JPS60528Y2 - 球形弁の制御装置 - Google Patents
球形弁の制御装置Info
- Publication number
- JPS60528Y2 JPS60528Y2 JP1980054734U JP5473480U JPS60528Y2 JP S60528 Y2 JPS60528 Y2 JP S60528Y2 JP 1980054734 U JP1980054734 U JP 1980054734U JP 5473480 U JP5473480 U JP 5473480U JP S60528 Y2 JPS60528 Y2 JP S60528Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve body
- seal ring
- valve
- pressure
- control device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/20—Hydro energy
Landscapes
- Taps Or Cocks (AREA)
- Hydraulic Turbines (AREA)
- Control Of Water Turbines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、主として水力発電所で使用される球形弁の制
御装置に関するものである。
御装置に関するものである。
一般に、水力発電所で使用される球形弁は、第1図に示
すように、弁体Aの全閉位置における弁胴Bの開口端と
の対向部分にシール面Cが形成されて、このシール面C
にバルブシートDが設けられており、この弁胴Bにおけ
る弁体AのバルブシートDと対向する部分に、バルブシ
ートDのシート面と接触してシールを行うためのシール
面を有するシールリングEが設けられている。
すように、弁体Aの全閉位置における弁胴Bの開口端と
の対向部分にシール面Cが形成されて、このシール面C
にバルブシートDが設けられており、この弁胴Bにおけ
る弁体AのバルブシートDと対向する部分に、バルブシ
ートDのシート面と接触してシールを行うためのシール
面を有するシールリングEが設けられている。
このシールリングEは、空間F内に前後の2室に仕切る
ように収納されて、それぞれの室内に液圧が導入されて
、シールリングEを軸線方向に往復移動するようにしで
ある。
ように収納されて、それぞれの室内に液圧が導入されて
、シールリングEを軸線方向に往復移動するようにしで
ある。
弁胴B内の弁体Aは、軸Gによって回動可能なように収
納され、サーボモータHによって軸Gまわりに90度回
転させることにより、導水管I、 J内を流過する水を
流通、並びに遮断するようにしてあり、また、上流側a
と下流側すとは、バイパス弁Kを介して連通するように
してあり、このような構造の球形弁の下流側すは、水量
加減弁を持った水力機械(図示せず)に連結するように
しである。
納され、サーボモータHによって軸Gまわりに90度回
転させることにより、導水管I、 J内を流過する水を
流通、並びに遮断するようにしてあり、また、上流側a
と下流側すとは、バイパス弁Kを介して連通するように
してあり、このような構造の球形弁の下流側すは、水量
加減弁を持った水力機械(図示せず)に連結するように
しである。
上記構造の球形弁では、水量加減弁を全閉とし、まずバ
イパス弁にの制御装置(図示せず)を操作すると、液圧
がバイパス弁にのピストンを押し上げて、バイパス弁K
が全開となり、この全開点でシールリングEの制御装置
(図示せず)が作動して、圧力水がシールリングEの作
動用の空間Fの開側の圧力室内へかかつて、シールリン
グEが全開となり、この全開点でシールリングEの作動
検出装置りが作動して、主弁制御装置(図示せず)が作
動し、操作用の液圧がサーボモータHの開側にかかつて
、弁体Aを軸Gまわりに開く。
イパス弁にの制御装置(図示せず)を操作すると、液圧
がバイパス弁にのピストンを押し上げて、バイパス弁K
が全開となり、この全開点でシールリングEの制御装置
(図示せず)が作動して、圧力水がシールリングEの作
動用の空間Fの開側の圧力室内へかかつて、シールリン
グEが全開となり、この全開点でシールリングEの作動
検出装置りが作動して、主弁制御装置(図示せず)が作
動し、操作用の液圧がサーボモータHの開側にかかつて
、弁体Aを軸Gまわりに開く。
上述した従来の球形弁によると、バイパス弁Kがあり、
このバイパス弁Kを操作する制御装置とシールリングE
の作動を知らせるシールリング作動検出装置りとが必要
となって、構成が複雑となるばかりでなく、近年水力は
高速化に伴い放水路水位を上げ圧力をもたせるようにな
ってきたため、水量加減弁と球形弁の間の圧力容器内が
常に水で充満されているので、バイパス弁にで充水スる
必要がなくなり、水量加減弁からの漏水のみを補給すれ
ば、圧力を上げることができるようになった。
このバイパス弁Kを操作する制御装置とシールリングE
の作動を知らせるシールリング作動検出装置りとが必要
となって、構成が複雑となるばかりでなく、近年水力は
高速化に伴い放水路水位を上げ圧力をもたせるようにな
ってきたため、水量加減弁と球形弁の間の圧力容器内が
常に水で充満されているので、バイパス弁にで充水スる
必要がなくなり、水量加減弁からの漏水のみを補給すれ
ば、圧力を上げることができるようになった。
本考案は叙上の点に鑑みて、簡単な構造の球形弁を提供
することを目的としたものである。
することを目的としたものである。
本考案は、円筒形の弁体をサーボモータにより軸まわり
に回転可能なように内装したほぼ球形の弁胴の開口端部
に、弁体が全閉位置にあるとき弁体に形成されたシール
面と対向して液圧により往復動し、弁体のシール面に接
離するシールリングを設け、このシールリングを弁胴内
に形成した空間を2室の液圧室に仕切るように収納した
球形弁において、上流側の弁胴内と下流側の導水管との
間に圧力差検出装置を設けるとともに、前記各液圧室に
圧力水を注入するシールリング制御装置を設け、前記圧
力差検出装置が検出した圧力バランスにより前記サーボ
モータを駆動するようにして、従来のものにおけるバイ
パス弁、バイパス弁制御装置、シールリング作動検出装
置などを不要とし、構造を簡単にしたものである。
に回転可能なように内装したほぼ球形の弁胴の開口端部
に、弁体が全閉位置にあるとき弁体に形成されたシール
面と対向して液圧により往復動し、弁体のシール面に接
離するシールリングを設け、このシールリングを弁胴内
に形成した空間を2室の液圧室に仕切るように収納した
球形弁において、上流側の弁胴内と下流側の導水管との
間に圧力差検出装置を設けるとともに、前記各液圧室に
圧力水を注入するシールリング制御装置を設け、前記圧
力差検出装置が検出した圧力バランスにより前記サーボ
モータを駆動するようにして、従来のものにおけるバイ
パス弁、バイパス弁制御装置、シールリング作動検出装
置などを不要とし、構造を簡単にしたものである。
以下、本考案を第2図乃至第4図に示す実施例により説
明する。
明する。
第2図において、1は球形の弁胴、2,3は導水管、4
は弁胴1内を軸5まわりに回転して開閉作動する円筒形
の弁体で、弁体4は、軸5端に設けたレバー6に連結し
であるサーボモータ7によって、軸5まわりに90度往
復回転するようにしである。
は弁胴1内を軸5まわりに回転して開閉作動する円筒形
の弁体で、弁体4は、軸5端に設けたレバー6に連結し
であるサーボモータ7によって、軸5まわりに90度往
復回転するようにしである。
弁体4が全閉位置にあるとき、弁胴1開口部のシールリ
ング8と対向する弁体4のシール面9にはバルブシート
10が設けられている。
ング8と対向する弁体4のシール面9にはバルブシート
10が設けられている。
弁胴1の開口部のシールリング8は、バルブの全閉時に
弁体4のバルブシート10に接して、流水をシールする
ためのものである。
弁体4のバルブシート10に接して、流水をシールする
ためのものである。
シールリング8は、第3図および第4図に詳示するよう
に、シールガイド11により弁胴1内に形成した空間1
2内を前後2室の液圧室13,14に仕切るようにして
収納され、かつ開側の液圧室13と閉側の液圧室14に
は、圧力水を流入させるための開圧口15と閉圧口16
とが開口しである。
に、シールガイド11により弁胴1内に形成した空間1
2内を前後2室の液圧室13,14に仕切るようにして
収納され、かつ開側の液圧室13と閉側の液圧室14に
は、圧力水を流入させるための開圧口15と閉圧口16
とが開口しである。
第2図に戻って、弁胴1内と下流側すの導水管3内との
間には、上流側aと下流側すの圧力差を検出する検出装
置17が設けられている。
間には、上流側aと下流側すの圧力差を検出する検出装
置17が設けられている。
上述した構成において、弁体4が全閉位置にあるとき、
これを下流側すに連結した水力機械(図示せず)の水量
加減弁を全閉し、シールリング制御装置(図示せず)を
操作することによって、シールリング8を収容している
開側の液圧室13内に開圧口15から圧力水を注入し、
シールリング8を閉側の液圧室14の方へ移動させ、シ
ールリング8と弁体4のシール面9にあるバルブシート
10との間のシールを解いて、シールリング8を全開と
する。
これを下流側すに連結した水力機械(図示せず)の水量
加減弁を全閉し、シールリング制御装置(図示せず)を
操作することによって、シールリング8を収容している
開側の液圧室13内に開圧口15から圧力水を注入し、
シールリング8を閉側の液圧室14の方へ移動させ、シ
ールリング8と弁体4のシール面9にあるバルブシート
10との間のシールを解いて、シールリング8を全開と
する。
シールリング8の全開によって、上流側aから下流側す
へ流水して、上流側aと下流側すとの圧力バランスを圧
力差検出装置17によって検出し、主弁側制御装置を作
動させることによって、サーボモータ7の開側への運転
によりレバー6を介して弁体4を軸5まわりに開く。
へ流水して、上流側aと下流側すとの圧力バランスを圧
力差検出装置17によって検出し、主弁側制御装置を作
動させることによって、サーボモータ7の開側への運転
によりレバー6を介して弁体4を軸5まわりに開く。
このように本考案は、上流側aと下流側すとの間に圧力
差検出装置17を設けることによって、従来のものにお
けるバイパス弁とバイパス弁制御装置とが不要となり、
また従来はバイパス弁で圧力をバランスさせるためにシ
ールリングの作動を確認するシールリング作動検出装置
が必要であったが、本考案はシールリングを用いて圧力
をバランスするため、圧力差検出装置によって圧力がバ
ランスしているときは、必ずシールリングが開いている
状態にあって、シールリングの作動が確認でさるため、
このシールリング作動検出装置も不要となり、入口弁の
構造と制御装置が簡単となり、安価に提供することがで
きる。
差検出装置17を設けることによって、従来のものにお
けるバイパス弁とバイパス弁制御装置とが不要となり、
また従来はバイパス弁で圧力をバランスさせるためにシ
ールリングの作動を確認するシールリング作動検出装置
が必要であったが、本考案はシールリングを用いて圧力
をバランスするため、圧力差検出装置によって圧力がバ
ランスしているときは、必ずシールリングが開いている
状態にあって、シールリングの作動が確認でさるため、
このシールリング作動検出装置も不要となり、入口弁の
構造と制御装置が簡単となり、安価に提供することがで
きる。
第1図は従来の球形弁を示す半部断面正面図、第2図は
本考案の球形弁の制御装置を正す半部断面正面図、第3
図はシール部間の状態を示す要部の拡大縦断正面図、第
4図は第3図の状態からシールリングを開いた状態を示
す同断面図である。 1・・・・・・弁胴、2,3・・・・・・導水管、4・
・・・・・弁体、5・・・・・・軸、6・・・・・・レ
バー、7・・・・・・サーボモータ、8・・・・・・シ
ールリング、9・・・・・・シール面、10・・・・・
・バルブシート、11・・・・・・シールガイド、12
・・・・・・空間、13,14・・・・・・液圧室、1
5・・・・・・開圧口、16・・・・・・閉圧口、17
・・・・・・圧力差検出装置。
本考案の球形弁の制御装置を正す半部断面正面図、第3
図はシール部間の状態を示す要部の拡大縦断正面図、第
4図は第3図の状態からシールリングを開いた状態を示
す同断面図である。 1・・・・・・弁胴、2,3・・・・・・導水管、4・
・・・・・弁体、5・・・・・・軸、6・・・・・・レ
バー、7・・・・・・サーボモータ、8・・・・・・シ
ールリング、9・・・・・・シール面、10・・・・・
・バルブシート、11・・・・・・シールガイド、12
・・・・・・空間、13,14・・・・・・液圧室、1
5・・・・・・開圧口、16・・・・・・閉圧口、17
・・・・・・圧力差検出装置。
Claims (1)
- 円筒形の弁体をサーボモータにより軸まわりに回転可能
なように内装したほぼ球形の弁胴の開口端部に、弁体が
全閉位置にあるとき弁体に形成されたシール面と対向し
て液圧により往復動し、弁体のシール面に接離するシー
ルリングを設け、このシールリングを弁胴内に形成した
空間を2室の液圧室に仕切るように収納した球形弁にお
いて、上流側の弁胴内と下流側の導水管との間に圧力差
検出装置を設けるとともに、前記各液圧室に圧力水を注
入するシールリング制御装置を設け、前記圧力差検出装
置が検出した圧力バランスにより前記サーボモータを駆
動するようにしたことを特徴とする球形弁の制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980054734U JPS60528Y2 (ja) | 1980-04-22 | 1980-04-22 | 球形弁の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1980054734U JPS60528Y2 (ja) | 1980-04-22 | 1980-04-22 | 球形弁の制御装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS56155165U JPS56155165U (ja) | 1981-11-19 |
| JPS60528Y2 true JPS60528Y2 (ja) | 1985-01-09 |
Family
ID=29649450
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1980054734U Expired JPS60528Y2 (ja) | 1980-04-22 | 1980-04-22 | 球形弁の制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60528Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6058882U (ja) * | 1983-09-30 | 1985-04-24 | 東芝エンジニアリング株式会社 | 水車の入口弁 |
-
1980
- 1980-04-22 JP JP1980054734U patent/JPS60528Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS56155165U (ja) | 1981-11-19 |
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