JPS6056650B2 - 車室内への車外警報音伝達装置 - Google Patents

車室内への車外警報音伝達装置

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JPS6056650B2
JPS6056650B2 JP54112791A JP11279179A JPS6056650B2 JP S6056650 B2 JPS6056650 B2 JP S6056650B2 JP 54112791 A JP54112791 A JP 54112791A JP 11279179 A JP11279179 A JP 11279179A JP S6056650 B2 JPS6056650 B2 JP S6056650B2
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JP
Japan
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vehicle
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alarm sound
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alarm
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JP54112791A
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JPS5638700A (en
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安久 竹内
清 八巻
則政 岸
正儀 溝手
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、車輌運転中に車外の各種警報音を認識して車
室内の運転者に報知する装置に関し、密閉可能な車室を
有する路上走行車輌全般に適用できるものである。
最近の車輌は快適な車内環境の維持のため、遮音性のよ
い気密構造の車室を有するものが多く、窓を締め切つて
運転していると、緊急車の通行警報、踏切りでの列車接
近警報、あるいは他の車輌の接近警報等、運転に必要な
車外警報音までも遮″音され、運転者が聞きとりにくい
場合がある。
その対策として、第1図に示すように、車輌1に車外音
を収音するマイクロホン2とマ・fクロホン出力信号を
増幅する増幅器3と増幅器出力信号を再生するスピーカ
4からなる拡声装置を装備し・て、車外音を車室内に放
送することが考えられているが、この案は騒音を含む車
外音のすべてを常時車室内に導入するため、車輛の騒音
に対する遮音効果を減殺するものとなり、車内環境をそ
こなうだけでなく、騒音による運転車の疲労等を考える
と、安全運転の見地からも好ましくない。本発明は上記
の点にかんがみてなされたもので、音響パタン認識装置
を用いて車外音のうち運転に必要な各種警報音を識別し
、該警報音の存在を警報伝達手段によつて車室内の運転
者に報知する構成とすることにより、車輛の安全運転お
よび交通秩序の維持に貢献する車室内への車外警報音伝
達装置を提供するものてある。本発明には特許請求の範
囲2〜6に記したような各種の実施態様がある。
以下、これを図面に基づいて説明する。第2図は本発明
の一実施例を示す図で、車輛の車室壁5に車外に向けて
取付けられたマイクロホン2と、増幅器3と、音響パタ
ン認識装置6と、車室内への警報伝達手段であるスピー
カ4およびスイッチ装置7から構成されている。
マイクロホン2は車外音を収音し、その電気信号は増幅
器3で増幅される。
音響パタン認識装置6は、出願人により出願中の発明で
発明の名称「車輛用音声駆動装置」の明細書に記載され
た実施例に示したように、1種以上の特定の音波(この
場合は車外警報音)を識別する装置で、あらかじめ識別
すべき車外警報音の特性(音圧スペクトル等)を符号化
して記憶部(図示せず)の中に格納してある。たとえば
、緊急車の警報音のうちサイレン音については、高音、
低音等1種以上の音.の特性を記憶させ、また゜゜ピポ
ー・ピポー゛等の電子音についても種類を考慮して1種
以上の音の特性を記憶させる。同様に、踏切り警報音や
他の車輛の警報音についても種類を考慮して1種以上の
音の特性を記憶させておくものとする。該音響!パタン
認識装置6は、増幅器3から送出される車外音の信号を
特性分析して、分析された音の特性を記憶されている複
数の音の特性と比較し、特性の差が総合的にみて一定値
以内にあることを検知したとき、識別すべき警報音の存
在を意味する識Z別信号をスイッチ装置7に送出する。
スイッチ装置7はこの識別信号に応じて増幅器3からの
車外音の信号をスピーカ4に導き、スピーカ4はその信
号を再生して車室内に放送する。すなわち、音響パタン
認識装置6の記憶部に登録されているものと同じ警報音
が車外に存在すると、その警報音を含む車外音の放送に
よつて車室内の運転者に車外警報音の存在を知らせる。
増幅器3にはスピーカの音量を調整するボリュームを付
けてもよいし、音響パタン認識装置6からの識別信号の
有無に関係なくスイッチ装置6を手動でオン、オフでき
るようなスイッチを別に設けてもよい。
) 第3図は本発明の他の実施例を示す図である。
第2図の実施例では、音響パタン認識装置で車外警報音
が認識された場合、車外の音をすべて車室内に放送する
ようにしているが、第3図の実施例は、運転に必要な車
外警報音の存在を、音響また・は音声発生装置で人工的
に発生する、車外警報音に近似した警報音または人間の
音声によつて車室内の運転者に知らせるもので、不必要
な騒音を完全に除外できるものである。本実施例は、車
外マイクロホン2と、増幅器3・と、音響パタン認識装
置6と、車室内への警報伝達手段であるスピーカ4およ
び音響発生装置8から構成されている。
車外マイクロホン2、増幅器3、スピーカ4は第2図の
実施例に用いたものと同一の機能を有する。音響パタン
認識装置6は、第2図の実施例と同じく、緊急車の発す
るサイレン音、電子音、踏切り警報音、他の車輛の警報
音等、それぞれの警報音について1種以上の特性を記憶
しているが、車外音の中に上記登録されている警報音と
同じ警報音があつた場合、1つの信号だけを出力するの
ではなく、たとえば上記した4種の警報音に分類して識
別し、それぞれ識別信号を音響発生装置8に送出する。
音響発生装置8として音響合成装置を用いた場合を例に
とると、音響発生装置8が音響パタン認識装置6から緊
急車のサイレン音の識別信号を受け取つた場合は、サイ
レン音に近似した警報音を合成してその信号をスピーカ
4に送り、スピーカ4はその警報音を車室内に放送する
。緊急車の発する電子音、踏切り警報音、他の車輛の警
報音等のサイレン音以外の車外警報音についても、同様
に近似の警報音を合成して放送する。この場合、上記の
ように警報音を4種に分けずに、代表する1種またはそ
れ以上の合成音として放送しても警報効果がある。また
、警報音でなく、たとえばサイレン音の代わりに「緊急
自動車が来ました。
左側に寄つて停車して下さい。」というような車外警報
音の意味する情報を人間の音声に合成して放送してもよ
い。音響または音声発生装置8としては、ディスクプレ
ーヤ、テープレコーダ等のような通常のメカニカル記憶
再生装置を用い、音響パタン認識装置6からの識別信号
により、あらかじめ録音された警報音あるいは人間の音
声を選択的に再生して放送することもできる。
第2図および第3図の各実施例において、警報伝達手段
4,7,8を、識別すべき車外警報音が存在する間だけ
作動させるか、あるいは信号保持(タイムディレー)手
段により識別すべき車外警報音が存在しなくなつた後も
所定時間持続して作動させるかの選択は自由であるが、
後者によれば車外警報音が断続音であつても運転者に正
しく伝達できる利点がある。
また、運転者が車外警報音の存在を認識した後、手動に
より所定時間スピーカ出力を停止させるスイッチ装置を
設けてもよい。
緊急車の警報音を受け取る場合、ドプラ効果により音源
が自車に対して近付く場合と遠ざかる場合とで観測され
る音の周波数が異なり、近付く場合には高い周波数とな
り、遠ざかる場合には低い周波数となる。
この点を考慮して、音響パタン認識装置に緊急車の警報
音の特性を記憶させる場合、音源が近付く場合と遠ざか
る場合の警報音の特性をそれぞれ1種以上記憶させてお
くと、この種警報音を正しく認識する確率がより高くな
る。また、緊急車が自車から遠ざかる場合には自車は停
止している必要がないので、上記の方法により緊急車が
自車に対して近付くのか、遠ざかるのかを判別して、近
付くときのみ警報を出すことも容易に実現できる。さら
に、第2図、第3図の各実施例に示したシステムを複数
個用い、指向性マイクロホンにより車外警報音の音源の
方向を検知して、たとえば自車の前方より警報音を受け
た場合は車室内の前側より放送するように、車外警報音
の音源の方向と車室内ての警報の伝達方向を合わせると
、より実感をもたせることができ、より安全確保に貢献
できる。
この場合、システム中のマイク、スピーカおよびスイッ
チ装置は必要な方向数だけ用い、他の装置は時分割によ
り共用する構成とすれば、より低価格で同じ効果を生む
ことができる。なお、警報伝達手段の媒体としては、前
述した音響、音声等の可聴信号だけでなく、ランプによ
る可視信号あるいは振動等、人間に情報を伝えることが
できるあらゆる媒体を利用できる。
以上説明したように本発明では、音響パタン認識装置に
より自車の運転に必要な車外警報音を識別し、前記車外
警報音の存在を車室内の運転者に報知するようにしたた
め、車室内に騒音を導入することが少く、騒音による運
転者の疲労を軽減し、運転の安全性を高める効果がある
また、最近の遮音性の良い車輛において窓を締め切つて
いても、運転に必要な車外警報音を運転者に適確に伝達
できるので、緊急車進路妨害や交差点での緊.急車との
衝突事故等の防止に役立ち、道路交通の安全確保および
交通秩序の維持に貢献することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の拡声装置を装備した車輛の略1図、第2
図および第3図は本発明の実施例を示すブロック図であ
る。 1・・・・・・車輛、2・・・・・・マイクロホン、3
・・・・・・増幅器、4・・・・・スピーカ、5・・・
・・・車室壁、6・・・・・・音響パタン認識装置、7
・・・・・スイッチ装置、8・・・・・・音夕響または
音声発生装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車外音を収音するマイクロホンと、該マイクロホン
    で収音された車外音のうち自車の運転に必要な車外警報
    音を識別する音響パタン認識装置と、該音響パタン認識
    装置からの識別信号によつて作動し、前記車外警報音の
    存在を車室内の運転者に報知する警報伝達手段を有する
    ことを特徴とする車室内への車外警報音伝達装置。 2 前記警報伝達手段は、車内放送用スピーカと、前記
    音響パタン認識装置からの識別信号に応じて前記マイク
    ロホンの出力信号を前記スピーカに導き再生させるスイ
    ッチ装置からなることを特徴とする特許請求の範囲1記
    載の車室内への車外警報音伝達装置。 3 前記警報伝達手段は、前記音響パタン認識装置から
    の識別信号に応じて車外警報音に対応する少なくとも1
    種の警報音を人工的に発生する音響発生装置を有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲1記載の車室内への車外
    警報音伝達装置。 4 前記警報伝達手段は、前記音響パタン認識装置から
    識別信号が出ている間作動し、かつ前記識別信号が出な
    くなつた後も所定時間作動を持続する信号保持機能を有
    することを特徴とする特許請求の範囲1〜3のいずれか
    に記載の車室内への車外警報音伝達装置。 5 前記音響パタン認識装置は、車外警報音を音源が自
    車に対して近付く場合と遠ざかる場合とで識別する機能
    を有することを特徴とする特許請求の範囲1〜4のいず
    れかに記載の車室内への車外警報音伝達装置。 6 前記音響パタン認識装置は、音源が自車に近付く場
    合に識別信号を出力することを特徴とする特許請求の範
    囲5記載の車室内への車外警報音伝達装置。
JP54112791A 1979-09-05 1979-09-05 車室内への車外警報音伝達装置 Expired JPS6056650B2 (ja)

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JPS5638700A JPS5638700A (en) 1981-04-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56135343A (en) * 1980-03-25 1981-10-22 Clarion Co Ltd Electronic siren
JPS56135350A (en) * 1980-03-25 1981-10-22 Clarion Co Ltd Electronic siren
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