JPS6052910B2 - 超仕上げ加工におけるオシレ−シヨン装置 - Google Patents

超仕上げ加工におけるオシレ−シヨン装置

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JPS6052910B2
JPS6052910B2 JP3926880A JP3926880A JPS6052910B2 JP S6052910 B2 JPS6052910 B2 JP S6052910B2 JP 3926880 A JP3926880 A JP 3926880A JP 3926880 A JP3926880 A JP 3926880A JP S6052910 B2 JPS6052910 B2 JP S6052910B2
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JP
Japan
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eccentric
oscillation
drive shaft
spindle
shaft
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JP3926880A
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English (en)
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JPS56139871A (en
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博幸 野口
国昭 大熊
二男 上野
隆 小曾根
和男 荒木
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Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
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Publication date
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はカムシャフトの如き長尺軸物の超仕上げ加工
に用いるに好適するオシレーシヨン装置に関するもので
ある。
更に詳細には、駆動軸の軸方向に離間して二個の偏心
カラー等による偏心部を位相をズラせて配設し、一方の
偏心カラーをコンロツドを介してスピンドルに、他方の
偏心カラーをコンロツドを介してバランサに各連結し、
ワークの仕上げ加工時の軸方向運動、即ちオシレーシヨ
ン作動時に発生する振動を相殺、吸収し、超仕上け装置
、ユニットの振動発生を抑制、防止し、ワークの加工精
度向上等を図つたオシレーシヨン装置に関するものであ
る。
カムシャフト等を回転させつつ軸方向に振動させ、砥
石によつて超仕上げ加工を行う装置は知られている。
この種超仕上げ装置において、ワークに軸方向振動を
付与するオシレーシヨン装置は、従来カムによるもの、
クランクによるもの、或は油圧によるもの等が提案され
ている。
かかるオシレーシヨン装置において、何れもオシレーシ
ヨンが高速になるに伴つてその振動が超仕上げ装置全体
に伝わつて共振したり、これがためワークの加工精度の
低下や仕上げ装置の機能の低下を招く虞れがある。従つ
て防振手段を介設したり、仕上げ装置の機枠等の強度、
剛性を高めたりする必要があるが、上記問題の抜本的な
解決策とはならない。本発明者等は以上の如き従来のオ
シレーシヨン装置における問題点を解決すべく本発明を
なしたものである。本発明の目的は、オシレーシヨンス
ピンドルをクランク軸状の駆動軸で前後に振動せしめる
にさいし、オシレーシヨンスピンドルの振動、質量を相
殺する如く上記駆動軸でバランサを位相をズラせ、反対
方向に駆動せしめる如くし、オシレーシヨンスピンドル
の駆動に伴う振動を抑制、防止し、超仕上け装置への振
動の伝達を防止し、加工精度の向上、超仕上げ装置の構
造の簡単化等を図つたオシレーシヨン装置を提供するに
ある。
又本発明の目的は、駆動軸の偏心部を少くとも二個位相
をズラせ、軸方向に離間して設け、該偏心部に偏心カラ
ーを各嵌設し、駆動軸を偏心カラーに対して回動せしめ
、偏心量を調節し、スピンドルのオシレーシヨン量を調
節可能とし、以上を簡単な構造で簡単な作業により且つ
上記利点を発揮しつつ企図し得る如くしたオシレーシヨ
ン装置を提供するにある。次に本発明の好適一実施例を
添付図面に従つて詳述する。
第4図は超仕上げ装置の説明図で、カムシャフトWには
軸方向に離間してa−hのカムプロフィル部が設けられ
、カムシャフトWはテイルストツク治具1,jで両端を
支持され、回転と軸方向への振動、即ちオシレーシヨン
動を与えられ、千鳥に配した粗砥石R・・・及び仕上砥
石F・・・をカムプロフィル部a−hに押接し、研摩仕
上げ加工を行う。
第1図はオシレーシヨン装置の要部の縦断側面図、第2
図は同要部破断側面図である。
1は機枠て、これの中央部には空所Sが形成され、機枠
1の左右の枠部1a,1b間には駆動軸2が横架され、
軸2の一端は一方の枠部1aに内側に突設した筒軸受ボ
ス部1cに軸受3を介して回転自在に支持されている。
機枠1の他方の枠部1bには軸受ホルダ4を介して軸受
5を配設し、該軸受5で筒軸6を介して駆動軸2の一端
部2aを回転自在に支持する。端部2aは枠部1b外側
に延出し、延出部にオシレーシヨン駆動プーリ7をキー
等により固定し、このプーリ7は筒軸6外周に固定され
、駆動軸2は筒軸6に対して回動可能である。そして筒
軸6端部には爪6aが、又筒軸6端部から軸方向外方に
延出された駆動軸最端部外周にはセレーシヨンで該軸と
結合され、軸方向に可動のカラー状調節摘子8が被嵌さ
れ、駆動軸2の軸端面に螺合したネジ9で摘子8は筒軸
6方向に拘束され、摘子8端面の爪8aが爪6aに係合
し、この爪8a,6aでクラッチを構成する。ネジ9を
ゆるめ、摘子8を離脱方向に摺動させることにより筒軸
6と駆動ノ軸2との結合は解除され、摘子8を介して筒
軸6に対し駆動軸2を回動させることができる。空所S
に臨む駆動軸2の中間部外周には偏心部2b,2c1具
体的には円周方向に膨出するカム状で、中・び,,N2
が軸心Nに対して偏心する偏.心部2b,2cを設ける
。偏心部2b,2cは軸方向に離間し、偏心量E,el
は等しく、且つ偏心方向が180、位相がズレるように
設定されている。この偏心部2b,2cには部分的に肉
厚が異・り、同厚、同径、同形状の偏心カラー10,1
1を嵌合し、隣接し、軸方向に離間する偏心カラー10
,11及び駆動軸2周の既述の筒軸6内端との間にはオ
ルダムス継手12,12を介設し、筒軸6、従つて駆動
軸2、偏心カラー10,11間の角速度を変えることな
く夫々を接続する。
一方の偏心部2bの偏心カラー10は外周を囲繞する如
く設けた軸受13を介してコンロツド14に嵌装し、コ
ンロツド14はピン15を介してシリンダ部16aを有
するホルダ16に枢着連結し、ホルダ16のシリンダ部
16a内には、機枠1の前枠部1dに前後方向に架設し
たシリンダ部材17に摺動自在に嵌合支持せるオシレー
シヨンスピンドル18の後端部18aを軸受19を介し
て回転自在に支持する。そしてスピンドル18の最後端
部18bはネジ部とし、ナット18c1軸受19でホル
ダ16と一体に前後動するように結合されている。一方
、機枠1の後枠部1eと空間の底1f中間部に突設した
ブラケット1g間には前記駆動軸2と直交し、且つこの
下に位置する駆動軸20を架設し、軸20の後枠部1e
外の延出部にプーリ21を固設し、該軸を回転駆動せし
めるとともに、軸20の先端には軸方向に長いピニオン
22を固設し、ピニオン22を既述のスピンドル18周
に設けたドリブンギヤ23と相噛合せしめ、スピンドル
18を回転駆動せしめる。
他方の偏心部2cの偏心カラー11外周には軸受24を
介してコンロツド25を嵌合し、該コンロツド25をピ
ン26を介してバランサ本体27のジョイント部27a
に枢着連結する。
バランサ本体27は後枠部1eに基部を固定し、空所S
内に前方に突出するようにした左右のバランサガイド軸
28,28に摺動自在に案内保持され、具体的には本体
27に左右に設けたガイド凹部27b内に固設したガイ
ドブッシュ27cにガイド軸28,28が摺動自在に嵌
合している。そしてバランサ本体27上には複数のバラ
ンサウェイト29・・・が止めネジ30で着脱自在に積
層保持されている。前記スピンドル18の先端にはホル
ダ31を介してテイルストツク32及びチャックシリン
ダ33が付設され、テイルストツク32はカムシャフト
Wの軸端を支持している。
以上において、オシレーシヨン駆動プーリ7の駆動で筒
軸6、クラッチ6a,8a、摘子8を介して駆動軸2は
回転駆動され、これにより偏心部2b,2c1偏心カラ
ー10,11を回転駆動され、偏心量E,el分だけク
ランク動によりコンロツド14を介してホルダ16は前
後動し、これに連結されたオシレーシヨンスピンドル1
8は前後に往復動して振動する。
従つてテイルストツク32に支持されたカムシャフトW
は軸方向に振動し、既述の回転動と併て砥石によりカム
プロフィル部を研摩する。このオシレーシヨンスピンド
ル18の前後動に対し、同軸上の偏心部2C1偏心カラ
ー11及びコンロツド25を介して軸2に連結されたバ
ランサ本体27も軸28に案内されて前後に往復動し、
このバランサ本体27の前後振動は前記スピンドル18
に対し1800位相がズレ、これの振動に対して反対方
向の振動成分で振動ストロークも等しいこととなる。
そしてバランサ本体27及びバランサウェイト29の重
量は前記スピンドル18を含んだカムシャフトWの重量
と等しくなるように設定する。これにより前記スピンド
ル18によるワークWの前後方向の振動成分は向きが正
反対のバランサ27,29による振動成分で相殺され、
双方の慣性質量は相殺され、振動成分は可及的に抑制、
減少され、機枠1への振動の伝搬は抑制、防止されるこ
ととなる。ところでカムシャフトWを交換して異種のも
のに、或はワークを交換して重量が変つた場合には、既
述のバランサウェイト29を増減して調節することがで
きる。
又オシレーシヨンスピンドル18の振幅をワークによつ
て変更する場合には次の如く行う。
即ち、ネジ9を緩めて摘子8を軸端上で摺動させ、クラ
ッチ6a,8aを解除する。爾後摘子8を介して駆動軸
2を回動せしめ、これにより軸2と一体の偏心部2b,
2cは回動し、一方偏心カラー10,11は固定側で偏
心部2b,2cと相対的に角度がズレ、この結果偏心カ
ラー10,11と偏心部2b,2cとの間で偏心量E,
elが変化することとなる。所定の位置でネジ9を螺締
し、クラッチ6a,8aを係合する。これにより偏心量
は変化し、この変化は偏心カラー10,11で等量なさ
れ、この結果オシレーシヨンスピンドル18の振動スト
ローク、即ち振幅を変化させることができ、かかる作業
によつて振幅を調節することができる。以上で明らかな
如く本発明によれば、超仕上げ装置のオシレーシヨンス
ピンドルの振動に伴つて発生する振動成分をバランサで
効果的に抑制、減少せしめ、超仕上げ装置、オシレーシ
ヨンユニツトの振動を可及的に抑制、防止し、ワークの
加工精度を向上せしめ得るとともに、ユニット、超仕上
げ装置の防振構造や強度アップを図ることなく”上記を
達成することができる。
又本発明はオシレーシヨンスピンドルの振動を相殺する
方向にバランサを駆動して上記を企図したため、解決手
段として合理的てあり、且つ振動抑制、防止効果も優れ
たものが得られるとともに、上記構造によりワーク変更
に伴うオシレーシヨンスピンドルの振幅の変更、調節も
容易であり、且つバランサ重量の変更、調節も容易に行
える等多大の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示すもので、第1図は縦断側
面図、第2図は要部を破断した側面図、第3図は主要部
品の分解斜視図、第4図は超仕上げ加工の説明図である
。 尚図面中2は駆動軸、2b,2cは偏心部、10,11
は偏心カラー、14,25はコンロツド、18はオシレ
ーシヨンスピンドル、27,29はバランサである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 駆動軸の軸方向に離間して少なくとも二個の偏心部
    を位相をズラせて配設し、一方の偏心部をコンロツドを
    介して上記駆動軸の直角方向の軸状のワークの一端を支
    持するオシレーシヨンスピンドルに連結するとともに、
    他方の偏心部を該オシレーシヨンスピンドルと反対側に
    設けたコンロツドを介して上記ワークの軸線方向に移動
    自在で、且つ重量調節可能なバランサに連結したことを
    特徴とする超仕上げ加工におけるオシレーシヨン装置。 2 駆動軸の軸方向に離間して少なくとも二個の偏心部
    を設け、該偏心部は位相をズラせて設けられるとともに
    、該偏心部には位相をズラせて偏心カラーを各配設し、
    該偏心カラーの一方をコンロツドを介してオシレーシヨ
    ンスピンドルに、他方をコンロツドを介してバランサに
    各連結し、上記駆動軸を上記偏心カラーに対して回動せ
    しめ、偏心量を可調節としたことを特徴とする前記特許
    請求の範囲第1項記載の超仕上げ加工におけるオシレー
    シヨン装置。
JP3926880A 1980-03-27 1980-03-27 超仕上げ加工におけるオシレ−シヨン装置 Expired JPS6052910B2 (ja)

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