JPS605639Y2 - 電源投入時のトリガ−入力回路 - Google Patents
電源投入時のトリガ−入力回路Info
- Publication number
- JPS605639Y2 JPS605639Y2 JP10131380U JP10131380U JPS605639Y2 JP S605639 Y2 JPS605639 Y2 JP S605639Y2 JP 10131380 U JP10131380 U JP 10131380U JP 10131380 U JP10131380 U JP 10131380U JP S605639 Y2 JPS605639 Y2 JP S605639Y2
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- Japan
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- power
- switch
- trigger
- turned
- transistor
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Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、例えば停電対策のなされた電子機器に適した
電源投入時のトリが一入力回路に関する。
電源投入時のトリが一入力回路に関する。
例えば停電対策のなされた電子機器においては、交流電
源の投入を行う交流電源スィッチとは別に電子機器の主
要な負荷である電子回路に電源を投入する電源用リレー
が用いられている。
源の投入を行う交流電源スィッチとは別に電子機器の主
要な負荷である電子回路に電源を投入する電源用リレー
が用いられている。
また、交流電源スィッチにはモーメンタリスイッチが連
動するように設けられており、交流電源スィッチを閉操
作したときにモーメンタリスイッチは一時的に閉じ、直
ちに開に復帰するがこのモーメンタリスイッチの閉・開
動作に伴って単安定あるいは双安定のマルチバイブレー
タにトリガパルスが入力され、これによりマルチバイブ
レータから前述の電源用リレーを駆動するパルスが出力
され、主要な負荷である電子回路に電源の投入が行われ
る。
動するように設けられており、交流電源スィッチを閉操
作したときにモーメンタリスイッチは一時的に閉じ、直
ちに開に復帰するがこのモーメンタリスイッチの閉・開
動作に伴って単安定あるいは双安定のマルチバイブレー
タにトリガパルスが入力され、これによりマルチバイブ
レータから前述の電源用リレーを駆動するパルスが出力
され、主要な負荷である電子回路に電源の投入が行われ
る。
そして、停電が発生すると交流電源スィッチが閉のまま
電源用リレーが駆動前の状態に復帰する。
電源用リレーが駆動前の状態に復帰する。
その後停電が回復して給電状態となって交流電源スィッ
チから電源が投入されても、モーメンタリスイッチの閉
・開動作が行われないのでトリガパルスは発生せず、マ
ルチバイブレータからはパルスが出力されないので電源
用リレーは駆動されず、主要負荷である電子回路には電
源の投入はなされない。
チから電源が投入されても、モーメンタリスイッチの閉
・開動作が行われないのでトリガパルスは発生せず、マ
ルチバイブレータからはパルスが出力されないので電源
用リレーは駆動されず、主要負荷である電子回路には電
源の投入はなされない。
したがって、主要負荷である電子回路に電源の投入を行
うためには交流電源スィッチが閉じていることと関係な
く交流電源スィッチを操作しなければならない。
うためには交流電源スィッチが閉じていることと関係な
く交流電源スィッチを操作しなければならない。
本考案の目的は電源投入時単安定あるいは双安定マルチ
バイブレータの出力パルスを利用して電子回路を動作さ
せる際、マルチバイブレータを正常に動作させるため、
これに入力するトリがパルスの発生を電源投入後におい
て電源電圧が正規の電圧に上昇するまで遅らせることに
ある。
バイブレータの出力パルスを利用して電子回路を動作さ
せる際、マルチバイブレータを正常に動作させるため、
これに入力するトリがパルスの発生を電源投入後におい
て電源電圧が正規の電圧に上昇するまで遅らせることに
ある。
単安定あるいは双安定マルチバイブレータはトリガーパ
ルスを入力することによって出力側からパルスを発生す
る。
ルスを入力することによって出力側からパルスを発生す
る。
しかしこのときバイブレータに供給される電源電圧が正
規の電圧になっていないと、正常に動作しないようにな
っている。
規の電圧になっていないと、正常に動作しないようにな
っている。
]7たがって電源を含むマルチバイブレータでは、電源
を投入して後数ミリ秒の時間内にトリガーパルスを印加
しても、そのトリガー−パルスでマルチパイブレ・−夕
を正常に動作させることは困難である。
を投入して後数ミリ秒の時間内にトリガーパルスを印加
しても、そのトリガー−パルスでマルチパイブレ・−夕
を正常に動作させることは困難である。
すなわち第1図の例に示すように、交流電源1を電圧変
換と整流を行なって、マルチバイブレーク2およびトリ
ガー発生回路2′への供給電圧3を発生させるとき、電
源スィッチ4を投入した後、供給電圧3は整流回流に含
まれるフィルタ回路の時定数のため正常電圧に達するま
でに相当の時間を要する。
換と整流を行なって、マルチバイブレーク2およびトリ
ガー発生回路2′への供給電圧3を発生させるとき、電
源スィッチ4を投入した後、供給電圧3は整流回流に含
まれるフィルタ回路の時定数のため正常電圧に達するま
でに相当の時間を要する。
したがって電源スィッチ4を投入すると同時にトリが一
発生回路2′からのトリガー供給のためのモーメンタリ
形スイッチ5が投入されてもマルチバイブレーク2は動
作しない欠点をもっている。
発生回路2′からのトリガー供給のためのモーメンタリ
形スイッチ5が投入されてもマルチバイブレーク2は動
作しない欠点をもっている。
本考案は従来の欠点を除くために、電源スィッチ4と連
動するトリガー用スイッチ5の両接点のうち、一方の接
点にコンデンサを接続し、他方の接点はトランジスタの
ベースに接続するとともに供給電源との間にコンデンサ
を接続し、トランジスタの出を微分回路を通じてマルチ
バイブレータにトリガー出力を供給するようにして、電
源投入時にこれより若干遅れたトリガーを発生させ、こ
のトリガーをマルチバイブレータに人力するようにした
ものである。
動するトリガー用スイッチ5の両接点のうち、一方の接
点にコンデンサを接続し、他方の接点はトランジスタの
ベースに接続するとともに供給電源との間にコンデンサ
を接続し、トランジスタの出を微分回路を通じてマルチ
バイブレータにトリガー出力を供給するようにして、電
源投入時にこれより若干遅れたトリガーを発生させ、こ
のトリガーをマルチバイブレータに人力するようにした
ものである。
以下本考案を実施例により図面を参照して説明する。
第2図は本考案の実施例の回路図を示し、以下これにつ
いて説明すると、交流電源1を整流して得た直流電源3
により負のトリガーパルスで動作するマルチバイブレー
タ2を作動させるものであるが、電源スィッチ4を連動
して動作し電源スイッチ4投入時には閉路となるが、電
源スィッチ4とは無関係に直ちに開路となるモーメンタ
リ形のトリガー供給スイッチ5が設けられている。
いて説明すると、交流電源1を整流して得た直流電源3
により負のトリガーパルスで動作するマルチバイブレー
タ2を作動させるものであるが、電源スィッチ4を連動
して動作し電源スイッチ4投入時には閉路となるが、電
源スィッチ4とは無関係に直ちに開路となるモーメンタ
リ形のトリガー供給スイッチ5が設けられている。
このスイッチ5の接点の一方にはコンデンサ7と抵抗8
を接地間に接続する。
を接地間に接続する。
他方の接点はトランジスタ10の直流電源3にコンデン
サ6を介して接続されるとともに、抵抗9を介してトラ
ンジスタ10のベースに接続される。
サ6を介して接続されるとともに、抵抗9を介してトラ
ンジスタ10のベースに接続される。
またトランジスタ10のコレクタにはコンデンサ12と
抵抗13て構成された微分回路を通してマルチバイブレ
ータ2にトリガーパルスが供給される。
抵抗13て構成された微分回路を通してマルチバイブレ
ータ2にトリガーパルスが供給される。
いま電源スィッチ4を投入すると同時にトリガー用スイ
ッチ5も投入されると、スイッチ5は閉となりコンデン
サ6およびコンデンサ7を充電する。
ッチ5も投入されると、スイッチ5は閉となりコンデン
サ6およびコンデンサ7を充電する。
直流電源3の正規電圧に達するまでの立ち上り途中の電
源電圧を’Jcc、コンデンサ6および7の容量をそれ
ぞれC1,C2とすれば、スイッチ5が閉じられたとき
はトランジスタ10は1オフ−4であって、コンデンサ
6には だけの電位差を生じる。
源電圧を’Jcc、コンデンサ6および7の容量をそれ
ぞれC1,C2とすれば、スイッチ5が閉じられたとき
はトランジスタ10は1オフ−4であって、コンデンサ
6には だけの電位差を生じる。
次の時点でスイッチ5が開になると、コンデンサ7の電
位差は抵抗8を通じて放電し、コンデンサ6の電位差は
コンデンサ6と抵抗9のもつ時定数で放電し、トランジ
スタ10のエミッタ・ベース間に電流を流すためのトラ
ンジスタ10は1オン、となり、コレクタ抵抗11に電
位差を生じる。
位差は抵抗8を通じて放電し、コンデンサ6の電位差は
コンデンサ6と抵抗9のもつ時定数で放電し、トランジ
スタ10のエミッタ・ベース間に電流を流すためのトラ
ンジスタ10は1オン、となり、コレクタ抵抗11に電
位差を生じる。
コンデンサ6の放電が終り、コンデンサ6の電圧差がな
くなると、トランジスタ10のエミッタ・ベース間の電
圧は零ボルトとなるためトランジスタ10は1オフヨと
なり、コレクタの電圧は零ボルトとなる。
くなると、トランジスタ10のエミッタ・ベース間の電
圧は零ボルトとなるためトランジスタ10は1オフヨと
なり、コレクタの電圧は零ボルトとなる。
すなわちコレクタ抵抗11の電圧は、第3図のaのよう
に、電源スィッチ4を投入後電源電圧が正規電圧に達す
るまでの時間Tの間にコンデンサ6.7とトランジスタ
10の導通により上昇し、電源電圧が正規電圧になった
後において、コンデンサ6の電圧がコンデンサ6と抵抗
9の放電時定数により成る時間経過後トランジスタ10
が1オフ、するため急激に電圧は零となり、コレクタに
は一定の時間間隔を持った正のパルスを生じる。
に、電源スィッチ4を投入後電源電圧が正規電圧に達す
るまでの時間Tの間にコンデンサ6.7とトランジスタ
10の導通により上昇し、電源電圧が正規電圧になった
後において、コンデンサ6の電圧がコンデンサ6と抵抗
9の放電時定数により成る時間経過後トランジスタ10
が1オフ、するため急激に電圧は零となり、コレクタに
は一定の時間間隔を持った正のパルスを生じる。
次にコレクタの出力にたとえばコンデンサ12と抵抗1
3とより構成された微分回路を設けると、コレクタに生
じた第3図aのようなパルスは立ち上り時に正のトリガ
ーパルス14を、立ち下り時に負のトリガーパルス15
を生じて、第3図すのような波形の電圧を生腰正のパル
ス14はダイオードなどで取り去り、その中の負のパル
ス15を利用する。
3とより構成された微分回路を設けると、コレクタに生
じた第3図aのようなパルスは立ち上り時に正のトリガ
ーパルス14を、立ち下り時に負のトリガーパルス15
を生じて、第3図すのような波形の電圧を生腰正のパル
ス14はダイオードなどで取り去り、その中の負のパル
ス15を利用する。
ここにおいて、電源電圧が充分に規定電圧に達した時間
の後において負のパルスが発生するように、コンデンサ
6と7および抵抗9の値を決めることによってマルチバ
イブレータを確実に駆動することができる。
の後において負のパルスが発生するように、コンデンサ
6と7および抵抗9の値を決めることによってマルチバ
イブレータを確実に駆動することができる。
以上に述べたように、本考案によれば、電源投人時にお
いて、電源投入時点よりある一定時間、すなわち電源か
ら得られた直流電圧が充分規定電圧に達するまでの時間
だけ遅れてトリガーパルスを発生させ、このトリガーパ
ルスをマルチバイブレータの入力とすることによって、
マルチバイブレータの確実な動作を行なうことができ、
マルチバイブレークの出力を利用する機器の信頼度の向
上をはかることができる。
いて、電源投入時点よりある一定時間、すなわち電源か
ら得られた直流電圧が充分規定電圧に達するまでの時間
だけ遅れてトリガーパルスを発生させ、このトリガーパ
ルスをマルチバイブレータの入力とすることによって、
マルチバイブレータの確実な動作を行なうことができ、
マルチバイブレークの出力を利用する機器の信頼度の向
上をはかることができる。
第1図は従来のトリガー入力回路の説明用回路図、第2
図は本考案のトリガー入力回路の実施例の回路図、第3
図は第2図中の特定点の電圧波形図を示す。 なお図面に記載の符号は下記のものを示す。
図は本考案のトリガー入力回路の実施例の回路図、第3
図は第2図中の特定点の電圧波形図を示す。 なお図面に記載の符号は下記のものを示す。
Claims (1)
- 負のトリガー人力で動作する単安定または双安定マルチ
バイブレータにおいて、交流電源スイツチ投入により整
流直流電源電圧が次第に上昇する整流回路と、前記交流
電源スィッチと連動して動作するモーメンタリ形スイッ
チと、前記整流直流電源と接地間に前記モーメンタリ形
スイッチを中間に挾んで直列に接続された2個のコンデ
ンサと、前記モーメンタリ形スイッチの復旧後前記整流
直流電源側のコンデンサの抵抗を通じての放電により1
オンヨから1オフヨに移行するトランジスタと、このト
ランジスタ出力の微分回路とよりなり、前記微分回路か
らの負のパルスをマルチバイブレータのトリガー人力と
ることを特徴とする電源投入時のトリガー入力回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10131380U JPS605639Y2 (ja) | 1980-07-17 | 1980-07-17 | 電源投入時のトリガ−入力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10131380U JPS605639Y2 (ja) | 1980-07-17 | 1980-07-17 | 電源投入時のトリガ−入力回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5723033U JPS5723033U (ja) | 1982-02-05 |
JPS605639Y2 true JPS605639Y2 (ja) | 1985-02-21 |
Family
ID=29462791
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10131380U Expired JPS605639Y2 (ja) | 1980-07-17 | 1980-07-17 | 電源投入時のトリガ−入力回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605639Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-07-17 JP JP10131380U patent/JPS605639Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5723033U (ja) | 1982-02-05 |
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