JPS6053784B2 - エンジンのインジエクタ取付構造 - Google Patents
エンジンのインジエクタ取付構造Info
- Publication number
- JPS6053784B2 JPS6053784B2 JP55036886A JP3688680A JPS6053784B2 JP S6053784 B2 JPS6053784 B2 JP S6053784B2 JP 55036886 A JP55036886 A JP 55036886A JP 3688680 A JP3688680 A JP 3688680A JP S6053784 B2 JPS6053784 B2 JP S6053784B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- injector
- mounting
- delivery
- mounting structure
- engine
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、電子制御式燃料噴射装置を備えたエンジン
におけるインジェクタの取付構造に関する。
におけるインジェクタの取付構造に関する。
近年、排ガス対策の一環として、ないし電子機器の発
達に伴なつてマイクロコンピュータを使つた、いわゆる
電子制御式燃料噴射装置を備えたエンジンが種々提案さ
るようになつてきた。
達に伴なつてマイクロコンピュータを使つた、いわゆる
電子制御式燃料噴射装置を備えたエンジンが種々提案さ
るようになつてきた。
ところで、一般にこの種のエンジンにおける各気筒に
対応するインジェクタは、後端部をデリバリパイプと称
する一種の分配管に連結し、先端部を各気筒の吸気口付
近に開口された保持口に挿入し保持する構造を採つてい
る。
対応するインジェクタは、後端部をデリバリパイプと称
する一種の分配管に連結し、先端部を各気筒の吸気口付
近に開口された保持口に挿入し保持する構造を採つてい
る。
すなわち、インジェクタは後端部がデリバリパイプによ
つて保持され、先端部が吸気管に噴射方向を指向して開
口された保持口によつて保持されていることになる。こ
のため、前記保持口が正しく噴射方向を指向して開口さ
れていたとしても、後端部の保持位置が所定の位置より
ずれていると、燃料の噴射方向が正規の方向を指向せず
具合が悪い。特に、このずれは作業上視認し難い上下方
向にずれが生じやすく、その対策が要請されていた。
つて保持され、先端部が吸気管に噴射方向を指向して開
口された保持口によつて保持されていることになる。こ
のため、前記保持口が正しく噴射方向を指向して開口さ
れていたとしても、後端部の保持位置が所定の位置より
ずれていると、燃料の噴射方向が正規の方向を指向せず
具合が悪い。特に、このずれは作業上視認し難い上下方
向にずれが生じやすく、その対策が要請されていた。
すなわち、通常自動車のエンジンは、作業者が見下す位
置に配置されているため、インジェクタの取付けも見下
しながら行なわれる。このため、横方向の挿入角度のず
れは目視できるが、上下方向の誤差は目視し難く、結局
ずれた状態で取付けられてしまうか、あるいは正しく取
付けるために時間をかけるカルなければならず、作業性
が悪く、またこのような試行錯誤的な作業によつてｏリ
ングを損傷してしまうという不都合がある。 本発明は
このような事情に鑑みなされたもので、複数のインジェ
クタを平行に保持するデリバリパイプに軸線方向に離間
した２以上の取付座面を形成し、この取付座面をインジ
ェクタの軸線と高さ方向において同一または平行に形成
するというきわめて簡単な構成により、インジェクタの
取付けを正確かつ容易に行なえるインジェクタの取付構
造を提供するものである。
置に配置されているため、インジェクタの取付けも見下
しながら行なわれる。このため、横方向の挿入角度のず
れは目視できるが、上下方向の誤差は目視し難く、結局
ずれた状態で取付けられてしまうか、あるいは正しく取
付けるために時間をかけるカルなければならず、作業性
が悪く、またこのような試行錯誤的な作業によつてｏリ
ングを損傷してしまうという不都合がある。 本発明は
このような事情に鑑みなされたもので、複数のインジェ
クタを平行に保持するデリバリパイプに軸線方向に離間
した２以上の取付座面を形成し、この取付座面をインジ
ェクタの軸線と高さ方向において同一または平行に形成
するというきわめて簡単な構成により、インジェクタの
取付けを正確かつ容易に行なえるインジェクタの取付構
造を提供するものである。
以下、その構成などを図に示す実施例を用いて詳細に説
明する。 第１図は本発明のインジェクタの取付構造を
実施したエンジンの平面図、第２図は同じくその縦断側
面図、第３図はデリバリパイプの拡大図、第４図は要部
の拡大図である。これらの図において、符号１に示すも
のはエンジン本体を示し、シリンダ２、ピストン３およ
び吸気弁４、排気弁５を備えたシリンダヘッド６などか
ら構成され、これらの構成部材は一般に知られてるもの
と特に変るものではない。７は排気管、８は吸気管で、
本実施例では４本の気筒の各吸気口９に対応するように
４本設けられ、その上流側はサージタンク１０に接続さ
れている。
明する。 第１図は本発明のインジェクタの取付構造を
実施したエンジンの平面図、第２図は同じくその縦断側
面図、第３図はデリバリパイプの拡大図、第４図は要部
の拡大図である。これらの図において、符号１に示すも
のはエンジン本体を示し、シリンダ２、ピストン３およ
び吸気弁４、排気弁５を備えたシリンダヘッド６などか
ら構成され、これらの構成部材は一般に知られてるもの
と特に変るものではない。７は排気管、８は吸気管で、
本実施例では４本の気筒の各吸気口９に対応するように
４本設けられ、その上流側はサージタンク１０に接続さ
れている。
１１はこのサージタンク１０の一端に接続されたスロッ
トルボディ、１２はスロットルバルブ、１３は前記吸気
管８を横方向に２本宛連結するように設けられた取付部
で、この取付部１３上には後述するデリバリバイブを取
付けるための取付座面１４が形成されている。
トルボディ、１２はスロットルバルブ、１３は前記吸気
管８を横方向に２本宛連結するように設けられた取付部
で、この取付部１３上には後述するデリバリバイブを取
付けるための取付座面１４が形成されている。
１５は前記吸気管８のシリンダヘッド側に開口され、イ
ンジェクタ１６の先端部１６ａが挿入される保持口で、
この保持口１５は所定の燃料噴射方向、すなわち吸気口
を指向する軸線をもつて穿設されている。
ンジェクタ１６の先端部１６ａが挿入される保持口で、
この保持口１５は所定の燃料噴射方向、すなわち吸気口
を指向する軸線をもつて穿設されている。
なお、本実施例においては、吸気管８、サージタンク１
０、スロットルボディ１１および取付部１３はアルミ合
金によつて一体に形成した例を示したが、これらは必ず
しもすべて一体に形成しなくともよい。また、材質をア
ルミ合金に代えて合成樹脂とすることも可能である。１
８は前記インジェクタ１６を保持すると共に、各インジ
ェクタ１６に燃料を分配供給するデリバリバイブで、こ
のデリバリバイブ１８にはインジェクタ１６の後端部１
６ｂを保持する保持口１９と、フィルタ２０およびポン
プ２１を介して燃料タンク２２に接続される燃料供給口
２３と、ープレッシャレギュレータ２４を介し燃料タン
ク２２に接続される燃料戻り口２５とが設けられている
。
０、スロットルボディ１１および取付部１３はアルミ合
金によつて一体に形成した例を示したが、これらは必ず
しもすべて一体に形成しなくともよい。また、材質をア
ルミ合金に代えて合成樹脂とすることも可能である。１
８は前記インジェクタ１６を保持すると共に、各インジ
ェクタ１６に燃料を分配供給するデリバリバイブで、こ
のデリバリバイブ１８にはインジェクタ１６の後端部１
６ｂを保持する保持口１９と、フィルタ２０およびポン
プ２１を介して燃料タンク２２に接続される燃料供給口
２３と、ープレッシャレギュレータ２４を介し燃料タン
ク２２に接続される燃料戻り口２５とが設けられている
。
２７はこのデリバリバイブ１８を取付けるためのフラン
ジで、このフランジ２７はデリバリバイブ１８の軸線方
向に離間して２個設けられてお！り、前記保持口１９の
軸線、換言すればインジェクタ１６の軸線２８と平行を
なすように突設されている。
ジで、このフランジ２７はデリバリバイブ１８の軸線方
向に離間して２個設けられてお！り、前記保持口１９の
軸線、換言すればインジェクタ１６の軸線２８と平行を
なすように突設されている。
すなわち、このフランジ２７の取付面、換言すれば前記
取付部１３の取付座面１４とインジェクタ１６の軸線２
８とは高さ方向において平；行になるように形成されて
いる。なお、３０は図示しないスタータ用インジェクタ
の保持口で、前記他のインジェクタ１６の保持口１９と
同時に設けられている。したがつて、インジェクタ１６
の取付けは、先ｆずインジェクタ１６をデリバリバイブ
１８の保持口１９に挿入保持させ、次にフランジ２７の
下面を取付部１３の取付座面１４上に添わせつつインイ
ンジェクタ１６の先端部１６ａを保持口１５内に挿入し
、さらにボルト３１をもつて固定することによつて行な
われる。
取付部１３の取付座面１４とインジェクタ１６の軸線２
８とは高さ方向において平；行になるように形成されて
いる。なお、３０は図示しないスタータ用インジェクタ
の保持口で、前記他のインジェクタ１６の保持口１９と
同時に設けられている。したがつて、インジェクタ１６
の取付けは、先ｆずインジェクタ１６をデリバリバイブ
１８の保持口１９に挿入保持させ、次にフランジ２７の
下面を取付部１３の取付座面１４上に添わせつつインイ
ンジェクタ１６の先端部１６ａを保持口１５内に挿入し
、さらにボルト３１をもつて固定することによつて行な
われる。
なお、図に示す実施例では、フランジ２７をインジェク
タ保持口１９の反対側に突設する例を示したが、第３図
に鎖線２ｒで示すようにインジｊエクタ１６の取付側に
突設してもよいことはいうまでもない。
タ保持口１９の反対側に突設する例を示したが、第３図
に鎖線２ｒで示すようにインジｊエクタ１６の取付側に
突設してもよいことはいうまでもない。
また、これらフランジの取付面とインジェクタの軸線と
が同一面上にあるように形成してもよい。以上説明した
ように本発明によれば、単に取付座面をインジェクタの
軸線と対応させて形成するというきわめて簡単な構成に
より、インジェクタを正確かつ迅速に取付けることがで
きる。
が同一面上にあるように形成してもよい。以上説明した
ように本発明によれば、単に取付座面をインジェクタの
軸線と対応させて形成するというきわめて簡単な構成に
より、インジェクタを正確かつ迅速に取付けることがで
きる。
特に複数の取付座面がデリバリバイブの軸線方向に離間
して設けられているため、ねじれ方向への位置ずれがな
く、全てのインジェクタを所望の位置に平行に取付ける
ことができる。また、１本のデリバリバイブを複数のイ
ンジェクタで共用しているから部品点数も少ない。また
、実施例に示すようにインジェクタの取付部と、その先
端部を保持する口とを同一部材に形成すれば、インジェ
クタの取付け精度を向上するための加工が容易となる。
また、実施例に示すように、吸気管、サージタンク、ス
ロットルボディをアルミ合金または合成樹脂によつて一
体に形成すれば、接続部およびこれに要する部材を必要
とせず、したがつてエンジンの性能ないし信頼性が向上
するばかりか軽量化とコストダウンが期待できる等の効
果がある。
して設けられているため、ねじれ方向への位置ずれがな
く、全てのインジェクタを所望の位置に平行に取付ける
ことができる。また、１本のデリバリバイブを複数のイ
ンジェクタで共用しているから部品点数も少ない。また
、実施例に示すようにインジェクタの取付部と、その先
端部を保持する口とを同一部材に形成すれば、インジェ
クタの取付け精度を向上するための加工が容易となる。
また、実施例に示すように、吸気管、サージタンク、ス
ロットルボディをアルミ合金または合成樹脂によつて一
体に形成すれば、接続部およびこれに要する部材を必要
とせず、したがつてエンジンの性能ないし信頼性が向上
するばかりか軽量化とコストダウンが期待できる等の効
果がある。
第１図は本発明に係るインジェクタ取付構造を実施した
エンジンの平面図、第２図は同じくその縦断面図、第３
図はデリバリバイブの拡大図、第４図は第２図の一部拡
大図である。 ８・・・・・・吸気管、１４・・・・・・取付座面、１
６・・・・・・インジェクタ、１８・・・・・デリバリ
バイブ。
エンジンの平面図、第２図は同じくその縦断面図、第３
図はデリバリバイブの拡大図、第４図は第２図の一部拡
大図である。 ８・・・・・・吸気管、１４・・・・・・取付座面、１
６・・・・・・インジェクタ、１８・・・・・デリバリ
バイブ。
Claims (1)
- １ 平行に並設される複数のインジェクタの後端部を保
持する１本のデリバリパイプに、このデリバリパイプの
軸線方向に離間する２以上の取付座面を設け、この取付
座面をインジェクタの軸線と高さ方向において同一また
は平行となるように形成したことを特徴とするエンジン
のインジェクタ取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55036886A JPS6053784B2 (ja) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | エンジンのインジエクタ取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP55036886A JPS6053784B2 (ja) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | エンジンのインジエクタ取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56135743A JPS56135743A (en) | 1981-10-23 |
| JPS6053784B2 true JPS6053784B2 (ja) | 1985-11-27 |
Family
ID=12482253
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP55036886A Expired JPS6053784B2 (ja) | 1980-03-25 | 1980-03-25 | エンジンのインジエクタ取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6053784B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60107082U (ja) * | 1983-12-26 | 1985-07-20 | ヤンマーディーゼル株式会社 | 建設機械の吊り上げ装置 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4305339B2 (ja) * | 2004-09-08 | 2009-07-29 | 日産自動車株式会社 | 内燃機関における燃料噴射装置の取付構造 |
-
1980
- 1980-03-25 JP JP55036886A patent/JPS6053784B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60107082U (ja) * | 1983-12-26 | 1985-07-20 | ヤンマーディーゼル株式会社 | 建設機械の吊り上げ装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56135743A (en) | 1981-10-23 |
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