JPS6052928A - 磁気記録媒体の重層塗布法 - Google Patents
磁気記録媒体の重層塗布法Info
- Publication number
- JPS6052928A JPS6052928A JP16031683A JP16031683A JPS6052928A JP S6052928 A JPS6052928 A JP S6052928A JP 16031683 A JP16031683 A JP 16031683A JP 16031683 A JP16031683 A JP 16031683A JP S6052928 A JPS6052928 A JP S6052928A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- coating material
- layer
- magnetic layer
- recording medium
- Prior art date
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- Pending
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- Magnetic Record Carriers (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は、磁性回転センナ用磁気記録媒体の、特に厚く
て丈夫な信頼性の高い磁性膜の形成に好適な、ｆｉ重層
塗布法関する。
て丈夫な信頼性の高い磁性膜の形成に好適な、ｆｉ重層
塗布法関する。
磁性回転センサ杜、所定の磁気パターンを書込んだ磁気
記録媒体を回転体に取り付け、この磁気パターンを磁気
抵抗素子などに読み取らせることにより、回転体の回転
状態、即ち回転角度、回転速度、あるいけ停止位置など
を検出するものである。
記録媒体を回転体に取り付け、この磁気パターンを磁気
抵抗素子などに読み取らせることにより、回転体の回転
状態、即ち回転角度、回転速度、あるいけ停止位置など
を検出するものである。
この磁気記録媒体、例えば磁気ドラムとか磁気ディスク
とかを、対象とする同転体に取り付ける時には、偏心に
よる振れなどが生じないように細心の注意を払うのは勿
論であるが、それでも、かなりの振ｎが生じる場合が多
い。一方、磁気記録媒体に佑：き込まれている磁気パタ
ーンを読み取る素子の感度は余り高くないので、磁気パ
ターン読み取り素子の位置はそのままで、＠気パターン
による磁界を増大させるか、或いは磁気記録媒体の磁気
パターンを誉き込んだ表面と、その読み塊り素子との距
離を極力小さくする必費がある。しかし、上記の如く磁
気記録媒体には多少の回転像れがあるのが通例なので、
この距離を成る程度以上短くするのは非常に困雌なので
、結局、磁気記録媒体の磁気パターンから強い磁界を発
生させるようにし、しかも該磁気記録媒体の表面は、ｍ
整時などに他物に接触しても損傷されないように十分丈
夫であることが望ましい。その為、従来から、磁気記録
媒体の非磁性支持体上に磁性層を二重に塗布して、磁性
層を厚く塗布することが行われていた。− しかし、従来の厚膜磁性層を形成する方法では、第１磁
性層用に熱硬化性バインダを使用した磁性塗料を塗布し
て、そのバインダを完全に熱硬化させ、第１磁性層とし
て完成させた後、更にその上に第２磁性層用の磁性塗料
を塗布して熱硬化させて、第２磁性層を形成させていた
。その結果、第１磁性層と第２磁性層との接着は、第２
磁性層側の接着力に依存することとなシ、第１磁性層と
第２磁性層との接着力が十分ではなく、外力が加わった
時や試験の際などに剥離が生ずることが少なくなかった
。また、第１磁性層の熱硬化性ノくインダを使用した磁
比塗料を完全に硬化させた後に検査して不良が発見され
た場合、高精度に工作され、かなり高価な非磁性支持体
を、再使用するために磁性塗料を除去して回収しようと
しても、成膜硬化した第１磁性層は多大な工数をかけて
機械的に削シ取る以外に再生する方法は無かった。
とかを、対象とする同転体に取り付ける時には、偏心に
よる振れなどが生じないように細心の注意を払うのは勿
論であるが、それでも、かなりの振ｎが生じる場合が多
い。一方、磁気記録媒体に佑：き込まれている磁気パタ
ーンを読み取る素子の感度は余り高くないので、磁気パ
ターン読み取り素子の位置はそのままで、＠気パターン
による磁界を増大させるか、或いは磁気記録媒体の磁気
パターンを誉き込んだ表面と、その読み塊り素子との距
離を極力小さくする必費がある。しかし、上記の如く磁
気記録媒体には多少の回転像れがあるのが通例なので、
この距離を成る程度以上短くするのは非常に困雌なので
、結局、磁気記録媒体の磁気パターンから強い磁界を発
生させるようにし、しかも該磁気記録媒体の表面は、ｍ
整時などに他物に接触しても損傷されないように十分丈
夫であることが望ましい。その為、従来から、磁気記録
媒体の非磁性支持体上に磁性層を二重に塗布して、磁性
層を厚く塗布することが行われていた。− しかし、従来の厚膜磁性層を形成する方法では、第１磁
性層用に熱硬化性バインダを使用した磁性塗料を塗布し
て、そのバインダを完全に熱硬化させ、第１磁性層とし
て完成させた後、更にその上に第２磁性層用の磁性塗料
を塗布して熱硬化させて、第２磁性層を形成させていた
。その結果、第１磁性層と第２磁性層との接着は、第２
磁性層側の接着力に依存することとなシ、第１磁性層と
第２磁性層との接着力が十分ではなく、外力が加わった
時や試験の際などに剥離が生ずることが少なくなかった
。また、第１磁性層の熱硬化性ノくインダを使用した磁
比塗料を完全に硬化させた後に検査して不良が発見され
た場合、高精度に工作され、かなり高価な非磁性支持体
を、再使用するために磁性塗料を除去して回収しようと
しても、成膜硬化した第１磁性層は多大な工数をかけて
機械的に削シ取る以外に再生する方法は無かった。
本発明の目的は、第１磁性層と第２磁性層とが良く接着
した丈夫で厚い磁性層が得られる磁気回転センサ用磁気
記録媒体の″Ｍ層塗布法く関する。
した丈夫で厚い磁性層が得られる磁気回転センサ用磁気
記録媒体の″Ｍ層塗布法く関する。
上記目的を達成するために本発明においては、磁気記録
媒体の非磁性支持体上に、第１磁性層として、熱硬化性
バインダを使用した磁性塗料を塗布し、プリベークして
仮硬化させた後、更にその上に第２磁性層として、前記
同様な磁性塗料を塗布し、この磁性塗料内の溶剤が、前
記プリベークした第１磁性Ｊｄ用磁性塗料の仮硬化した
表面を通って内部に浸透するようにした。従来の如く、
第１磁性層用磁性塗料に含まれる熱硬化性バインダを、
完全には硬化させていないから、第２磁性層用の磁性塗
料に含まれている熱硬化性バインダの溶剤は第１磁性層
内部に浸透する。その結果、第１磁性層と第２磁性層間
の密着性および接着性が向上し、また、必侠々らば、２
層に限らず、３層、４ ／＊ ＩＣ塗布することも出来
る。また、全層の塗布完了前に不良が発見された場合に
は、磁性層用磁性塗料忙１１１！Ｊｌｌしている溶剤に
より洗浄することにより容易に磁性層が除去されるので
、高価な非磁性支持体を回収Ｉ８生することが出来る。
媒体の非磁性支持体上に、第１磁性層として、熱硬化性
バインダを使用した磁性塗料を塗布し、プリベークして
仮硬化させた後、更にその上に第２磁性層として、前記
同様な磁性塗料を塗布し、この磁性塗料内の溶剤が、前
記プリベークした第１磁性Ｊｄ用磁性塗料の仮硬化した
表面を通って内部に浸透するようにした。従来の如く、
第１磁性層用磁性塗料に含まれる熱硬化性バインダを、
完全には硬化させていないから、第２磁性層用の磁性塗
料に含まれている熱硬化性バインダの溶剤は第１磁性層
内部に浸透する。その結果、第１磁性層と第２磁性層間
の密着性および接着性が向上し、また、必侠々らば、２
層に限らず、３層、４ ／＊ ＩＣ塗布することも出来
る。また、全層の塗布完了前に不良が発見された場合に
は、磁性層用磁性塗料忙１１１！Ｊｌｌしている溶剤に
より洗浄することにより容易に磁性層が除去されるので
、高価な非磁性支持体を回収Ｉ８生することが出来る。
従来の如く、既に位布した磁性層の熱硬化性バインダを
完全に熱硬化させてから次の磁性層を塗布する方法では
、既に塗布した磁性ノーの不良が検出された場合には、
高価々非磁性支持体を材料として回収再生するには、こ
の磁性層を機械的に削り取ってしまう以外に方法が無く
、この再生作条の際、高精度な非磁性支持体を傷つけて
しまう恐れも多かった。本発明によれば、溶剤で洗浄し
て再生使用できるので、その効果は大である。
完全に熱硬化させてから次の磁性層を塗布する方法では
、既に塗布した磁性ノーの不良が検出された場合には、
高価々非磁性支持体を材料として回収再生するには、こ
の磁性層を機械的に削り取ってしまう以外に方法が無く
、この再生作条の際、高精度な非磁性支持体を傷つけて
しまう恐れも多かった。本発明によれば、溶剤で洗浄し
て再生使用できるので、その効果は大である。
Ｈ１図は本発明の一実施例の要部断面図を示し、■は非
磁性支持体（例えばドラム）、２は第１磁性層、３は第
２磁性層、４は第１．第２磁性層の境界間である。アル
ミニウム製の非磁性支持体１に、熱硬化性バインダを用
いた第１磁性層２の磁性塗料を塗布し、バインダの本来
の熱硬化温度の１／３乃至１／２の温度で、バインダの
本来の熱硬化時間のＩ７４乃至１／２の時間で仮硬化さ
せるプリベーク処理を行う。その上に更に、第２磁性層
３となる磁性塗料を塗布すると、この磁性塗料内のバイ
ンダの溶剤が、境界面４の仮硬化している第１磁性層の
表面を通り抜けて第１磁性層内部に浸透し、第１磁性層
２と第２磁性層３との間に馴染が出来る。この状態で、
更に全体をプリベーク（上記と同じ）処理し、磁性層の
検査を行う。この検査時点で不良が発見されたものは、
磁性塗料のバインダに用いた溶剤により洗浄できるので
、非磁性支持体ｌを材料として回収、再生することは極
めて容易である。上記検査で良好だったものは、その後
、完全に熱硬化させて成膜させる。
磁性支持体（例えばドラム）、２は第１磁性層、３は第
２磁性層、４は第１．第２磁性層の境界間である。アル
ミニウム製の非磁性支持体１に、熱硬化性バインダを用
いた第１磁性層２の磁性塗料を塗布し、バインダの本来
の熱硬化温度の１／３乃至１／２の温度で、バインダの
本来の熱硬化時間のＩ７４乃至１／２の時間で仮硬化さ
せるプリベーク処理を行う。その上に更に、第２磁性層
３となる磁性塗料を塗布すると、この磁性塗料内のバイ
ンダの溶剤が、境界面４の仮硬化している第１磁性層の
表面を通り抜けて第１磁性層内部に浸透し、第１磁性層
２と第２磁性層３との間に馴染が出来る。この状態で、
更に全体をプリベーク（上記と同じ）処理し、磁性層の
検査を行う。この検査時点で不良が発見されたものは、
磁性塗料のバインダに用いた溶剤により洗浄できるので
、非磁性支持体ｌを材料として回収、再生することは極
めて容易である。上記検査で良好だったものは、その後
、完全に熱硬化させて成膜させる。
以上税関したように本発明によれば、比較的短時間に厚
くて丈夫な信頼性の高い磁性層を重層塗布することが可
能となり、工程途中で発生した不良品からの材料回収も
容易になるなどの効果が得られる。
くて丈夫な信頼性の高い磁性層を重層塗布することが可
能となり、工程途中で発生した不良品からの材料回収も
容易になるなどの効果が得られる。
、ｉ１図は本発明の一噂施例の要部断面図である。
１・・・・非磁性支持体、２・・・・第１舟性層、３・
・・・第２磁一層、今・・・・境界面。 第１図 １６３−一
・・・第２磁一層、今・・・・境界面。 第１図 １６３−一
Claims (1)
- 非磁性支持体−ヒに形成されて磁性回転センサに用いら
れる磁気記録媒体として、前記非磁性支持体上に、第１
磁性層として、熱硬化性バインダを使用した磁性塗料を
塗布し、プリベークして仮硬化させた後、更にその上に
第２磁性層として、前記同様な磁性塗料を塗布し、この
磁性塗料内の溶剤が、前記プリベークした第１磁性層磁
性塗料膜の表面を通って内部に浸透するように塗布する
ことを特徴とする磁気記録媒体の重層塗布法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16031683A JPS6052928A (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 磁気記録媒体の重層塗布法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16031683A JPS6052928A (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 磁気記録媒体の重層塗布法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6052928A true JPS6052928A (ja) | 1985-03-26 |
Family
ID=15712314
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16031683A Pending JPS6052928A (ja) | 1983-09-02 | 1983-09-02 | 磁気記録媒体の重層塗布法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6052928A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62214524A (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気記録材料の製造方法 |
| JPH0743571U (ja) * | 1991-07-17 | 1995-09-05 | 悦朗 黒須 | 防犯警報装置付き財布。 |
-
1983
- 1983-09-02 JP JP16031683A patent/JPS6052928A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS62214524A (ja) * | 1986-03-14 | 1987-09-21 | Fuji Photo Film Co Ltd | 磁気記録材料の製造方法 |
| JPH0743571U (ja) * | 1991-07-17 | 1995-09-05 | 悦朗 黒須 | 防犯警報装置付き財布。 |
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