JPS6056629B2 - 画像記録方法 - Google Patents

画像記録方法

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Publication number
JPS6056629B2
JPS6056629B2 JP10168478A JP10168478A JPS6056629B2 JP S6056629 B2 JPS6056629 B2 JP S6056629B2 JP 10168478 A JP10168478 A JP 10168478A JP 10168478 A JP10168478 A JP 10168478A JP S6056629 B2 JPS6056629 B2 JP S6056629B2
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JP
Japan
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vibration
ink
opening
voltage
recording paper
Prior art date
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Expired
Application number
JP10168478A
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English (en)
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JPS5528818A (en
Inventor
公一 江尻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP10168478A priority Critical patent/JPS6056629B2/ja
Publication of JPS5528818A publication Critical patent/JPS5528818A/ja
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Expired legal-status Critical Current

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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Duplication Or Marking (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は記録紙にインクを口答して画像を記録する方
法に関し、特に、記録紙の背面の電極とインクとの間に
選択的に電圧を印加することにより記録紙の表面に画像
を記録する方法に関する。
インクにより画像を記録するにおいては、従来、電荷
制御型や電界制御型のインク噴射ヘッドや、インクオン
デマンド型のインク噴射ヘッドが用いられているが、い
ずれもヘッドの振動子の1振動子当り1個の割合で生成
されるインク粒子で画像を形成するため記録速度が遅い
という問題がある。そのため従来においてはヘッド数あ
るいはノズル数を多くして、数画素又は1ライン分の画
素を同時に口答するマルチヘッドタイプのインク噴射装
置が提案されているが、このようにすると、装置価格が
高価となる、装置構成が複雑となり、かつインクによる
汚れが多くなる。記録画素密度が低くなる等の問題があ
る。 本発明の第1の目的は、インク印写記録において
記録速度を速くすることであり、第2の目的は機械的な
構造を簡単化してインク噴射ヘッドを単純なものとする
ことであり、第3の付加的な目的は、画素密度を高くす
ることである。
上記目的を達成するために本発明においては、振動を
良く伝達する板体にパルス状の振動(たとえば衝撃波)
を加えてその表面を振動させて該表面に接するインクに
振動を与え、かつ前記板体を振動が伝播している間に、
記録紙の背面電極とインクの間に選択的に電圧を印加し
て、この電圧の印加とインクの振動による盛り上がりと
の相乗効果により、ドット状にインクを記録する。
第1a図に本発明を実施する1つのインクジェット記録
ヘッドを示し、第1b図にそのIB−1B線断面図を示
す。
これらの図面において、1は、ガラス、プラスチック、
ゴムなどの振動を良く伝達する振動伝達板、2は外容器
、3はインク供給バイブである。なお、振動伝達板1は
、ガラス、プラスチック、ゴムなどの容器に水などの液
体を封入したものでもよい。外容器2にはスリット4が
形成されており、そのスリット4を取り囲む形にシール
ド電極5がメッキされており、シールド電極5の表面は
合成樹脂の薄い膜で被覆されている。6は導電性のドラ
ム、7はドラム6に巻回した記録紙である。
振動伝達板1の一端面には、ピエゾ素子を2枚の電極の
間に挾んだ電歪振動子81〜85が固着されており、ス
リット4直下の表面部には電極9がメッキされている。
この構成において、インク供給バイブ3を通して外容器
2内にインクを供給し、スリット4においてインクがメ
ニスカスを形成する程度に常時インク面の高さを保つて
、電歪振動子81〜85をパルス付勢して振動伝達板1
に振動を与えると、その振動がスリット4に沿つて伝播
する。電歪振動子81〜85のそれぞれに立上り勾配と
パルス幅が互に少しづつずれたパルスを印加することに
より、各電歪振動子81〜8,の励振により、振動伝達
板1にはそれぞれ第2図のa−eに示すような、周波数
が少しづつずれた振動が励起され、それらの合成波は第
2図のfに示すような、立上−リが鋭いパルス波となり
、これがスリット4に沿つて振動伝達板1を伝播する。
これにより振動伝達板1のスリット4に対向する表面が
振動し、それに接するインクに振動を与える。この振動
は前述のようにスリット4に沿つて移動するので、ス.
リフト4の開口よりインクがスポット状にに盛り上がり
、この盛り上りがスリット4に沿つて移動する。この盛
り上がりがあるときにドラム6と電極9の間に電圧を印
加すると、スリット4内のインクにドラム6に向かう吸
引力が働らき、インクーの盛り上がりが記録紙7の表面
に近づき、スリット4内のインクから切れて記録紙7の
表面に付着する。盛り上がりがスリット4の一端から他
端まで伝播する間ドラム6と電極9の間に電圧を印加し
続けると、記録紙7にはスリット4に相当する直線が記
録され、ドラム6に極く幅が挾いパルスを印加すると、
そのときに盛り上がりがあつた位置に対応する記録紙の
一点にドットが記録される。したがつて、電歪振動子8
1〜85の励振パルスに対して、ドラム6に印加するパ
ルスの位相を制御することにより、スリット4の長軸上
の任意の位置において記録紙7にドットを記録すること
ができる。これをインクオンデマンド型のイン″クジエ
ツト記録装置(単一ノズル)と比較すると、電歪振動子
81〜85の励振による振動の伝播がインクジェットヘ
ッドの主走査駆動に相当し、ドラム6と電極9間への電
圧印加がヘッドの噴射付勢に相当するが、本発明の場合
は、主走査速度が振動の伝播速度となるため記録速度が
きわめて速くなる。また、ドラム6に印加するパルス幅
を極く狭くすることにより、高い画素密度が得られる。
また、主走査方向には、連続した(つまりドット分割の
ない)記録をしうる。外容器2には、第3図に示すよう
に、ノズル10を直線状に配列形成してもよい。
第3図に示すインクジェット記録ヘッドにおいては、電
歪振動子81〜85は、表面弾性波を励起するように振
動伝達板1の表面に接合されている。表面弾性波を伝播
する態様の振動伝達板1は、第4a図に示すように、ほ
ぼ垂直に配置してもよい。
士のようにするときには第4b図(第4a図の■B−■
B線断面図)に示すように、スリット4の壁面に連続す
る形に垂直壁11を形成して、その壁面に振動伝達板1
の振動面を対向させる。以上に説明した実施例において
は、背面電極としてドラム6を示したが、背面電極とし
てはこの外に板状あるいはナイフエッジ状の導電体やマ
ルチスタイラスを用いうる。マルチスタイラスを用いる
ときには、各針状電極をスリット4に対向させ、各針状
電極に1ライン分の印写信号に対応した電圧を印加した
状態て電歪振動子81〜85をパルス励振し、次いで各
針状電極に次のラインの印写信号に対応したマイナス電
圧を印加するという具合に、各針状電極に電圧を印加す
ればよい。針状電極をグループに区分し、異るグループ
の針状電極を共通に接続する場合には、振動伝達板1に
おける振動の伝播に合わせて、共通接続線に時分割で印
写信号に応じて電圧を印加すればよい。以上説明したよ
うに、本発明は振動伝達板の振動伝播を利用してスリッ
ト又はノズルよりインクを噴射させるので、記録速度が
きわめて速くなると共に、ヘッドはきわめて簡単な構造
にしうる。また、画素密度が高い記録をしうる。
【図面の簡単な説明】 第1a図は本発明を実施するインクジェット記録ヘッド
を示す斜視図、第1b図はそのIB−1B線断面図、第
2図は第1a図に示す振動伝達板1を伝播する振動を示
す波形図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 長手方向に直線状にスリット又は小孔群等の開口を
    形成した容器内に振動伝達部材を収納し、該容器内にイ
    ンクを供給し、前記開口に記録紙の記録面を対向させて
    その裏面に背面電極を配置し、前記振動伝達部材に前記
    開口の配列方向に伝播する振動を与えて開口部のインク
    に上下動をする振動を与え、かつ、前記開口部のインク
    と背面電極の間に電圧を印加することにより前記開口か
    らインクを引き出して記録紙に印写する画像記録方法。 2 背面電極を前記開口に対向する1つの共通電極とし
    、振動伝達部材にパルス状に振動を印加し、この振動が
    前記開口に沿つて前記部材を伝播している間に、前記共
    通電極と開口部のインクとの間にパルス状の電圧を印加
    して、このパルス状の電圧が印加された時点に振動が伝
    播している位置のインクを記録紙に印写する前記特許請
    求の範囲第1項記載の画像記録方法。3 背面電極を開
    口に対向する複数個の針状電極とし、各針状電極とイン
    クの間に、振動伝達部材を伝播する振動が少なくともそ
    の直下を通過するとき選択的に電圧を印加し、この電圧
    と前記振動の相乗作用によりインクを記録紙に印写する
    前記特許請求の範囲第1項記載の画像記録方法。 4 振動伝達部材に、それに固着した電歪振動子のパル
    ス状の励振により、振動を与える前記特許請求の範囲第
    1項、第2項又は第3項記載の画像記録方法。
JP10168478A 1978-08-21 1978-08-21 画像記録方法 Expired JPS6056629B2 (ja)

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JP10168478A JPS6056629B2 (ja) 1978-08-21 1978-08-21 画像記録方法

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Publication Number Publication Date
JPS5528818A JPS5528818A (en) 1980-02-29
JPS6056629B2 true JPS6056629B2 (ja) 1985-12-11

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ID=14307161

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Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS56126551A (en) * 1980-03-11 1981-10-03 Toyoda Mach Works Ltd Machine tool with simplified preparatory replacement of tool magazine
US4387382A (en) * 1980-10-07 1983-06-07 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Ink recording apparatus
JPS60172437A (ja) * 1984-02-17 1985-09-05 Osaka Kiko Co Ltd ツ−ルカセツト交換装置
JPH027006Y2 (ja) * 1984-09-14 1990-02-20

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JPS5528818A (en) 1980-02-29

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