JPS6055002B2 - 曲率測定装置 - Google Patents

曲率測定装置

Info

Publication number
JPS6055002B2
JPS6055002B2 JP15207177A JP15207177A JPS6055002B2 JP S6055002 B2 JPS6055002 B2 JP S6055002B2 JP 15207177 A JP15207177 A JP 15207177A JP 15207177 A JP15207177 A JP 15207177A JP S6055002 B2 JPS6055002 B2 JP S6055002B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
support base
annular opening
micrometer
air outlet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP15207177A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5483855A (en
Inventor
敏雄 小川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTN Corp
Original Assignee
NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTN Toyo Bearing Co Ltd filed Critical NTN Toyo Bearing Co Ltd
Priority to JP15207177A priority Critical patent/JPS6055002B2/ja
Publication of JPS5483855A publication Critical patent/JPS5483855A/ja
Publication of JPS6055002B2 publication Critical patent/JPS6055002B2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、曲率測定装置、特に物品の被測定球面部の
曲率をマスター品の球面部との比較において測定する簡
易測定装置に関するものである。
第1図及び第2図に示す如き円錐ころ軸受の内輪大鍔部
2aと円錐ころ大端面3aの接触位置は、回転トルク等
軸受の動的性能に大きく影響するため、大鍔角度及び円
錐ころ大端面半径は重要な品質管理項目である。
図面中1は外輪、2は内輪、3はころ、4は保持器であ
る。ところが、この円錐ころ3の大端面半径の測定は、
球体の1部から求めねばならず、困難を極めている。現
行方法は、表面アラサ計を用いて第3図に示す如き球面
の拡大断面形状を記録し、この図形から半径を計算して
いる。この場合、第3図は被測定球面の中央部を省略し
て測定に必要な両端部のみを拡大して記録するようにし
ており、しかも、測定の都合上、縦と横の拡大倍率を異
ならせて表示している。しカルながら、一般にアラサ計
は、テコ拡大機構を用いており、円弧歪が含まれ、図形
の左右は対称にならない。又、測定に熟練を要し、計算
にも手間がかかることから製造現場で測定する方法とし
ては不適当である。参考迄に第3図に示すアラサ計によ
る図形の計算法を第4図について示すと次の通りとなる
。2点法の場合は、 C22−C12−12 R■ ()”+Cl” ス となる。
3点法の場合は、 (C、−x)”+(1、−y)”■R。
(C2−x)”+(12−y)”■R’ (Cs−x)”+ゾ ■R” の解となる。
尚、X,yは直角座標系におけるRの中心位置である。
上記2点法の計算式は、第4図の図形を縦横等倍率に置
換した第4a図の図形から導出される。即ち、第4a図
において、ここでピタゴラスの定理により (2),(3)式を(1)式に代人して A―晶i1●l (4)式の両辺を二乗して展関すると (5)式の右辺を左辺へ移項すると n 八O11りAll盲6八0 (6)式を整理すると (7)式の両辺を21て割ると (8)式の両辺を二乗すると (9)式の両辺にC22を加えると ▼ 乙1 尚、3点法の場合も同様に導出される。
この発明は、上記従来の欠点に鑑みて開発したもので、
特に物品の被測定球面部の曲率をマスター品の球面部と
の比較において、エアーマイクロメータを利用して測定
する曲率測定装置を提供せ一んとするものである。
以下この発明の構成を具体的実施例を示す第5図乃至第
8図に従つて説明すると次の通りである。
第5図は、この発明に係る曲率測定装置の全体一構成図
である。
図に示すように、この発明に係る装置は、支持台A1検
出機構体B及び微調整手段C1エアーマイクロメータD
を主たる構成とし、その他、物品の位置決め手段Eから
なつている。而して、支持台Aは、物品11の被測定球
面部11aを線接触状態で載置する環状開口部12a及
びこの環状開口部12aと連通する中心孔12bを有す
る中空の本体12からなつている。図面では本体12の
先端部は截頭円錐形12cに形成され、外周部に取付け
のためのフランジ部12dが形成されている。即ち、支
持台Aは本体12のフランジ部12dにより、固定台1
2から一体に形成された支持アーム24に固定されてい
る。検出)器構体Bは、上部体13と下部体14からな
り、上部体13の全部と下部体14の一部は、上述した
支持台Aの中心孔12b内に昇降可能に嵌挿され、圧縮
バネ20により常に下方に押圧されている。そして、上
部体13は、エアー噴出口13a.とこのエアー噴出口
13aに連通するエアー通路13bを備え、下部体14
はエアー通路13bに連通するエアー通路14aとエア
ー通路14aと高圧エアーマイクロメータDを接続する
ためのバイブ接続部材14bとを備えている。17はバ
イ″プである。そして、上部体13と下部体14はボル
ト15で一体に結合され、ボルト15の頭部15aには
ボール16が埋め込まれ固定されている。微調整手段C
は、固定台21に保持させたマイクロメータ本体18と
、上端を上記ボール16に当接させたマイクロメータヘ
ッド19とからなつている。物品の位置決め手段Eは、
物品の保持体22と、位置決め用ストッパー23とから
なつている。尚、検出機構体Bのエアー噴出口13aは
、第5図口に示す如く円弧形スリット形状になつており
、支持台12の環状開口部12aと同心円状に配置され
ている。測定装置の原理は次の通りである。
先ず第6図に示す如く、マスター品を支持台Aの環状開
口部12a上に置き、微調整手段Cによつて、検出機構
体Bのエアー噴出口13aの上下方向位置即ち、マスタ
ー品の球面とエアー噴出口13aとのクリアランスを、
エアーマイクロメータDの指針が基準目盛を指すように
設定し、同時に、エアーマイクロメータDの指示倍率の
チェックも行う。次いで、被測定物品の円錐ころをマス
ター品と同様に置く。これにより、エアーマイクロメー
タDには、マスター品に対する当該物品の端面半径差に
かかわるΔ1が指示される。このΔlは第7図に示す如
く半径差とほぼ比例関係にある。従つて、比較測定が可
能である。第8図は、2点法による計算式を説明するた
めの図面で、但し14は実用上0として計算される。
以上説明したように、この発明は上端を截頭円錐形状と
し、この上端の中央部に物品の被測定球面部を線接触状
態で載置させるための環状開口部を形成し、この環状開
口部に連通する中心孔を設け、定位置に固定される支持
台と、上記支持台の中心孔内に昇降可能に嵌挿され、上
端にスリット形状のエアー噴出口を上記環状開口部と同
心円状に形成しこのエアー噴出口に高圧エアーを供給す
るようになした検出機構体と、上記エアー噴出口を検出
機構体と共に支持台の環状開口部に対して微調整昇降移
動させるマイクロメータ等の微調整手段と、上記検出機
構体のエアー噴出口への高圧エアー供給路の途中に接続
されたエアーマイクロメータとからなり、上記支持台の
環状開口部上に載置した個々の物品の被測定球面部と検
出機構体のエアー噴出口との上下位置変位をエアーマイ
クロメータで検出し、この検出値に基づいて当該物品の
被測定球面部q曲率を測定するようになした曲率測定装
置に係り、微調整手段によりマスター品に対するエアー
マイクロメータの目盛調整を行なつておくことによつて
、以後は、多量生産される円錐ころの如き個々の物品の
被測定球面部の曲率の測定を、エアーマイクロメータの
目盛によりマスター品に対するプラス・マイナス変化と
して検出でき、許容誤差範囲を設定しておくことにより
、直ちに合否判定を行うことができる。
従つて、次の如き諸効果が得られ実用上極めて有用であ
る。(1)測定時間が早い。
具体的には従来に比べて略1/50に向上する。
(2)測定精度が良い。万能測長機(座標型)の測定値
とほぼ一致する。
(3)熟練者でなくとも簡単に測定できる。
従つて、製造現場での使用に適している。(4)自動化
へ応用できる。
即ち、自動定寸、自動制御を目的とした検出部に適用可
能である。尚、この発明に係る装置は、既に述べた如く
円錐ころの球面部の測定のみならず、カメラ等のレンズ
の曲率測定(凹凸共)、プランジャ−ポンプの球面ピス
トンヘッドの曲率測定、その他球面部品の曲率測定等に
適用可能であることを付言する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は、この発明が特に測定対象としてい
る円錐ころ軸受を示す図面、第3図は表面アラサ計を用
いた場合の球面の拡大断面形状を示す図面、第4図は第
3図に示す図形の計算式を説明するための図面、第4a
図は第4図の図形を等倍率に置換した図形で2点法の測
定原理を示す図面、第5図イ及び口はこの発明に係る具
体的実施装置を示す図面、そして第6図乃至第8図はこ
の発明に係る測定原理を説明するための図面である。 A・・・・・・支持台、B・・・・・・検出機構体、C
・・・・・・微調整手段、D・・・・・・エアーマイク
ロメータ、11・・・・・・物品、11a・・・・・・
被測定球面部、12a・・・・・・環状開口部、12b
・・・・・・中心孔、13a・・・・・・エアー噴出口
、18・・・・・・マイクロメータ本体、[9・・・・
・・マイクロメータヘッド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 上端を截頭円錐形状とし、この上端の中央部に物品
    の被測定球面部を線接触状態で載置させるための環状開
    口部を形成し、この環状開口部に連通する中心孔を設け
    、定位置に固定される支持台と、上記支持台の中心孔内
    に昇降可能に嵌挿され、上端にスリット形状のエアー噴
    出口を上記環状開口部と同心円状に形成しこのエアー噴
    出口に高圧エアーを供給するようになした検出機構体と
    、上記エアー噴出口を検出機構体と共に支持台の環状開
    口部に対して微調整昇降移動させるマイクロメータ等の
    微調整手段と、上記検出機構体のエアー噴出口への高圧
    エアー供給路の途中に接続されたエアーマイクロメータ
    とからなり、上記支持台の環状開口部上に載置した個々
    の物品の被測定球面部と検出機構体のエアー噴出口との
    上下位置変位をエアーマイクロメータで検出し、この検
    出値に基づいて当該物品の被測定球面部の曲率を測定す
    るようになしたことを特徴とする曲率測定装置。
JP15207177A 1977-12-16 1977-12-16 曲率測定装置 Expired JPS6055002B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15207177A JPS6055002B2 (ja) 1977-12-16 1977-12-16 曲率測定装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15207177A JPS6055002B2 (ja) 1977-12-16 1977-12-16 曲率測定装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5483855A JPS5483855A (en) 1979-07-04
JPS6055002B2 true JPS6055002B2 (ja) 1985-12-03

Family

ID=15532409

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15207177A Expired JPS6055002B2 (ja) 1977-12-16 1977-12-16 曲率測定装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6055002B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8952116B2 (en) 2009-09-29 2015-02-10 Nippon Shokubai Co., Ltd. Particulate water absorbent and process for production thereof
US9062140B2 (en) 2005-04-07 2015-06-23 Nippon Shokubai Co., Ltd. Polyacrylic acid (salt) water-absorbent resin, production process thereof, and acrylic acid used in polymerization for production of water-absorbent resin
US9090718B2 (en) 2006-03-24 2015-07-28 Nippon Shokubai Co., Ltd. Water-absorbing resin and method for manufacturing the same

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9062140B2 (en) 2005-04-07 2015-06-23 Nippon Shokubai Co., Ltd. Polyacrylic acid (salt) water-absorbent resin, production process thereof, and acrylic acid used in polymerization for production of water-absorbent resin
US9090718B2 (en) 2006-03-24 2015-07-28 Nippon Shokubai Co., Ltd. Water-absorbing resin and method for manufacturing the same
US8952116B2 (en) 2009-09-29 2015-02-10 Nippon Shokubai Co., Ltd. Particulate water absorbent and process for production thereof

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5483855A (en) 1979-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6112423A (en) Apparatus and method for calibrating a probe assembly of a measuring machine
US7797985B2 (en) Method and system for operating an air gauge at programmable or constant standoff
CN108267095A (zh) 自由曲面形貌双边错位差动共焦检测方法与装置
US4611403A (en) Surface tracer
CN110057337A (zh) 基于基准平面比较测量的自由曲面测量方法及装置
CN108362221A (zh) 一种自由曲面形貌纳米精度检测方法与装置
JPS6153502A (ja) タツチ信号プロ−ブ
KR20120006979A (ko) 형상 측정 장치
JPS6055002B2 (ja) 曲率測定装置
CN111536877A (zh) 一种三坐标测量机上的线激光传感器姿态标定方法
CN109724493A (zh) 一种三脚针型防火涂料湿膜厚度测量仪及其测量方法
US20080028627A1 (en) Sapphire alignment fixture
US3855843A (en) Surface finish measuring gauge
JP2628523B2 (ja) 表面形状測定用トレーサ
US5806199A (en) Three-dimensional part measurement system
TWM462360U (zh) 垂直軸之檢測裝置
CN110017795B (zh) 一种用于镜面检验的相对式摆臂式轮廓仪及检测方法
JPH05126556A (ja) 三次元測定機用プローブ
US6434845B1 (en) Dual-axis static and dynamic force characterization device
JPS62135711A (ja) 球状体測定装置
JPS5812524B2 (ja) オウキヨクメンノキヨクリツハンケイソクテイホウホウ オヨビ ソウチ
JPH05209740A (ja) 縁間隔を計算機援用測定する方法及び装置
CN220708357U (zh) 一种平行度测量装置
US2807880A (en) Pneumatic gage
JP2601383Y2 (ja) コイルスプリングの偏荷重測定装置