JPS6013433B2 - ボ−ルバルブ - Google Patents
ボ−ルバルブInfo
- Publication number
- JPS6013433B2 JPS6013433B2 JP55149695A JP14969580A JPS6013433B2 JP S6013433 B2 JPS6013433 B2 JP S6013433B2 JP 55149695 A JP55149695 A JP 55149695A JP 14969580 A JP14969580 A JP 14969580A JP S6013433 B2 JPS6013433 B2 JP S6013433B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve
- valve body
- sacrificial anode
- corrosion
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Taps Or Cocks (AREA)
- Prevention Of Electric Corrosion (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はボールバルブに関し、特に腐食を防止する構造
を備えたものに関する。
を備えたものに関する。
ボールバルブでは弁軸と弁体の係合部にキー・キー溝等
の回転操作的な係合構造が採用されている。
の回転操作的な係合構造が採用されている。
この係合部では腐食が起こり易く、キー・キー溝間にガ
タッキができ、弁軸と弁体の回転角度に狂いが生じ、不
完全な開閉弁を起こす問題があった。即ち、弁軸と弁体
とは異種成分の金属で形成され、この金属間の電位差で
腐食電流が流れ低電位の金属が腐食されたり、また上記
係合部は流体通路から隔離され、錆や異物が付着してす
き間腐食されたりする電気化学的な腐食が起こる為であ
る。本発明は上記事情に鑑みて、弁軸と弁体の係合部等
の腐食を防止して常時確実な開閉弁を行うこと、および
上記防食構成を簡単に組み込むことのできるボールバル
ブの提供を目的とする。
タッキができ、弁軸と弁体の回転角度に狂いが生じ、不
完全な開閉弁を起こす問題があった。即ち、弁軸と弁体
とは異種成分の金属で形成され、この金属間の電位差で
腐食電流が流れ低電位の金属が腐食されたり、また上記
係合部は流体通路から隔離され、錆や異物が付着してす
き間腐食されたりする電気化学的な腐食が起こる為であ
る。本発明は上記事情に鑑みて、弁軸と弁体の係合部等
の腐食を防止して常時確実な開閉弁を行うこと、および
上記防食構成を簡単に組み込むことのできるボールバル
ブの提供を目的とする。
上記の目的を達成するために講じた本発明の技術的手段
は、球状弁体の流通孔の内壁にほぼ筒状の犠牲陽極を鉄
着し、両弁座間の球状弁体の外側に形成された空間と流
通孔とを運通する通孔を弁体及び犠牲陽極に形成した、
ものである。
は、球状弁体の流通孔の内壁にほぼ筒状の犠牲陽極を鉄
着し、両弁座間の球状弁体の外側に形成された空間と流
通孔とを運通する通孔を弁体及び犠牲陽極に形成した、
ものである。
上記の技術的手段の作用は下記の通りである。
犠牲陽極は他のバルブ部品より卑の金属材料で形成され
ているので、犠牲陽極が優先的に溶解、腐食し、球状弁
体と弁軸の係合部等の腐食は防止され、開閉弁が不完全
になることがない。また、犠牲陽極は球状弁体の流通孔
の内壁に隊着したので、容易に鉄着でき、他に取り付け
の構成を必要とせず、構造が簡単になる。本発明は下記
の特有の効果を生じる。
ているので、犠牲陽極が優先的に溶解、腐食し、球状弁
体と弁軸の係合部等の腐食は防止され、開閉弁が不完全
になることがない。また、犠牲陽極は球状弁体の流通孔
の内壁に隊着したので、容易に鉄着でき、他に取り付け
の構成を必要とせず、構造が簡単になる。本発明は下記
の特有の効果を生じる。
0 両弁座間の球状弁体の外側に形成された空間と流通
孔とを蓮適する通孔を形成したので、犠牲陽極から流出
した金属イオンはこの通孔を通して、球状弁体と弁軸の
係合部に入り易く、係合部の防食はより確実になる。
孔とを蓮適する通孔を形成したので、犠牲陽極から流出
した金属イオンはこの通孔を通して、球状弁体と弁軸の
係合部に入り易く、係合部の防食はより確実になる。
タ 次に、本発明を第1図に示す実施例に基づいて説明
する。
する。
本実施例は弁体が流体圧力の作用で出口側に変位する弁
体浮動型ボールバルブについて適用したもので、その特
徴的な構造についてのみ説明する。バルブ蓮体41はほ
ぼ筒状で、入口402、出口43および弁室44を形成
する。入口弁座45は皿バネ46で球状弁体47に付勢
する。出口弁座48は雀体41の内壁の肩部49で保持
する。弁体47は流通孔50およびキー溝51を有する
。流通孔5川ま弁体の内壁に多少の隙間を夕設けて蕨着
した筒状の犠牲陽極52で形成し、この陽極52と弁体
47にはキー溝51に蓮適する通孔53,54を設ける
。キー溝51には鎧体41を気密的に貫通した弁軸55
の下端キー部56を係合する。本実施例によれば、弁体
47の流通孔50を形成する犠牲陽極52が、他のバル
ブ部品より卑の金属材料で形成されているので、弁体4
7のキー溝51と弁軸55のキー部56の間の腐食を防
止し、この間のガタッキの増加により開閉弁が不完全に
なることを防止できる。
体浮動型ボールバルブについて適用したもので、その特
徴的な構造についてのみ説明する。バルブ蓮体41はほ
ぼ筒状で、入口402、出口43および弁室44を形成
する。入口弁座45は皿バネ46で球状弁体47に付勢
する。出口弁座48は雀体41の内壁の肩部49で保持
する。弁体47は流通孔50およびキー溝51を有する
。流通孔5川ま弁体の内壁に多少の隙間を夕設けて蕨着
した筒状の犠牲陽極52で形成し、この陽極52と弁体
47にはキー溝51に蓮適する通孔53,54を設ける
。キー溝51には鎧体41を気密的に貫通した弁軸55
の下端キー部56を係合する。本実施例によれば、弁体
47の流通孔50を形成する犠牲陽極52が、他のバル
ブ部品より卑の金属材料で形成されているので、弁体4
7のキー溝51と弁軸55のキー部56の間の腐食を防
止し、この間のガタッキの増加により開閉弁が不完全に
なることを防止できる。
また、この間の部分は通孔53,54を通して流体通路
側に蓮通し、犠牲陽極52から溶出した金属イオンが入
り易く、防食はより完全になる。更に、犠牲陽極52は
弁体47の内部に隊着したので、他に取り付けの構成を
必要とせず、構造が簡単ですむ。かくして、本発明によ
れば弁軸と弁体の係合部等の腐食を防止して常時確実な
開閉弁を行うことができ、またこの防食構成を簡単に組
み込みできるボールバルブを提供できる。
側に蓮通し、犠牲陽極52から溶出した金属イオンが入
り易く、防食はより完全になる。更に、犠牲陽極52は
弁体47の内部に隊着したので、他に取り付けの構成を
必要とせず、構造が簡単ですむ。かくして、本発明によ
れば弁軸と弁体の係合部等の腐食を防止して常時確実な
開閉弁を行うことができ、またこの防食構成を簡単に組
み込みできるボールバルブを提供できる。
第1図は本発明の一実施例のボールバルブの断面図であ
る。 42:入口、43:出口、44:弁室、45,48:弁
座、47:球状弁体、50:流通孔、51:キー溝、5
2:犠牲陽極、53,54:通孔、55:弁軸、56:
キー部。 第1図
る。 42:入口、43:出口、44:弁室、45,48:弁
座、47:球状弁体、50:流通孔、51:キー溝、5
2:犠牲陽極、53,54:通孔、55:弁軸、56:
キー部。 第1図
Claims (1)
- 1 球状弁体の流通孔の内壁にほぼ筒状の犠牲陽極を嵌
着し、両弁座間の球状弁体の外側に形成された空間と流
通孔とを連通する通孔を弁体及び犠牲陽極に形成したボ
ールバルブ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55149695A JPS6013433B2 (ja) | 1980-10-24 | 1980-10-24 | ボ−ルバルブ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP55149695A JPS6013433B2 (ja) | 1980-10-24 | 1980-10-24 | ボ−ルバルブ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5773187A JPS5773187A (en) | 1982-05-07 |
JPS6013433B2 true JPS6013433B2 (ja) | 1985-04-06 |
Family
ID=15480788
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP55149695A Expired JPS6013433B2 (ja) | 1980-10-24 | 1980-10-24 | ボ−ルバルブ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6013433B2 (ja) |
Families Citing this family (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100716760B1 (ko) | 2006-10-31 | 2007-05-14 | 주식회사 삼진정밀 | 내부 부식방지 밸브 |
US8870233B2 (en) | 2007-07-03 | 2014-10-28 | S.P.M. Flow Control, Inc. | Swivel joint with uniform ball bearing requirements |
GB2520218A (en) | 2012-08-16 | 2015-05-13 | Spm Flow Control Inc | Plug valve having preloaded seal segments |
US9273543B2 (en) | 2012-08-17 | 2016-03-01 | S.P.M. Flow Control, Inc. | Automated relief valve control system and method |
USD707332S1 (en) | 2013-03-15 | 2014-06-17 | S.P.M. Flow Control, Inc. | Seal assembly |
CA2916699A1 (en) | 2013-07-01 | 2015-01-08 | S.P.M. Flow Control, Inc. | Manifold assembly |
CN107850243A (zh) | 2015-06-15 | 2018-03-27 | S.P.M.流量控制股份有限公司 | 具有增加壁厚的全根部半径螺纹蝶型螺母 |
US10677365B2 (en) | 2015-09-04 | 2020-06-09 | S.P.M. Flow Control, Inc. | Pressure relief valve assembly and methods |
-
1980
- 1980-10-24 JP JP55149695A patent/JPS6013433B2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5773187A (en) | 1982-05-07 |
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