JPS6055173A - 底板をもつ炉及び塔槽類の据付工法 - Google Patents

底板をもつ炉及び塔槽類の据付工法

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JPS6055173A
JPS6055173A JP16182683A JP16182683A JPS6055173A JP S6055173 A JPS6055173 A JP S6055173A JP 16182683 A JP16182683 A JP 16182683A JP 16182683 A JP16182683 A JP 16182683A JP S6055173 A JPS6055173 A JP S6055173A
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JP
Japan
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mortar
bottom plate
injection
furnace
air vent
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Pending
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JP16182683A
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English (en)
Inventor
田丸 博人
哲也 村田
中島 勝也
蓼原 薫
義孝 林
栃原 直樹
坂東 昭夫
英二 奥村
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、例えば製鉄業における高炉用、熱風炉の様
なコンクリート基礎上に平底又は鏡板上の底部を有する
タンク状の大形炉及び塔槽類を安定確実に据伺ける施工
工事の工法に俣するものである。
従来性なわれていた施工方法における炉底にモルタルを
注入する方法には、次の2つの方法があった。即ち、炉
内注入法と炉外住人法とである。
又、これらの注入法には、夫々技術的に見て不安要素と
なる疑問点があったので、これらの点を解決することは
重要な課題であった。そこで、先ず従来の工法について
その概要を説明すること\する。第1図は、従来の熱風
炉の炉底据付構造f=明するための要部断面図である。
図において、(1)は炉底鉄板で、底板プラス・マンテ
ルを示す。斜線部は断面を示すと共に、工場で一体に溶
接されたものである。(21はベースリングで、その全
周VCは多数のアンカーボルトが植込まれている。(3
)はバット\゛(4)は焼砂部、(5)は粘土質煉瓦、
(6)は不定形耐火物のキャスタブル、(7)は押えビ
ーム、(8)けモルタル注入口、(9)はキャスタブル
圧入口、Ql)は水抜穴、lはアルミナコンクリート、
(ロ)は耐火煉瓦である。さて、この様、な状態に持ち
来たすための従来の炉底据付工事の工程順序は次の通シ
であった。
(1)第1段階は基礎工事である。即ち、■ コンクリ
ートqQ上面にキャスタブル(6)を−打つ。
■ 次に粘土質煉瓦(5)を敷く。
■ 次に焼砂(4)を敷く。
(It) 第2段階は炉底鉄皮据付工事である。これは
底板[11にマンテル全付加したものであるが、その工
程は、 ■ マンテル(鉄皮のこと)の上端面水平度全確認する
■ アンカーボルト穴をガイドに炉底鉄皮(1)全焼砂
(4)の際まで下げる。
■ 4芯(十文字4方向の垂直芯のこと)の組み合わせ
を行なう。
■ 炉底鉄皮nu ft焼砂(4)上に下す。
■ マンテル上端面の平坦度f■≦3%に調整する。(
ベースリング(2)とライナー間のシム(厚味の薄いラ
イナー)調整による)■ 炉底鉄皮(1]を1.5m吊
上げ炉底板層面の焼砂(4)との当たりが■60〜70
チあることを確認する。
■ の、■の条件が共に満足されるまで、■と■を何回
も繰返して行なう。
■ ■にシム調整完了後、対角の位M′2ケ所でアンカ
ーボルトの締付を行なった後、丹ひマンテル(1)の上
端面の平坦度を確認する。
fllD 第3段階は直胴部マンテル5段据付後モルタ
ルの注入を行なう。この段階で炉底篩さを測定後、モル
タルを注入するのであるが、ここが一番大切な点であり
、信頼度を左右する重要なキーポイントである。
(M 第4段階はチェッカー受金物を据付ける段階であ
る。
(9)第5段階は、アルミナコンクリート回を打ち、そ
の後、耐火煉瓦を槙む段階で、据付工事は一応終了する
以上の諸段階を経て、大型炉体の据付工事は完了するの
であるが、各段階毎に技術的問題点について検討する。
先ず、第1段階の基礎工事では焼砂を敷く■の工程では
鉄皮据付が不安定になるか、底板との間に隙間ができる
という問題点がある。
第2段階の炉底鉄皮据付工事では、焼砂上に乗せるだけ
では[有]と■の条件を共に満足させることは非常に難
しいものと考えられる。又焼砂との当たりが■で充分で
あるとしていることは、底板と基礎間の間隙ではチェッ
カー受金物全通しての煉瓦の局部沈下即ち凹凸を認めて
いることになる。
更vc第3段階では注入したモルタルが焼砂の中へ址ん
べんなく入るかどうか、これは甚だ難しい筈である。従
って煉瓦ヲ槓むと沈下する可能性が太きい。彷てそこで
、これらの問題点の中で、最も重要なこの第3段階に対
する問題点を次に追及して見よう。即ち従来法における
炉底モルタル注入法は、支柱のベース中心部炉底板の高
さを測定記録し、次に炉底H形鋼(押えビーム)K水系
を張シ高さを測定し、然る後モルタルを注入する。
このモルタル注入には上述した様に炉内注入法と炉外法
人法の2つがある。そこで、その各々につき次に簡単に
説明する。
(1) 炉内注入法 ■ 炉内中心部の注入口(8)から注入を始める。
■ 注入を行なっている注入口付近の炉底板の高さ及び
H形鋼部の寸法(Alf剤測により炉底板の膨みを測定
する。
■ 注入を行なっている注入口に隣接−′4″る注入口
からのモルタルのオーバーフローノ状況を見て注入ff
終了する。ここでこの炉内からモルタル注入が確実に行
なわれたか否かの確認が果たして出来たかどうかは、疑
問点として残っている。
此の方法ではモルタルの養生後注入口を切断し、注入穴
の補修板を炉底に溶接して完了する。
(11)炉外注人法 この方法は、炉外の注入口(外周20ケ所もある)から
注入を行ない、隣り合わせの注入口からの流出状況及び
モルタル圧入口からのオーバーフローを見て、注入が完
了したことを確認し、注入を止める。
以上が従来性なわれていた炉底モルタル注入法の2槙の
概要であるが、この方法は元来焼砂敷設法に属するもの
で、モルタル注入以前の段階で炉底板下に焼砂を敷く方
法は、炉底板と焼砂とが全面的に密窟することは不可能
と考えられ、基礎との空間が、炉全体の動きを助長し、
煉瓦VCも悪影響を及ぼすのではないかと考えられ此の
方法に対する重−要な疑問点となっていた。疑問点は即
ち、不安要因でもあった。
そこで、従来の焼砂敷設法に上述の様な疑問点や不安要
素があるのを次に述べる埋込金物法を採用することr(
よって此の問題を解決除去しようとしたのが此の発明の
目的である。即ち、この発明の工法では炉底板と基礎モ
ルタル間の密着性を十分にし、モルタル注入時の炉底板
の浮上りに対してはモルタル・エヤー抜孔に)に短管(
ハ)と固定用ボルト (フックボルトとする)に)とを
設けることによって防止する段階と、モルタル注入後は
他に影響を及はすことを除去する段階と、更にモルタル
充填の確実性を向上させるため、炉底の横方向から各ブ
ロック毎に注入口−から注入を実施する段階と、更に周
囲に枠(31)’e作ってモルタルのプール中に炉底板
(1)が浮んでいるという様な形態をとり、使用後のモ
ルタル・エヤー抜孔□□□の養生として@(Cu)コー
キングc27)と、溶接蓋止め(24a)とを実施する
段階とを含むものである。これは実施例の熱風炉などで
は温度及び内圧がかかる為、十分なシールが必要になる
ためである。
今回始めて試みた埋込金物性の要点は一応以上に述べた
諸点であり、この発明の骨子でもあるが工程順妬まとめ
て詳述すれば次の通りである。
■ 当初、炉底板(1)の下に埋込金物Qηを敷設しそ
の上へパ炉底板+マンテル”(11を据伺け、後のモル
タルの注入口(30)よりの注入による浮上りを防止す
るため埋込金物(ハ)と、炉底板(11を溶接して固定
する案を考えたが、溶接固定用の開口部に問題が残った
■ 更に技術的合理性を追及検討した結果、モルタル・
エヤー抜孔(2)を利用し、埋設金物の形銅フランジ部
に固定用ボルト G25)を取付けることにより第2図
に示す様にポル)(25)、ナツトに?!6)で固定す
ることとした。
■ 従来の焼砂使用の方法をやめ、第4図の側面図、第
5図の平面図で示す様に、モルタル注入は注入口(7)
のある炉底横方向から行ない、施行の確実性を重視する
。なおモルタル注入口開口部に対しては、従来以上の対
策を考慮する。
次に、この発明の一実施例を各段階毎に図面を用いて詳
しく説明する。
第1の段階二モルタル注入時の炉底板浮上り防止対策を
行なう段階 モルタル注入用エヤー抜孔(イ)に対する作業■ モル
タル注入時の作業 (1)炉底板と埋込金物の間は予め張付けたパツキンに
)によりモルタル注入のシールとする。
(11)モルタル注入は後述するように出来るだけ注入
圧力が炉底板(11K働か々い方法をとるものとするが
、万一を考えエヤー抜孔(2)を利用し、第2図に示す
ように炉底板(11と埋込金物e])をボルトc25)
と押え鉄板(25a)とナツト(26)で固定する。
尚、ナツトの締付力はパツキン部分(ホ)からモルタル
が隣接室へ洩れ出さ々い程度の綴目にしておく。
(ilil モルタルがエヤー抜管内の/2高さ壕で注
入されると、直ちに上記のボルト(ハ)及びナツト(2
6)を外す。
■ モルタル注入後の作業 (1)エヤー抜管(ハ)を切断し、炉底板(1)、開孔
板厚の抽部分のモルタルを除く。
(11) 開孔空間部分にガスシール用として銅(Cu
)コーキングC27)を施す。
+1r1+ エヤー抜孔に)より十分大きな蓋(24a
)をし、周囲をスミ肉溶接(ハ)してガスシールとする
第2の段階二モルタル注入法の詳細 今回の炉底構造から恩て、炉底モルタル注入も基礎工事
の一部と考えられることから、充分なる検討を加えた結
果、自信をもって推奨できる工法の案として次の諸条件
を定めた。
(1] モルタルの具備すべき条件としては、l)無収
縮性であること 2)伺治力が比較的短期間で十分得られること3)注入
時の流動性が良好であること 4)耐熱性(300℃程度に対して)があること5)耐
蝕性(工業用水に対して)があること(21モルタル注
入条件は次の通り 炉底板(1)と基礎コンクリートαQとの間への充填率
90チ以上の確保を図り、次の諸条件を定めた。
l)注入厚さくt) : 50% 2)目標フロー値=265% 3)注入量:3oz 4)使用ボン・プ:例えばグラウトポンプ等を使用する
(3) モルタル注入方法について モルタルの注入に関しては第4図の側面図、第5図の平
面図を参照すればわかる様に、モルタルの流路を大きく
とり、注入圧が炉底板にかからない様にして注入し、最
後は各ブロック毎にモルタル部り圧力(〜100%高さ
)を保持し充填の完全を期するわと。
以上詳細に説明した様に、この発明による底板金もつ炉
及び塔槽類の据付工法を用いて施工を実施すれば、従来
の焼砂敷設法において問題点であった■底板と基礎との
間に隙間が出来ることはなく、埋込金物の上に局部的凹
凸なく正しく据伺けられることは間違いなく達成され、
■注入されるモルタルはまんべんなく行き渡ることに対
して、はソ完全な安心感を得ることが出来ると共に、空
洞部が残る心配もなくなり、■モルタルの養生に関して
も充分な配[をしたので、安心してエヤー抜孔を切断し
てシールすることができ、完全密閉した後、内部の)ル
タルに不安をいだく心配は全熱ないという結果となり、
不安要因は大巾に減少し7’(ol、かも作業は容易で
あり、スムースに実施できるので、経済性や向上と安心
感の向上とに顕著な効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は、従来の底板金もつ炉及び塔槽類(この例では
熱風炉)の炉底部要部縦断面図、第2図はこの発明によ
る炉底板に設けたエヤー抜孔ど埋込金物をボルト及びナ
ツトによって固定した状況を示す局部断面図、第3図は
、第2図に示す炉底板と埋込金物とエヤー抜管を切断し
てガスシール用銅コーキングを施した部分を示す局S断
面図、第4図及び第5図はこの発明によるモルタル注入
に関する構造を示すもので、第4図は側面図、第5図は
平面図である。 (1)・・・・・・炉底鉄板、(2ト・・・・・ベース
リング、(3)・・曲バット、(4)・・・・−1#、
抄部、(5)・・・・・・粘土質煉瓦、(6)・−・・
・・キャスクブノペ(7)曲・・押えビーム、(8)・
・・・・・モルタル注入口、(9)・−・・・・キャス
タブル圧入口、aO(・・・・・−水抜穴、0]1・・
・・・・アルミナコンクリート、α辱・・・・・・耐火
煉瓦、α3・・・・・・コンクリート基礎、(21)・
・・・・・埋込金物、(イ)・・・・・・モルタル部、
(至)・・・・・・パツキン、(24)・・・・・・・
・・モルタルエヤー抜孔、(24a)・・・・・・抜孔
蓋、(25)・・・・・・固定用ボルト、に26)・・
・・・・ナラ)、(27)・・・・・・銅Cu)コーキ
ング、(財)・・・・・・溶接部、 (29)・・・・
・・モルタル注入用ホース、(至)・・・・・・モルタ
ル注入口、(31)・・・・・・枠(モルタル注入高さ
100%以上)(1)・・・・・・モルタル注入厚さ 特許出願人 株式会社神戸製鋼所 代理人 弁理士 佐 藤 英 昭 ブf2帽 一牙5蘭 斗4(’4

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. コンクリート基礎上に平底又は鏡板状底部を有する熱風
    炉等の炉及び塔憎類の据伺工事において、埋込金物法を
    採用すると共に、モルタル注入以前にモルタル・エヤー
    抜孔に短管及び固定ボルトヲ設けることによって、モル
    タル注入時の炉の底板の浮−ヒリ防止対策を行なう段階
    と、モルタル注入に除して作業の確実性を向上するため
    モルタルの注入を炉底の横方向から各ブロック毎に実施
    する段階と、モルタル注入後に上記エヤー抜孔用として
    設けた短も・及び固定ボルトを除去する段階と、JN 
    ltiに枠全作成して炉底板がモルタルのプールの中に
    浮んでいる様な形をとることによって使用後のモルタル
    ・エヤー抜孔の養生として溶接蓋止めと銅コーキングを
    設けた段階とを具備したことを特徴とする底板金もつ炉
    及び塔槽類の据付工法。
JP16182683A 1983-09-05 1983-09-05 底板をもつ炉及び塔槽類の据付工法 Pending JPS6055173A (ja)

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JP16182683A JPS6055173A (ja) 1983-09-05 1983-09-05 底板をもつ炉及び塔槽類の据付工法

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Publication Number Publication Date
JPS6055173A true JPS6055173A (ja) 1985-03-30

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ID=15742643

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JP16182683A Pending JPS6055173A (ja) 1983-09-05 1983-09-05 底板をもつ炉及び塔槽類の据付工法

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JP (1) JPS6055173A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6568845B1 (en) * 1998-10-26 2003-05-27 Matrix Global Technology Ltd. Mixing element body for stationary type mixer
JP2012107305A (ja) * 2010-11-19 2012-06-07 Nippon Steel Engineering Co Ltd 高炉炉底の構築方法
JP2012241199A (ja) * 2011-05-16 2012-12-10 Nippon Steel Engineering Co Ltd 高炉炉底の構築方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US6568845B1 (en) * 1998-10-26 2003-05-27 Matrix Global Technology Ltd. Mixing element body for stationary type mixer
JP2012107305A (ja) * 2010-11-19 2012-06-07 Nippon Steel Engineering Co Ltd 高炉炉底の構築方法
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