JPS605242B2 - なたね収穫機 - Google Patents
なたね収穫機Info
- Publication number
- JPS605242B2 JPS605242B2 JP9636779A JP9636779A JPS605242B2 JP S605242 B2 JPS605242 B2 JP S605242B2 JP 9636779 A JP9636779 A JP 9636779A JP 9636779 A JP9636779 A JP 9636779A JP S605242 B2 JPS605242 B2 JP S605242B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rapeseed
- branches
- cutting blade
- harvester
- picking
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Harvesting Machines For Specific Crops (AREA)
- Outside Dividers And Delivering Mechanisms For Harvesters (AREA)
- Harvester Elements (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明はなたねの収穫機に関し、特に分草機能に特徴を
有する収穫機に関するものである。
有する収穫機に関するものである。
〔従来の技術〕なたねの機械化収穫作業で最も難しい点
は、畦状に栽培されたなたねの分枝が、隣畦間で相互に
絡み合ついるため、その分離が容易でないことで、例え
ば従来周知の分草体で分離しただけでは、分枝の絡み合
いを完全に分離できず、その後の刈取り、搬送の姿勢が
乱れて、刈取り・搬送装置が十分に機能しないばかりで
なく、絡み合った分枝を無理に分離すると折れた分枝が
圃場に落下してロスが多くなるなどの問題があった。
は、畦状に栽培されたなたねの分枝が、隣畦間で相互に
絡み合ついるため、その分離が容易でないことで、例え
ば従来周知の分草体で分離しただけでは、分枝の絡み合
いを完全に分離できず、その後の刈取り、搬送の姿勢が
乱れて、刈取り・搬送装置が十分に機能しないばかりで
なく、絡み合った分枝を無理に分離すると折れた分枝が
圃場に落下してロスが多くなるなどの問題があった。
そこで本発明は、収穫機の前部に周知の分草体を設け、
この分草体の上方に位置して、絡んだ分枝を垂直方向に
切断する刈刃を配設し、この刈刃の後方下部に、刈刃に
より切断されて落下した分枝を拾い上げる拾い上げ機構
と、拾い上げ機構により拾い上げられた分枝を収容する
装置を設けることによって、隣畦間で絡み合ったなたね
の分枝を完全に分離し、圃場に落下した分枝を拾い上げ
て収容することによりロスを少くし、刈取り・搬送装置
を十分に機能させて詰りのない収穫作業を行えるように
したなたね収穫機を提供するものである。
この分草体の上方に位置して、絡んだ分枝を垂直方向に
切断する刈刃を配設し、この刈刃の後方下部に、刈刃に
より切断されて落下した分枝を拾い上げる拾い上げ機構
と、拾い上げ機構により拾い上げられた分枝を収容する
装置を設けることによって、隣畦間で絡み合ったなたね
の分枝を完全に分離し、圃場に落下した分枝を拾い上げ
て収容することによりロスを少くし、刈取り・搬送装置
を十分に機能させて詰りのない収穫作業を行えるように
したなたね収穫機を提供するものである。
以下、図面を参照して本発明の実施例を具体的に説明す
る。
る。
第１図および第２図において、符号１は、クローラ形式
の走行装置２を備える収穫機の車体で、この車体１の前
部には左右一対のデバィダ３および３ａが装着されてい
る。
の走行装置２を備える収穫機の車体で、この車体１の前
部には左右一対のデバィダ３および３ａが装着されてい
る。
デバィダ３は、３本の杵体を先端側で集合して尖鋭させ
、後方に行くに従い左右および上方に広がるように形成
され、デバィダ３ａは、板体により従来周知のものと同
様に形成されており、デバィダ３では列状に栽培された
なたね畦の畦間に導入されてこれを分離し、デバィダ３
ａでは既に刈取られた畦とこれから刈取られる畦との間
に導入され、刈取られるなたねを刈取部側に案内するよ
うにしたものである。前記デバィダ３には、その基端位
置から垂直方向上方に、レシプロ形式の分草用刈刃４が
立設され、伝動機構４ａにより動力を受け、刈刃４の先
端側とデバィダ３ａの基部間は門形の支持持フレーム５
により連結されている。この分草用刈刃４の後方下部に
は、フオーク状の分枝拾い上げ刃６と、その後方に設け
た収容箱７とからなる拾い上げ収容装置８が設けられて
いる（第３図、第４図参照）。一方、デバィダ３および
３ａ間の後方には、左右一対の掻込み装置９、掻込み装
置９の下方に設けたレシプロ形式の刈取刃１０、掻込み
装置９の後方に上下に設けられた穂先送りチェン１１、
根元送りチェン１２およびこの両チェン１１，１２と対
向して設けた挟持杵１３，１４などが設けられている。
、後方に行くに従い左右および上方に広がるように形成
され、デバィダ３ａは、板体により従来周知のものと同
様に形成されており、デバィダ３では列状に栽培された
なたね畦の畦間に導入されてこれを分離し、デバィダ３
ａでは既に刈取られた畦とこれから刈取られる畦との間
に導入され、刈取られるなたねを刈取部側に案内するよ
うにしたものである。前記デバィダ３には、その基端位
置から垂直方向上方に、レシプロ形式の分草用刈刃４が
立設され、伝動機構４ａにより動力を受け、刈刃４の先
端側とデバィダ３ａの基部間は門形の支持持フレーム５
により連結されている。この分草用刈刃４の後方下部に
は、フオーク状の分枝拾い上げ刃６と、その後方に設け
た収容箱７とからなる拾い上げ収容装置８が設けられて
いる（第３図、第４図参照）。一方、デバィダ３および
３ａ間の後方には、左右一対の掻込み装置９、掻込み装
置９の下方に設けたレシプロ形式の刈取刃１０、掻込み
装置９の後方に上下に設けられた穂先送りチェン１１、
根元送りチェン１２およびこの両チェン１１，１２と対
向して設けた挟持杵１３，１４などが設けられている。
穂先送りチヱン１ １および根元送りチェン１２は、後
方に行くに従い高さが順次高くなり、搬送終端は第２図
で明らかなように機体−側の拾い上げ収容装置８とは反
対側に向け屈曲されており、この搬送終端の下方には収
容箱１５が設けられている。この収容箱１５は、その中
に収容されるなたねの量がほぼ一定量に達したとき、機
体側方に向け回動して収容されたなたねを放出するよう
にしたものである。なお、符号１６は操作装置である。
前記拾い上げ収容装置８の分枝拾い上げ刃６は第６〜７
図に示すように、掻込みリール６ａとベルトコンベヤ６
ｂとによって構成してもよいものである。
方に行くに従い高さが順次高くなり、搬送終端は第２図
で明らかなように機体−側の拾い上げ収容装置８とは反
対側に向け屈曲されており、この搬送終端の下方には収
容箱１５が設けられている。この収容箱１５は、その中
に収容されるなたねの量がほぼ一定量に達したとき、機
体側方に向け回動して収容されたなたねを放出するよう
にしたものである。なお、符号１６は操作装置である。
前記拾い上げ収容装置８の分枝拾い上げ刃６は第６〜７
図に示すように、掻込みリール６ａとベルトコンベヤ６
ｂとによって構成してもよいものである。
このような構成のなたね収穫機は、列状に栽培されたな
たねの畦に沿って走行しながら収穫作業を行うが、まず
デバィダ３では、畦間に伸びているなたねの分枝を押し
広げて隣畦との絡みをある程度分離した後、分草用刈刃
４で絡み部分を垂直方向に切断して完全に分離する。
たねの畦に沿って走行しながら収穫作業を行うが、まず
デバィダ３では、畦間に伸びているなたねの分枝を押し
広げて隣畦との絡みをある程度分離した後、分草用刈刃
４で絡み部分を垂直方向に切断して完全に分離する。
刈取るべきなたねは、デバィダ３と３ａ間に位置し、収
穫機の進行と共に掻込み装置９側に案内されて掻込まれ
ると同時に根幹部が刈取刃１０で刈取られ、刈取られた
なたねは、穂先送りチェン１１、根元送りチヱン１２、
挟特杵１３，１４により挟持搬送され、搬送終端から収
容箱１５に放出されてその量がほぼ一定量に達すると側
方に放出される。分草用刈刃４により切断された分枝は
畦間の圃場面に落下する（収穫量の約１０％程度）が、
その性状は分枝のままであり、圃場面との間にかなりの
高さを有しているので分枝拾い上げ刃６、または掻込み
リール６ａで容易に拾い上げられ、分枝拾い上げ刃６の
場合は収穫機の進行に伴う分枝の押圧力で、また掻込み
リール６ａの場合はベルトコンベヤ６ｂでそれぞれ後送
して収容箱７内に収容する（第５図および第８図を参照
）。〔発明の効果〕 このように、本発明のなたね収穫機によれば、デバィダ
３の上方に分草用刈刃４を設け、その後方に拾い上げ機
構６，６ａ，６ｂ、収容装置７を設けたので、隣畦間の
なたねの絡みを完全に分離して、刈取り、搬送および収
容、放出作業を、詰りや乱れを生ずることなく行え、ま
た分草用刈刃により切断されて圃場に落下した分枝を拾
い上げて回収するのでロスを少〈でき、機械化がむずか
しいとされていたなたねの収穫作業を能率的、かつロス
を少く実施することができる。
穫機の進行と共に掻込み装置９側に案内されて掻込まれ
ると同時に根幹部が刈取刃１０で刈取られ、刈取られた
なたねは、穂先送りチェン１１、根元送りチヱン１２、
挟特杵１３，１４により挟持搬送され、搬送終端から収
容箱１５に放出されてその量がほぼ一定量に達すると側
方に放出される。分草用刈刃４により切断された分枝は
畦間の圃場面に落下する（収穫量の約１０％程度）が、
その性状は分枝のままであり、圃場面との間にかなりの
高さを有しているので分枝拾い上げ刃６、または掻込み
リール６ａで容易に拾い上げられ、分枝拾い上げ刃６の
場合は収穫機の進行に伴う分枝の押圧力で、また掻込み
リール６ａの場合はベルトコンベヤ６ｂでそれぞれ後送
して収容箱７内に収容する（第５図および第８図を参照
）。〔発明の効果〕 このように、本発明のなたね収穫機によれば、デバィダ
３の上方に分草用刈刃４を設け、その後方に拾い上げ機
構６，６ａ，６ｂ、収容装置７を設けたので、隣畦間の
なたねの絡みを完全に分離して、刈取り、搬送および収
容、放出作業を、詰りや乱れを生ずることなく行え、ま
た分草用刈刃により切断されて圃場に落下した分枝を拾
い上げて回収するのでロスを少〈でき、機械化がむずか
しいとされていたなたねの収穫作業を能率的、かつロス
を少く実施することができる。
なお、本発明による収穫機は、なたねばかりでなく、例
えばそば、蔓性の作物などの隣畦間で相互に絡みを生ず
る作物の収穫作業にも適用できることはいうまでもない
。
えばそば、蔓性の作物などの隣畦間で相互に絡みを生ず
る作物の収穫作業にも適用できることはいうまでもない
。
第１図は本発明の実施例を示す収穫機全体の側面図、第
２図はその正面図、第３図は要部の側面図、第４図は同
平面図、第５図は同作用説明図、第６図は本発明の他の
実施例を示す要部の側面図、第７図は同平面図、第８図
は同作用説明図である。 １・・・車体、２…走行装置、３，３ａ・・・デバィダ
、４・・・分草用刈刃、６・・・分草拾い上げ刃、６ａ
・・・掻込みリール、６ｂ・・・ベルトコンベヤ、７・
・・収容箱、８・・・拾い上げ収容装置。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図 第７図 第８図
２図はその正面図、第３図は要部の側面図、第４図は同
平面図、第５図は同作用説明図、第６図は本発明の他の
実施例を示す要部の側面図、第７図は同平面図、第８図
は同作用説明図である。 １・・・車体、２…走行装置、３，３ａ・・・デバィダ
、４・・・分草用刈刃、６・・・分草拾い上げ刃、６ａ
・・・掻込みリール、６ｂ・・・ベルトコンベヤ、７・
・・収容箱、８・・・拾い上げ収容装置。 第１図 第２図 第３図 第４図 第５図 第６図 第７図 第８図
Claims (1)
- １ 走行車体の前部に設けられた分草体と、この分草体
の上方に位置して垂直方向に配設された分草用刈刃と、
該分草用刈刃の後方下部に設けられ、分草用刈刃により
切断された圃場に落下したなたねの分枝を拾い上げる拾
い上げ機構と、この拾い上げ機構により拾い上げられた
なたねの分枝を収容する収容装置とを設けたことを特徴
とするなたね収穫機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9636779A JPS605242B2 (ja) | 1979-07-27 | 1979-07-27 | なたね収穫機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9636779A JPS605242B2 (ja) | 1979-07-27 | 1979-07-27 | なたね収穫機 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5621511A JPS5621511A (en) | 1981-02-28 |
| JPS605242B2 true JPS605242B2 (ja) | 1985-02-09 |
Family
ID=14162997
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9636779A Expired JPS605242B2 (ja) | 1979-07-27 | 1979-07-27 | なたね収穫機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS605242B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5155789B2 (ja) * | 2008-09-12 | 2013-03-06 | 株式会社クボタ | 普通型コンバイン |
-
1979
- 1979-07-27 JP JP9636779A patent/JPS605242B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5621511A (en) | 1981-02-28 |
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