JPS605371Y2 - 摺動体保持クリツプ - Google Patents
摺動体保持クリツプInfo
- Publication number
- JPS605371Y2 JPS605371Y2 JP2516080U JP2516080U JPS605371Y2 JP S605371 Y2 JPS605371 Y2 JP S605371Y2 JP 2516080 U JP2516080 U JP 2516080U JP 2516080 U JP2516080 U JP 2516080U JP S605371 Y2 JPS605371 Y2 JP S605371Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sliding body
- holding
- arm
- clip
- sliding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Clamps And Clips (AREA)
- Mechanical Control Devices (AREA)
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は摺動体の保持クリップに関する。
例えば自動車の空調用エアダクトには、空気の取入、遮
断のためのダンパが設けられ、該ダンパは操作レバーに
よって開閉調節可能に構成されている。
断のためのダンパが設けられ、該ダンパは操作レバーに
よって開閉調節可能に構成されている。
そして、操作レバーとダンパはアームによッテ連結され
、該アームの前後動によってダンパの開閉が行なわれる
のであるが、アームは操作レバーの位置とダンパの取付
位置とをつなぐ役割を有するので一定の長さを必要とす
る。
、該アームの前後動によってダンパの開閉が行なわれる
のであるが、アームは操作レバーの位置とダンパの取付
位置とをつなぐ役割を有するので一定の長さを必要とす
る。
この場合においてアームの適宜箇所をエアダクトの側壁
に保持しなければならない。
に保持しなければならない。
この考案は、例えばこのような場合に用いられる摺動す
るアームを適宜位置に保持させるために使用されるクリ
ップに関するものである。
るアームを適宜位置に保持させるために使用されるクリ
ップに関するものである。
この考案は、摺動体の保持をクリップによってなすこと
により、摺動体の組付、保持を極めて簡単、容易に行な
わせしめ、これらの作業および工程の効率化を図るとと
もに、摺動体の摺動保持に極めて効果の優れたクリップ
を提供しようとするものである。
により、摺動体の組付、保持を極めて簡単、容易に行な
わせしめ、これらの作業および工程の効率化を図るとと
もに、摺動体の摺動保持に極めて効果の優れたクリップ
を提供しようとするものである。
以下添付の図面を参照しつつこの考案の詳細を説明する
。
。
第1図はこの考案の一実施例を示す保持クリップ10の
斜視図、第2図はその正面図、第3図はその右側意図を
表わすものである。
斜視図、第2図はその正面図、第3図はその右側意図を
表わすものである。
この考案に係る保持クリップ10は、全体がクリープ特
性に優れた例えばナイロン、ポリアセクール樹脂の成形
品より構成され、図示したように摺動体Sを保持する保
持片11.12と、これらを連結一体化するU字脚20
の各部よりなるものである。
性に優れた例えばナイロン、ポリアセクール樹脂の成形
品より構成され、図示したように摺動体Sを保持する保
持片11.12と、これらを連結一体化するU字脚20
の各部よりなるものである。
保持片11,12は摺動体Sを保持する相対向する開口
部13.14を有するコ字状に形成され、その上面側1
1a、12aは切欠17,18を介して押圧腕15,1
6が設けられている。
部13.14を有するコ字状に形成され、その上面側1
1a、12aは切欠17,18を介して押圧腕15,1
6が設けられている。
この押圧腕15,16は摺動体Sの摺動方向に内方へ屈
曲して形成されていて摺動体の位置保持に効果を有する
。
曲して形成されていて摺動体の位置保持に効果を有する
。
一方、保持片11.12の下面側11b、12bのほぼ
中央にはU字脚20が突設される。
中央にはU字脚20が突設される。
U字脚20の各脚21,22は保持片11.12と一体
に設けられ、該U字脚20によってこれら2つの保持片
11.12は連結、一体化されている。
に設けられ、該U字脚20によってこれら2つの保持片
11.12は連結、一体化されている。
そしてこのU字脚20は、先端部20aが小径となった
テーパー状に形成されているとともに、後部乏Obに係
止段部23,24が設けられていて、図示したような笠
状の嵌合クリップとして構成されている。
テーパー状に形成されているとともに、後部乏Obに係
止段部23,24が設けられていて、図示したような笠
状の嵌合クリップとして構成されている。
次に、この考案の保持クリップ10を用いて摺動体を保
持する実施例として、前記の自動車用エアダクトの例に
ついて説明する。
持する実施例として、前記の自動車用エアダクトの例に
ついて説明する。
第4図は、自動車用エアダクト30に装着されたダンパ
開閉機構の要部の側面図であり、第5図は第4図のA−
A部における一部拡大断面図を示す。
開閉機構の要部の側面図であり、第5図は第4図のA−
A部における一部拡大断面図を示す。
図示したように、エア吹出口31近傍に枢着された操作
レバー32の回動に伴ないその先端に連結されたアーム
33がエアダクト30の部方向に摺動する。
レバー32の回動に伴ないその先端に連結されたアーム
33がエアダクト30の部方向に摺動する。
該アーム33の先端はさらにダンパに連結され該アーム
の移動によってダンパの開閉が行なわれるように構成さ
れているのであるが、ここではこれらの具体的な説明は
省略する。
の移動によってダンパの開閉が行なわれるように構成さ
れているのであるが、ここではこれらの具体的な説明は
省略する。
摺動体であるアーム33は、操作レバー32近傍におい
ては固定具34によって保持位置が定められるが、他の
部分はアーム33の長さ方向の適宜位置に本考案の保持
クリップ10によって保持されている。
ては固定具34によって保持位置が定められるが、他の
部分はアーム33の長さ方向の適宜位置に本考案の保持
クリップ10によって保持されている。
保持クリップ10のエアダクト30への固定は、エアダ
クト30に設けられた開口35にクリップ10のU字脚
20を嵌入して係止段部23,24を開口35の端縁に
嵌着係止すればよい。
クト30に設けられた開口35にクリップ10のU字脚
20を嵌入して係止段部23,24を開口35の端縁に
嵌着係止すればよい。
もちろん開口35の大きさはU字脚20の大きさならび
にそのスナツプ性を考慮して形成される。
にそのスナツプ性を考慮して形成される。
一方保持片11.12の開口部13.14に装着された
アーム33は保持片11,12の押圧腕15,16によ
ってその摺動方向に押圧されつつ摺動するので、アーム
33の長さ方向に膨らんだり変形することなく保持され
る。
アーム33は保持片11,12の押圧腕15,16によ
ってその摺動方向に押圧されつつ摺動するので、アーム
33の長さ方向に膨らんだり変形することなく保持され
る。
なお、アーム33の組付けに際しては、各保持片11.
12を外方に開きつつアーム33に装着して、そのまま
エアダクト30の開口35に押圧しU字脚20を嵌着せ
しめればよい。
12を外方に開きつつアーム33に装着して、そのまま
エアダクト30の開口35に押圧しU字脚20を嵌着せ
しめればよい。
組付後にあっては、U字脚20の係止段部23,24に
対してエアダクト30の開口35縁部からの嵌合応力が
かかるので、保持片11.12も内側方向(すなわちア
ーム33の幅方向)への応力が加わり、アーム33は容
易に外れることがない。
対してエアダクト30の開口35縁部からの嵌合応力が
かかるので、保持片11.12も内側方向(すなわちア
ーム33の幅方向)への応力が加わり、アーム33は容
易に外れることがない。
上述したようにこの考案に係る摺動体の保持クリップに
あっては、摺動体の組付、保持が極めて容易となり、こ
れらの作業および工程を簡略化し効率化を図ることがで
きるばかりか、摺動体の摺動方向には押圧腕によって位
置保持を適確になし、摺動体の幅方向にはU字脚の嵌合
応力によってしっかりと保持されることができるので、
摺動体の保持クリップとして極めて大きな効果を有する
。
あっては、摺動体の組付、保持が極めて容易となり、こ
れらの作業および工程を簡略化し効率化を図ることがで
きるばかりか、摺動体の摺動方向には押圧腕によって位
置保持を適確になし、摺動体の幅方向にはU字脚の嵌合
応力によってしっかりと保持されることができるので、
摺動体の保持クリップとして極めて大きな効果を有する
。
第1図はこの考案の一実施例を示す保持クリップの斜視
図、第2図はその正面図、第3図はその右側面図、第4
図は自動車エアダクトに保持クリップを用いた実施例を
示すその側面図、第5図は、第4図のA−A線における
拡大断面図である。 10・・パ・・・保持クリップ、11.12・・・・・
・保持片、13.14・・・・・・開口部、15,16
・・・・・・押圧腕、20・・・・・・U字脚、21.
22・・・・・・脚、23゜24・・・・・・係止段部
、30・・・・・・自動車用エアダクト、33・・・・
・・アーム。
図、第2図はその正面図、第3図はその右側面図、第4
図は自動車エアダクトに保持クリップを用いた実施例を
示すその側面図、第5図は、第4図のA−A線における
拡大断面図である。 10・・パ・・・保持クリップ、11.12・・・・・
・保持片、13.14・・・・・・開口部、15,16
・・・・・・押圧腕、20・・・・・・U字脚、21.
22・・・・・・脚、23゜24・・・・・・係止段部
、30・・・・・・自動車用エアダクト、33・・・・
・・アーム。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 相対向する開口部13.14を有する2つの保持片11
.12の開口部13,14に摺動体Sが装着保持される
ように構成されたクリップ体10であって、該保持片1
1.12の上面側11a。 12aには摺動体Sの摺動力向に内方へ屈曲する押圧腕
15,16を有し、該2つの保持片11゜12はその下
面側11b、12bにおいてU字脚20の脚21,22
によって連結一体化されていて、該U字脚20は先端部
が小径となったテーパ状に形成されているとともに後部
に係止段部23.24を有する笠状の嵌合クリップとし
て構成されていることを特徴とする摺動体の保持クリッ
プ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2516080U JPS605371Y2 (ja) | 1980-02-28 | 1980-02-28 | 摺動体保持クリツプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2516080U JPS605371Y2 (ja) | 1980-02-28 | 1980-02-28 | 摺動体保持クリツプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS56127408U JPS56127408U (ja) | 1981-09-28 |
JPS605371Y2 true JPS605371Y2 (ja) | 1985-02-19 |
Family
ID=29621216
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2516080U Expired JPS605371Y2 (ja) | 1980-02-28 | 1980-02-28 | 摺動体保持クリツプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS605371Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH072918Y2 (ja) * | 1988-03-22 | 1995-01-30 | 株式会社東郷製作所 | ロッドホルダ |
-
1980
- 1980-02-28 JP JP2516080U patent/JPS605371Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS56127408U (ja) | 1981-09-28 |
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