JPH0471757B2 - - Google Patents
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- JPH0471757B2 JPH0471757B2 JP60156302A JP15630285A JPH0471757B2 JP H0471757 B2 JPH0471757 B2 JP H0471757B2 JP 60156302 A JP60156302 A JP 60156302A JP 15630285 A JP15630285 A JP 15630285A JP H0471757 B2 JPH0471757 B2 JP H0471757B2
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- roll
- wheel
- angle
- sensor
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 12
- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 15
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 15
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 238000004088 simulation Methods 0.000 description 2
- 230000001052 transient effect Effects 0.000 description 2
- 230000001808 coupling effect Effects 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000002452 interceptive effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は、定常運用時の人工衛星の姿勢制御
装置に関するものである。
装置に関するものである。
従来、人工衛星の三軸姿勢制御装置としては、
日本自動制御協会発刊“システムと制御”、
vo127、no.6「人工衛星の三軸姿勢制御」に示され
るように、ゼロモーメンタム方式(第3図)と、
バイアスモーメンタム方式(第4図)がある。1
はロール/ヨー検出装置(地球センサ)、2はロ
ール/ヨー検出装置電子回路、3はヨーセンサ、
4はヨーセンサ電子回路、5は姿勢制御装置、1
1,9,7はそれぞれロール、ピツチ、ヨーホイ
ール、10,8,6はそれぞれロール、ピツチ、
ヨーホイール駆動回路である。
日本自動制御協会発刊“システムと制御”、
vo127、no.6「人工衛星の三軸姿勢制御」に示され
るように、ゼロモーメンタム方式(第3図)と、
バイアスモーメンタム方式(第4図)がある。1
はロール/ヨー検出装置(地球センサ)、2はロ
ール/ヨー検出装置電子回路、3はヨーセンサ、
4はヨーセンサ電子回路、5は姿勢制御装置、1
1,9,7はそれぞれロール、ピツチ、ヨーホイ
ール、10,8,6はそれぞれロール、ピツチ、
ヨーホイール駆動回路である。
第3図のゼロモーメンタム方式では、姿勢制御
を三軸独立に行う。即ち、ロール角は地球センサ
1によつて検出され、ロールホイール11の回転
速度を変化させることによつてロール角の制御を
行う。同様に、ピツチ角は地球センサ1によつて
検出され、ピツチホイール9の回転速度を変化さ
せることによつてピツチ角の制御を行う。ヨー角
はヨーセンサ3によつて検出され、ヨーホイール
7の回転速度を変化させることによつてヨー角の
制御を行う。
を三軸独立に行う。即ち、ロール角は地球センサ
1によつて検出され、ロールホイール11の回転
速度を変化させることによつてロール角の制御を
行う。同様に、ピツチ角は地球センサ1によつて
検出され、ピツチホイール9の回転速度を変化さ
せることによつてピツチ角の制御を行う。ヨー角
はヨーセンサ3によつて検出され、ヨーホイール
7の回転速度を変化させることによつてヨー角の
制御を行う。
第4図のバイアスモーメンタム方式では、ジヤ
イロ剛性を利用することからロール/ヨー軸が強
い連性効果をもつ。同じバイアスモーメンタム方
式でも、ホイール構成によつて制御装置は異なる
が、ここでは、1モーメンタムホイール、1リア
クシヨンホイール、コンフイギレーシヨンのコン
トロールドバイアスモーメンタム方式を考えるこ
とにする。ロール角は地球センサ1によつて検出
され、ヨーホイール7の回転速度を変化させるこ
とによつてロール角の制御を行う。ヨー角はピツ
チホイールのバイアスモーメンタムによるジヤイ
ロ剛性と軌道運動カツプリングによるロール/ヨ
ー変換を利用して、ロール角を制御することによ
り受動的に行われる。
イロ剛性を利用することからロール/ヨー軸が強
い連性効果をもつ。同じバイアスモーメンタム方
式でも、ホイール構成によつて制御装置は異なる
が、ここでは、1モーメンタムホイール、1リア
クシヨンホイール、コンフイギレーシヨンのコン
トロールドバイアスモーメンタム方式を考えるこ
とにする。ロール角は地球センサ1によつて検出
され、ヨーホイール7の回転速度を変化させるこ
とによつてロール角の制御を行う。ヨー角はピツ
チホイールのバイアスモーメンタムによるジヤイ
ロ剛性と軌道運動カツプリングによるロール/ヨ
ー変換を利用して、ロール角を制御することによ
り受動的に行われる。
ピツチ軸は他の2軸と独立に考えることがで
き、地球センサ1によつてピツチ角が検出され、
ピツチホイール9の回転速度を変化させることに
よつてピツチ角の制御を行う。
き、地球センサ1によつてピツチ角が検出され、
ピツチホイール9の回転速度を変化させることに
よつてピツチ角の制御を行う。
ゼロモーメンタム装置では、三軸をそれぞれ独
立に制御するため、姿勢制御ロジツクは簡単なも
のでよく、姿勢制御精度も高い制御系を実現する
ことができる。しかし、ヨーセンサの常時使用が
前提であることからシステムのインテグリテイ
(保全性)が低いと言わざるをえない。バイアス
モーメンタム方式では、ピツチバイアスモーメン
タムのジヤイロ剛性によつて受動安定が実現され
ており、たとえ制御系が働かなくともある程度は
姿勢を維持することができる。ところが、ロー
ル/ヨー軸の強いカツプリング効果によつて、お
互いの姿勢擾乱が影響し合い高精度の姿勢精度を
実現することは困難である。また、高精度の姿勢
精度を実現するために1モーメンタムホイール、
2リアクシヨンホイール・コンフイギレーシヨン
のコントロールドバイアスモーメンタム方式を採
用した場合の姿勢制御ロジツクの設計は、2入力
2出力の多変数制御系設計となり、従来の1入力
1出力における設計手法では対処しきれない。
立に制御するため、姿勢制御ロジツクは簡単なも
のでよく、姿勢制御精度も高い制御系を実現する
ことができる。しかし、ヨーセンサの常時使用が
前提であることからシステムのインテグリテイ
(保全性)が低いと言わざるをえない。バイアス
モーメンタム方式では、ピツチバイアスモーメン
タムのジヤイロ剛性によつて受動安定が実現され
ており、たとえ制御系が働かなくともある程度は
姿勢を維持することができる。ところが、ロー
ル/ヨー軸の強いカツプリング効果によつて、お
互いの姿勢擾乱が影響し合い高精度の姿勢精度を
実現することは困難である。また、高精度の姿勢
精度を実現するために1モーメンタムホイール、
2リアクシヨンホイール・コンフイギレーシヨン
のコントロールドバイアスモーメンタム方式を採
用した場合の姿勢制御ロジツクの設計は、2入力
2出力の多変数制御系設計となり、従来の1入力
1出力における設計手法では対処しきれない。
この発明は、かかる問題を改善するためのもの
である。即ち、太陽センサ使用時にはピツチバイ
アスモーメンタムをヨーレートフイードバツク信
号によつてキヤンセルし、ヨーからロールの影響
を断ち、非干渉化することによつて、ゼロモーメ
ンタム方式と同等の特性を実現する。また、太陽
センサ不使用時にはヨー信号が消えるため、ピツ
チバイアスモーメンタムによるコントロールドバ
イアスモーメンタム方式に自動的に移行する。本
装置により、ゼロモーメンタム方式とバイアスモ
ーメンタム方式との長所を組み合わせた人工衛星
の姿勢制御装置を実現するものである。
である。即ち、太陽センサ使用時にはピツチバイ
アスモーメンタムをヨーレートフイードバツク信
号によつてキヤンセルし、ヨーからロールの影響
を断ち、非干渉化することによつて、ゼロモーメ
ンタム方式と同等の特性を実現する。また、太陽
センサ不使用時にはヨー信号が消えるため、ピツ
チバイアスモーメンタムによるコントロールドバ
イアスモーメンタム方式に自動的に移行する。本
装置により、ゼロモーメンタム方式とバイアスモ
ーメンタム方式との長所を組み合わせた人工衛星
の姿勢制御装置を実現するものである。
この発明におけるロール出力は、太陽センサ使
用時にはヨー角からの影響を受けないため、精度
良く制御することができる。
用時にはヨー角からの影響を受けないため、精度
良く制御することができる。
第1図は、この発明による人工衛星の姿勢制御
装置の一実施例を示す全体構成図である。この実
施例は、第1図から明らかなように、人工衛星の
姿勢角のうち、ロール角、ピツチ角を検出するロ
ール/ピツチ検出装置1−例えば、地球センサ
ー、及びその電子回路2と、ヨー角を検出するヨ
ー検出装置3−例えば、太陽センサー、及びその
電子回路4とから入力された信号により、人工衛
星の姿勢角、及び姿勢角の変化率を、目標の姿勢
角、及び姿勢角の変化率へ到達するように、ヨー
ホイール7、ピツチホイール9、ロールホイール
11の回転速度を変化させるために、それぞれの
ホイールの駆動回路6,8,10に制御信号を出
力する姿勢制御装置とによつて構成されている。
装置の一実施例を示す全体構成図である。この実
施例は、第1図から明らかなように、人工衛星の
姿勢角のうち、ロール角、ピツチ角を検出するロ
ール/ピツチ検出装置1−例えば、地球センサ
ー、及びその電子回路2と、ヨー角を検出するヨ
ー検出装置3−例えば、太陽センサー、及びその
電子回路4とから入力された信号により、人工衛
星の姿勢角、及び姿勢角の変化率を、目標の姿勢
角、及び姿勢角の変化率へ到達するように、ヨー
ホイール7、ピツチホイール9、ロールホイール
11の回転速度を変化させるために、それぞれの
ホイールの駆動回路6,8,10に制御信号を出
力する姿勢制御装置とによつて構成されている。
第2図は、本装置のロール/ヨー系を示すブロ
ツク図である。ロール角、ヨー角は、それぞれ地
球センサ、太陽センサによつて検出され、系にフ
イードバツクされて誤差信号を生成する。ロール
角、ヨー角誤差信号は、12〜15のPDゲイン
によつて補償され、16〜18のカツプリングフ
アクタを経過したのち、アクチユエータであるホ
イールのコマンド信号となる。ここで12はロー
ルレートゲイン、13はロールポジシヨンゲイ
ン、14はヨーレートゲイン、15はヨーポジシ
ヨンゲインである。また16はロールレート信号
からヨーへのカツプリングフアクタ、17はロー
ル信号からヨーへのカツプリングフアクタ、18
はヨーレート信号からロールへのカツプリングフ
アクタである。ホイールコマンド信号によつてホ
イールが駆動されると、19〜22のダイナミク
スに伝わり、姿勢角ロール、ヨーが変化する。同
時に、外乱Hx、Hzがシステムに加えられる。こ
こで19はロール慣性ダイナミクス、22はヨー
慣性ダイナミクス、20,21はピツチバイアス
モーメンタムによるロール/ヨーカツプリングで
ある。
ツク図である。ロール角、ヨー角は、それぞれ地
球センサ、太陽センサによつて検出され、系にフ
イードバツクされて誤差信号を生成する。ロール
角、ヨー角誤差信号は、12〜15のPDゲイン
によつて補償され、16〜18のカツプリングフ
アクタを経過したのち、アクチユエータであるホ
イールのコマンド信号となる。ここで12はロー
ルレートゲイン、13はロールポジシヨンゲイ
ン、14はヨーレートゲイン、15はヨーポジシ
ヨンゲインである。また16はロールレート信号
からヨーへのカツプリングフアクタ、17はロー
ル信号からヨーへのカツプリングフアクタ、18
はヨーレート信号からロールへのカツプリングフ
アクタである。ホイールコマンド信号によつてホ
イールが駆動されると、19〜22のダイナミク
スに伝わり、姿勢角ロール、ヨーが変化する。同
時に、外乱Hx、Hzがシステムに加えられる。こ
こで19はロール慣性ダイナミクス、22はヨー
慣性ダイナミクス、20,21はピツチバイアス
モーメンタムによるロール/ヨーカツプリングで
ある。
ロール/ヨー系の簡略された姿勢方程式は、次
の通りである。
の通りである。
Ixφ〓+hBψ=Hx−hx
Izψ〓−hBφ=Hz−hz
但し、Ixはロール軸慣性モーメント、Izはヨー
軸慣性モーメント、φはロール角、ψはヨー角、
hBはピツチバイアスモーメンタム、Hxは衛星に
加えられるロール外乱モーメント、Hzは衛星に
加えられるヨー外乱モーメント、hxはロールホ
イール制御モーメンタム、hzはヨーホイール制
御モーメンタムである。
軸慣性モーメント、φはロール角、ψはヨー角、
hBはピツチバイアスモーメンタム、Hxは衛星に
加えられるロール外乱モーメント、Hzは衛星に
加えられるヨー外乱モーメント、hxはロールホ
イール制御モーメンタム、hzはヨーホイール制
御モーメンタムである。
上記のように構成された姿勢制御装置におい
て、ホイール制御則は、次の通りである。
て、ホイール制御則は、次の通りである。
a ヨーセンサON時
−hx=(Kdx+Kpx/s)(φc−φ)+γKdz(ψc−
ψ)
−hz=−(αKdx+βKpx/s)(φc−φ)
+(Kdz+Kpz/s)(ψc−ψ)
b ヨーセンサOFF時
−hx=(Kdx+Kpx/s)(φc−φ)
−hz=−(αKdx+βKpx/s)(φc−φ)
但し、Kdxはロールレートゲイン、Kdzはヨー
レートゲイン、Kpxはロールポジシヨンゲイン、
Kpzはヨーポジシヨンゲイン、φcはロール角コ
マンド、ψcはヨー角コマンド、αはロールレー
ト信号からヨーへのカツプリングフアクタ、βは
ロール信号からヨーへのカツプリングフアクタ、
γはヨーレート信号からロールへのカツプリング
フアクタである。
レートゲイン、Kpxはロールポジシヨンゲイン、
Kpzはヨーポジシヨンゲイン、φcはロール角コ
マンド、ψcはヨー角コマンド、αはロールレー
ト信号からヨーへのカツプリングフアクタ、βは
ロール信号からヨーへのカツプリングフアクタ、
γはヨーレート信号からロールへのカツプリング
フアクタである。
ここで、α,β,γのカツプリングフアクタを
調整することにより、ヨーセンサ使用時にはピツ
チバイアスモーメンタムをヨーレートフイードバ
ツク信号によつてキヤンセルすることができる。
このとき、ロール/ヨー系の閉ループ方程式は、
次の通りである。
調整することにより、ヨーセンサ使用時にはピツ
チバイアスモーメンタムをヨーレートフイードバ
ツク信号によつてキヤンセルすることができる。
このとき、ロール/ヨー系の閉ループ方程式は、
次の通りである。
a ヨーセンサON時
b ヨーセンサOFF時
ヨーセンサON時にヨーからロールの影響を断
ち、非干渉化した結果、ヨーセンサON時から
OFF時には勿論、OFF時からON時のヨー過渡応
答はロールに影響しない。
ち、非干渉化した結果、ヨーセンサON時から
OFF時には勿論、OFF時からON時のヨー過渡応
答はロールに影響しない。
本装置の姿勢制御系は、ヨーセンサON時には
ゼロモーメンタム装置、ヨーセンサOFF時には
バイアスモーメンタム方式の特性を持ち、何れの
場合でも安定性の保証されている系を採用するこ
とができる。
ゼロモーメンタム装置、ヨーセンサOFF時には
バイアスモーメンタム方式の特性を持ち、何れの
場合でも安定性の保証されている系を採用するこ
とができる。
本装置の姿勢制御系においては、ロール系は独
立に設計することができる。またヨー系は設計さ
れたロールを考慮して設計される。残された非対
角項はヨーセンサOFF時の特性により決定され
る。
立に設計することができる。またヨー系は設計さ
れたロールを考慮して設計される。残された非対
角項はヨーセンサOFF時の特性により決定され
る。
第5図は、本装置の性能を確認するための数値
シミユレーシヨン例である。ヨーセンサON,
OFF、ONを10分ずつ切換え、衛星に一定外乱を
加えたときの姿勢角、ホイール駆動コマンドを示
した。本図によつて、次のことが確認される。
シミユレーシヨン例である。ヨーセンサON,
OFF、ONを10分ずつ切換え、衛星に一定外乱を
加えたときの姿勢角、ホイール駆動コマンドを示
した。本図によつて、次のことが確認される。
ロール角は常に目標値に制御される。一方、ヨ
ー角はヨーセンサON時には目標値に制御される
のに対し、ヨーセンサOFF時には誤差を生じる。
そのため、ヨーセンサON時からOFF時にヨー角
に過渡応答が発生するが、非干渉化によつてロー
ル角には影響が及ばない。
ー角はヨーセンサON時には目標値に制御される
のに対し、ヨーセンサOFF時には誤差を生じる。
そのため、ヨーセンサON時からOFF時にヨー角
に過渡応答が発生するが、非干渉化によつてロー
ル角には影響が及ばない。
この発明は以上説明した通り、人工衛星の姿勢
制御系において、ヨーセンサ使用時にはピツチバ
イアスモーメンタムをヨーレートフイードバツク
信号によつてキヤンセルするといつた簡単な構造
によつて、ヨーセンサON時にはゼロモーメンタ
ム装置、ヨーセンサOFF時にはバイアスモーメ
ンタム方式の特性を持たせることができ、安定な
姿勢制御系を構成することができるという効果が
ある。
制御系において、ヨーセンサ使用時にはピツチバ
イアスモーメンタムをヨーレートフイードバツク
信号によつてキヤンセルするといつた簡単な構造
によつて、ヨーセンサON時にはゼロモーメンタ
ム装置、ヨーセンサOFF時にはバイアスモーメ
ンタム方式の特性を持たせることができ、安定な
姿勢制御系を構成することができるという効果が
ある。
第1図はこの発明の一実施例を示す構成図、第
2図はこの発明の一実施例を示すロール/ヨー系
ブロツク図、第3図は従来の人工衛星の姿勢制御
装置の1つであるゼロモーメンタム方式を示す構
成図、第4図は従来の人工衛星の姿勢制御装置の
1つであるバイアスモーメンタム方式を示す構成
図、第5図はこの発明の一実施例の性能を確認す
るためのシミユレーシヨン例である。 図において、1はロール/ピツチ検出装置、2
はロール/ピツチ電子回路、3はヨー検出装置、
4はヨー電子回路、5は姿勢制御装置、6はヨー
ホイール駆動回路、7はヨーホイール、8はピツ
チホイール駆動回路、9はピツチホイール、10
はロールホイール駆動回路、11はロールホイー
ル、12はロールレートゲイン、13はロールポ
ジシヨンゲイン、14はヨーレートゲイン、15
はヨーポジシヨンゲイン、16はロールレート信
号からヨーへのカツプリングフアクタ、17はロ
ール信号からヨーへのカツプリングフアクタ、1
8はヨーレート信号からロールへのカツプリング
フアクタ、19はロール慣性ダイナミクス、2
0,21はピツチバイアスモーメンタムによるロ
ール/ヨーカツプリング、22はヨー慣性ダイナ
ミクスである。尚、図中、同一符号は同一、又は
相当部分を示す。
2図はこの発明の一実施例を示すロール/ヨー系
ブロツク図、第3図は従来の人工衛星の姿勢制御
装置の1つであるゼロモーメンタム方式を示す構
成図、第4図は従来の人工衛星の姿勢制御装置の
1つであるバイアスモーメンタム方式を示す構成
図、第5図はこの発明の一実施例の性能を確認す
るためのシミユレーシヨン例である。 図において、1はロール/ピツチ検出装置、2
はロール/ピツチ電子回路、3はヨー検出装置、
4はヨー電子回路、5は姿勢制御装置、6はヨー
ホイール駆動回路、7はヨーホイール、8はピツ
チホイール駆動回路、9はピツチホイール、10
はロールホイール駆動回路、11はロールホイー
ル、12はロールレートゲイン、13はロールポ
ジシヨンゲイン、14はヨーレートゲイン、15
はヨーポジシヨンゲイン、16はロールレート信
号からヨーへのカツプリングフアクタ、17はロ
ール信号からヨーへのカツプリングフアクタ、1
8はヨーレート信号からロールへのカツプリング
フアクタ、19はロール慣性ダイナミクス、2
0,21はピツチバイアスモーメンタムによるロ
ール/ヨーカツプリング、22はヨー慣性ダイナ
ミクスである。尚、図中、同一符号は同一、又は
相当部分を示す。
Claims (1)
- 1 人工衛星の姿勢角を検出する地球センサ、太
陽センサ、及びそれぞれの電子回路と、地球セン
サ、太陽センサそれぞれの電子回路の出力信号を
入力として、人工衛星の姿勢角、及び姿勢角変化
率を目標の姿勢角、及び姿勢角変化率に到達させ
るために駆動されるロールホイール、ピツチホイ
ール、、ヨーホイールと、これら三つのホイール
の回転速度を制御する駆動回路と、上記それぞれ
の電子回路からのロール角、ロールレート、ピツ
チ角、ピツチレート、ヨー角、ヨーレート信号を
用いたPD制御を行い、ホイール駆動回路に制御
信号を出力する姿勢制御装置とを有し、太陽セン
サ使用時のみに姿勢制御装置を用いて、ヨーレー
ト信号によりピツチホイールのバイアスモーメン
タムを打消すような信号をロールホイール制御モ
ーメンタムに与え、太陽センサ不使用時には、コ
ントロールドバイアスモーメンタム方式に自動的
に移行することを特徴とする人工衛星の姿勢制御
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60156302A JPS6218399A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 人工衛星の姿勢制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60156302A JPS6218399A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 人工衛星の姿勢制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6218399A JPS6218399A (ja) | 1987-01-27 |
JPH0471757B2 true JPH0471757B2 (ja) | 1992-11-16 |
Family
ID=15624837
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60156302A Granted JPS6218399A (ja) | 1985-07-16 | 1985-07-16 | 人工衛星の姿勢制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6218399A (ja) |
-
1985
- 1985-07-16 JP JP60156302A patent/JPS6218399A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6218399A (ja) | 1987-01-27 |
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