JPS6057300B2 - 超電導コイル間のエネルギ転送装置 - Google Patents

超電導コイル間のエネルギ転送装置

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JPS6057300B2
JPS6057300B2 JP55126322A JP12632280A JPS6057300B2 JP S6057300 B2 JPS6057300 B2 JP S6057300B2 JP 55126322 A JP55126322 A JP 55126322A JP 12632280 A JP12632280 A JP 12632280A JP S6057300 B2 JPS6057300 B2 JP S6057300B2
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superconducting coil
switch
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俊夫 岩本
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Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E40/00Technologies for an efficient electrical power generation, transmission or distribution
    • Y02E40/60Superconducting electric elements or equipment; Power systems integrating superconducting elements or equipment

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  • Containers, Films, And Cooling For Superconductive Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、エネルギ転送時間の短縮をはかつた超電導
コイル間のエネルギ転送装置に関する。
超電導コイルに流れる電流による磁気エネルギを別の超
電導コイルに転送する場合、コイルに流れる電流を急変
させるには非常に高い電圧を必要とすると云うコイルの
電磁気学的性質が問題となる。このため、一般に電流変
化の緩衝装置としてコンデンサを用い、超電導コイルか
らのエネルギをこのコンデンサに移送し、さらにこの移
送されたエネルギを別の超電導コイルに再移送すること
によつて、超電導コイル間のエネルギ転送を行つている
。第1図は基本的なエネルギ転送装置の概略を示す回路
構成図である。直流電源1にスイッチ2を介して第1の
超電導コイル3が並列接続されている。このコイル3に
はスイッチ4を介してコンデンサ5が並列接続され、こ
のコンデンサ5にスイッチ6を介して第2の超電導コイ
ル7が並列接続されている。しかして、スイッチ2をO
Nして前記コイル3を励磁したのち、スイッチ2をOF
Fにすると共にスイッチ4をONすると、前記コイル3
に蓄えられた磁気エネルギがコンデンサJ5に移送され
る。上記エネルギがすべてコンデンサ5に移送された時
点で、スイッチ4をOFFにすると共にスイッチ6をO
Nにすると、コンデンサ5に移送された前記エネルギは
前記コイル7に再移送される。かくして、第1の超電導
コイル3丁の磁気エネルギが第2の超電導コイル7に転
送される。ところが、このような構成の装置では、前記
コイル3のエネルギに相当するコンデンサ5を必要とす
る。
このため、核融合炉の運転時等のように大きなエネルギ
を転送する場合には、極めて大きな容量のコンデンサ5
を必要とし、その設置場所や費用等の問題があり殆んど
実現不可能であつた。そこで従来、例えば第2図および
第3図に示すように、第1の超電導コイル3のエネルギ
を小量づつコンデンサ5を介して第2の超電導コイル7
に転送し、これを繰り返すことによつて、コンデンサ5
の容量を小さくするようにしている。
例えば第2図に示す装置では、第1の超電導コイル3の
両端にスイッチ8を接続して電流保持回路を形成し、こ
れをダイオード9を介してコンデンサ5に並列接続する
と共に、第2の超電導コイル7の両端にダイオード10
を接続して電流保持回路を形成し、これをスイッチ6を
介してコンデンサ5に並列接続する。この回路において
、スイッチ6,8を同時に繰り返して0N・OFF制御
することにより、前記コイル3の磁気エネルギが上記ス
イッチ6,8の切換に応動して、前記コイル7の電流回
路に小量づつ転送される。このため、上記転送の回数を
多くし、一回の操作にて転送するエネルギを小ささくす
ることによつて、コンデンサ5の容量を小さくすること
ができる。また、第3図に示す装置はサイリスタ11,
12を用いて各超電導コイル3,7の電流保持回路をそ
れぞれ形成し、これらの回路をコンデンサ5を介して並
列接続したものである。
したがつて、サイリスタ11,12を交互に点弧駆動す
れば、そのタイミングに応じてコンデンサ5に前記コイ
.ル3から小量づつエネルギが移送されると同時に、こ
のコンデンサ5から前記コイル7に上記エネルギが再移
送されることになる。しかしながら、この種の装置にあ
つても核融合炉のポロイダルコイルからエネルギを取り
出す場ζ合等の大きなエネルギを短時間に転送する場合
にば、大容量のコンデンサおよび多数のサイリスタ等が
必要となり、コスト高を招いた。
また、コンデンサの容量を小さくするため、転送の繰り
返し回数を多くして一回の操作によつて転送するエネ・
ルギを小さくすることは、エネルギ転送に要する時間が
長くなると云う問題がある。このため、大容量のエネル
ギを短時間に転送することは困難であつた。本発明は上
記事情を考慮してなされたもので、その目的とするとこ
ろは、コンデンサを用いることなく短時間に大きなエネ
ルギの転送を行い得ると共に、超電導コイルに対する耐
電圧要求を緩和することのできる簡単な構成の超電導コ
イル間のエネルギ転送装置を提供することにある。すな
わち、本発明はエネルギを送出する側の第1の超電導コ
イル、或いはこの第1の超電導コイルからのエネルギを
受容する側の第2の超電導コ)イルに可変抵抗器を並列
接続し、エネルギ転送時に上記可変抵抗器の抵抗値を徐
々に増加させ上記各コイルの両端電圧を略一定に保持す
ることによつて、前記目的を達成せんとしたものである
以下、この発明の詳細な説明の実施例によつて説明する
。第4図はこの発明の第1の実施例の概略を示す回路構
成図である。
直流電源21にはスイッチ22を介して第1の超電導コ
イル23が並列接続されている。このコイル23には可
変抵抗器24が”並列接続されると共に、スイッチ25
(第1のスイッチ回路)を介して第2の超電導コイル2
6が並列接続されている。そして、上記コイル26の両
端にダイオード27(第2のスイッチ回路)が接続され
て電流保持回路が形成されている。なお、前記可変抵抗
器24は第1の超電導コイル23から第2の超電導コイ
ル26にエネルギを転送するときに、初期状態でその抵
抗値をコイル23の電流が流れたときの電圧降下が所定
の転送電圧となる値に設定し転送時間の経過に伴つて徐
々に抵抗値を増大して前記コイル23に流れる電流と前
記コイル23に流れる電流との差分、つまり過乗分を流
すものである。そして、この可変抵抗器24の抵抗値は
各コイル23,26に加わる電圧が略一定に保たれるよ
うに変化させる。また、可変抵抗器24はその抵抗値を
連続的に可変できるものが好ましいが、第5図および第
6図に示す如く直列接続された複数の抵抗器およびこれ
らの抵抗器にそれぞれ接続したスイッチで形成され、そ
の合成抵抗値が階段状に可変されるものであつても実質
的には構わない。このように構成された本装置の作用を
説明する。
まず、前記スイッチ22が0N1スイッチ25が0FF
で、第1の超電導コイル23は電源21により励磁され
て磁気エネルギを蓄積しているものとする。
いま、前記スイッチ22を0FFにすると共に前記スイ
ッチ25を0Nにすると、第1の超電導コイル23に蓄
積されたエネルギは可変抵抗器24に供給されると共に
、スイッチ25を介して第2の超電導コイル26に転送
される。
つまり、前記コイル23の電流は可変抵抗器24および
コイル26に流れることになる。このとき、初期状態に
おいてコイル26の電流は零であるから、前記コイル2
3からの電流の大部分は可変抵抗器24に流れる。そし
て、転送時間の経過に伴つてコイル26に流れる電流が
増加するので、コイル両端電圧をほぼ一定に保つために
可変抵抗器24の抵抗値を大きくするので、可変抵抗器
24に流れる電流は小さくなる。これと共に、前記コイ
ル23に流れる電流は一定の割合で減少し、前記コイル
26に流れる電流は一定の割合で増加する。しかして、
可変抵抗器24に流れる電流が略零となつた時点、つま
りコイル23,26に流れる各電流が略等しくなつた時
点で前記スイッチ25をOFFにすると、コイル26お
よびダイオード27からなる閉回路にコイル26の電流
が保持される。かくして、第1の超電導コイル23に蓄
積されていたエネルギの一部は、第2の超電導コイル2
6に転送されコイル26に蓄積される。なお、前記スイ
ッチ25を0FFにした時点での第1の超電導コイル2
3のエネルギは可変抵抗器24にて消費される。ところ
で、第1の超電導コイル23から第2の超電導コイル2
6への転送エネルギの効率は次のようにして求められる
コイル23に流れる電流をI。、コイル26に流れる電
流をi1とすると、電流1。は初期値1。から徐々に小
さくなり時間T。で零となる。また、電流11は零から
徐々に大きくなり11=ニIOとなつた時点ちの時の値
11″で保持される。したがつて、コイル23に蓄積さ
れているエネルギを第7図の三角形ち−0−TOの面積
で表わすとコイル26に蓄積される転送エネルギは第7
図の斜線で示す領域となる。そして、転送効率の最大値
は第1および第2の超電導コイル23,26の各インダ
クタンスLO,Llが等しいとき(LO=L1)で25
〔%〕となる。このように本装置では、第1の超電導コ
イル23に可変抵抗器24を並列接続すると共に、上記
コイル23にスイッチ25を介して第2の超電導コイル
26を並列接続し、前記可変抵抗器24の抵抗値を転送
開始時から徐々に増加すると共に、前記可変抵抗器24
に流れる電流が略零となる時点で前記スイッチ25を0
FFするようにしている。
このため、第1および第2の超電導コイル23,26に
流れる各電流値の変化を急変させることなく、コイル2
3,26の両端電圧を比較的低い値で略一定に保持して
コイル23,26間のエネルギ転送を行うことができる
。したがつて、超電導コイル23,26に対する耐電圧
要求を緩和することができる。さらに、従来のようにコ
ンデンサを用いることなく、第1の超電導コイル23か
ら第2の超電導コイル26に直接エネルギを転送するよ
うにしているので、短時間に大きなエネルギを転送し得
ると云う効果を奏する。また、コンデンサやサイリスタ
等をを用いることなく、可変抵抗器24を付加するのみ
の極めて簡単な構成て実現し得る等の利点がある。第8
図は第2の実施例の概略を示す回路構成図である。
なお、第4図と同一部分には同一符号を付して、その詳
しい説明は省略する。この実施例が先に説明した第1の
実施例と異なる点は、第2の超電導コイル26を2個用
いて各コイル26にエネルギを分割して転送するように
したことにある。すなわち、第1の超電導コイル23に
はスイッチ28を介して可変抵抗器24。が並列接続さ
れると共に、スイッチ252を介して第2の超電″導コ
イル26。が並列接続されている。さらに、上記コイル
262にはスイッチ251を介して可変抵抗器241が
並列接続されると共に、上記スイッチ251を介して第
2の超電導コイル261が並列接続されている。なお、
第8図中27,,27。は第2の超電導コイル261,
262と共にそれぞれ電流保持回路を形成するダイオー
ドである。また、可変抵抗器241の抵抗値は前記可変
抵抗器24と同様に所定の値から徐々に増大するもので
、可変抵抗器242の抵抗値はコイル261,26.の
各インダクタンス等て定まる一定の値から徐々に増大す
するものとなつている。しかして、前記スイッチ22が
0N1スイッチ251,25。,28が0FFで第1の
超電導コイル23に磁気エネルギが蓄積されているもの
とし、いまスイッチ22を0FFにすると共にスイッチ
251,252を0Nにすると、上記コイル23の電流
は第2の超電導コイル261,262および可変抵抗器
241に流れる。このとき、初期状態において、コイル
261,262に流れる電流は零であるから、コイル2
3からの電流の大部分は可変抵抗器241に流れる。そ
して、転送時間の経過に伴つてコイル261,262の
電流が増大するので、可変抵抗器241での電圧降下を
所定の値に保つように可変抵抗器241の抵抗値を大き
くなるように変化させるので、可変抵抗器241に流れ
る電流は減少する。これと共に、前記コイル23に流れ
る電流は一定の割合で減少し、前記コイル261,26
2に流れる各電流はそれぞれ一定の割合で増加する。そ
して、可変抵抗器241に流れる電流が略零となつた時
点、つまりコイル23に流れる電流とコイル261,2
62に流れる電流の和とが略等しくなつた時点で前記ス
イッチ251を0FFにすると共にスイッチ28を0N
にすると、コイル261およびダイオード271からな
る閉回路にコイル261の電流が保持される。また、上
記時点でコイル261および可変抵抗器241に流れて
いた電流はスイッチ28を介して可変抵抗器242に流
れることになる。このとき、可変抵抗器242の抵抗値
の初期値を適当な値に設定しておけば、スイッチ251
,28の切換時にコイル23,262の両端電圧が急変
することはない。そして、転送時間の経過に伴つて可変
抵抗器242の抵抗値を徐々に大きくし、前記したこと
と同様に可変抵抗器242に流れる電流が略零となつて
時点でスイッチ252を0FFにすると、コイル262
およびダイオード272からなる閉回路にコイル262
の電流が保持される。かくして、第1の超電導コイル2
3に蓄積されていたエネルギの一部が第2の超.電導コ
イル261,26。にそれぞれ転送させることになる。
また、この場合のエネルギ転送効率は次のようにして求
められる。コイル23に流れる電流を101コイル26
1,262に流れる電流をそれぞれIl,i2とすると
、電流1。は初期値10から徐々に小さくなり時間T。
で零となる。また、電流11は零から徐々に大きくなり
i1+I2:IOとなつた時点t1で保持され、電流1
2はI2−ニIOとなつた時点T2で保持される。した
がつて、第2の超電導コイル261,262に蓄積され
るエネルギは、それぞれ第9図の斜線A,Bに示す領域
となる。この第9図と前記第7図とを比較すると明らか
なように、第9図の斜線領域(A+B)の方が第7図の
斜線領域よりも三角形11−0−TOで示されるコイル
23の蓄積エネルギに対する比率が大きい。すなわち、
第2の実施例の方が第1の実施例よりもエネルギ転送効
率が高くなる。なお、この実施例で理論的に求めたエネ
ルギ転送効率の最大値は約40〔%〕となつた。したが
つて、第2の実施例によれば、先の第1の実施例と同様
の効果を奏することは勿論、第1の実施例に比してエネ
ルギ転送効率の向上をはかり得ると云う利点がある。
第10図は第3の実施例の概略を示す回路構成図である
なお、第4図および第8図と同一部分には同一符号が付
して、その詳しい説明は省略する。この実施例は先の第
2の実施例を発展させて、前記第2の超電導コイル26
をn個用いるようにしたものである。すなわち、第1の
超電導コイル23に可変抵抗器24,,〜,24n+1
の直列回路を並列接続し、可変抵抗器242,〜,24
n+1にスイッチ251,〜,25nをそれぞれ並列接
続すると共に、上記可変抵抗器241,〜,24n+1
の各接続点と電源21の一端との間に第2の超電導コイ
ル261,〜,26nをそれぞれ接続したものである。
このような構成であつても、先の第1および第2の実施
例と同様の効果を奏するのは勿論のことである。
なお、この実施例では前記スイッチ251,〜,25n
を上記順に0N状態から順次OFFにしてエネルギの転
送がなされる。また、n=5として第2の超電導コイル
261,〜,26nに蓄積される転送エネルギの総和は
第11図の斜線で示す領域となる。これにより、第2の
超電導コイル261,〜,26nの個数を増やすことで
エネルギ転送効率の向上をはかり得る。さらに、コイル
261,〜,26nに予め所定のエネルギを蓄積してお
けば、第12図に示す如くよソー層のエネルギ転送効率
の向上をはかり得る。第13図は第4の実施例の概略を
示す回路構成図である。
なお、第10図と同一部分には同一符号を付して、その
詳しい説明は省略する。この実施例は、先の第3の実施
例における可変抵抗器241,〜,24n+1の代りに
固定抵抗器291,〜,29n+1をそれぞれ用いると
共に、第1の超電導コイル23に可変抵抗器24を並列
接続したものである。このような構成であれば、先の第
3の実施例と同様の効果は勿論、可変抵抗器の個数を減
らしてローコスト化をはかり得る等の利点がある。
なお、この発明は上述した各実施例に限定されるもので
はない。例えば、前記第2のスイッチ回路としてダイオ
ードの代りにクライオスタットに入れた超電導コイルを
用い、このスイッチを前記第1のスイッチ回路と逆動作
させるようにしてもよい。また、前記第1および第2の
超電導コイルの各インダクタンスは、仕様に応じて適宜
定めればよいものである。さらに、前記可変抵抗器とし
て、各種の構造のものを使用できるのは勿論のことであ
る。その他、この発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々
変形して実施することができる。以上詳述したようにこ
の発明によれば、エネルギを転送する側の第1の超電導
コイル或いは上記エネルギが転送される側の第2の超電
導コイルに可変抵抗器を並列接続し、エネルギ転送時に
上記可変抵抗器の抵抗値を徐々に増加させ前記各コイル
の両端電圧を略一定に保つようにしているので、コンデ
ンサを用いることなく短時間に大きなエネルギの転送を
行い得ると共に、超電導コイルに対する耐電圧要求を緩
和し得る簡単な構成の超電導コイル間のエネルギ転送装
置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図はそれぞれ従来のエネルギ転送装置の概
略を示す回路構成図、第4図はこの発明の第1の実施例
の概略を示す回路構成図、第5図および第6図はそれぞ
れ上記実施例に用いる可変抵抗器の一例を示す回路構成
図、第7図は上記実施例の作用を説明するための図、第
8図は第2の実施例の概略を示す回路構成図、第9図は
上記第2の実施例の作用を説明するための図、第10図
は第3の実施例の概略を示す回路構成図、第11図およ
び第12図はそれぞれ上記第3の実施例の作用を説明す
るための図、第13図は第4の実施例の概略を示す回路
構成図である。 21・・・直流電源、22・・・スイッチ、23・・・
第1の超電導コイル、24,241,〜,24n+1・
・可変抵抗器、25,251,〜,25n・・・スイッ
チ(第1のスイッチ回路)、26,261,〜,26n
・・・第2の超電導コイル、27,271,〜,27、
・・・ダイオード(第2のスイッチ回路)、28・・・
スイッチ、291,〜,29n・・・固定抵抗器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 電流エネルギが蓄積される第1の超電導コイルと、
    この第1の超電導コイルに接続された第1のスイッチ回
    路と、この第1のスイッチ回路を介して前記第1の超電
    導コイルからエネルギが転送される第2の超電導コイル
    と、この第2の超電導コイルに並列接続されて電流保持
    回路を形成する第2のスイッチ回路と、前記第1或いは
    第2の超電導コイルに並列接続されてエネルギ転送時に
    おける前記第1および第2の超電導コイルの両端電圧を
    所定の電圧に略一定に保持する可変抵抗器とを具備して
    なることを特徴とする超電導コイル間のエネルギ転送装
    置。 2 前記第2のスイッチ回路は、前記第2の超電導コイ
    ルの電流の流れる向きに順方向に接続されたダイオード
    からなるものであることを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載の超電導コイル間のエネルギ転送装置。 3 前記可変抵抗器は、直列接続された複数の抵抗およ
    びこれらの抵抗を短絡するようにそれぞれ接続されたス
    イッチからなるもので、上記各スイッチのON−OFF
    により全体の抵抗値が段階状に可変されるものであるこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の超電導コイ
    ル間のエネルギ転送装置。
JP55126322A 1980-09-11 1980-09-11 超電導コイル間のエネルギ転送装置 Expired JPS6057300B2 (ja)

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ME03518B (me) 2014-01-21 2020-04-20 Janssen Pharmaceutica Nv Kombinacije koje obuhvataju pozitivne alosterične modulatore ili ortosterične agoniste metabotropnog glutamatergičnog receptora podtipa 2 i njihova primjena
WO2015110435A1 (en) 2014-01-21 2015-07-30 Janssen Pharmaceutica Nv Combinations comprising positive allosteric modulators or orthosteric agonists of metabotropic glutamatergic receptor subtype 2 and their use

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