JPS6055359B2 - 人工衛星の3軸姿勢制御方式 - Google Patents

人工衛星の3軸姿勢制御方式

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JPS6055359B2
JPS6055359B2 JP54040806A JP4080679A JPS6055359B2 JP S6055359 B2 JPS6055359 B2 JP S6055359B2 JP 54040806 A JP54040806 A JP 54040806A JP 4080679 A JP4080679 A JP 4080679A JP S6055359 B2 JPS6055359 B2 JP S6055359B2
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JP
Japan
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axis
wheel
momentum
satellite
pitch
Prior art date
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Application number
JP54040806A
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English (en)
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JPS55136696A (en
Inventor
賢二 岡田
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Publication of JPS55136696A publication Critical patent/JPS55136696A/ja
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、3軸安定衛星において2個のモーメンタム
ホイールと1個のりアクションホィールを用いた姿勢制
御方式に関するものである。
はじめに、三軸安定衛星における座標系を定義する。第
1図に示すように、軌道上1で安定姿勢にある人工衛星
2の衛星固定座標系Φ、と軌道座標系Φ。とが完全に一
致している時、軌道進行方向3を向く衛星主軸をロール
軸4(+XB軸)、地球中心方向5を向く衛星主軸をヨ
ー軸6(+ZB側))および両軸とともに右手直交系を
なす軸7をピッチ軸8(+YB部)と呼ぶ事にする。な
おEは地球、Pは太陽電池パネルである。従来のバイア
スモーメンタム方式の一例を第2図に示す。
図において、9はモーメンタムホイール、10はロール
リアクシヨンホイール、11はヨーリアクシヨンホイー
ル、12は姿勢角検出器である。モーメンタムホイール
9はその回転軸がピッチ軸8と平行であり、ピッチ軸方
向に大きな角運動量を与えると同時に、姿勢角検出器1
2より得られるピッチ姿勢誤差で加減速することによつ
てピッチ軸まわりの制御を行なう。一方ロール軸4は平
行な回転軸をもつロールリアクシヨンホイール10、及
びヨー軸6に平行な回転軸をもつヨーリアクシヨンホイ
ール11は、姿勢角検出器12より得られるロール姿勢
誤差および各りアクションホィールの回転数によつて駆
動され、モーメンタムホイールのもつ角運動量によるジ
ャイロ剛性を利用してロール軸及びヨー軸まわりの制御
を行なう。
しかし、この従来のバイアスモーメンタム方式では、モ
ーメンタムホイール9が故障した場合は、3軸制御の機
能が停止するという欠点があるばかりでなく、他の2個
のりアクションホィールのうちの1個が故障しても性能
が低下するという・欠点がある。
又、この方式では2個のりアクションホィールが回転数
零の所を通過するため、ホィールの静止摩擦トルクが問
題となる。この発明は上記の従来の方式の欠点を除去す
ることを目的として、2個のモーメンタムホイールと1
個のりアクションホィールにより構成され、任意の1個
のホィールの故障によつても性能を低下させないと同時
にホィールの静止摩擦トルクの問題を解決する方式を提
供する。
第3図に、この発明の一実施例を示す。
図いおいてりアクションホィール13の回転軸はヨー軸
6からピッチ軸8のまわりに角αだけオフセットしてい
る。平面14はりアクションホィール13の回転軸とピ
ッチ軸を含む平面である。モーメンタムホイール1,1
5の回転軸は平面14と平行でピッチ軸とのなす角はβ
1である。モーメンタムホイール216の回転軸は平面
14と平行でピッチ軸とのなす角はβ2である。ここで
β1とβ2は向きが反対である。このホィール構成によ
つて、モーメンタムホイール1,15が故障した時はモ
ーメンタムホイール2,16とりアクションホィール1
3、モーメンタムホイール2,16が故障した時はモー
メンタムホイール1,15とりアクションホィール13
、りアクションホィール13が故障した時はモーメンタ
ムホイール1,15とモーメンタムホイール,216の
組合せで、ロール軸及びピッチ軸について制御する。
他方、ヨー軸については,ヨー軸まわりの姿勢角を検出
していないため直接制御はしていないが、ピッチ軸方向
にバイアス角運動量を持たせており、そのバイアス角運
動量の効果により安定化する。
さらに平面14とヨー軸6のなす角を所定の角αだけオ
フセットさせると、ニユーテーシヨン運.動を制御する
にあたり、α=0の場合に比べて、りアクションホィー
ルの制御トルクとロール姿勢角との伝達特性を,変化さ
せ位相進み効果(αく0の場合)または位相遅れ効果(
α〉0の場合)を持たせることができるので、これを利
用すると.制御系安定のために制御回路て過度の位相補
償をする必要がなくなるため、ノイズに対して強い特性
をもたせる事ができる。
又,モーメンタムホイール1,15、モーメンタムホイ
ール2,16をピッチ軸からβ1,β2だけ傾けてある
ので、モ(−メンタムホイール1,2,15,16のい
ずれか一方が故障し、残りのモーメンタムホイールとり
アクションホィールとで制御する場合、モーメンタムホ
イールの角運動量は、ピッチ軸に平行な成分と同時にロ
ール/ヨー面内でりアクションホィールの回転軸と平行
な成分が発生する。制御系は、この角運動量をりアクシ
ョンホィールで打ち消しロール姿勢誤差が零となるよう
に構成しているため、りアクションホィールはバイアス
速度のまわりで使用され、ホィール速度が零を通過する
のを避ける事ができる。第4図は、この発明のホィール
構成における制御系のブロック図の一例を示したもので
ある。
3)個のホィール13,15,16のうちどのホィール
を使うかは、ホィールドライバオンオフ信号17によつ
て選択し、その選択された2個のホィールに駆動信号発
生回路18から駆動信号19を送る。
ホィールの駆動信号19は姿勢角検出器12・から得ら
れる姿勢角信号20、及び選択したホィールのタコメー
タ信号21を入力として生成される。以上のようにこの
発明によれば、バイアスモーメンタム方式による3軸姿
勢制御の衛星において”ホィール故障時の制御精度の低
下を防ぐことができるとともにりアクションホィールの
静止摩擦トルクの問題を解決することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一般的な3軸安定衛星が軌道上で完全に制御さ
れている時の衛星座標系Φ9と軌道座標系Φ。 との関係を示す説明図、第2図は従来のバイアスモーメ
ンタム方式による3軸安定衛星のホィールと姿勢角検出
器の配置を示した図、第3図はこの発明の一実施例によ
るバイアスモーメンタム方式3軸安定衛星のホィールと
姿勢角検出器の配置を示した図、第4図はこの発明によ
る姿勢制御系のブロック図てあり、1は人工衛星の軌道
、2は人工衛星の本体、3は人工衛星の軌道進行方向、
4は人工衛星のロール軸、5は軌道上で地球中心に向く
軸、6は人工衛星のヨー軸、7は軌道上て軌道方向と、
地球中心を向く軸と右手系をなす軌道面に垂直な軸、8
は人工衛星のピッチ軸、9はモーメンタムホイール、1
0はロールリアクシヨンホイール、11はヨーリアクシ
ヨンホイール、12は姿勢角検出器、13はりアクショ
ンホィール、14はりアクションホィールの回転軸と衛
星のピッチ軸を含む平面、15はモーメンタムホイール
1、16はモーメンタムホイール2、17はホィールド
ライバオンオフ信号、18は信号処理及びホィール駆動
信号発生回路、19はホィール駆動信号、20は姿勢角
信号、21はホィールのタコメータ信号である。なお図
中同一あるいは相当部分には同一符号を1して示してあ
る。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 人工衛星の質量中心を原点とする衛星に固定された
    直交座標系の3軸をロール、ヨーおよびピッチと定義し
    、ピッチ軸に垂直な平面内でピッチ軸のまわりにヨー軸
    から、所定の角だけオフセットした回転軸をもつ1個の
    リアクションホイールと、上記リアクションホイールの
    回転軸とピッチ軸を含む平面もしくはそれに平行な平面
    内にあり、その平面に垂直な軸のまわりにピッチ軸から
    正にオフセットした回転軸をもつ第1のモーメンタムホ
    イール及び負にオフセットした回転軸をもつ第2のモー
    メンタムホイールを有し、姿勢角検出器により、ロール
    軸及びピッチ軸のまわりの姿勢誤差を検出し、上記姿勢
    角検出器の出力信号を用いて上記3個のホイールのうち
    同時に2個以上のホイールを駆動する事によつて上記の
    3軸を安定させるようにしたことを特徴とする人工衛星
    の3軸姿勢制御装置。
JP54040806A 1979-04-04 1979-04-04 人工衛星の3軸姿勢制御方式 Expired JPS6055359B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP54040806A JPS6055359B2 (ja) 1979-04-04 1979-04-04 人工衛星の3軸姿勢制御方式

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JP54040806A JPS6055359B2 (ja) 1979-04-04 1979-04-04 人工衛星の3軸姿勢制御方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS55136696A JPS55136696A (en) 1980-10-24
JPS6055359B2 true JPS6055359B2 (ja) 1985-12-04

Family

ID=12590875

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2639617B2 (ja) * 1993-08-20 1997-08-13 オリオン機械株式会社 酪農施設の給餌装置

Non-Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
AIAA COMMUNICATIONS SATELLITE SYSTEM CONFERENCE=1978 *
AIAA MECHANICS AND CONTROL OF FIGHT CONFERENCE=1974 *
ATTITUDE AND ORBIT CONTROL SYSTEMS=1977 *
STUDY OF ATTITUDE CONTROL AND STABILISATION SYSTEM EMPLOYING MULTIPLE FIXED WHEELS=1973 *

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2639617B2 (ja) * 1993-08-20 1997-08-13 オリオン機械株式会社 酪農施設の給餌装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS55136696A (en) 1980-10-24

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