JPS6056309A - 導電性シ−ト成型品 - Google Patents

導電性シ−ト成型品

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Publication number
JPS6056309A
JPS6056309A JP58163185A JP16318583A JPS6056309A JP S6056309 A JPS6056309 A JP S6056309A JP 58163185 A JP58163185 A JP 58163185A JP 16318583 A JP16318583 A JP 16318583A JP S6056309 A JPS6056309 A JP S6056309A
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JP
Japan
Prior art keywords
conductive
sheet
layer
molded product
conductive layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP58163185A
Other languages
English (en)
Inventor
英二 服部
斜木 輝男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Corp
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
Asahi Kasei Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd, Asahi Kasei Kogyo KK filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication of JPS6056309A publication Critical patent/JPS6056309A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 素子などの包装に適する導電性プラスチックシート成型
品に関するものである。
ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレンなどの
プラスチックを熱成型して、静電気障害に弱い物品の包
装に用いる場合、これらプラスチックシートは導電性を
有せず、その表面抵抗値が、(測定へ法は、JIS K
6911 に準拠、以下同じ)1°14Ω 以上もあシ
、その物自体も容易に帯電踵またこれと接触する物体を
つよく帯電させるので、帯電防止の処理が必要である。
本発明者等は、表面抵抗が低く、透明なプラスチック包
装材料の研究を行い、先に特願昭57−225022で
、帯電防止プラスチックフィルムについて特許出願を行
った。
上記発明を用いて、導電性を有しないプラスチックシー
トの表面および裏面に導電層を付けた、導電性プラスチ
ックシートの成型品を作り、その静電気障害に対する保
護性能について種々研究した結果、特殊な構造を付加し
た成型品が、特に実用上の静電気障害に対する保護性能
が大きいことを認め、本発明を完成した。
本発明は、導電性を有しないプラスチックシートの表面
および裏面に導電層を付けた導電性プラスチックシート
の成型品に、表面の導電層と裏面の導電層とを電気的に
接続する導電物質による接続筒部を設けた、導電性プラ
スチツク7−ト成型品である。プラスチックシートとし
ては、通常熟成型に用いる、ポリスチレン、ポリ塩化ビ
ニル、ポリプロピレンなどのシートが用いられる。この
シートの表面および裏面に、導電層を付けるには、導電
性物質を塗布したり、導電性のフィルムを積層したシす
る方法が用い得る。シート成型品として透明で表面強度
が強い表面導電層の形成方法として、実施例に例示する
ような、前述の特願昭57−225022号を用いる方
法が用い得る。
本発明の重装な点は、表面および裏面に導電層を有する
導電シートから成型した成型品に、表面の導電層と裏面
の導電層とを電気的に接続する導電物質による接続箇所
を設けることである。
接続に用い得る方法を例示する。
@2図は、金員のホッチキスの針4を用いる方法で、表
面層1と裏面層3とを、シートを貫通してかしめられた
針4で接続している。
第3図は、金属の鳩目を用いる方法で、シートを貫通し
てかしめられた鳩目4が、表面層1と裏面層3を接続し
ている。
第4図は、金属の縁材4を用いる方法で、縁材4が、表
面層1と裏面層3を接続している。
第S図は、導電性塗料による方法で、縁に塗布された導
電性塗料4が、表面層1と裏面層3とを接続している。
第6図は、穴に導電性塗料を用いる方法で、シートを貫
通する穴に塗布した導電性塗料4が、表面層lと裏面層
3を接続している。
第7図は、縁を巻きこむ方法で、表面層lを裏面層3と
接触するまで巻きこみ、1と3とを接続している。第8
図は、シートの溶断部を示したもので、加熱し溶断する
ことによって、溶断部4では表面層1と裏面層3とを接
続することができるので、成型品の中に、溶断部分を入
れることにより、表面層と裏面層との電気的な接続がで
きる。
電気的接続には、例示しだ以外にも、種々の手段がとり
得る。
以下実施例により説明する。
実施例1 カチオン性第4級アンモニウム官能基を含有するアクリ
ル系導電性樹脂90重量部と、カチオン性の導電剤であ
る混合アルキルトリメチルアンモニウムクロライド10
重量部との混合物のエチルアルコール溶液を、厚み15
0ミクpンの二軸延伸ポリスチレンシートの両面をコロ
ナ放電処理して、ぬれ眼力を41ダイン/cn1とした
面に、乾量で59−r/ln″塗布し、乾燥し、更にそ
の上に重ねて、アクリル系ラッカー用樹脂のイソプロパ
ツールとトルエン混合物溶液を、乾量でI Pr / 
m”塗布し乾燥した。塗布面は、表面、裏面ともに、表
面抵抗が4X10’Ωであった。このシートを用いて、
底面が15crnX 15cm 、上面開口部が30c
rn×30crn1深さが18tynの容器を熱成型し
た。容器に、第9図に示したように、リオン株式会社製
静電場測定器EAOa型を入れ、上面に、同じ導電ノー
トを用いてふたをした。容器とふたには、ホッチキスに
よって、第9図の4恭秒出に示したように、各1ケの電
気的接続箇所を設けた。ふたの上方に接近させて、ジエ
ンセン・サウンド・ラゼラトリイス社ε 発売のゼロスタットMXら、容器に向って放電した。
ゼロスタットは、先端に放電針を具えて居り、物体に放
電して、物体表面の静電気を変化させることができる。
放電を行うと、容器内の静電場測定器の読みは、I V
ol t/crn 以下で、直ちにゼロに減衰した。容
器は、外部からの、かなシ多量の電気量をもった放電に
対しても、内容物をよく保護できることがわかる。
比較例1 実施例1において、ホッチキスによる電気的接続箇所を
設けることなく、放電をおこなった。読みは、600 
Vol t/crnまで上昇して、直ちに減衰した。電
気的接続箇所を設けていない成型品では、外部よりの多
量の放電に対しては、内容物の保護が不十分であること
がわかる。
実施例2 実施例1において、ステーゾルの代りに、第5図例示の
ような金属の鳩目、第42図例示のような金属の縁材を
、それぞれ容器とふたに装着して放電し、実施例1と同
様の結果を得た。
実施例3 カチオン性第4級アンモニウム官能基を含有するアクリ
ル系導電性樹脂90重量部と、導電剤として、非イオン
系の界面活性剤4i情部とカチオン性の混合アルキルト
リメチルアンモニウムクロライド6重量部との混合物を
、メチルアルコールmKとし、ポリ塩化ビニルの200
ミクロンのシートに、乾量で4 !1l−r / m″
塗布乾燥し、その上に重ねてポリスチレンのトルエン溶
液を乾量で22〆m”塗布し乾燥した。両面をこのよう
に塗布したシートの塗布面の表面電気抵抗は、8×1o
6Ωであった。
このシートを用いて、実施例1と同様の容器を成型し、
その縁部に、第7図に示したような巻きこみ部を設けた
。又、ふたにも同様な巻きこみ部を設けた。実施例1と
同様にして、ゼロスタットから放電すると、読みは1.
5Volt/cmまで上って直ちに減衰した。
比較例2 実施例3の成型品で、縁部のまき込み部をつくることな
く、ゼロスタットから放電した。読みは800Volt
/αまで上昇し、直ちに減衰した。
電気的接続箇所を設けていない成型品では、外部よりの
多量の放電に対しては、内容物の保護が不十分であるこ
とがわかる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、導電性プラスチックシートの断面を示す。l
は表面導電層、2はシートの本体、3は裏面の導電層で
ある。 第2図、第3図、第4図、第5図、第6図、第7図は、
本発明の導電性シート成型品の断面の側を示したもので
ある。1は表面導電層、2はシート本体、3は裏面導電
層で、4は表面と裏面の導電層を電気的に接続する接続
筒部を示している。 第8図は、導電性プラスチックシートの溶断部分で、表
面の導電層と裏面の導電層とが接続している様子を示し
たものである。 第9図は、実施例における、外部放電のさいの容器内静
電場の測定の様子を示したものである。 八はアースした金属板の台、Bは導電性シートの成型品
、/八は表面の導電層、3務は裏面の導電層、dはふた
、/)%はふたの表面の導電層、3へはふたの裏面の導
電層、4はステーブルによる接続箇所、斗はふたのステ
ープルによる接続箇所、ρは静電場測定器である。 特許出願人 旭化成工業株式会社 第1図 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 導電性を有しないプラスチックシートの表面および裏面
    に導電層を付けた導電性プラスチックシートの成型品に
    、表面の導電層と裏面の導電層とを電気的に接続する導
    電性物質による接続筒部を
JP58163185A 1983-09-07 1983-09-07 導電性シ−ト成型品 Pending JPS6056309A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58163185A JPS6056309A (ja) 1983-09-07 1983-09-07 導電性シ−ト成型品

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58163185A JPS6056309A (ja) 1983-09-07 1983-09-07 導電性シ−ト成型品

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS6056309A true JPS6056309A (ja) 1985-04-01

Family

ID=15768865

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58163185A Pending JPS6056309A (ja) 1983-09-07 1983-09-07 導電性シ−ト成型品

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JP (1) JPS6056309A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4769179A (en) * 1985-03-20 1988-09-06 Mitsubishi Cable Industries, Limited Flame-retardant resin compositions
JP2013136417A (ja) * 2013-02-12 2013-07-11 Regulus Co Ltd 電子部品の収納容器

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58181487A (ja) * 1982-04-16 1983-10-24 Toyota Motor Corp 積層部材のスポツト溶接方法

Patent Citations (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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