JPS6053164A

JPS6053164A - ソリツドゴルフボ−ル

Info

Publication number: JPS6053164A
Application number: JP58160110A
Authority: JP
Inventors: 新井　康允
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1983-08-30
Filing date: 1983-08-30
Publication date: 1985-03-26
Also published as: JPH0573427B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】本発明は、１層以上のカバーを有するツーピースがルフ
が−ルやマルチプルゴルフゴールなどのソリッドがルフ
が−ルに関し、更に詳述すると、従来にない高反発弾性
を有し、飛行性能も極めて良好なソリッドがルフが−ル
に関する口従来より、ｓ？リブタジエンコ９ム、メタク
リル酸、酸化亜鉛、過酸化物等を混練してこれを加熱成
形した芯球に、アイオノマー樹脂等のカバーを被覆シタ
ツーピースゴルフゾールなどのソリッドゴルフが−ルが
知られている。このようなツーピースゴルフが一ルなど
のカバーを貝（ｉｔｉｆするソリッドゴルフが−ルにお
いては、が−ル全体の重量を規格内に調整するため、芯
球を形成する硬質ゴム材料に酸化亜鉛を充填剤として力
必要量以上配合した〕、硫酸バリウムやシリカなどの充
填剤を配合し、芯球の比重を高くすることによって？−
ル全体の重量を調整しており、通常芯球は比重が１．３
よシ高く、カバーは比重が１．０よシ低く形成されてい
る。

しかし、本発明者らの知見によれば、このように酸化亜
鉛を必要量以上に配合したシ、硫酸バリウムなどの充填
剤を配合して芯球の比重を筒＜シた場合は、そうでガい
場合に比べて芯球の反発弾性が劣るものであり、従来の
が−ル重量の調整法は、芯球本来の性能を十分に活かし
ているとはいい難いものであった。

本発明者ちは、上記事情に鑑み、ゾールの反発弾性を低
下させずにが−ルの重量を調整することにつき釉々検討
を行々った結果、芯球及びこの芯球を被覆するカバーを
具備するソリッドゴルフが一ルにおいて、酸化亜鉛や充
填剤等の配合量を調整することなどによって、芯球をス
モールサイズの場合は比重１．３０以下の高分子配合材
料にょシ、またラージサイズの場合は比重１．１５以下
の高分子配合材料によシ形成すると共に、カックーを比
重１．０以上の材料で形成することもしくは芯球の中心
部に鍾球を配置するとと又はこれら両方法を併用するこ
とによってゴール全体の重量を調整した場合、上記目的
が効果的に達成され、反発弾性に優れ、飛行性能が良好
なゴルフが−ルが得られることを知見し、本発明をなす
に至ったものである。

即ち、本発明は、芯球材料ゴムの比重を軽減することに
より反発弾性を高め、代りにカバー材の比重を増加させ
ること及び／又は芯材中心部に比重の大きい錘球を配置
することによ多重量を調整し、従来にない高反発弾性を
有し、飛行性能も極めて良好なソリッドゴルフが一ルを
提供するものである。

以下、本発明につき更に詳しりＨ（１、明する。

本発明に係るソリッドコ９ルフポールは、芯球及びこの
芯球な被覆するカバーを具備するソリッドがルフが一ル
において、芯球をスモールサイズの場合は比重１．３０
以下、ラージサイズの場合は比重１．１５以下の高分子
材料配合物により形成すると共に、カバーを比重１．０
以−りに形成すること及び／又は芯球の中心部に錘球を
配置することにょシが−ル全体の重量を調整してなるも
のである。

この場合、芯球を形成する高分子材料配合物の比重は、
上述したようにスモールサイズの場合は１．３０以下、
ラージサイズの場合は１．１５以下とすることが必要で
あるが、よシ好ましい比重はスモールサイズの場合は１
．００〜１．３０、特に１．１５〜１．２５、ラージサ
イズの場合は１．００〜１．１５、特に１．０５〜１．
１０である。

また、上記高分子材料配合物の組成に特に制限はないが
、ポリブタジエンコ９ムを主体としてこれに不飽和カル
がン酸、酸化亜鉛、有機過酸化物、充填剤等を混合し、
酸化亜鉛及び充填剤の量を調節することによシ成形後の
比重が上記範囲となるように調製したものを用いること
が特に好ましい。

外お、上記組成において、不飽和カルボン酸の代りに不
飽和カルボン酸エステルを配合したシ、不飽和カルボン
酸と不飽和カルぜン酸エステルを曲用するようにしても
差支えない。

本発明においては、上記比重の高分子材料配合物により
形成した芯球を比重１．０以上のカバーで被覆すること
及び／又は芯球の中心部に錘球を配備することにより、
ボール全体の重量を適宜重量に調整するものである。

本発明において、芯球を比重１．０以上のカバーで被覆
することのみによシポール重量を調整する場合、芯球の
重量を好ましくはスモールサイズでは３０．７〜３４．
７．９　、ラージサイズでは２８．５〜３２．８ｇとす
る。そして、カバーとして好ましくは比重１．０〜１．
６、特に比重１．２〜１．４のものを用い、上記芯球を
被覆するものである。なお、この場合カバーの重量はス
モールサイズの場合は（５）１０．８〜１２．５１９．ラージサイズの場合は１３，
５〜１５．７．！ｉ＋とすることが好ましい。

また、本発明において、芯球の中心部に錘球を配置する
ことのみによ＃）＊ｅ−ル重量を調整する場合、鍾球の
重量は、芯球を形成する高分子材料配合物の比重、芯球
の山径等によって異なるが、好ましくは３．６〜６．０
ＪｉＦ、特に好ましくは３．８〜５．８１とし、芯球の
重量を通常スモールサイズでは３５．４〜３６．２ｊｌ
Ｎラージサイズでは３３．４〜３４．２Ｎとするもので
ある。この場合、カバーとしては通常の比重が１．０よ
り低いものを用い、その重量は通常スモールサイズの場
合は８〜９ｇ、ラージサイズの場合は１０〜１１ＪｉＪ
とするものである。

更に、本発明において、芯球を比重１．０以上のカバー
で被覆すること及び芯球の中心部に錘球を配備すること
によＪｙ＋？−ル重量を調整する場合、錘球の重量は３
．６〜６．Ｏｌとすることが好ましく、芯球の重量をス
モールサイズでｉ、ｔ：　３０．７〜３４．７１１ラー
ジサイズでは２８．５〜３２．ＲＩｉに形成す（６）ることか好ましい。また、カバーとしては比重１．２〜
１．４のものを用い、重量はスモールサイズの場合は１
０８〜１２．５＆、ラージサイズの場合は１３．５〜１
５．’＃とすることが好ましい。

なお、本発明においては、カバーの組成は特に制限され
橙いが、アイオノマー樹脂（通常比重０．９６程度）を
主体としたものを用いることが好ましく、カバーとして
比重１．０以上のものを用いる場合は、アイオノマー樹
脂に鉄粉、銅粉等の金属粉或いは酸化チタン、酸化亜鉛
、硫酸バリウム、酸化鉄等の金属化合物などの高比重材
料を配合することによシ適宜比重となるように調製した
ものを用いることが好ましい。この場合、アイオノマー
樹脂としては、モノオｌ／フィンと炭素原子数３〜８の
不飽和モノ又はジカル？ン酸及びそれらのエステルから
なる群よシ選ばれる１種又は２種以上との重合体に交叉
金属結合を付与したものが好適に用いられる。なお、カ
バーの厚さは通常スモールサイズの場合は２ｗ程度、ラ
ージサイズの場合は２．５ｗ程度とすることが好ましい
。

また、本発明において、」二記錘球としては鉄、鉛１ニ
ッケル、コバルト、銅等の高比重材料を球状に形成した
ものを用いることができる。

なお、本発明においては、芯球は通常の方法によシ成形
することができる。′また、カバーを芯球に被覆する方
法も特に制限されず、例えばあらかじめ半球殻状に成形
した一対のカバーで芯球を包み、加熱成形して一体化す
る方法や、芯球の周囲にカバー材を射出成形して一体化
する方法などを採用し得る。

上述したように、本発明のソリッドゴルフが−ルは、芯
球及びこの芯球を被覆するカバーを具備するソリッドゴ
ルフｌ？−ルにおいて、芯球なスモールサイズの場合は
比重１．３０以下、ラージサイズの場合は比重１，１５
μ下の高分子材料配合物によシ形成すると共に、カバー
を比重１．０以上に形成すること及び／又は芯球の中心
部に錘球を配置することによって？−ル全体の重量を調
整するよう構成したことによシ、反発弾性が高く、飛行
性能が良好なものである。

次に実施例及び比較例を示し、本発明を具体的に説明す
る。

〔実施例、比較例〕第１表に示す配合処方の実施例１〜３、比較例１〜２の
ツーピースソリッドゴルフが−ル（スモールサイズ）を
製造した。

（９）第１表（１０）この場合、ポリブタジェンゴム、メタクリル酸、酸化亜
鉛及びジクミルパーオキサイドを混線ロールを用いて混
練し、１５０℃で４分間加圧成形して直径３７．２ｍｍ
の芯球を作成した。なお、芯球中心部に錘球を配置する
場合は、加圧成形前に混線物中心部に配置した。また、
カバーは厚さ２ｍの半球殻状に成形し、芯球を２個の半
球殻状カバーで包み、約１７０℃で２分間加圧成形して
直径４１．２簡のツーピースソリッドゴルフポールとし
、更にその表面に塗装を施した。々お、ポリブタジェン
ゴムとしてはシス−１，４結合を９８係有するものを用
い、アイオノマー樹脂としてはサーリン■を用いた。

次に、実施例１〜３、比較例１〜２のがルフポールの硬
度を調べると共に、ゴルファＩ？−ル打撃試験機を使用
し、各ゾールを一番ウッドクラブにょシ約４３　ｍ　／
ｓｅｃのヘッドスピードで打撃し、その際のゴール初速
度、仰角、キャリー飛距離及びトータル飛距離を調べた
。結果を第２表に示す。

第　２　表第２表の結果よシ、比重１．２２の高分子配合材料によ
シ芯球を形成すると共に、カバーの比重を１．３４とし
て重量を調整した実施例１のゴルフポール、３．９１１
の鉄球を芯球中心部に配置ｔ　して重量を調整した実施
例２のゴルファ１？−ル及び３．９ｇの鉛球を芯球中心
部に配置して重量を調整した実施例３のゴルフが−ルは
、従来の通常のツーピースゴルフゴールである比重１．
３５の高分子配合材料によシ形成した芯球に比重０．９
７のカバーを被覆した比較例１のゴルフが一ルや、実施
例１のゴルフゾールの芯球と同じものに比重０．９７の
カバーを被覆して重量を調整しなかった比較例２のゴル
フが−ルに比べてキャリー飛距離、トータル飛距離が共
に大きく、本発明のソリッドゴルフポールが反発弾性に
優れ、飛行性能が良好であることが認められた。

出願人　新　井　康　光代理人　弁理士　小島隆司（１３）

Claims

【特許請求の範囲】

１、芯球及びこの芯球を被覆するカバーを具備するソリ
ッドゴルフポールにおいて、芯球ラスモールサイズの場
合は比重１．３０以下、ラージサイズの場合は比重１．
１５以下の高分子材料配合物によシ形成すると共に、カ
バーを比重１．０以上に形成すること及び／又は芯球の
中心部に錘球を配置することによシ、？−ル全体の重量
を調整してなることを特徴とするソリッドゴルフが−ル
。