JPS60527Y2 - ボ−ルバルブ - Google Patents

ボ−ルバルブ

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JPS60527Y2
JPS60527Y2 JP11243081U JP11243081U JPS60527Y2 JP S60527 Y2 JPS60527 Y2 JP S60527Y2 JP 11243081 U JP11243081 U JP 11243081U JP 11243081 U JP11243081 U JP 11243081U JP S60527 Y2 JPS60527 Y2 JP S60527Y2
Authority
JP
Japan
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ball
fluid passage
ball valve
rust
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Expired
Application number
JP11243081U
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English (en)
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JPS5818162U (ja
Inventor
昌文 大野
定之 中西
賢一 羽山
Original Assignee
株式会社神戸製鋼所
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Publication date
Application filed by 株式会社神戸製鋼所 filed Critical 株式会社神戸製鋼所
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案はボールバルブ、さらに詳しくは軽量化ボールバ
ルブの防錆構造に関する。
従来技術 近年、使用流体の多様化により防蝕を目的としてバルブ
内面、特にボールの全面になんらかの表面処理をする必
要が生じており、ユーザー側の要求仕様に基づき、例え
は、ボール外球面には硬質クロームメッキを、流体通路
であるボアにはエポキシ樹脂コーティングを施している
ところで、ボールバルブは、近年、大型化してきており
、しかも、この種の大型ボールバルブのボールは鋳物て
形成されているため、ボールをそのまま中実とすれば、
極めて大重量となり、大きな駆動トルクを要する。
したがって、ボールの軽量化を行なう必要があり、一般
には、中空部を設けて軽量化が行なわれる。
このような大型ボールバルブは、その構造上、ボールの
流体通路の両側に肉厚部を有するので、これに空所を設
け、特に、耐圧強度の低下を招かないようリブ構造を形
成することが推奨される。
すなわち、このような従来のボールバルブのボールでは
、平面図(第4図)および半断面正面図(第5図)に示
すように、ボール1の流体通路5の両側に上下に貫通す
る空所A1〜A、を設け、また、さらに、リブ構造に中
抜き8を設けて、前記空所A□〜A、を連通させ、ボー
ル1の軽量化をはかつている。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、このような従来のボールバルブにおける
ボール内リブ構造の形成に伴なって、該空所においても
防錆処理を行なう必要が生じてきた。
しかしながら、該空所内は電極配置が不可能であるため
、クロームメッキ処理に適さず、また、ショツトブラス
トも完全に施工できず、エポキシ樹脂コーティングを行
なうことも困難である。
もちろん、無電解ニッケルメッキにより処理することは
可能であるが、処理費用が高いだけでなく、いわゆるど
ぶ漬は方式のため、各処理箇所に適切な防錆処理を選択
することができなくなるという欠点がある。
したがって、本考案は、ボール内に空所を有する軽量化
を行なった鋳物製ボールであっても、容易にボール本体
の外部表面全体に対して有効な防錆処理を行なうことを
技術的課題とするものである。
問題点を解決するための手段 本考案者らは、前記技術的課題を解決するために種々検
討を行なった結果、ボールの軽量化のため、流体通路の
両側に空所を設けてリブ構造を形成する場合、この空所
開口を密閉してやれば、充分な防錆効果が認められると
の知見をえ、本考案を完成した。
すなわち、本考案は、回転軸線に直交する流体通路を有
する鋳物製ボールと、該ボールを摺動可能に内蔵し、該
ボールの流体通路と連通し得る流体通孔を有するボディ
およびボディキャップからなるハウジングとを備えるボ
ールバルブにおいて、該鋳物製ボールの流体通路の両側
に設けられるリブ形成用空所の開口端面にシールリング
を介して盲板を装着して尚該開口を密閉するものである
このような構vEしたことにより、ボール内に空所を設
けた場合も、その空所開口が、完全に密閉されて、使用
流体の侵入による腐食および錆の発生がなくなるので、
該空所へのメッキ、コーティング等の防錆処理が不要と
なり、ボールの外部への露出面は全て容易に防錆処理を
行なうことが可能となる。
効果 したがって、本考案によれば、高価な無電解ニッケルメ
ッキを採用することなくクロームメッキおよび樹脂コー
ティングの不可能な空所に対しても、充分な防錆効果を
付与することができるので、ユーザーの要求仕様に適宜
対応することができるとともに安価な防錆方法が選択で
き、例えば、球面は硬度上の必要性から硬質クロームメ
ッキ、ポアはエポキシ樹脂コーティング、盲板は、硬質
メッキ、無電解メッキまたはSUS材とすることなども
可能である。
実施例 以下、添付図面に示す実施例に基づき、本考案をさらに
、詳細に説明する。
第1図は、本考案ボールバルブの縦断面図で、ボール1
は回転軸線に直交する流体通路5を有し、ボディ2とボ
ディキャップ3とからなるハウジング4内にステム6に
より摺動回転可能に収容され、ボディ2およびボディキ
ャップ3の各流体通孔7,7aに連通すると、流体通路
5を介して流体が流通するようになっている。
本考案においては、該ボール1の一部破断平面図(第2
図)および半断面正面図(第3図)に示すように、流体
通路5の両側に上下に貫通する空所A工〜んを設けてリ
ブ構造を形成するとともに、該リブ構造に中抜き8を設
けて該空所A□〜A、を連通させ、ボール1の軽量化を
図る。
そのため、該ボール1の上下面にそれぞれ一対のOリン
グ9,9aを介して盲板10をボルト11,11a止め
して空所A1〜A4の開口を密閉し、空所A工〜んを密
室状態となす。
したがって、該空所A□〜八は何ら防錆のための表面処
理をする必要がない。
前記盲板10はステンレス板、合成樹脂板を用いれば、
特に表面処理する必要はないが、他の材質の場合は別途
硬質メッキ、無電解メッキ等の種々の防錆処理を施すの
が好ましい。
なお、前記空所A□〜A、の開口の密閉手段として種々
の形態が採用できるが、盲板を用いて行うのが製造上好
ましい。
以上の説明で明らかなように、本考案によれば、空所A
1〜A4に防錆処理を施す必要がないので、ボールの軽
量化による防錆上の問題を簡単に解決でき、またボール
の球面12および流体通路5も適宜仕様に応じて防錆処
理法を採用できるので、実用上極めて有効なものである
【図面の簡単な説明】
第1図はボールバルブ全体の縦断面図、第2図はボール
体の一部破断平面図、第3図は半断面正面図、第4図は
従来のボールバルブのボールの平面図、第5図はその半
断面正面図である。 1・・・・・・ボール、2・・・・・・ボディ、3・・
・・・・ボディキャップ、4・・・・・・ハウジング、
5・・・・・・流体通路、7.7a・・・・・・流体通
孔、10・・・・・・盲板、A工〜A4・・・・・・空
所。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 回転軸線に直交する流体通路を有する鋳物製ボールと、
    該ボールを摺動可能に内蔵し、該ボールの流体通路と連
    通し得る流体通孔を有するボディおよびボディキャップ
    からなるハウジングとを備えるボールバルブにおいて、 該鋳物製ボールの流体通路の両側に設けられるリブ形成
    用空所の開口端面にシールリングを介して盲板を装着し
    て当該開口を密閉してなることを特徴とするボールバル
    ブ。
JP11243081U 1981-07-28 1981-07-28 ボ−ルバルブ Expired JPS60527Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11243081U JPS60527Y2 (ja) 1981-07-28 1981-07-28 ボ−ルバルブ

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JP11243081U JPS60527Y2 (ja) 1981-07-28 1981-07-28 ボ−ルバルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5818162U JPS5818162U (ja) 1983-02-04
JPS60527Y2 true JPS60527Y2 (ja) 1985-01-09

Family

ID=29906758

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JP11243081U Expired JPS60527Y2 (ja) 1981-07-28 1981-07-28 ボ−ルバルブ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0249078Y2 (ja) * 1985-06-14 1990-12-25

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5818162U (ja) 1983-02-04

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