JPS6056549B2 - 塗装膜厚調節方法および装置 - Google Patents

塗装膜厚調節方法および装置

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Publication number
JPS6056549B2
JPS6056549B2 JP2638281A JP2638281A JPS6056549B2 JP S6056549 B2 JPS6056549 B2 JP S6056549B2 JP 2638281 A JP2638281 A JP 2638281A JP 2638281 A JP2638281 A JP 2638281A JP S6056549 B2 JPS6056549 B2 JP S6056549B2
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JP
Japan
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film thickness
coating
coating film
circuit
gap
Prior art date
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Expired
Application number
JP2638281A
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English (en)
Other versions
JPS57140667A (en
Inventor
宏 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyo Seikan Group Holdings Ltd
Original Assignee
Toyo Seikan Kaisha Ltd
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Publication date
Application filed by Toyo Seikan Kaisha Ltd filed Critical Toyo Seikan Kaisha Ltd
Priority to JP2638281A priority Critical patent/JPS6056549B2/ja
Publication of JPS57140667A publication Critical patent/JPS57140667A/ja
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  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はシート状、またはコイル状板の高速連続塗装
工程における塗装膜厚調節方法および装置に関する。
一般に、シート状あるいはロール状板の塗装工程にお
いて、該板の塗装膜の厚さを調節するには 塗装ローラ
の間隙を変化させることにより行なつていた。
ところで、この調節を行なう場合従来は、一担塗装ロ
ーラで塗装された板をオープンで焼付けもしくは乾燥さ
せた後、前記板の塗装膜の厚さを測定し、しかる後所望
の塗装膜の厚さにすべて塗装ローラ間の間隙を調節せね
ばならず非常に煩雑な作業が必要であつた。
さらに焼付、乾燥には時間がかかり、塗装厚を測定した
データを処理して、”このデータを人手によつて機械系
にフィードバックさせるため、その間は塗装ラインを停
止させるか、もしくは不安ながらラインを稼動させる以
外に方法がなかつた。また一担調節してもライン稼動中
の気温、湿度の変化や、あるいは塗料(溶剤)等による
塗装ローラ外径の変化により、通常作業者が気が付かぬ
うちに塗装膜の厚さにバラツキが生じてしまう欠点があ
つた。 本発明は上述した従来の塗装膜厚調節における
欠点に鑑みてなされたもので人手を介することなく、連
続塗装工程における塗装膜厚を制御する塗装膜厚調節方
法および装置を提供することを目的とする。
この目的を達成するために本発明は、塗装ローラ間か
ら排出された塗装後のシートの塗装膜厚を膜厚計により
ウェット状態で計測し、該計測値の複数枚の平均値を演
算回路により算出し、該平均値をフィードバック値とし
て塗装ローラの間隙を制御し、高速連続塗装工程におけ
る塗装ラインの完全自動化を達成する塗装膜厚調節方法
および装置を構成したものである。
以下本発明に係わる塗装膜厚調節方法および装置の一実
施例を添付図面とともに説明する。
第1図は本発明に係わる塗装膜厚調節方法および装置の
一実施例を示す説明図で、塗装板(シート)1は塗料を
含浸させた塗装ローラ2と送りローラ3とによりその上
面が塗装され送りコンベア4より排出される。この送り
コンベア4は両端に配設された駆動用ローラ5,6によ
り塗装板1を矢印A方向に移動させる。
この送りコンベア4の所定位置には塗装板1の輸送中に
、その塗装膜厚を算出するウェット膜厚計のプローブ7
と、塗装板1の枚数をカウントするフォトセンサ8 又
は近接センター が配設され、また前記ローラ6にはロ
ーラ5,6の回転に応じて、所定のパルスを発生し、塗
装板1の移動量をカウントするパルスジェネレータ9が
配設されている。
したがつてシート1が前記プローブ7、フォトセンサ8
又は近接センサー上を通過すると、ウェット膜厚計10
によりシート1枚分の塗装膜厚が連続的に測定されデー
タ形成回路11に入力される。
データ形成回路11及び膜厚計10より送出された信号
にもとづき膜厚に対応するデータを形成し、これをデー
タ読み込み回路12に送出する。なお、ウェット膜厚計
10としては超音波、赤外線、レーザ光線、X線等を用
いた装置により構成することができる。データ読み込み
回路12は上記データ形成回路11の出力データのほか
.に、前記フォトセンサ8又は近接センサーの出力信号
およびパルスジェネレータ9の出力信号が加えられてお
り、これらの信号を第1の平均塗装膜算出回路13に読
み込む。またデータ読み込み回路12は前記ウェット膜
厚計10を制御するためjの制御信号を発生する。第1
の平均塗装膜磁厚算出回路13は上記読み回路12によ
り読み込まれた信号にもとづきシート1枚分の平均塗装
膜厚を算出し第2の平均塗装膜厚算出回路14に加える
。第2の平均塗装膜厚算出回路14は、このシ・ート1
枚分の塗装膜厚を複数枚分(例えば10枚分)順次記憶
し、その平均値を算出して比較回路15に送出する。比
較回路15は塗装膜厚上下限設器16の出力レベル信号
と、前記第2の平均塗装膜厚算出回路14の出力信号と
を比較し、該塗装膜厚に対応する信号が上記レベル信号
の範囲内にあれば、例えば無出力とし、上記レベル信号
の範囲外にあれは、該レベル信号内におさめるべくロー
ルギャップ制御系30にギャップ調整信号を送出する。
ロールギャップ制御系30において、塗装ローラ2と送
りローラ3とのギャップHはロールギャップセンサ18
および測定器19により検出されロールギャップ調整量
比較回路17に送フ出される。ロールギャップ調整量比
較回路17は前記比較回路15より送出されたギャップ
調整量に相当する信号と、前記ロールギャップセンサ1
8により検出されたロールギャップに相当する信号とを
比・較し、これらを同一にすべくその偏差に相当する信
号を形成し、これをロールギャップ調整モータ駆動回路
20に送出する。
また、ロールギャップ調整量比較回路17は前記比較回
路15よりギャップ調整量に相当する信”号が入力され
ればランプ又はブザー等の警報器21に駆動信号を与え
警報器21を作動させる。
なお、上記実施例において、比較回路15の出力信号に
基づいてパルスモータ22を直接駆動しロールギャップ
Hを調節するように構成してもよいが実際はパルスモー
タ22の駆動力をギアボックス23を介してギャップH
を調整するので、ギアボックス23内の歯車のバックラ
ッシュ等により調整量に誤差が生じる。そこで上記実施
例では、ギャップセンサ18を設けてギャップHを直接
検出し、ギャップHをクローズループで制御するように
してこれを防止し、これによりシート1に形成される塗
装膜厚を一層正確に制御することが可能となる。また、
本実施例において上述したようにロールギャップHの調
節はパルスモータ22を用いて自動調節としたが、比較
回路15の出力信号を表示装置等により表示し、その表
示量に応じて、ロールギャップHを手動調節しても勿論
かまわない。
本発明は上述したような構成としたので、塗装ラインを
一担停止させてロールギャップを測定し塗装膜厚を調節
することなく、ラインを稼動させたまま塗装膜厚を調整
することが可能となり、生産性が向上するばかりでなく
製品のバラツキを解消することも可能となりその効果も
大きい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明係わる塗装膜厚調節方法および装置を示
す説明図である。 1・・・・・・塗装板(シート)、2,3・・・・・塗
装ローラ、4・・・・・・乾燥器、5,6・・・・・・
駆動用ローラ、7・・・・プローブ、8・・・・・・フ
ォトセンサ、9・・・・・・パルスジェネレータ、10
・・・・・・ウェット厚膜計、11・・・・データ形成
回路、12・・・・・・データ読み込み回路、13・・
・・・・第1の平均塗装膜厚算出回路、14・・・・第
2の平均塗装膜厚算出回路、15・・・・・・比較回路
、16・・・・・・塗装膜厚上下限設定器、17・・ロ
ールギャップ調整量比較回路、18・・・・・・ロール
ギャップセンサ、19・・・・・・ロールギャップ測定
器、20・・・・・・ロールギャップ調整モータ駆動回
路、21・・・・・・警報器、30・・・・・・ロール
ギャップ制御系。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 塗装ローラ間から排出された塗装後のシートの塗装
    膜厚を膜厚計によりウェット状態で計測し、演算回路に
    より該計測値の複数枚の平均値を算出し、該平均値をフ
    ィードバック値として前記塗装ローラの間隙を制御する
    塗装膜厚調節方法。 2 前記塗装ローラの間隙の制御は前記フィードバック
    値にもとづき自動制御されるものである特許請求の範囲
    第1項記載の塗装膜厚調節方法。 3 前記塗装ローラの間隙の制御は前記フィードバック
    値にもとづき手動制御されるものである特許請求の範囲
    第1項記載の塗装膜厚調節方法。 4 塗装ローラ間から排出された塗装後のシートの塗装
    膜厚をウェット状態で計測する計測計と、該膜厚計に出
    方にもとづき1シート分の塗装膜厚の平均値を算出する
    第1の演算回路と、該第1の演算回路の出力値複数シー
    ト分に関して平均する第2の演算回路と、塗装膜厚を予
    設定する設定回路と、該設定回路に設定された予設定膜
    厚と前記第2の演算回路の出力との偏差を算出する比較
    回路と、該比較回路の出力にもとづき前記塗装ローラの
    間隙を制御する制御系とを具えた塗装膜厚調節装置。
JP2638281A 1981-02-25 1981-02-25 塗装膜厚調節方法および装置 Expired JPS6056549B2 (ja)

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JPS57140667A JPS57140667A (en) 1982-08-31
JPS6056549B2 true JPS6056549B2 (ja) 1985-12-10

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JPH0335566Y2 (ja) * 1984-08-14 1991-07-29

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JPS61274761A (ja) * 1985-05-30 1986-12-04 Toyo Seikan Kaisha Ltd 自動塗膜量調整装置
JP2001340792A (ja) * 2000-06-01 2001-12-11 Nkk Corp ロール塗布装置および塗布方法

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