガス注入装置。 ３ 注入ノズルの軸心の傾斜角αを０度から１０度の間
、最適には５度としたことを特徴とする特許請求の範囲
第１項または第２項記載のアンモニアガス注入装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52149210A JPS6057889B2 (ja) | 1977-12-14 | 1977-12-14 | アンモニアガス注入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP52149210A JPS6057889B2 (ja) | 1977-12-14 | 1977-12-14 | アンモニアガス注入装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5482363A JPS5482363A (en) | 1979-06-30 |
| JPS6057889B2 true JPS6057889B2 (ja) | 1985-12-17 |
Family
ID=15470234
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP52149210A Expired JPS6057889B2 (ja) | 1977-12-14 | 1977-12-14 | アンモニアガス注入装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6057889B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3354723B2 (ja) * | 1994-09-19 | 2002-12-09 | 三菱重工業株式会社 | アンモニアガス注入装置 |
-
1977
- 1977-12-14 JP JP52149210A patent/JPS6057889B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5482363A (en) | 1979-06-30 |
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