JPS605525Y2 - スライド形可変抵抗器 - Google Patents
スライド形可変抵抗器Info
- Publication number
- JPS605525Y2 JPS605525Y2 JP4444980U JP4444980U JPS605525Y2 JP S605525 Y2 JPS605525 Y2 JP S605525Y2 JP 4444980 U JP4444980 U JP 4444980U JP 4444980 U JP4444980 U JP 4444980U JP S605525 Y2 JPS605525 Y2 JP S605525Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- case
- insulating substrate
- slider
- resistor
- longitudinal direction
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Adjustable Resistors (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案はスライド形可変抵抗器に関し、とくにケースに
固定された絶縁基板の上面にレバー案内用の長溝を形成
し、絶縁基板の下面に抵抗体と導電体とを配設し、上記
抵抗体と導電体に接続するそれぞれの端子をケースの端
面に並行して垂下させることにより、可変抵抗器の高さ
を可及的に小と威すと共に、端子を相対的に長くしたこ
とによる半田フラックスの遡上対策をはかり、かつ、レ
バーの長溝より抵抗体と導電体の活電部に対して外部か
らの金属による接触の防止をはかるようにした改良構造
に関する。
固定された絶縁基板の上面にレバー案内用の長溝を形成
し、絶縁基板の下面に抵抗体と導電体とを配設し、上記
抵抗体と導電体に接続するそれぞれの端子をケースの端
面に並行して垂下させることにより、可変抵抗器の高さ
を可及的に小と威すと共に、端子を相対的に長くしたこ
とによる半田フラックスの遡上対策をはかり、かつ、レ
バーの長溝より抵抗体と導電体の活電部に対して外部か
らの金属による接触の防止をはかるようにした改良構造
に関する。
従来のスライド形可変抵抗器では、レバーは金属製のカ
バーの上面に形成した長溝より外方に突出され、絶縁基
板はカバーの下端面に取付けられているために、カバー
の長溝より絶縁基板に形成した抵抗体や導電部が可視で
き、外方からこの活電部に対してコイン等金属が誤挿入
されて接触する恐れがあり、これを防ぐためにレバー案
内用の長溝を絶縁ゴム皮膜でレバーの案内を妨げないよ
うに塞ぐなどの方法がとられていた。
バーの上面に形成した長溝より外方に突出され、絶縁基
板はカバーの下端面に取付けられているために、カバー
の長溝より絶縁基板に形成した抵抗体や導電部が可視で
き、外方からこの活電部に対してコイン等金属が誤挿入
されて接触する恐れがあり、これを防ぐためにレバー案
内用の長溝を絶縁ゴム皮膜でレバーの案内を妨げないよ
うに塞ぐなどの方法がとられていた。
また端子は絶縁基板の下面側にのびるが、可変抵抗器に
高さ寸法の制約がある場合には端子の高さも小としなけ
ればならず、これが半田フラックスの抵抗器内部への遡
上対策上不利であるなどの問題があった。
高さ寸法の制約がある場合には端子の高さも小としなけ
ればならず、これが半田フラックスの抵抗器内部への遡
上対策上不利であるなどの問題があった。
本考案は上記従来の問題を解消するためのもので、以下
、これを第１図〜第３図に示した一実施例により詳細に
説明する。
、これを第１図〜第３図に示した一実施例により詳細に
説明する。
図において、１は直方形の絶縁基板、２は断面Ｕ字形の
金属製のケースで、絶縁基板１はケース２の対向側面板
の端面にそれぞれ形成された複数の取付足２ｂにより図
示のごとくケース２に取付けである。
金属製のケースで、絶縁基板１はケース２の対向側面板
の端面にそれぞれ形成された複数の取付足２ｂにより図
示のごとくケース２に取付けである。
又、ケース２の側面板の端面には絶縁基板１を絞める取
付足２ｂの他に、シャーシへの取付突片２ｃと位置決め
用の舌片２ｄが形成され、更にケース１の底部中央には
ケース１の長手方向に走行する膨出部２ａが形成されて
いる。
付足２ｂの他に、シャーシへの取付突片２ｃと位置決め
用の舌片２ｄが形成され、更にケース１の底部中央には
ケース１の長手方向に走行する膨出部２ａが形成されて
いる。
前記絶縁基板１の中央にはその長手方向にレバー４を案
内するための長溝１ａが形成され、絶縁基板１のケース
２の底部と対向する側には、上記長溝をはさんで抵抗体
８と集電体９とが公知の印刷等の手段によって形成され
、これらの端部に接続する端子３は絶縁基板１の下面か
ら直角状に折曲げられて、ケース２の外側でケースの端
側板と並行して下方に垂下している。
内するための長溝１ａが形成され、絶縁基板１のケース
２の底部と対向する側には、上記長溝をはさんで抵抗体
８と集電体９とが公知の印刷等の手段によって形成され
、これらの端部に接続する端子３は絶縁基板１の下面か
ら直角状に折曲げられて、ケース２の外側でケースの端
側板と並行して下方に垂下している。
第２図には本考案の要部破断図が示されており、レバー
４は絶縁材より戒る略箱形の摺動子受け４ｄの上面に突
設され、複数の摺動子片７ａを有する摺動子７が摺動子
受は上面の突子４ｆによって熱絞めされ、摺動子７の端
部は摺動子受け４ｄの上面に設けた保持部４ｅに図示の
ように係合している。
４は絶縁材より戒る略箱形の摺動子受け４ｄの上面に突
設され、複数の摺動子片７ａを有する摺動子７が摺動子
受は上面の突子４ｆによって熱絞めされ、摺動子７の端
部は摺動子受け４ｄの上面に設けた保持部４ｅに図示の
ように係合している。
４ａは摺動子受け４ｄの四隅上下に形成された肩部、４
ｂは摺動子受け４ｄの下面からケース２の底部に設けた
膨出部２ａ側にのびる突起で、該突起４ｂにはスナップ
状係止片４ｃにより、絶縁材より成るスペーサー５と金
属製の板バネ６が重畳状に取付けられ、板バネ６の彎曲
アーム６ａが摺動子受け４ｄの下面に弾接して、常時摺
動子受け４ｄを上方に押圧し、スペーサー５に対してこ
れを下方に押圧するように付勢する。
ｂは摺動子受け４ｄの下面からケース２の底部に設けた
膨出部２ａ側にのびる突起で、該突起４ｂにはスナップ
状係止片４ｃにより、絶縁材より成るスペーサー５と金
属製の板バネ６が重畳状に取付けられ、板バネ６の彎曲
アーム６ａが摺動子受け４ｄの下面に弾接して、常時摺
動子受け４ｄを上方に押圧し、スペーサー５に対してこ
れを下方に押圧するように付勢する。
従って摺動子７の摺動子片７ａは絶縁基板１の下面に対
し確実に弾接せしめられる構成となっている。
し確実に弾接せしめられる構成となっている。
なお、３ａは端子３のはと四部、２ｅはケースの底部２
ｆと膨出部２ａとの間に形成される空隙で、この空隙２
ｅを摺動子受け４ｄの突起４ｂが移動するようになって
いる。
ｆと膨出部２ａとの間に形成される空隙で、この空隙２
ｅを摺動子受け４ｄの突起４ｂが移動するようになって
いる。
第３図は上記構成の可変抵抗器の縦断面図で、図より明
らかなように、案内長ＩＲ１ａに沿ったレバー４の移動
により、摺動子受け４ｄがケース２内を長手方向に移動
し、摺動子片７ａが抵抗体８と集電体９と摺接して抵抗
値を可変する構成となっている。
らかなように、案内長ＩＲ１ａに沿ったレバー４の移動
により、摺動子受け４ｄがケース２内を長手方向に移動
し、摺動子片７ａが抵抗体８と集電体９と摺接して抵抗
値を可変する構成となっている。
上記構成の本考案によると、端子３は可変抵抗器の高さ
寸法を大きくせずしてその沿面距離を比較的に大とする
ことができて、半田フラックスの遡上対策上有利であり
、かつレバー４の案内長溝１ａは絶縁基板１に形成され
て、その下面に抵抗体８と集電体９が配置されているの
で、長溝１ａからこれに対して金属片の接触を防止でき
る利点もある。
寸法を大きくせずしてその沿面距離を比較的に大とする
ことができて、半田フラックスの遡上対策上有利であり
、かつレバー４の案内長溝１ａは絶縁基板１に形成され
て、その下面に抵抗体８と集電体９が配置されているの
で、長溝１ａからこれに対して金属片の接触を防止でき
る利点もある。
なお、実施例ではケース２を金属製としたが、絶縁モー
ルドに代替可能であることは言うまでもなく、本件考案
の精神を逸脱しない範囲での種々の変形は本件請求の範
囲に属すること勿論である。
ルドに代替可能であることは言うまでもなく、本件考案
の精神を逸脱しない範囲での種々の変形は本件請求の範
囲に属すること勿論である。
図面は何れも本考案の一実施例に係り、第１図は外観側
面図、第２図は要部破断面図、第３図は要部縦断面図で
ある。 １・・・・・・絶縁基板、１ａ・・・・・・長溝、２・
・・・・・ケース、２ａ・・・・・・膨出部、２ｂ・・
・・・・取付足、２ｃ・・曲数付突片、２ｄ・・・・・
・舌片、２ｅ・曲・空隙、２ｆ・・・・・・ケースの底
部、３・・・・・・端子、４・・・・・・レバー、４ｄ
・・・・・・摺動子受け、５・曲・スペーサー、６・曲
・板バネ、７・・・・・・摺動子、９・・・・・・集電
体、８・・曲損抗体。
面図、第２図は要部破断面図、第３図は要部縦断面図で
ある。 １・・・・・・絶縁基板、１ａ・・・・・・長溝、２・
・・・・・ケース、２ａ・・・・・・膨出部、２ｂ・・
・・・・取付足、２ｃ・・曲数付突片、２ｄ・・・・・
・舌片、２ｅ・曲・空隙、２ｆ・・・・・・ケースの底
部、３・・・・・・端子、４・・・・・・レバー、４ｄ
・・・・・・摺動子受け、５・曲・スペーサー、６・曲
・板バネ、７・・・・・・摺動子、９・・・・・・集電
体、８・・曲損抗体。
Claims (1)
- 断面がＵ字状のケースの底部にはケースの長手方向に走
行する膨出部を形成し、ケースの対向側面板の端部には
絶縁基板を取付ける複数個の取付足を設けて、前記取付
足により絶縁基板をケースに固定腰前記絶縁基板の中央
には長手方向に長溝を設け、ケースの底部と対向する絶
縁基板面には帯状の抵抗体と集電体とを形成して、それ
ぞれに対応端子をケースの端側板と並行してケースの底
部側へ垂下導出し、一方、前記絶縁基板とケースによっ
て構成される空洞内には、ケースの長手方向に対して移
動可能なごとく摺動子受けを収納して、該摺動子受けの
上面に設けたレバーを上記絶縁基板の長溝より外方に突
出させ、摺動子受けに取付けた摺動子が、前記絶縁基板
の抵抗体と集電体に摺接して抵抗値を可変するようにし
たことを特徴とするスライド形可変抵抗器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4444980U JPS605525Y2 (ja) | 1980-04-02 | 1980-04-02 | スライド形可変抵抗器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4444980U JPS605525Y2 (ja) | 1980-04-02 | 1980-04-02 | スライド形可変抵抗器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56145809U JPS56145809U (ja) | 1981-11-04 |
| JPS605525Y2 true JPS605525Y2 (ja) | 1985-02-21 |
Family
ID=29639693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4444980U Expired JPS605525Y2 (ja) | 1980-04-02 | 1980-04-02 | スライド形可変抵抗器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS605525Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-04-02 JP JP4444980U patent/JPS605525Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56145809U (ja) | 1981-11-04 |
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