JPS6052665A - アップリケ刺繍布 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は立体的模様効果が付与されるようにアップリ
ケ刺繍さ′れたアップリケ刺繍布に関する。

従来、この種のアップリケ刺繍布ではアップリケ模様を
立体化するために基布とアップリケ片との間に対し同ア
ップリケ片の周縁を縫着する途中でわた等の充填物を詰
込んでいたため、その作業手数が煩雑となりかつその立
体形状が不均整で充填密度が変動する欠点があった。

本発明の目的はアップリケ模様を立体化するだめの作業
手数を簡略化しうるとともに、充填物の充填密度を均整
化してアップリケ刺繍の立体的模様効果を高めうるアッ
プリケ刺繍布を提供することである。

続いて、本発明の一実施例を図面にしたがって説明する
と、図中、１はアップリケ刺繍される基布、２け基布１
の上面に添着されたアップリケ片であって、適宜の模様
状に裁断され、その周縁が縫糸３で基布１に縫着されて
基布１上に対し全周を封止した袋状に重合されている。

４はアップリケ片２を膨出させるために基布１とアップ
リケ片２との間に充填された合成樹脂発泡体の封入層で
あって、例えば加熱処理によって発泡して体積を膨張し
うるポリウレタン等の発泡体原液を基布１とアップリケ
片２との間に対しアップリケ片２の縫着後に注入し、注
入後に加熱処理する注入発泡手段で充填され、基布１上
には体積を膨張した封入層４で隆起したアップリケ模様
が形成される。

また、上記注入発泡手段に変えて予めシート状に成形さ
れ、かつ、加熱処理により発泡して体積が膨張するよう
に発泡性能を潜在１〜た潜在発泡性のシート片をアップ
リケ片２の縫着時に基地１とアップリケ片２との間に封
入ｉ〜、縫着後に加熱処理して発泡させ、体積が膨張し
た封入層４で基地１とアップリケ片２との間を充填して
もよい。

次に、上記した構成をもつ実施例の作用と効果を説明す
る。

さて、本例ではアップリケ刺繍される基布１と、基布１
上に添着するために周縁を縫糸３で縫着しにアップリケ
片２の周縁の縫着後に体積を膨張した合成樹脂発泡体の
封入層４を充填しであるため、アップリケ片２の縫着途
中で充填物を詰め込む手数を排除して封入層４を容易に
充填することができ、アップリケ片２の立体化のだめの
手数を著しく簡略化しうる特長がある。

また、封入層４は発泡前には基布１とアップリケ片２と
の間に液状やシート状で封入されてほぼ一定厚に保持さ
れ、発泡後に基布１とアップリケ片２との間に対し膨張
状に充填されるため、封入層４の充填密度を均整化ｌ〜
て隆起したアップリケ模様５に対し部分的に硬軟度差が
生じたり空隙や凹凸表面が形出される不具合を排除し、
アップリケ模様５の外形や硬軟度を均整化しかつ隆起形
状を安定化しうる効果がある。

とくに、封入層４を注入発泡手段で充填した場合には封
入層４が基布１とアップリケ片２とに接着されるため、
アップリケ模様５の形態安定性を高めることができる。

また、アップリケ模様５を発泡体の封入層４で隆起させ
であるため、圧縮変形時の弾性回復特性が良化されてア
ップリケ模様の初期立体形状を持続しうるとともに、封
入層４の発泡倍率や硬軟度を任意に選定してアップリケ
模様５の弾性的性質を容易に改変しうる効果がある。

すなわち、本発明はアップリケ刺繍される基布と、との
基布上に添着するだめに周縁を縫着したアソタ勺ケ片と
の間にはこのアップリケ片を膨出させてアップリケ模様
を隆起状に形成するために前記周縁の縫着後に体積を膨
張した合成樹脂発泡体の封入層を充填１７たことによっ
て、立体化されたアップリケ模様を容易に形出ｌ〜うる
とともに、アップリケ模様の立体形状を均整化しうるた
め、アップリケ刺繍布として極めて優れた発明である。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１図は平面図
、第２図は拡大縦断面図である。 １・・・・・・基　布　２・・・・・・アップリケ片４
・・・・・・封入層　５・・・・・・アップリケ模様出
　願　人　東海工業ミシン株式会社 代　理　人　弁理士　岡　１）英　彦 第１図 第　２　図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. アップリケ刺繍される基布と、この基布上に添着するた
   めに周縁を縫着したアップリケ片との間にはこのアップ
   リケ片を膨出させてアップリケ模様を隆起状に形成する
   ために前記周縁の縫着後に体積を膨張した合成樹脂発泡
   体の封入層が充填されてなることを特徴とするアップリ
   ケ刺繍布。