JPS6057770B2 - デジタル・リニアライザ− - Google Patents
デジタル・リニアライザ−Info
- Publication number
- JPS6057770B2 JPS6057770B2 JP2629578A JP2629578A JPS6057770B2 JP S6057770 B2 JPS6057770 B2 JP S6057770B2 JP 2629578 A JP2629578 A JP 2629578A JP 2629578 A JP2629578 A JP 2629578A JP S6057770 B2 JPS6057770 B2 JP S6057770B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- digital
- digital signal
- signal
- converter
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- Expired
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- Analogue/Digital Conversion (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、多箇所のプロセス変数、すなわち温度、圧力
、流量などを順次測定し、これらの値を1個のデジタル
記録器によつて集中記録するいわゆるデータ集録装置に
おけるデジタル・リニアライザーに関するものである。
、流量などを順次測定し、これらの値を1個のデジタル
記録器によつて集中記録するいわゆるデータ集録装置に
おけるデジタル・リニアライザーに関するものである。
被測定プロセス変数をYとするとき、このYとこれを検
出端により電気信号に変換して得られる信号電圧Xとは
、それぞれの検出端について一定の関数関係を有するが
、これらは一般に一次の比例関係ではなく、このため、
単にアナログ信号電圧をA−D変換してデジタル記録し
たのでは真のプロセス変数を得ることはできない。すな
わち、データ集録装置においては、アナログ信号電圧を
プロセス変数Yにリニアライスする特殊なデータ処理が
必要となる。従来、多くは折線近似により、リニアライ
スを行つていたが、より高い近似精度をもつた装置を得
ようとすると、その求める近似精度の程度によつて、w
数区画〜数1区画に分割することが必要であつた。
出端により電気信号に変換して得られる信号電圧Xとは
、それぞれの検出端について一定の関数関係を有するが
、これらは一般に一次の比例関係ではなく、このため、
単にアナログ信号電圧をA−D変換してデジタル記録し
たのでは真のプロセス変数を得ることはできない。すな
わち、データ集録装置においては、アナログ信号電圧を
プロセス変数Yにリニアライスする特殊なデータ処理が
必要となる。従来、多くは折線近似により、リニアライ
スを行つていたが、より高い近似精度をもつた装置を得
ようとすると、その求める近似精度の程度によつて、w
数区画〜数1区画に分割することが必要であつた。
このため、記憶器に記憶させる定数の計算、記憶容量の
増加により、工数の増大・記憶素子の大容量化をきたし
、コストアップを避けられなくなるという欠点があつた
。例えば、測定範囲を6〔画に分割した場合、1区画当
りの定数を記憶するには、2ワード×2定数■4ワード
必要であり、60区画では、4ワード×6[画■240
ワード、即ち、1チップ265ワードの記憶素子を必要
とした。本発明の目的は、このような欠点を除去する為
に、非等分分割二次式近似を用いたデジタル・リニアラ
イザーを提供することである。
増加により、工数の増大・記憶素子の大容量化をきたし
、コストアップを避けられなくなるという欠点があつた
。例えば、測定範囲を6〔画に分割した場合、1区画当
りの定数を記憶するには、2ワード×2定数■4ワード
必要であり、60区画では、4ワード×6[画■240
ワード、即ち、1チップ265ワードの記憶素子を必要
とした。本発明の目的は、このような欠点を除去する為
に、非等分分割二次式近似を用いたデジタル・リニアラ
イザーを提供することである。
第1図は、本発明の一実施例を示すブロック図”であつ
て、D1〜Dnは各プロセス変数の検出端、1は走査器
、2はA−D変換器、3は選択器、4は記憶器、5は計
算器、6はデジタル記憶器である。
て、D1〜Dnは各プロセス変数の検出端、1は走査器
、2はA−D変換器、3は選択器、4は記憶器、5は計
算器、6はデジタル記憶器である。
本発明におけるリニアライザーは、例えば、第n番目の
検出端Dnにおけるプロセス変数Ynと、そのデジタル
信号Xnとの関数関係が第2図の関数曲線Fnに示され
るとき、この関数曲線Fnを測定の許容誤差範囲内にお
いて、曲線群、Ab,bc,cd,・・・・によつて近
似させ、その曲線を表わす二次式、Yn=AnlXn2
+BnlXn+Cnl、Yn=Arl2.−4x♂+B
n2Xn+Crl2、Yn=Ar!3Xn2+BjXn
+Cn3・・・・の各定数(Anl、Bnl、Cnl)
、(AIl2、Bn2、Cn2)、(An3、Bn3、
Cn3)、・・・・・を記憶器4にデジタル記憶してお
き、検出値に応じて、この定数の中の特定な1組(Ar
lm..Bnm,.Crlml)と前記デジタル信号X
nと計算器5に導入して計算を行い、その結果得られる
プロセス変数Ynをデジタル記録器6にて記録を行うも
のである。
検出端Dnにおけるプロセス変数Ynと、そのデジタル
信号Xnとの関数関係が第2図の関数曲線Fnに示され
るとき、この関数曲線Fnを測定の許容誤差範囲内にお
いて、曲線群、Ab,bc,cd,・・・・によつて近
似させ、その曲線を表わす二次式、Yn=AnlXn2
+BnlXn+Cnl、Yn=Arl2.−4x♂+B
n2Xn+Crl2、Yn=Ar!3Xn2+BjXn
+Cn3・・・・の各定数(Anl、Bnl、Cnl)
、(AIl2、Bn2、Cn2)、(An3、Bn3、
Cn3)、・・・・・を記憶器4にデジタル記憶してお
き、検出値に応じて、この定数の中の特定な1組(Ar
lm..Bnm,.Crlml)と前記デジタル信号X
nと計算器5に導入して計算を行い、その結果得られる
プロセス変数Ynをデジタル記録器6にて記録を行うも
のである。
この特定な定数の1組(Anm.Bnm.Cnnl)の
選択及び計算器5への供給は、選択器3及び記憶器4に
よつて行うのであるが、この選択器3は、走査器1から
、第n番目の検出端を走査中である事を示す信号nと、
A−D変換器されたデジタル信号Xnを導入して、この
デジタル信号Xnの値例えばXkが前記関数曲線Fn上
において、前述の如く、あらかじめ最も近似する曲線を
得るために非等分に分割された区画のどの区画にあるか
を判別して、その区画を表わす信号mを発信するもので
あり、記憶器4は、この選択器3から発せられる信号m
と、走査器1からの走査中の検出端を表わす信号nとを
導入して自己の記憶する多くのデジタールの定数の中か
ら該当する1組(Anm..BnmlCnm)を選出し
て、これを計算器5へ送出するものである。計算器5は
この特定な1組の定数(!11Vlm,.Bnm..C
nm)及びA−D変換器2によりデジタル変換されたデ
ジタル信号Xnの値Xkを導!入して、二次式Yn=A
rlmXn2+BnmXn+Cnmの計算を行い、その
結果のYkをデジタル記録器6に送るものであつて、デ
ジタル記録器6としては、プリンタ、テープパンチヤな
どのデジタル記録器を用いる。尚、以上のようなリニア
ライザーを実現するにあたり第3図に示すように選択器
3、計算器5に代えてマイクロ・コンピュータ7を使用
し、ソフトウェア処理にて行うような構成にしてもよい
。
選択及び計算器5への供給は、選択器3及び記憶器4に
よつて行うのであるが、この選択器3は、走査器1から
、第n番目の検出端を走査中である事を示す信号nと、
A−D変換器されたデジタル信号Xnを導入して、この
デジタル信号Xnの値例えばXkが前記関数曲線Fn上
において、前述の如く、あらかじめ最も近似する曲線を
得るために非等分に分割された区画のどの区画にあるか
を判別して、その区画を表わす信号mを発信するもので
あり、記憶器4は、この選択器3から発せられる信号m
と、走査器1からの走査中の検出端を表わす信号nとを
導入して自己の記憶する多くのデジタールの定数の中か
ら該当する1組(Anm..BnmlCnm)を選出し
て、これを計算器5へ送出するものである。計算器5は
この特定な1組の定数(!11Vlm,.Bnm..C
nm)及びA−D変換器2によりデジタル変換されたデ
ジタル信号Xnの値Xkを導!入して、二次式Yn=A
rlmXn2+BnmXn+Cnmの計算を行い、その
結果のYkをデジタル記録器6に送るものであつて、デ
ジタル記録器6としては、プリンタ、テープパンチヤな
どのデジタル記録器を用いる。尚、以上のようなリニア
ライザーを実現するにあたり第3図に示すように選択器
3、計算器5に代えてマイクロ・コンピュータ7を使用
し、ソフトウェア処理にて行うような構成にしてもよい
。
以上詳細に説明したように、本発明によれば、リニアラ
イズされる関数曲線を非等分の区画に分割して、その区
画毎に最適の曲線によつて近似させるようにした為、極
めて近似精度が向上し、分割する区画数も少なくてすむ
。例えば、3本の曲線で近似し得たとすると、2ワード
×3定数×3曲線=18ワードで済み、従来の6晰線近
似の240ワードに比べると、約1112の容量の記憶
素子で足りることになり、その効果は大きい。
イズされる関数曲線を非等分の区画に分割して、その区
画毎に最適の曲線によつて近似させるようにした為、極
めて近似精度が向上し、分割する区画数も少なくてすむ
。例えば、3本の曲線で近似し得たとすると、2ワード
×3定数×3曲線=18ワードで済み、従来の6晰線近
似の240ワードに比べると、約1112の容量の記憶
素子で足りることになり、その効果は大きい。
又、区画によつて直線近似で十分な場合はXnの二次項
の定数Anmをゼロとし、直線近似と曲線近似を併用す
るようにすると、更にリニアライズ処理に要する時間が
短くてすむ。又、必要に応じて高次式で近似するように
してもよい。
の定数Anmをゼロとし、直線近似と曲線近似を併用す
るようにすると、更にリニアライズ処理に要する時間が
短くてすむ。又、必要に応じて高次式で近似するように
してもよい。
第1図は本発明の一実施例を示すブロック図、第2図は
本発明のデジタル・リニアライザーの説明図、第3図は
他の実施例を示すブロック図である。 Dl,D2,D3,Dn・・・・・・検出端、1・・・
・・走査器、2・・・・・・A−D変換器、3・・・・
・・選択器、4・・・・・・記憶器、5・・・・・・計
算器、6・・・・・・デジタル記録器、1・・・・・マ
イクロ●コンピュータ。
本発明のデジタル・リニアライザーの説明図、第3図は
他の実施例を示すブロック図である。 Dl,D2,D3,Dn・・・・・・検出端、1・・・
・・走査器、2・・・・・・A−D変換器、3・・・・
・・選択器、4・・・・・・記憶器、5・・・・・・計
算器、6・・・・・・デジタル記録器、1・・・・・マ
イクロ●コンピュータ。
Claims (1)
- 1 測定プロセス変数を電気信号に変換する検出端と、
この検出端からのアナログ信号をデジタル信号に変換す
るA−D変換器と、このA−D変換器からのデジタル信
号とプロセス変数との関係を示す関数曲線を非等分の区
画に分割した場合の夫々の近似二次式の定数を記憶して
いる記憶器と、上記A−D変換器からのデジタル信号が
含まれる区画を判定すると共に、上記記憶器から該当す
る定数を読み出し、上記デジタル信号を変数として二次
式の計算を行う計算手段とを備えたことを特徴とするデ
ジタル・リニアライザー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2629578A JPS6057770B2 (ja) | 1978-03-08 | 1978-03-08 | デジタル・リニアライザ− |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2629578A JPS6057770B2 (ja) | 1978-03-08 | 1978-03-08 | デジタル・リニアライザ− |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS54118761A JPS54118761A (en) | 1979-09-14 |
JPS6057770B2 true JPS6057770B2 (ja) | 1985-12-17 |
Family
ID=12189324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2629578A Expired JPS6057770B2 (ja) | 1978-03-08 | 1978-03-08 | デジタル・リニアライザ− |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6057770B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58156239A (ja) * | 1982-03-12 | 1983-09-17 | Hitachi Ltd | 折線圧縮伸張回路 |
JPH0456416A (ja) * | 1990-06-25 | 1992-02-24 | Alpine Electron Inc | オーディオ信号のデジタルコンプレッサ |
US7508329B1 (en) * | 2008-01-03 | 2009-03-24 | Micrel, Inc. | Laser controller integrated circuit including variable resolution data processing device |
US9297694B2 (en) | 2012-08-16 | 2016-03-29 | Nec Corporation | Correction device and correction method for light reception power monitor |
JP2016012073A (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-21 | 株式会社ジャパンディスプレイ | 表示装置 |
-
1978
- 1978-03-08 JP JP2629578A patent/JPS6057770B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS54118761A (en) | 1979-09-14 |
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