JPS605481Y2 - フラツトキ−ボ−ド - Google Patents

フラツトキ−ボ−ド

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Publication number
JPS605481Y2
JPS605481Y2 JP1978046960U JP4696078U JPS605481Y2 JP S605481 Y2 JPS605481 Y2 JP S605481Y2 JP 1978046960 U JP1978046960 U JP 1978046960U JP 4696078 U JP4696078 U JP 4696078U JP S605481 Y2 JPS605481 Y2 JP S605481Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover sheet
switch
keyboard
flat
elastic
Prior art date
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Expired
Application number
JP1978046960U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54150428U (ja
Inventor
正美 石沢
良平 木下
哲治 佐々木
Original Assignee
富士通株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 富士通株式会社 filed Critical 富士通株式会社
Priority to JP1978046960U priority Critical patent/JPS605481Y2/ja
Publication of JPS54150428U publication Critical patent/JPS54150428U/ja
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Publication of JPS605481Y2 publication Critical patent/JPS605481Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 考案の技術分野 本考案は薄形小ストロークのスイッチを用いた密閉構造
のフラットキーボードに関する。
技術の背景 情報処理システムにおいては、機器の小型化の追求と共
に、機器の信頼性および耐久性の向上を図るべく防塵性
ないしは防水性を有する密閉構造が追求されている。
その−例として薄形小ストロークのスイッチを用いた密
閉構造のフラットキーボードが各種提案されている。
かかるフラットキーボードの密閉構造は、スイッチを弾
性カバーシートで覆い隠し、このカバーシートを介して
スイッチを押し下げるように構成することにより比較的
容易に実現可能である。
しかしながらこの構造には下記のようないくつかの問題
点がある。
第一の問題点はキー標記である。
キー標記はカバーシートに例えば印刷により標記するの
が実用上最良と考えられるが、この場合にカバーシート
外面に標記すると消えやすいので一般にはカバーシート
内面に標記する。
しかしそれでもなお標記の消滅が完全に解消されるわけ
ではない。
すなわち、上記の構造にあっては1つのスイッチを押し
た際に隣接のスイッチがカバーシートのたわみによって
一緒に押し下げられるのを防止するために剛性の大きな
パネル(ガイドパネルまたは補強パネル)を使用するの
が普通であり、−かかるパネルをカバーシートの内側に
配置しである場合はカバーシートを押すとその内面がパ
ネルにあけた穴のエツジに強く押圧ないし擦り付けられ
て標記が消えやすい。
第二の問題はカバーシートの破損である。
これは前述した如くカバーシートがパネルの穴のエツジ
に繰り返し押圧ないし擦り付けられることによって生ず
るものであり、第一の問題よりも重大である。
第三としてスイッチの動作特性が損なわれるという問題
がある。
すなわち、キーボードに使用されるスイッチにはその動
作を指感触によって確認できるようにスナップアクショ
ン機能をもたせてあるのが普通である。
しかし上記の密閉構造では、カバーシートを介してスイ
ッチを押すためにストローク終段付近におけるカバーシ
ートの突張り(緊張)によって正確な動作感触(特にス
ナップアクションによる押下刃の変化)が得られず、ス
ナップアクション機能が有効に活かされない。
従来、以上のような問題の対策を施したフラットキーボ
ードが提案されている。
しかし従来のフラットキーボードにはなお後述するよう
な問題があり、その対策が要望されている。
従来技術と問題点 図面の第1図から第3図は従来のフラットキーボードの
一例を示し、第1図はその分解斜視図、第2図は第1図
の線■−■に沿って取った組立状態での断面図、第3図
は作動状態での断面図である。
図から明らかなように、このフラットキーボードは複数
個の薄形小ストロークのスイッチ1を搭載したプリント
板2にキートップ3およびパネル4をシール部材5と共
に組み付け、更にソフトなエラストマ6を介して弾性カ
バーシート7を取り付けてスイッチ類を覆い隠した密閉
構造のものである。
スイッチ1は第2図および第3図に略示するように円形
ドーム状の皿形ばね1aをアクチュエータ1bで上下に
反転させることにより接点の開閉動作を行わせるように
したスナップアクション機能を有する薄形小ストローク
形式のものである。
このスイッチ1はリード端子1Cの半田付けによってプ
リント板2に固定されている。
パネル4は剛性の高いプラスチック材などから作られて
おり、キートップ3のガイド孔4a(第1図)をあけで
ある。
パネル4は突起4b(第1図)をプリント板の穴2aに
差し込んで固定しである。
シール部材5はパネル4の両端部を密閉するためのもの
である。
カバーシート7は耐水および耐油性を有する弾性材から
作られ、内面(または下面)にはキートップ3と対応さ
せてキー標記8を印刷で標記しである。
第1図に示した主要部品は一般に第2図に示す如く化粧
板(または外枠)9と共に端末入力機器に組み込まれた
り、あるいは単独の機器として組み立てられる。
以上のようなキーボードにおいては、カバーシート7を
エラストマ6で支承しであるため、第3図に矢印Aで示
す如くカバーシート7を介してキートップ3を押し下げ
てスイッチ1を作動させる場合に、カバーシート7の内
面(下面)がパネル4のガイド孔4aのエツジに当接さ
れず、従ってカバーシート内面のキー標記8の消滅およ
びカバーシート7の破損を防止できる。
また、エラストマ6が柔軟であるため比較的小さな適度
の押下刃でもってカバーシート7の適当な押下げストロ
ークを確保できるので、スイッチ1のスナップアクショ
ンに伴う押下刃の変化を良好に感知することか可能であ
る。
しかしかかる構造にあっては、第3図から明らかな如く
、キーボードの周辺部の化粧板9に近いスイッチを操作
した場合にはカバーシート7が比較的広い範囲に亘って
押し下げられることになり、図示の如くカバーシート7
ど化粧板9との間に隙間が生じて防塵性ないし防水性が
一時的に損なわれる虞がある。
考案の目的 本考案の目的は上記のような問題点を解消することによ
り優れた性能のフラットキーボードを提供することにあ
る。
考案の構成 本考案は上記の目的を遠戚するめに、上記の如<薄形小
ストロークのスイッチを、内面にキー標記が印刷標記さ
れた弾性カバーシートで覆い隠シ、該カバーシートを介
してスイッチを押下げるようにしたフラットキーボード
において、前記カバーシートの内面と該カバーシート内
面に対向する固定部材の表面との間に柔軟な弾性部材を
介在させると共に、キーボードの周辺部の化粧板とカバ
ーシートとの間にも弾性シール材をこれに初期圧縮力を
付与した状態で介在させ、且つ前記固定部材の外周縁お
よび化粧板の内周縁に該弾性シール材の初期圧縮力によ
るカバーシートの湾曲を阻止するためのウェブを形成し
た構造としたものである。
考案の実施例 以下、本考案の実施例につき図面を参照して詳細に説明
する。
第4図は本考案のフラットキーボードの一実施例の断面
図であり、その基本構造は第1図から第3図に示す従来
構造と同じである。
本考案の特徴は、前記記のような問題の対策として、カ
バーシート7と化粧板9との間にも弾性シール材10を
介在させて防塵性および防水性が損なわれるのを防止し
た点にある。
しかるに弾性シール材10は成る程度の初期圧縮力を与
えておかなければシール効果がないので、この初期圧縮
力のためにカバーシート7が仮想線7aで示す如く上方
へ湾曲してしまって操作性が阻害される虞がある。
これを防止するために、本考案では更に第4図に示すよ
うにパネル4の周縁および化粧板9の内縁にそれぞれウ
ェブ4b、9aを形成して、シール材10の初期圧縮力
によるカバーシート7の上方への湾曲を阻止するように
しである。
また、これらのウェブはエラストマ6およびシール材1
0の保護部材としての役目もする。
このように本考案の構造によれば、キーボードの防塵性
および防水性が損なわれることがなく、しかも良好な操
作性が維持される。
なお、上記の実施例ではカバーシート内面はキートップ
3と接触することになるが、この場合の摩擦力は小さい
のでキー標記の消滅ないしカバーシートの破損は全く問
題とならない。
考案の効果 以上の説明から明らかなように、本考案によればカバー
シート内面のキー標記の消滅およびカバーシートの破損
の虞がなく、しかも防塵性や防水性ならびにスナップア
クション機能などのスイッチ動作特性を損なうことのな
い優れた密閉構造のフラットキーボードを実現すること
が可能である。
【図面の簡単な説明】
第1図から第3図は従来のフラットキーボードの一例を
示す図であって第1図は分解斜視図、第2図は第1図の
矢印■−■に沿って取った組立状態での断面図、第3図
は作動状態での断面図であり、第4図は本考案によるフ
ラットキーボードの一実施例の断面図である。 1・・・・・・スイッチ、2・・・・・・プリント板、
3・・・・・・キートップ、4・・・・・・パネル、4
b・・−−−−ウェブ、5・・・・・・シール部材、6
・・・・・・エラストマ、7・・曲カバーシート、8・
・・・・・キー標記、9・・・・・・化粧板、9a・・
・ウェブ、10・・・・・・弾性シール材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 薄形小ストロークのスイッチを、内面にキー標記が印刷
    標記された弾性カバーシートで覆い隠し、該カバーシー
    トを介してスイッチを押下げるようにしたフラットキー
    ホードにおいて、前記カバーシートの内面と該カバーシ
    ート内面に対向する固定部材の表面との間に柔軟な弾性
    部材を介在させると共に、キーボードの周辺部の化粧板
    とカバーシートとの間にも弾性シール材をこれに初期圧
    縮力を付与した状態で介在させ、且つ前記固定部材の外
    周縁および化粧板の内周縁に該弾性シール材の初期圧縮
    力によるカバーシートの湾曲ヲ阻止するためのウェブを
    形成したことを特徴とするフラットキーボード。
JP1978046960U 1978-04-12 1978-04-12 フラツトキ−ボ−ド Expired JPS605481Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978046960U JPS605481Y2 (ja) 1978-04-12 1978-04-12 フラツトキ−ボ−ド

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1978046960U JPS605481Y2 (ja) 1978-04-12 1978-04-12 フラツトキ−ボ−ド

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54150428U JPS54150428U (ja) 1979-10-19
JPS605481Y2 true JPS605481Y2 (ja) 1985-02-20

Family

ID=28928024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1978046960U Expired JPS605481Y2 (ja) 1978-04-12 1978-04-12 フラツトキ−ボ−ド

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS605481Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4022052Y1 (ja) * 1964-07-22 1965-07-29

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4022052Y1 (ja) * 1964-07-22 1965-07-29

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54150428U (ja) 1979-10-19

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