JPS6054629B2 - 電子時計 - Google Patents
電子時計Info
- Publication number
- JPS6054629B2 JPS6054629B2 JP11838775A JP11838775A JPS6054629B2 JP S6054629 B2 JPS6054629 B2 JP S6054629B2 JP 11838775 A JP11838775 A JP 11838775A JP 11838775 A JP11838775 A JP 11838775A JP S6054629 B2 JPS6054629 B2 JP S6054629B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- casing
- motor
- wheel
- speed rotating
- train
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Electromechanical Clocks (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は水晶時計等の電子時計に関するものである
。
。
従来の水晶時計は、上下地板間に輪列および駆動力を
発生するモータを配置し、さらに電子回路ブロックを取
付けてムーブメントを構成していた。
発生するモータを配置し、さらに電子回路ブロックを取
付けてムーブメントを構成していた。
この場合、ムーブメントとしての特性検査はムーブメン
トとしての完全状態すなわち駆動用モータを含む機械部
分と電子回路ブロックが接続された状態で行う必要があ
り、検査が容易でなかつた。また、組立および分解修理
の面からも問題があつた。 これにつき説明する。
トとしての完全状態すなわち駆動用モータを含む機械部
分と電子回路ブロックが接続された状態で行う必要があ
り、検査が容易でなかつた。また、組立および分解修理
の面からも問題があつた。 これにつき説明する。
すなわち、組立後に、動作確認として実働試験するのが
普通であるが、モータ部分が正確に回転することを試験
すれば良く、輪列部分は構造的に単純であるので、試験
の必要がない。しかし、従来のものは、輪列の全体をモ
ータと共に同じ地板に組込んでいるため、この試験の結
果、付具合があつた場合に、輪列まで再度分解しなけれ
ばならず、分解手直しが困難という問題がある。 また
、油切れ等で分解修理する場合、一般に輪列の低速部よ
りも高速部の方が早く油切れになるので、特にその高速
部の洗浄注油が必要となる。
普通であるが、モータ部分が正確に回転することを試験
すれば良く、輪列部分は構造的に単純であるので、試験
の必要がない。しかし、従来のものは、輪列の全体をモ
ータと共に同じ地板に組込んでいるため、この試験の結
果、付具合があつた場合に、輪列まで再度分解しなけれ
ばならず、分解手直しが困難という問題がある。 また
、油切れ等で分解修理する場合、一般に輪列の低速部よ
りも高速部の方が早く油切れになるので、特にその高速
部の洗浄注油が必要となる。
この場合に、従来のものでは、まだ洗浄注油を必要とし
ない低速部まで分解しなくては高速部の洗浄注油が行な
えず、無駄な手間がかかるという問題がある。 この発
明の目的は、実働試験後の不良品の分解手直しや、洗浄
注油等の分解修理の容易な電子時計を提供することであ
る。
ない低速部まで分解しなくては高速部の洗浄注油が行な
えず、無駄な手間がかかるという問題がある。 この発
明の目的は、実働試験後の不良品の分解手直しや、洗浄
注油等の分解修理の容易な電子時計を提供することであ
る。
第１図はこの発明の電子時計の一実施例の機構部の分
解斜視図、第２図は同じく駆動部の分解斜視図である。
解斜視図、第２図は同じく駆動部の分解斜視図である。
図において、１は回転子、２は一番カナ、３は地板であ
る。地板３はカバー１５とで第１のケーシング２０を構
成している。４、５、６は歯車、７は秒針車、８は伝達
車、９は分針車、１０は日裏車、１１は時針車、１２は
針回し車、１３は取付板、１４は第２のケーシング、１
４ａは電池ホルダ部、１６は回路ブロック、１７はモー
タ用コイル、１８は針回しつまみ、１９はスタートレバ
ーである。
る。地板３はカバー１５とで第１のケーシング２０を構
成している。４、５、６は歯車、７は秒針車、８は伝達
車、９は分針車、１０は日裏車、１１は時針車、１２は
針回し車、１３は取付板、１４は第２のケーシング、１
４ａは電池ホルダ部、１６は回路ブロック、１７はモー
タ用コイル、１８は針回しつまみ、１９はスタートレバ
ーである。
これらの機構部および駆動部の組立状態の断面図を第３
図に示す。すなわち、回転子１は地板３て保持され、回
転自在になつている。回転子１の一端面に一番カナ２が
固着している。歯車４は地板３に回転自在に保持されて
いる。また、モータ用コイル１７力幼バー１５に固着さ
れ、回路ブロック１６もカバー１５に固定されている。
モータ用コイル１７と回路ブロック１６とは電気的に接
続されている。第２のケーシング１４およびカバー１５
の係合部は第４図のようになつている。すなわち、カバ
ー１５には突出部１５ａがあり、第２のケーシング１４
にも突出部１４ｂがあり、これらが係合しはずれないが
強く引張るとはずれる。再び第１図を参照して、分針車
９、日裏車１０、時針車１１、針回し車１１が第２のケ
ーシング１４の前面（下側）より挿入されて、その下側
から取付板１３によつてはずれないように押えられる。
歯車５，６、秒針車７、および伝達車８は、第２のケー
シング１４に後面（上側）から取付けられる。回転子１
の回転は、一番カナ２→歯車４，５，６→秒針車７→伝
達車８一分針車９一日裏車１０一時針車１１へと伝わり
、秒、分、時針（図示せす）を運針する。一番カナ２お
よび歯車４は高速回転輪列となるものであり、各々前述
のように第１のケーシング２０に組込まれている。歯車
５，６から時針車１１までの歯車５〜１１は低速回転輪
列を構成しており、各々前述のように第２のケーシング
１４の組一込まれている。この構成によると、モータと
回路ブロック１６と高速回転輪列とを第１のケーシング
２０に一体的に収容してブロック化し、低速回転輪列を
組込んだ第２のケーシング１４を第１のケーシング２０
に着脱自在に結合するようにしているため、次の利点が
得られる。
図に示す。すなわち、回転子１は地板３て保持され、回
転自在になつている。回転子１の一端面に一番カナ２が
固着している。歯車４は地板３に回転自在に保持されて
いる。また、モータ用コイル１７力幼バー１５に固着さ
れ、回路ブロック１６もカバー１５に固定されている。
モータ用コイル１７と回路ブロック１６とは電気的に接
続されている。第２のケーシング１４およびカバー１５
の係合部は第４図のようになつている。すなわち、カバ
ー１５には突出部１５ａがあり、第２のケーシング１４
にも突出部１４ｂがあり、これらが係合しはずれないが
強く引張るとはずれる。再び第１図を参照して、分針車
９、日裏車１０、時針車１１、針回し車１１が第２のケ
ーシング１４の前面（下側）より挿入されて、その下側
から取付板１３によつてはずれないように押えられる。
歯車５，６、秒針車７、および伝達車８は、第２のケー
シング１４に後面（上側）から取付けられる。回転子１
の回転は、一番カナ２→歯車４，５，６→秒針車７→伝
達車８一分針車９一日裏車１０一時針車１１へと伝わり
、秒、分、時針（図示せす）を運針する。一番カナ２お
よび歯車４は高速回転輪列となるものであり、各々前述
のように第１のケーシング２０に組込まれている。歯車
５，６から時針車１１までの歯車５〜１１は低速回転輪
列を構成しており、各々前述のように第２のケーシング
１４の組一込まれている。この構成によると、モータと
回路ブロック１６と高速回転輪列とを第１のケーシング
２０に一体的に収容してブロック化し、低速回転輪列を
組込んだ第２のケーシング１４を第１のケーシング２０
に着脱自在に結合するようにしているため、次の利点が
得られる。
すなわち、第１のケーシング２０側だけで実働試験が行
なえ、そのため試験の結果不具合があつた場合に、低速
回転輪列まで分解する必要がなく、分解手直しが容易に
行なえ！る。また、第１のケーシング２０側だけで試験
できるので、試験そのものは行ない易い。また、分解修
理に際し、第１のケーシング２０と第２のケーシング１
４とを分解し、特に洗浄注油の必要な高速回転輪列のみ
を洗浄注油し、まだ洗浄注油の必要のない低速回転輪列
は、第２のケーシング１４に組込んだままとできる。
なえ、そのため試験の結果不具合があつた場合に、低速
回転輪列まで分解する必要がなく、分解手直しが容易に
行なえ！る。また、第１のケーシング２０側だけで試験
できるので、試験そのものは行ない易い。また、分解修
理に際し、第１のケーシング２０と第２のケーシング１
４とを分解し、特に洗浄注油の必要な高速回転輪列のみ
を洗浄注油し、まだ洗浄注油の必要のない低速回転輪列
は、第２のケーシング１４に組込んだままとできる。
そのため、無駄な作業が不要で、分解修理が容易である
。さらに、部品精度的にも重要部分ど比較的ラフ″でよ
い所とに分離されるので、このことからも組立および分
解修理が容易である。
。さらに、部品精度的にも重要部分ど比較的ラフ″でよ
い所とに分離されるので、このことからも組立および分
解修理が容易である。
以上のように、この発明の電子時計は、モータと回路ブ
ロックと高速回転輪例とを第１のケーシングに一体的に
収容し、低速回転輪列を組込んだ第２のケーシングを第
１のケーシングに着脱自在に装着するようにしているた
め、次の利点が得られる。
ロックと高速回転輪例とを第１のケーシングに一体的に
収容し、低速回転輪列を組込んだ第２のケーシングを第
１のケーシングに着脱自在に装着するようにしているた
め、次の利点が得られる。
すなわち、第１のケーシング側だけで実働試験が行なえ
、そのため試験の結果不具合があつた場合に、低速回転
輪列まで分解する必要がなく、分解手直しが容易に行な
える。また、分解修理に際し、第１のケーシングと第２
のケーシングとを分解し、特に洗浄注油の必要な高速回
転輪列のみを洗浄注油し、まだ洗浄注油の必要のない低
速回転輪列は、第２のケーシングに組込んだままとでき
る。
、そのため試験の結果不具合があつた場合に、低速回転
輪列まで分解する必要がなく、分解手直しが容易に行な
える。また、分解修理に際し、第１のケーシングと第２
のケーシングとを分解し、特に洗浄注油の必要な高速回
転輪列のみを洗浄注油し、まだ洗浄注油の必要のない低
速回転輪列は、第２のケーシングに組込んだままとでき
る。
そのため、無駄な作業が不要で、分解修理が容易である
という効果がある。
という効果がある。
第１図はこの発明の電子時計の機構部の分解斜視図、第
２図は同じく駆動部の分解斜視図、第３図はこれらの組
立状態の断面図、第４図はその要部拡大断面図である。
２図は同じく駆動部の分解斜視図、第３図はこれらの組
立状態の断面図、第４図はその要部拡大断面図である。
Claims (1)
- １ モータと、前記モータを回転駆動するための回路ブ
ロックと、前記モータにより回転駆動される高速回転輪
列と、前記モータ、前記回路ブロックおよび前記高速回
転輪列を一体的に収容する第１のケーシングと、前記第
１のケーシングに着脱自在に装着される第２のケーシン
グと、前記第２のケーシングに組込まれて前記高速回転
輪列により駆動され時計針に回転を伝える低速回転輪列
を備える電子時計。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11838775A JPS6054629B2 (ja) | 1975-09-30 | 1975-09-30 | 電子時計 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11838775A JPS6054629B2 (ja) | 1975-09-30 | 1975-09-30 | 電子時計 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5242157A JPS5242157A (en) | 1977-04-01 |
| JPS6054629B2 true JPS6054629B2 (ja) | 1985-11-30 |
Family
ID=14735418
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11838775A Expired JPS6054629B2 (ja) | 1975-09-30 | 1975-09-30 | 電子時計 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6054629B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6398228U (ja) * | 1986-12-17 | 1988-06-25 |
-
1975
- 1975-09-30 JP JP11838775A patent/JPS6054629B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6398228U (ja) * | 1986-12-17 | 1988-06-25 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5242157A (en) | 1977-04-01 |
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