JPS6057183B2 - 集合蓄電池の端子接続法 - Google Patents
集合蓄電池の端子接続法Info
- Publication number
- JPS6057183B2 JPS6057183B2 JP54088874A JP8887479A JPS6057183B2 JP S6057183 B2 JPS6057183 B2 JP S6057183B2 JP 54088874 A JP54088874 A JP 54088874A JP 8887479 A JP8887479 A JP 8887479A JP S6057183 B2 JPS6057183 B2 JP S6057183B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- conductor
- auxiliary terminal
- auxiliary
- terminal part
- storage battery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
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- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M10/00—Secondary cells; Manufacture thereof
- H01M10/04—Construction or manufacture in general
- H01M10/0413—Large-sized flat cells or batteries for motive or stationary systems with plate-like electrodes
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/50—Current conducting connections for cells or batteries
- H01M50/528—Fixed electrical connections, i.e. not intended for disconnection
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Electrochemistry (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、鉛電池やアルカリ電池など、多くの単電池を
直列または並列に接続して集合し一体化される蓄電池の
接続構造の改良に関するものであり、その主な目的は、
通常の電池における極板上部の端子接続構造に加えて、
大電流を取り出すのに適切な補助導通手段を、信頼性が
高く、簡易な方法で、かつ効果的に実現することにある
。
直列または並列に接続して集合し一体化される蓄電池の
接続構造の改良に関するものであり、その主な目的は、
通常の電池における極板上部の端子接続構造に加えて、
大電流を取り出すのに適切な補助導通手段を、信頼性が
高く、簡易な方法で、かつ効果的に実現することにある
。
一般に自動車起動用、電気自動車などの移動用あるいは
据置用など、比較的大電流での仕様を求める電池では、
小型機器用に用いる小電流の電池と異なり、単に電極端
子が接触する程度の導通で出力の要望に答えられないこ
とから、極板の上部に耳と称する導体部を端子として備
え、この耳部を正負極用それぞれに単一の導体にまとめ
、これを極板より上方で相隣る電池間で溶接、スポット
溶接、あるいは圧着リングなどで導通させてきた。この
方法は、容器に極板群を挿入する過程を考えれば、最も
自然でかつ信頼性が高い方法であJ る。しかしながら
、近年、電池への要望は、小型化、軽量化の方向とあい
まつて、鉛電池に限らず、より高出力より高容量へと指
向している。
据置用など、比較的大電流での仕様を求める電池では、
小型機器用に用いる小電流の電池と異なり、単に電極端
子が接触する程度の導通で出力の要望に答えられないこ
とから、極板の上部に耳と称する導体部を端子として備
え、この耳部を正負極用それぞれに単一の導体にまとめ
、これを極板より上方で相隣る電池間で溶接、スポット
溶接、あるいは圧着リングなどで導通させてきた。この
方法は、容器に極板群を挿入する過程を考えれば、最も
自然でかつ信頼性が高い方法であJ る。しかしながら
、近年、電池への要望は、小型化、軽量化の方向とあい
まつて、鉛電池に限らず、より高出力より高容量へと指
向している。
これには単に極板自体の性能向上だけで対応するのはも
はや困難となり、電池特性を支配すると考えられる広い
角度からの取り組みが必要となつてきた。
はや困難となり、電池特性を支配すると考えられる広い
角度からの取り組みが必要となつてきた。
端子の接続についてもその一つである。
この観点から従来の極板の上部の単一の端子以外に、極
板の下部や横部に上部に備えたと同時の耳を配しこの部
分も同様に単電池間の接続を行なう方法(実公昭54−
7294、同54−7295)が提案され、種々の工夫
がなされている。しかしながらこれらの方法は、従来の
上部て行なうと同程度の端子接続効果を期待している。
つまり溶接、スポット溶接、強力な圧着などの作業を前
提とすることになる。ここで構造を考えると、極板群の
下部や横部を接続するには、接続作業に要するしかるべ
き部分に穴のあいた容器、たとえば底のない容器に極板
群を挿入し、接続作業を行なつたのちに、底をつけ単電
池間および対外部に対しての液密構造を完成させること
になる。
板の下部や横部に上部に備えたと同時の耳を配しこの部
分も同様に単電池間の接続を行なう方法(実公昭54−
7294、同54−7295)が提案され、種々の工夫
がなされている。しかしながらこれらの方法は、従来の
上部て行なうと同程度の端子接続効果を期待している。
つまり溶接、スポット溶接、強力な圧着などの作業を前
提とすることになる。ここで構造を考えると、極板群の
下部や横部を接続するには、接続作業に要するしかるべ
き部分に穴のあいた容器、たとえば底のない容器に極板
群を挿入し、接続作業を行なつたのちに、底をつけ単電
池間および対外部に対しての液密構造を完成させること
になる。
近年樹脂材料や樹脂溶接技術が発達し、この構成を完成
することは十分可能ではあるが、このように液体の入る
容器の一部を極板群を挿入した後て形成するのではなく
、極板群に施すべき処置は電槽外部で行ない、一体に成
形した完全な容器の中に極板群を挿入することによつて
、同様の効果に近づけることができれば、なお、信頼性
も向上し、工数の低減もはかれる上で好ましい。ところ
が、従来ながらの端子溶接を前提とする上では、構造上
、この難点を避けることはむすかしいと考えられてきた
。この問題を克服するために、従来の発想から脱,脚し
て、本発明者らは、上部の従来端子の他に横部や下部に
補助端子を設け、一方電槽には、セル間の連結用導体を
しかるべき位置において電槽内に液密に一体化し、かつ
この端子の一部を相隣るセル内に露出させて、その上で
極板群を挿入し、極板群側に設けた補助端子と、電槽側
に設けたセル間導体を接触させることにより、従来の底
部も溶接する構造に近づけることに成功した。
することは十分可能ではあるが、このように液体の入る
容器の一部を極板群を挿入した後て形成するのではなく
、極板群に施すべき処置は電槽外部で行ない、一体に成
形した完全な容器の中に極板群を挿入することによつて
、同様の効果に近づけることができれば、なお、信頼性
も向上し、工数の低減もはかれる上で好ましい。ところ
が、従来ながらの端子溶接を前提とする上では、構造上
、この難点を避けることはむすかしいと考えられてきた
。この問題を克服するために、従来の発想から脱,脚し
て、本発明者らは、上部の従来端子の他に横部や下部に
補助端子を設け、一方電槽には、セル間の連結用導体を
しかるべき位置において電槽内に液密に一体化し、かつ
この端子の一部を相隣るセル内に露出させて、その上で
極板群を挿入し、極板群側に設けた補助端子と、電槽側
に設けたセル間導体を接触させることにより、従来の底
部も溶接する構造に近づけることに成功した。
しかしながら補助端子とセル間導体とは単なる物理的な
接触でなく、溶接まて到らしめることがより好ま・しい
。そこで本発明者らは、上記の構成と操作の後にセル間
導体の両端に接続されている2つのセル内の極板の従来
から備わつている上部の端子が、極板群を挿入後も上部
に露出していることに着目し、この上部の端子間への通
電を実施した結果、以下にのべる諸考慮のもとに、電槽
の下部を開口することなく、正常な溶接を行なうことが
でき、また信頼性においても優れた方法であることを見
出した。
接触でなく、溶接まて到らしめることがより好ま・しい
。そこで本発明者らは、上記の構成と操作の後にセル間
導体の両端に接続されている2つのセル内の極板の従来
から備わつている上部の端子が、極板群を挿入後も上部
に露出していることに着目し、この上部の端子間への通
電を実施した結果、以下にのべる諸考慮のもとに、電槽
の下部を開口することなく、正常な溶接を行なうことが
でき、また信頼性においても優れた方法であることを見
出した。
まず考慮すべき第1点は、電極そのものは通常良導体あ
るいは格子などの良導体を内蔵しているので通電には問
題はないが、電極間に介在するセ・パレータが通常有機
質で製造されているものであるために、溶接部の火花が
一旦セパレータに引火すると延焼し、将来の短絡の原因
となる。
るいは格子などの良導体を内蔵しているので通電には問
題はないが、電極間に介在するセ・パレータが通常有機
質で製造されているものであるために、溶接部の火花が
一旦セパレータに引火すると延焼し、将来の短絡の原因
となる。
これに対しては窒素ガス、アルゴンガスなどの不活性雰
囲気中ての通電が必要になる。その他の防止策について
は後述する。第2点は、通電による発熱の低減である。
囲気中ての通電が必要になる。その他の防止策について
は後述する。第2点は、通電による発熱の低減である。
これはアルカリ電池用では鉄やニッケルが端子の素材と
して選ばれるが、この場合は面と面の接合であれば10
0Aで数10〜数100rT1secの通電が必要とな
つてくる。鉛電池では融点が低いので電流か時間は1オ
ーダ下がる。いずれにせよ、溶接するだけの発熱量は大
きいので、それがセパレータに及ぼす影響も若干出てく
る。そこで溶接後すぐに水または電解液の注入をするな
どの考慮も必要である。以上のような発熱の量を少なく
して実効をあげるためには、接触面を粗にし、できうれ
ば完全に凹凸部を形成して、低電流て短時間の溶接作業
を可能にする。
して選ばれるが、この場合は面と面の接合であれば10
0Aで数10〜数100rT1secの通電が必要とな
つてくる。鉛電池では融点が低いので電流か時間は1オ
ーダ下がる。いずれにせよ、溶接するだけの発熱量は大
きいので、それがセパレータに及ぼす影響も若干出てく
る。そこで溶接後すぐに水または電解液の注入をするな
どの考慮も必要である。以上のような発熱の量を少なく
して実効をあげるためには、接触面を粗にし、できうれ
ば完全に凹凸部を形成して、低電流て短時間の溶接作業
を可能にする。
この点ができるだけ完全な密接部を接合部に要求する物
理的接触による構成の考え方との差異てある。第3に、
用いる金属端子とは異質の端子を接合部に設けると溶接
出力は低減できる。
理的接触による構成の考え方との差異てある。第3に、
用いる金属端子とは異質の端子を接合部に設けると溶接
出力は低減できる。
この場合、低融点導体としては、ハンダあるいはエジソ
ンハンダなどがあるが、これらは如何なる状況でも使用
はできない。これには実施例でのべるように、用いる電
解液に対して低融点物質が耐食性がない場合は、ハンダ
部に液が侵入しない工夫が必要である。第4に、補助端
子部とセル間導体が十分密着できる構造であるか、ある
いは接合部に液が入らない構造をとる場合には、先に水
あるいは希薄な電解液を注入あるいは含浸し、その上て
通電するとよい。
ンハンダなどがあるが、これらは如何なる状況でも使用
はできない。これには実施例でのべるように、用いる電
解液に対して低融点物質が耐食性がない場合は、ハンダ
部に液が侵入しない工夫が必要である。第4に、補助端
子部とセル間導体が十分密着できる構造であるか、ある
いは接合部に液が入らない構造をとる場合には、先に水
あるいは希薄な電解液を注入あるいは含浸し、その上て
通電するとよい。
この場合は若干の発熱は水の方に吸収されるだけでなく
、セパレータへの影響も軽減できる。以下本発明をその
実施例により説明する。
、セパレータへの影響も軽減できる。以下本発明をその
実施例により説明する。
第1図は本発明による蓄電池の要部を欠截した正面図、
第2図は側面図である。
第2図は側面図である。
これらの図において、1は電槽、2は電解液、3は負極
、4は正極、5はセパレータである。負極3および正極
4はそれぞれ上部に主端子用耳6,7を設けるとともに
下部に補助端子用耳8,9を設けている。10,11は
それぞれ耳6,7を一体に結合した主端子、12,13
はそれぞれ耳8,9を一体に結合した補助端子である。
、4は正極、5はセパレータである。負極3および正極
4はそれぞれ上部に主端子用耳6,7を設けるとともに
下部に補助端子用耳8,9を設けている。10,11は
それぞれ耳6,7を一体に結合した主端子、12,13
はそれぞれ耳8,9を一体に結合した補助端子である。
一方、電槽1にはセル間連結用導体14が合成樹脂中に
液密に埋設固定されており、その両端部14a,14b
はセル内に露出している。第2図は補助端子とセル間連
結用導体との接続状況を示すもので、この例では、セル
1a内の極板群の負極側の補助端子12とセル1b内の
極板群の正極側の補助端子13とがそれぞれセル間連結
用導体14の各セル内への露出部14a,14bに接触
している。
液密に埋設固定されており、その両端部14a,14b
はセル内に露出している。第2図は補助端子とセル間連
結用導体との接続状況を示すもので、この例では、セル
1a内の極板群の負極側の補助端子12とセル1b内の
極板群の正極側の補助端子13とがそれぞれセル間連結
用導体14の各セル内への露出部14a,14bに接触
している。
図ではセル1a内の正極側の主端子および補助端子は示
していないが、補助端子は図左隣のセルの負極側補助端
子とともに図示しないセル間連結用導体の露出部に接触
している。さて、第2図の状態において、セル1aの負
極側主端子10は補助端子12に、またセル1b内の正
極側の主端子11は補助端子13にそれぞれ導通してい
るので、セル1aの負極側主端子10とセル1bの正極
側主端子11の間に、通電式溶接機またはコンデンサ式
スポット溶接機を用いて通電すると、導体14の露出し
た両端部14a,14bとこれに対応した補助端子12
および13との接合部における抵抗損失で溶接が行なわ
れ、両セルの負極と正極とか導体14を介して直列に溶
接される。
していないが、補助端子は図左隣のセルの負極側補助端
子とともに図示しないセル間連結用導体の露出部に接触
している。さて、第2図の状態において、セル1aの負
極側主端子10は補助端子12に、またセル1b内の正
極側の主端子11は補助端子13にそれぞれ導通してい
るので、セル1aの負極側主端子10とセル1bの正極
側主端子11の間に、通電式溶接機またはコンデンサ式
スポット溶接機を用いて通電すると、導体14の露出し
た両端部14a,14bとこれに対応した補助端子12
および13との接合部における抵抗損失で溶接が行なわ
れ、両セルの負極と正極とか導体14を介して直列に溶
接される。
この後、主端子10と11とを、例えばセル間の隔壁上
部に液密に固定したセル間連結用導体に溶接するなどに
よつて連結する。以上の方法を順次繰り返すことによつ
て、隣接するセルの補助端子同志および主端子同志を接
続.して集合電池を構成することができる。第3図はこ
のような溶接を進める上で溶接電力を軽減するための接
合部の例を示すもので、導体14の露出部および補助端
子12または13に突起15,16を設けている。
部に液密に固定したセル間連結用導体に溶接するなどに
よつて連結する。以上の方法を順次繰り返すことによつ
て、隣接するセルの補助端子同志および主端子同志を接
続.して集合電池を構成することができる。第3図はこ
のような溶接を進める上で溶接電力を軽減するための接
合部の例を示すもので、導体14の露出部および補助端
子12または13に突起15,16を設けている。
このように接合部に凹凸を設けることにより接合部での
抵抗発熱を高めて溶接が容易となる。第4図は一方に凹
部17、他方に凸部18を設けて相互に嵌合により密着
する構成とするとともに、両者間に低融点合金としてエ
ジソンハンダ19を介在させた例である。
抵抗発熱を高めて溶接が容易となる。第4図は一方に凹
部17、他方に凸部18を設けて相互に嵌合により密着
する構成とするとともに、両者間に低融点合金としてエ
ジソンハンダ19を介在させた例である。
第5図は前記凹凸の嵌合前に周面にエポキシ樹脂などの
密封材20を塗布することによりハンダ19の部分へ液
が侵入し・ないようにした例であり、このような構成に
すれば溶接前に水または電解液を極板群に含浸させてお
くことにより、セパレータの熱による損傷を避けて溶接
することができる。上記の例では補助端子を極板群の下
部に設けたが、第6図のように横に設けてもよい。
密封材20を塗布することによりハンダ19の部分へ液
が侵入し・ないようにした例であり、このような構成に
すれば溶接前に水または電解液を極板群に含浸させてお
くことにより、セパレータの熱による損傷を避けて溶接
することができる。上記の例では補助端子を極板群の下
部に設けたが、第6図のように横に設けてもよい。
以上のように、本発明によれば、従来の上部の主端子部
の接続に加えて、有底の電槽に極板群を挿入した後、手
の入らない極板群の下方の部分で補助的な端子の溶接に
よる接続が可能となる。
の接続に加えて、有底の電槽に極板群を挿入した後、手
の入らない極板群の下方の部分で補助的な端子の溶接に
よる接続が可能となる。
次に、正極5枚・負極6枚のセルを6セル直列に接続し
た30Ahの集合鉛蓄電池において、上記実施例に示し
た本発明による電池A1上部の主端子のみを接続した電
池B1および上部の主端子の他に下部に補助端子を設け
、底の開口した電槽を用いて補助端子同志を溶接し、し
かる後電槽の底部開口を封口した電池Cについての電流
一電圧特性を第7図に示す。本発明の電池Aは電池Bに
対してはるかに優れた高出力特性を示すばかりでなく、
従来、電槽の側面や底を開口し、溶接後に再び封口した
電池Cと遜色のない特性を示している。
た30Ahの集合鉛蓄電池において、上記実施例に示し
た本発明による電池A1上部の主端子のみを接続した電
池B1および上部の主端子の他に下部に補助端子を設け
、底の開口した電槽を用いて補助端子同志を溶接し、し
かる後電槽の底部開口を封口した電池Cについての電流
一電圧特性を第7図に示す。本発明の電池Aは電池Bに
対してはるかに優れた高出力特性を示すばかりでなく、
従来、電槽の側面や底を開口し、溶接後に再び封口した
電池Cと遜色のない特性を示している。
すなわち、従来開口してしか溶接を行なえないとされて
きた極板群下部あるいは側部でのセル間接続を、開口部
を別途に設けたことのない一体の電槽で完成しえたので
あり、特性のみでなく、工数の削減と高い信頼性を有す
る電池の製造法として、その工業的価値は大なるものが
ある。
きた極板群下部あるいは側部でのセル間接続を、開口部
を別途に設けたことのない一体の電槽で完成しえたので
あり、特性のみでなく、工数の削減と高い信頼性を有す
る電池の製造法として、その工業的価値は大なるものが
ある。
第1図は本発明の実施例の蓄電池の要部を欠截した正面
図、第2図は要部を欠截した側面図、第3〜5図は補助
端子とセル間連結用導体との接合部の構成例を示す断面
図、第6図は他の実施例の電池を示す要部欠截正面図、
第7図は各種電池の電流一電圧特性を示す。 1・・・・・・電槽、3・・・・・・負極、4・・・・
・・正極、10,11・・・・・・主端子、12,13
・・・・・・補助端子、14・・・・・セル間連結用導
体。
図、第2図は要部を欠截した側面図、第3〜5図は補助
端子とセル間連結用導体との接合部の構成例を示す断面
図、第6図は他の実施例の電池を示す要部欠截正面図、
第7図は各種電池の電流一電圧特性を示す。 1・・・・・・電槽、3・・・・・・負極、4・・・・
・・正極、10,11・・・・・・主端子、12,13
・・・・・・補助端子、14・・・・・セル間連結用導
体。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 上部に主端子部を設けるとともに下部もしくは横部
に補助端子部を設けた極板群と、隣接するセル内に前記
補助端子部に対応して両端を露出させその他のセル間連
結用導体を合成樹脂中に液密に埋設固定した有底の電槽
とを備え、前記極板群を電槽に挿入して補助端子部を前
記導体の露出部に物理的に接合する工程と、前記導体の
露出部に接合している補助端子部に対応した隣接するセ
ルの主端子部間に通電して、前記補助端子部と導体との
接合部を抵抗発熱させて溶接する工程とを有することを
特徴とする集合蓄電池の端子接続法。 2 前記補助端子部とセル間連結用導体との接合部に凹
凸部を設けたことを特徴とする特許請求の範囲第1項記
載の集合蓄電池の端子接続法。 3 前記補助端子部とセル間連結用導体との接合部に、
部分的もしくは全面に低融点金属または合金を配したこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の集合蓄電池
の端子接続法。 4 前記補助端子部とセル間連結用導体との接合部が互
いに凹凸による嵌合で密着する構造とし、極板群に水ま
たは電解液を含浸した後、前記主端子部間に通電するこ
とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の集合蓄電池
の端子接続法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54088874A JPS6057183B2 (ja) | 1979-07-12 | 1979-07-12 | 集合蓄電池の端子接続法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP54088874A JPS6057183B2 (ja) | 1979-07-12 | 1979-07-12 | 集合蓄電池の端子接続法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5613666A JPS5613666A (en) | 1981-02-10 |
JPS6057183B2 true JPS6057183B2 (ja) | 1985-12-13 |
Family
ID=13955146
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP54088874A Expired JPS6057183B2 (ja) | 1979-07-12 | 1979-07-12 | 集合蓄電池の端子接続法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6057183B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01145066U (ja) * | 1988-03-29 | 1989-10-05 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60193264A (ja) * | 1984-03-13 | 1985-10-01 | Yuasa Battery Co Ltd | 蓄電池 |
-
1979
- 1979-07-12 JP JP54088874A patent/JPS6057183B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01145066U (ja) * | 1988-03-29 | 1989-10-05 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5613666A (en) | 1981-02-10 |
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