JPS6052765A - L−アミノ酸の定量法 - Google Patents
L−アミノ酸の定量法Info
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- JPS6052765A JPS6052765A JP15976083A JP15976083A JPS6052765A JP S6052765 A JPS6052765 A JP S6052765A JP 15976083 A JP15976083 A JP 15976083A JP 15976083 A JP15976083 A JP 15976083A JP S6052765 A JPS6052765 A JP S6052765A
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- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
- C12Q1/00—Measuring or testing processes involving enzymes, nucleic acids or microorganisms; Compositions therefor; Processes of preparing such compositions
- C12Q1/001—Enzyme electrodes
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C12—BIOCHEMISTRY; BEER; SPIRITS; WINE; VINEGAR; MICROBIOLOGY; ENZYMOLOGY; MUTATION OR GENETIC ENGINEERING
- C12Q—MEASURING OR TESTING PROCESSES INVOLVING ENZYMES, NUCLEIC ACIDS OR MICROORGANISMS; COMPOSITIONS OR TEST PAPERS THEREFOR; PROCESSES OF PREPARING SUCH COMPOSITIONS; CONDITION-RESPONSIVE CONTROL IN MICROBIOLOGICAL OR ENZYMOLOGICAL PROCESSES
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は四重種型質量分析計を用いるし一アミノ酸の定
量法に関する。詳しくは、定量せんとするし一アミノ酸
の酸化酵素を、四重極質量分析計に連なり先端がガス透
過性膜で覆われたガス導入用グローブの隔膜上に取りつ
けた測定グローブを用いるL−アミノ酸の定量法に関す
る。
量法に関する。詳しくは、定量せんとするし一アミノ酸
の酸化酵素を、四重極質量分析計に連なり先端がガス透
過性膜で覆われたガス導入用グローブの隔膜上に取りつ
けた測定グローブを用いるL−アミノ酸の定量法に関す
る。
L−アミノ酸の定量法としては蛇毒由来のし一アミノ酸
の酸化酵素を用いて消費される酸素の量をマノメトリー
で測定するワールプルグ検圧法、あるいは溶存酸素電極
で測定する電極法が知られている。また最近では固定化
したL−アミノ酸の酸化酵素を溶存酸素電極の検知面上
に取りつけて測定する酵素電極法が用いられている。
の酸化酵素を用いて消費される酸素の量をマノメトリー
で測定するワールプルグ検圧法、あるいは溶存酸素電極
で測定する電極法が知られている。また最近では固定化
したL−アミノ酸の酸化酵素を溶存酸素電極の検知面上
に取りつけて測定する酵素電極法が用いられている。
これらは正確で優れた方法であるが、前者では酵素の連
続使用が困難なた。め、高価な酵素1i−測定の度毎に
使用しなければならず、経済的でないうえ、測定の手間
と時間を多く要する。また酵素ケ固定化して連続的に使
用する後者の方法では酸化酵素反応によって消費する酸
素の測定器の応答性に制約があり、従ってL−アミノば
の測定速度も隈られたものであった。
続使用が困難なた。め、高価な酵素1i−測定の度毎に
使用しなければならず、経済的でないうえ、測定の手間
と時間を多く要する。また酵素ケ固定化して連続的に使
用する後者の方法では酸化酵素反応によって消費する酸
素の測定器の応答性に制約があり、従ってL−アミノば
の測定速度も隈られたものであった。
本発明者は上記した実情に鑑み簡便、正確かつ迅速なL
−アミノ酸の定量法について研究した結果、L−アミノ
酸の酸化酵素を四重極質量分析計に連なり先端がガス透
過性膜で覆われたガス導入用ゾローブの隔膜上に取9つ
けた測定ゾロープを空気通気条件下で該当する上記のし
一アミノ酸全含有する被験液に接触せしめ、該被験液に
酸素を含む気体を導入し、該L−アミノ酸の濃度と該測
屋ローゾ近傍で消費される酸素に対応する四重種型質量
分析計の出力電流の減少筺を測定することによって、迅
速で正確かつ低コストの測定が可能でおることを発見し
、本発明を完成するに至った。
−アミノ酸の定量法について研究した結果、L−アミノ
酸の酸化酵素を四重極質量分析計に連なり先端がガス透
過性膜で覆われたガス導入用ゾローブの隔膜上に取9つ
けた測定ゾロープを空気通気条件下で該当する上記のし
一アミノ酸全含有する被験液に接触せしめ、該被験液に
酸素を含む気体を導入し、該L−アミノ酸の濃度と該測
屋ローゾ近傍で消費される酸素に対応する四重種型質量
分析計の出力電流の減少筺を測定することによって、迅
速で正確かつ低コストの測定が可能でおることを発見し
、本発明を完成するに至った。
L−アミノ酸の酸化酵素はL−アミノ酸を酵素によって
酸化して、2−オキシ酸、アンモニア及び過酸化水素を
生成する反応を触媒する酵素である。
酸化して、2−オキシ酸、アンモニア及び過酸化水素を
生成する反応を触媒する酵素である。
一方、四重種型質量分析計は、近年簡便かつ安価な質量
分析計として実験用のほかに現場用の〃スセン丈として
も着目され、製鉄工業(炉のガスモニター)、医療(呼
吸モニター)など種々の分野で利用されている。四重極
型質撤分析計は、分子量300程度(理論的には600
)までのガスの瞬時迅速測定に用いられる。
分析計として実験用のほかに現場用の〃スセン丈として
も着目され、製鉄工業(炉のガスモニター)、医療(呼
吸モニター)など種々の分野で利用されている。四重極
型質撤分析計は、分子量300程度(理論的には600
)までのガスの瞬時迅速測定に用いられる。
本発明では四重種型質量分析計の持つガスの迅速測定性
を利用し、L−アミノ酸の酸化酵素によって生じる酵素
の消費による出力電流の変化を測定して、L−アミノ酸
の濃[f’に測定するものである。
を利用し、L−アミノ酸の酸化酵素によって生じる酵素
の消費による出力電流の変化を測定して、L−アミノ酸
の濃[f’に測定するものである。
一例として本発明で使用するし一アミノ酸の酸化酵素、
その酵素源及びその調製方法を記載した文献を第1表に
示す。
その酵素源及びその調製方法を記載した文献を第1表に
示す。
第1表
以上のし一アミノ酸の酸化酵素のほかに要は、L−アミ
ノ酸を酸素により酸化する酵素であれば、いずれも本発
明で用いることができる・本発明に使用する測定用ゾロ
ーブは第1図に示すようにステンレスチー−プの先端に
細孔を有する膜の支持体(5)(焼結金属、ノクンテン
グ・メタルなど)を取付け、テフロン、シリコーンなど
のガス透過性を有する隔膜(1)でおおったもので上記
酸化酵素を水に溶解したもの(2)を、ミリポア・フィ
ルター濾紙片、ナイロン・メツシュ等の担体(3)に塗
布し、これを例えばセロファン膜等のような酵素を透過
しない微細孔を有する膜(4)で覆って第1図の如く隔
膜(1)上に取り付けることによって容易に作成するこ
とができる。また上記の酵素を例えばコラ−ダンまたは
アクリルアミド・ダル等で固定化した固定化酵素を用い
ても同様に作成することができる。
ノ酸を酸素により酸化する酵素であれば、いずれも本発
明で用いることができる・本発明に使用する測定用ゾロ
ーブは第1図に示すようにステンレスチー−プの先端に
細孔を有する膜の支持体(5)(焼結金属、ノクンテン
グ・メタルなど)を取付け、テフロン、シリコーンなど
のガス透過性を有する隔膜(1)でおおったもので上記
酸化酵素を水に溶解したもの(2)を、ミリポア・フィ
ルター濾紙片、ナイロン・メツシュ等の担体(3)に塗
布し、これを例えばセロファン膜等のような酵素を透過
しない微細孔を有する膜(4)で覆って第1図の如く隔
膜(1)上に取り付けることによって容易に作成するこ
とができる。また上記の酵素を例えばコラ−ダンまたは
アクリルアミド・ダル等で固定化した固定化酵素を用い
ても同様に作成することができる。
ここに酸素の保持層(2)を掩うための微細孔を有する
薄膜(4)としては、本発明で用いる酵素を通過せず、
酸素を自由に通過させる薄膜(4)であれば何でも良く
、例えばセロファン、動物性半透膜等の透析膜等の上記
の条件を満足するものであればすべて使用することがで
きる。尚固定化酵素膜を用いた場合は上記の薄膜(4)
は不要である。
薄膜(4)としては、本発明で用いる酵素を通過せず、
酸素を自由に通過させる薄膜(4)であれば何でも良く
、例えばセロファン、動物性半透膜等の透析膜等の上記
の条件を満足するものであればすべて使用することがで
きる。尚固定化酵素膜を用いた場合は上記の薄膜(4)
は不要である。
第1図に於て、(1)は測定グローブの隔膜(シリコー
ン膜)、(2)は酵素保持層、(3)は担体、(4)は
透析膜(セロファン膜)、(5)は細孔を有する支持体
、(6)は測定プローブ本体(ステンレスチューブ)、
(7)は四重種型質量分析計へガスを移送する導管(例
えば、ステンレスチューブ)を示す。
ン膜)、(2)は酵素保持層、(3)は担体、(4)は
透析膜(セロファン膜)、(5)は細孔を有する支持体
、(6)は測定プローブ本体(ステンレスチューブ)、
(7)は四重種型質量分析計へガスを移送する導管(例
えば、ステンレスチューブ)を示す。
第2図に示す定量システムのセットは本発明の実施態様
の1つである。第2図の(7)は測定グローブ、(9)
は70−セル、(8) 、 (8’ )はゴムバッキン
グ、(10)は空気吹込口、(11)はバッファー液注
入口、(12)はサンプル注入口、(13)は四重種型
質量分析計、(14)は1/ニア−/、(15)は4W
(ステンレスチューブ)を夫々示す。この第2図のシス
テムに従って本発明の測定法を以下に説明する。
の1つである。第2図の(7)は測定グローブ、(9)
は70−セル、(8) 、 (8’ )はゴムバッキン
グ、(10)は空気吹込口、(11)はバッファー液注
入口、(12)はサンプル注入口、(13)は四重種型
質量分析計、(14)は1/ニア−/、(15)は4W
(ステンレスチューブ)を夫々示す。この第2図のシス
テムに従って本発明の測定法を以下に説明する。
まず最初にバッファー注入口(11)から一定の流量で
吹込口(10)から酸素を含有する気体を吹込みながら
フローセル(9〕内に流し、四重種型質量分析計の電流
出力をレコーダー(14)に記録する。サンプルを注入
口(12)から注入時間5〜30秒間で10〜30秒間
隔を置いて順次注入する。このサンプル液はバッファー
液で適当に希釈されフローセル(9)内に達する・フロ
ーセル(9)内ではサンプル中の該当L−アミノ酸が酸
化、酵素により酸化され酸素が消費される。
吹込口(10)から酸素を含有する気体を吹込みながら
フローセル(9〕内に流し、四重種型質量分析計の電流
出力をレコーダー(14)に記録する。サンプルを注入
口(12)から注入時間5〜30秒間で10〜30秒間
隔を置いて順次注入する。このサンプル液はバッファー
液で適当に希釈されフローセル(9)内に達する・フロ
ーセル(9)内ではサンプル中の該当L−アミノ酸が酸
化、酵素により酸化され酸素が消費される。
この酸素濃度の変化は隔膜(1)を通って四重種型質量
分析計の酸素に対応する質量数(32)の電流出力を減
少させ、レコーダー(14)に記録される。
分析計の酸素に対応する質量数(32)の電流出力を減
少させ、レコーダー(14)に記録される。
該電流出力の減少値と基質L−アミノ酸の濃度Cの間に
は良好な直線性が認められるのでこの関係を用いて被験
液のL−アミノ酸の濃度をめることができる。
は良好な直線性が認められるのでこの関係を用いて被験
液のL−アミノ酸の濃度をめることができる。
測定時の条件については、酸化酵素の種類により異なる
が、概ね測定の−は4.0〜8,0、温度は20〜40
℃の範囲が良く、サンプルと測定グローブとの接触時間
は5〜30秒間で充分であシ、通常20秒でほぼ飽和値
に達する。基質の測定濃度範囲はO〜10””Mであり
、広い範囲の測定が可能で、該電流出力の減少値と濃度
Cの直線性は非常に良好である。
が、概ね測定の−は4.0〜8,0、温度は20〜40
℃の範囲が良く、サンプルと測定グローブとの接触時間
は5〜30秒間で充分であシ、通常20秒でほぼ飽和値
に達する。基質の測定濃度範囲はO〜10””Mであり
、広い範囲の測定が可能で、該電流出力の減少値と濃度
Cの直線性は非常に良好である。
酸素を含有する気体とは空気、酸素ガス及び両者の混合
気体等がある。
気体等がある。
使用するバッファー液としては、クエン酸、フマル酸、
コハク酸等の有機酸バッファー、又はピリジン−塩酸バ
ッファーが用いられる。特にクロラムフェニコールO,
1,!9/ll、ホウ酸ソーダ(Na2B4O7・1O
H20)と酢酸(それぞれ2011/13 )を含有し
たホワ酸−酢酸バッファーは望ましいものである。
コハク酸等の有機酸バッファー、又はピリジン−塩酸バ
ッファーが用いられる。特にクロラムフェニコールO,
1,!9/ll、ホウ酸ソーダ(Na2B4O7・1O
H20)と酢酸(それぞれ2011/13 )を含有し
たホワ酸−酢酸バッファーは望ましいものである。
第2図では空気通気条件にするため酸素を含有する気体
を用いているが、別にこれに限定されるものではなく、
要は溶存酸素が共存していれば良いので6って、予め溶
存酸素を飽和でせたバッファー液を用いても良い。以上
の条件で使用した場合、連続使用で1力月以上活性が持
続される。例えばL−アミノ酸としてL−リジン七定址
する場合、使用酵素としてトリコデルマ・ビリデ由来の
精製酵素を用いてpH7,4で30℃の温度で測定して
見たところ、次の第1表に示すように%L−!Jシンを
100%とした場合、アルギニン、オルニチン、ヒスチ
ジン以外10%以上の感度を示すものは見当らない。
を用いているが、別にこれに限定されるものではなく、
要は溶存酸素が共存していれば良いので6って、予め溶
存酸素を飽和でせたバッファー液を用いても良い。以上
の条件で使用した場合、連続使用で1力月以上活性が持
続される。例えばL−アミノ酸としてL−リジン七定址
する場合、使用酵素としてトリコデルマ・ビリデ由来の
精製酵素を用いてpH7,4で30℃の温度で測定して
見たところ、次の第1表に示すように%L−!Jシンを
100%とした場合、アルギニン、オルニチン、ヒスチ
ジン以外10%以上の感度を示すものは見当らない。
第2表 リジン・センサーの選択性
第2表に示きれていkい、定貴せんとするL−グルタミ
ン酸以外の他のL−アミノ酸、すなわちL−アラニン、
L−バリン、L−4ソロイシン、L−、(レオニン、L
−セリン、L−シスチン、L−システィン、L−グルタ
ミン酸、L−アスパラギン、L−グルタミン葭、L−)
リプトファン。
ン酸以外の他のL−アミノ酸、すなわちL−アラニン、
L−バリン、L−4ソロイシン、L−、(レオニン、L
−セリン、L−シスチン、L−システィン、L−グルタ
ミン酸、L−アスパラギン、L−グルタミン葭、L−)
リプトファン。
L−アス/ぐラギン酸、し−プロリン及びシんご酸、ピ
ルビン酸、グルコース、尿素、 DL−乳酸、酒石酸、
クエン酸、コハク酸、フマル酸等は全く影響が見られな
かった。
ルビン酸、グルコース、尿素、 DL−乳酸、酒石酸、
クエン酸、コハク酸、フマル酸等は全く影響が見られな
かった。
以上のように本発明方法はアミノ酸に対する選択性が良
く、かつ高精度でL−アミノ酸の濃度が測定できる。又
従来法に比較してその測定時間を数十分から数十秒以下
に短縮することができるので、微生物のスクリーニング
作業などの大幅な効率化が進められる。しかも使用する
測定様器も比較的安価である等の点で優れた方法である
。従って従来法より簡便でかつ正確に、目的とするL−
アミノ酸を定量する方法を提供するものである。
く、かつ高精度でL−アミノ酸の濃度が測定できる。又
従来法に比較してその測定時間を数十分から数十秒以下
に短縮することができるので、微生物のスクリーニング
作業などの大幅な効率化が進められる。しかも使用する
測定様器も比較的安価である等の点で優れた方法である
。従って従来法より簡便でかつ正確に、目的とするL−
アミノ酸を定量する方法を提供するものである。
実施例1゜
特開昭57−43685号公報記載のL−グルタミン酸
酵素2■を少量の水に溶かしイースト状とし、径10■
のナイロン・メツシュに塗りつけ、これをセロファン膜
(4)を用いて、第1図のように四重種型質量分析計に
連らなシ、先端がガス透過性膜(シリコーン膜)(E5
036型、ラジオメーター社、デンマーク)でおおわれ
たガス導入用プローブのシリコーン膜(1)上に取りつ
けcO この測定プローブを用いて、第2図に示すフローセル(
9)(容、to、5mBにコ9ム・バッキング(8、8
’ ) ′fr、介して挿入し、第2図のような測定シ
ステムを組立てた。
酵素2■を少量の水に溶かしイースト状とし、径10■
のナイロン・メツシュに塗りつけ、これをセロファン膜
(4)を用いて、第1図のように四重種型質量分析計に
連らなシ、先端がガス透過性膜(シリコーン膜)(E5
036型、ラジオメーター社、デンマーク)でおおわれ
たガス導入用プローブのシリコーン膜(1)上に取りつ
けcO この測定プローブを用いて、第2図に示すフローセル(
9)(容、to、5mBにコ9ム・バッキング(8、8
’ ) ′fr、介して挿入し、第2図のような測定シ
ステムを組立てた。
パワファー液としては、pHs、o、ホウ酸−酢酸バッ
ファー(20,9/JのNa2B4O7”1OH20及
び酢酸を含む)を第2図の(11)から5ゴ/minの
流量で流入させ、(10)から空気を1.0ノ/min
の流量で吹込んでフローセル(9)内全通し、測定プロ
ーブ(7)は、そこでの酸素の消費量を測定するためス
テンレスチューブ(15)ffi介して四重種型質量分
析計(13)、ざらKは記録計(14ンに接続した。測
定中、フローセル(9)内の温度は30℃に保った。サ
ンプルは、8X10 MのL−グルタミン酸水m液及び
その希釈液を順次I TILt/ minの速匿で、注
入時間10秒で(12)から注入した。このサンプルは
、バッファーにより希釈され、70−セル(9)に流入
すると同時に、四重種型質量分析計(13)は指示をし
はじめ、20秒後には出力電流の減少が飽和レベル近傍
に達し、第3図のようなピークが記録された。第3図中
の各ピークの高さとグルタミン酸濃度の間には第4図の
関係が見られ、濃度0−10”Mの間で非常に良好な直
線性?得た。
ファー(20,9/JのNa2B4O7”1OH20及
び酢酸を含む)を第2図の(11)から5ゴ/minの
流量で流入させ、(10)から空気を1.0ノ/min
の流量で吹込んでフローセル(9)内全通し、測定プロ
ーブ(7)は、そこでの酸素の消費量を測定するためス
テンレスチューブ(15)ffi介して四重種型質量分
析計(13)、ざらKは記録計(14ンに接続した。測
定中、フローセル(9)内の温度は30℃に保った。サ
ンプルは、8X10 MのL−グルタミン酸水m液及び
その希釈液を順次I TILt/ minの速匿で、注
入時間10秒で(12)から注入した。このサンプルは
、バッファーにより希釈され、70−セル(9)に流入
すると同時に、四重種型質量分析計(13)は指示をし
はじめ、20秒後には出力電流の減少が飽和レベル近傍
に達し、第3図のようなピークが記録された。第3図中
の各ピークの高さとグルタミン酸濃度の間には第4図の
関係が見られ、濃度0−10”Mの間で非常に良好な直
線性?得た。
一方、プレビパクテリワム・ラクトフェルメンタムAT
C013869e第3表の培地を用いて30℃で通気攪
拌培養を行なった。
C013869e第3表の培地を用いて30℃で通気攪
拌培養を行なった。
第3表 培地組成(pH7,0)
得られた培養液を20倍希釈しサンプルAとし、これに
試薬のL−グルタミン酸を既知量だけ添加し、サンゾル
B、C,DTh調製した。
試薬のL−グルタミン酸を既知量だけ添加し、サンゾル
B、C,DTh調製した。
これらのサングルを第2図のシステムに従い、ビーク匝
を読み取シ標準濃度液で作つ几校正直線からL−グルタ
ミン酸の濃度をめた。その結果は、第4表に示す如くで
あり、各サンプルについて従来のオートアナライデー法
(力がチャ酵素を使用)で測定した値と良く一致してい
た。
を読み取シ標準濃度液で作つ几校正直線からL−グルタ
ミン酸の濃度をめた。その結果は、第4表に示す如くで
あり、各サンプルについて従来のオートアナライデー法
(力がチャ酵素を使用)で測定した値と良く一致してい
た。
第4表 L−グルタミン酸プロスの分析結果1実施例2
特開昭55−71号公報記載のL −IJジン酸化酵素
21n9 t?用いて実施例1の方法で測定プローブを
構成し、L −’)ジン発酵液A、B、Cについてi、
−IJジン濃rKを定量したところ、第5表のごと〈
従来法の酸性ニンヒドリン法の値とよく一致したO 第5表 Ll!Jジン・プロスの分析結果実施列3゜ 特開昭57−146573号公報記載のL−フェニルア
ラニン酸化酵素2 m& k用いて測定プローfを構成
し、実施例1と同様の試料のし一グルタミン酸発酵液に
異なるIのL−フェニルアラニンを添加し、それぞれ試
料A、B、Cとし液体クロマトグラフィー法の測定陳と
比較し、次の第6表を得た。ただしバッファー液は実施
例1と同様としpHt7.0に設定したものを用いた。
21n9 t?用いて実施例1の方法で測定プローブを
構成し、L −’)ジン発酵液A、B、Cについてi、
−IJジン濃rKを定量したところ、第5表のごと〈
従来法の酸性ニンヒドリン法の値とよく一致したO 第5表 Ll!Jジン・プロスの分析結果実施列3゜ 特開昭57−146573号公報記載のL−フェニルア
ラニン酸化酵素2 m& k用いて測定プローfを構成
し、実施例1と同様の試料のし一グルタミン酸発酵液に
異なるIのL−フェニルアラニンを添加し、それぞれ試
料A、B、Cとし液体クロマトグラフィー法の測定陳と
比較し、次の第6表を得た。ただしバッファー液は実施
例1と同様としpHt7.0に設定したものを用いた。
その結果両者はよく一致していた。
第6表 プロス液中のL−フェニルアラニンの分析結果
実施例4゜ 特開昭57−50886号公報記載のL−アルギニン酸
化酵素2ダを用いてプローブを構成し実施例1と同様の
し一グルタミン酸発酵液に異なる量のL−アルギニンを
添加して、それぞれ試料A、B、Cとし、本発明の方法
で定量し、一方液体クロマトグラフィーで定量してその
結果を対比して第7表に示すが、表に示すように両者は
よく一致した。尚、使用したバッファー液は実施例1と
同様であった。
実施例4゜ 特開昭57−50886号公報記載のL−アルギニン酸
化酵素2ダを用いてプローブを構成し実施例1と同様の
し一グルタミン酸発酵液に異なる量のL−アルギニンを
添加して、それぞれ試料A、B、Cとし、本発明の方法
で定量し、一方液体クロマトグラフィーで定量してその
結果を対比して第7表に示すが、表に示すように両者は
よく一致した。尚、使用したバッファー液は実施例1と
同様であった。
第7表 プロス液中のL−アルギニンの分析結果実施例
5゜ 蛇毒(Bothrops atrox )由来のL−ア
ミノ酸酸化酵素(シグマ社製)1〜2■を用いて測定ゾ
ローブ全構成し、工程液中のL−ロイシンの分析をし、
液体クロマト法と比較した(第8表)。その結果両者は
よく一致した。
5゜ 蛇毒(Bothrops atrox )由来のL−ア
ミノ酸酸化酵素(シグマ社製)1〜2■を用いて測定ゾ
ローブ全構成し、工程液中のL−ロイシンの分析をし、
液体クロマト法と比較した(第8表)。その結果両者は
よく一致した。
第8表 し−ロイシンの分析結果2
第1図は本発明の方法に用いる四重極型質量分析計に連
らなシ、先端がガス透過性膜でおおわれfcガス導入用
プローブの隔膜上に酵素を取り付けた測定ゾa−プの構
造説明図、図中(1)シリコーン膜又はテフロン膜、(
2)酵素担持層、(3)担体、(4)透析膜、(5)細
孔含有する膜の支持体、(6)測定プローブ本体(ステ
ンレス)。 (7)四重極型質量分析計にガスを移送する導管を示す
。 第2図は本発明の方法に使用する定量システムセットの
一態様を示−1,図中、(7)測定用グローブ、(8)
、 (8’ )ゴム/ヤシキング、(9)フローセル
、(10)酸素を含有する気体吹込口、(11)バッフ
ァー液注入口、(12)サンプル注入口、(13)四重
種型質量分析針、(14)レコーダー〇 第3図は実施例1のL−グルタミン酸水溶液及びその希
釈液の注入時間10秒、洗滌時間20秒とした時の四重
極型質量分析計の電流出力を示すグラフ、縦軸は電流出
力の減少直(XIOA XA)。 横軸は時間(分)を示す・ 第4図は第3図中のピークの高さく、A)と、L−グル
タミン酸液濃度との関係を示すグラフ、縦軸は出力電流
の減少匝(x 1o−9A) 、横軸はL−グルタミン
酸濃度(XIOM)を示す。 特許出願人味の素株式会社
らなシ、先端がガス透過性膜でおおわれfcガス導入用
プローブの隔膜上に酵素を取り付けた測定ゾa−プの構
造説明図、図中(1)シリコーン膜又はテフロン膜、(
2)酵素担持層、(3)担体、(4)透析膜、(5)細
孔含有する膜の支持体、(6)測定プローブ本体(ステ
ンレス)。 (7)四重極型質量分析計にガスを移送する導管を示す
。 第2図は本発明の方法に使用する定量システムセットの
一態様を示−1,図中、(7)測定用グローブ、(8)
、 (8’ )ゴム/ヤシキング、(9)フローセル
、(10)酸素を含有する気体吹込口、(11)バッフ
ァー液注入口、(12)サンプル注入口、(13)四重
種型質量分析針、(14)レコーダー〇 第3図は実施例1のL−グルタミン酸水溶液及びその希
釈液の注入時間10秒、洗滌時間20秒とした時の四重
極型質量分析計の電流出力を示すグラフ、縦軸は電流出
力の減少直(XIOA XA)。 横軸は時間(分)を示す・ 第4図は第3図中のピークの高さく、A)と、L−グル
タミン酸液濃度との関係を示すグラフ、縦軸は出力電流
の減少匝(x 1o−9A) 、横軸はL−グルタミン
酸濃度(XIOM)を示す。 特許出願人味の素株式会社
Claims (1)
- 四重種型質量分析計に連なり、先端がガス透過性膜で覆
われたガス導入用グローブの隔膜上に、定量せんとする
L−アミノ酸の酸化酵素を取りつけ7c測定プローブと
該L−アミノ醒全含有する被験液とを接触せしめ、該被
験液に酸素を含む気体を導入し、該L−アミノ酸の渋度
と該測定プローブ近傍で消費される酸素に対応する四重
極型質量計の出力電流の減少値との間の比例関係を利用
して該L−アミノ酸の濃度をめることからなるし一アミ
ノ酸の定量法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15976083A JPS6052765A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | L−アミノ酸の定量法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15976083A JPS6052765A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | L−アミノ酸の定量法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6052765A true JPS6052765A (ja) | 1985-03-26 |
Family
ID=15700661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15976083A Pending JPS6052765A (ja) | 1983-08-31 | 1983-08-31 | L−アミノ酸の定量法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6052765A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019007588A1 (de) * | 2017-07-05 | 2019-01-10 | Anvajo GmbH | Vorrichtung und verfahren zum nachweis eines bestimmten analyten in einer flüssigen probe und verwendungen der vorrichtung |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5598348A (en) * | 1979-01-22 | 1980-07-26 | Ajinomoto Co Inc | Determining method of l-amino acid |
JPS5921400A (ja) * | 1982-07-27 | 1984-02-03 | Ajinomoto Co Inc | L−アミノ酸の測定法 |
-
1983
- 1983-08-31 JP JP15976083A patent/JPS6052765A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5598348A (en) * | 1979-01-22 | 1980-07-26 | Ajinomoto Co Inc | Determining method of l-amino acid |
JPS5921400A (ja) * | 1982-07-27 | 1984-02-03 | Ajinomoto Co Inc | L−アミノ酸の測定法 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019007588A1 (de) * | 2017-07-05 | 2019-01-10 | Anvajo GmbH | Vorrichtung und verfahren zum nachweis eines bestimmten analyten in einer flüssigen probe und verwendungen der vorrichtung |
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