JPS60558B2 - 水槽付ポンプ - Google Patents

Description

【発明の詳細な説明】 従来のポンプ装置は水槽とポンプ本体の据付けのために
別々の架台を必要とし、またポンプ本体と水槽との間を
吸込管で接続しなければならず、多くの裾付スペースを
必要とするのはかに配管上の問題があった。

最近、水槽内に水中モートルポンプを内蔵させたものが
提案されているが、水中モートルポンプは保守点検のさ
し、槽外に取出す作業が困難などの問題がある。

本発明は斯かる欠点を除去せんとするものであってＬそ
の特徴とするところはフロートの昇降で開閉が行われる
自動給水栓を設けた水槽内の下底隅角部に隔壁で仕切ら
れた小室を形成し、該室と水槽内を仕切弁を有する運適
管で蓮通させると共に、小室の側壁板には内方にポンプ
を、外方に藤封本体や電動機等を設けしめ、且つポンプ
吐出管は側壁板外方へ開放状態に取付けるのほか、水槽
上部には空気弁を備えた空気抜管を配設し、該空気抜管
の下端は小室の天井壁に取付けて４・室内と蓮通させて
なり、また小室の下底には下方に向けてドレン抜管を取
付けせしめた水槽付ポンプである。

以下本発明実施の一例を図面にもとづいて説明する。

１は水槽、２は該水槽の下方隅角部に隔壁３，３′を使
用して仕切った小室であって、該室２の側壁板４は水槽
１に対し、パッキング５及びボルトナット６を使用して
脱着目在となされる。

しかして該板４の小室２に向う内面にはポンプ７を取付
けるようになすのであり、これに対し反対側の外面には
該ポンプを駆動するためのモーター８が麹封体９を介し
て取付けられる。このさし、、１０は吐出管であってポ
ンプ７から外方に突出するようになして設けてあり、外
方に於て逆止弁、開閉弁などを介して給水管（何れも図
示せず）と接続されるようになされる。一方、１５は水
槽１と４・室２とを蓮通してなる蓬通管であって、水槽
１及び小室２の底面に夫々れパッキング１６及び１７を
使用し、取付け及び取外し可能に螺着されているのであ
り、このさし、１８は蓮通管１５の途中に設けた仕切弁
である。

他方、２０は小室２の天井壁面から水槽１の外方に向っ
て設けしめた空気抜管であって、上端には空気弁２１が
設けられてなる。また、２２及び２３は底面に設けたド
レン管及びドレン抜弁である。なお、図面に於て２４及
び２５は水槽１内に設けてある給水栓及びその自動作動
用フロートである。本発明装置は以上の如く構成せしめ
るのであって、ポンプ本体が水槽内にあってポンプ吸込
側の配管が不用となるので空気を吸込むなどの問題が無
く、しかもポンプの裾付スペースを必要としないで装置
全体をコンパクトになし得るのである。

またポンプを取出す際には連通警部の仕切弁１８を閉じ
、且つドレソ弁２３を開放することにより小室２内を簡
単に空にし、単に側壁板４を取外すことによって容易に
遂行できるのであって、配管や保守管理上に著効を秦せ
しめるものである。

【図面の簡単な説明】

図面は本発案装置の縦断面図である。 １・・・・・・水槽〜 ２……小室、３，３′…・・・
隔壁、４・・・・・・側壁板、７・・・…ポンプ「 ８
……モーター、９…・・・鞠封体、１０・・・…吐出管
、１５…・・・選通管「 １８・・・・・・仕切弁Ｌ
２０…・・・空気抜管、２１・・・・・・空気弁。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １ フロートの昇降で開閉の行われる自動給水栓を設け
   た水槽内の下底偶角部に隔壁で仕切られた小室を形成し
   、該室と水槽内を仕切弁を有する連通管で連通させると
   共に、小室の側壁板には内方にポンプを、外方に軸封本
   体や電動機等を設けしめ、且つポンプ吐出管は側壁板外
   方へ開放状態に取付けるのほか、水槽上部には空気弁を
   備えた空気抜管を配設し、該空気抜管の下端は小室の天
   井壁に取付けて小室内と連通させてなり、また小室の下
   底には下方に向けてドレン抜管が取付けてあることを特
   徴とした水槽付ポンプ。