JPS605214A - 原油スラツジの除去方法及び装置 - Google Patents
原油スラツジの除去方法及び装置Info
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- JPS605214A JPS605214A JP58110810A JP11081083A JPS605214A JP S605214 A JPS605214 A JP S605214A JP 58110810 A JP58110810 A JP 58110810A JP 11081083 A JP11081083 A JP 11081083A JP S605214 A JPS605214 A JP S605214A
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- sludge
- crude oil
- filter
- tank
- separated
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C10—PETROLEUM, GAS OR COKE INDUSTRIES; TECHNICAL GASES CONTAINING CARBON MONOXIDE; FUELS; LUBRICANTS; PEAT
- C10G—CRACKING HYDROCARBON OILS; PRODUCTION OF LIQUID HYDROCARBON MIXTURES, e.g. BY DESTRUCTIVE HYDROGENATION, OLIGOMERISATION, POLYMERISATION; RECOVERY OF HYDROCARBON OILS FROM OIL-SHALE, OIL-SAND, OR GASES; REFINING MIXTURES MAINLY CONSISTING OF HYDROCARBONS; REFORMING OF NAPHTHA; MINERAL WAXES
- C10G31/00—Refining of hydrocarbon oils, in the absence of hydrogen, by methods not otherwise provided for
- C10G31/09—Refining of hydrocarbon oils, in the absence of hydrogen, by methods not otherwise provided for by filtration
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D37/00—Processes of filtration
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01D—SEPARATION
- B01D37/00—Processes of filtration
- B01D37/02—Precoating the filter medium; Addition of filter aids to the liquid being filtered
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- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Treatment Of Sludge (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の利用分野〕
本発明は原油中のスラッジ(懸濁固形物ンを短時間で除
去する方法及び装置に係わり、特に、原油移送時にスラ
ッジを除去するのに好適な原油スラッジの除去方法及び
装置に関する。
去する方法及び装置に係わり、特に、原油移送時にスラ
ッジを除去するのに好適な原油スラッジの除去方法及び
装置に関する。
現在、国内には約50カ所の原油貯留基地があり、1基
地当シの原油貯槽(以下、タンクと略す)数は20〜4
0ケに及ぶ。平均的なタンク容量は12万m3(直径8
0〜100m、高さ20〜30m)程度である。タンク
には、タンカーから約10時間かけて原油が陸揚げされ
る。この陸揚時間はタンカーの停泊費が高価であること
から、原油のタンカーからタンクへの移送所要時間が重
要となる。
地当シの原油貯槽(以下、タンクと略す)数は20〜4
0ケに及ぶ。平均的なタンク容量は12万m3(直径8
0〜100m、高さ20〜30m)程度である。タンク
には、タンカーから約10時間かけて原油が陸揚げされ
る。この陸揚時間はタンカーの停泊費が高価であること
から、原油のタンカーからタンクへの移送所要時間が重
要となる。
陸揚げされた原油は数日間タンク内で静置される。この
間に、原油中のスラッジはタンク底部に沈降堆積する。
間に、原油中のスラッジはタンク底部に沈降堆積する。
その後、原油は精製工程に移送される。すなわち、従来
のタンクは沈降槽としても利用され、原油精製工程で障
害となるスラッジをここで分離している。このため、従
来の原油移送システム(タンカー、タンク、精製工程等
を含ム)では、タンクの定期点検(以下、定検と略す)
にともない、タンク底部に沈降堆積したスラッジの除去
清掃が必要である。
のタンクは沈降槽としても利用され、原油精製工程で障
害となるスラッジをここで分離している。このため、従
来の原油移送システム(タンカー、タンク、精製工程等
を含ム)では、タンクの定期点検(以下、定検と略す)
にともない、タンク底部に沈降堆積したスラッジの除去
清掃が必要である。
法律で定められている定検は1回15年間である。これ
らから、1基地当シの定検ひん度はほぼ1月に1回の割
合となる。すなわち、同じ割合で上記タンクの清掃が行
なわれる。結論を先に記述すると、これらに要する費用
はばく大で、年間10億m基地にものぼる。
らから、1基地当シの定検ひん度はほぼ1月に1回の割
合となる。すなわち、同じ割合で上記タンクの清掃が行
なわれる。結論を先に記述すると、これらに要する費用
はばく大で、年間10億m基地にものぼる。
タンクの定検はつぎの4工程からなる。■油抜き、■揮
発性成分の除去、■スラッジ除去、■タンク内腐蝕等の
点検、補修。
発性成分の除去、■スラッジ除去、■タンク内腐蝕等の
点検、補修。
ところで、原油には、砂利、鉄サビ、アスファルト等の
重質分、ガソリン、パラフィン、塩水分等が含まれてい
る。工程■の揮発性成分の除去のため、油抜きが終了し
ても、爆発等の恐れがあシ、ただちに、つぎの工程には
うつれない。工程■では数カ月要する。
重質分、ガソリン、パラフィン、塩水分等が含まれてい
る。工程■の揮発性成分の除去のため、油抜きが終了し
ても、爆発等の恐れがあシ、ただちに、つぎの工程には
うつれない。工程■では数カ月要する。
スラッジはタンク底部に最低でも約25cmの厚さに沈
降堆積し、その性状は、原油中に含まれるパラフィン成
分等により、堅く結合されている。
降堆積し、その性状は、原油中に含まれるパラフィン成
分等により、堅く結合されている。
工程■では、これらの性状のスラッジ約1200m3を
、タンク内に人が入り、人手によシ除去清掃する。作業
環境が悪いため、さらに、数カ月要する。
、タンク内に人が入り、人手によシ除去清掃する。作業
環境が悪いため、さらに、数カ月要する。
工程■が本来の点検、補修作業である。すなわち、1ケ
のタンク定検に要する時間が10力月程度にも及ぶ。
のタンク定検に要する時間が10力月程度にも及ぶ。
したがって、上述したタンクの清掃、点検の簡易化でき
るシステムへの潜在的要望が強く、1゜2の案が試みら
れているが、ひとたび沈降堆積したスラッジは上述した
通シ、原油に含まれるノくラフイン成分等によシ、堅く
結合されているため、短期間で行ない得る効果的な案が
ないのが現状でおる。
るシステムへの潜在的要望が強く、1゜2の案が試みら
れているが、ひとたび沈降堆積したスラッジは上述した
通シ、原油に含まれるノくラフイン成分等によシ、堅く
結合されているため、短期間で行ない得る効果的な案が
ないのが現状でおる。
本発明の目的は、上記、原油移送システムの問題点を解
決し、タンクの清掃、点検を大幅に簡易化できる原油ス
ラッジの除去方法及び装置を提供することにある。
決し、タンクの清掃、点検を大幅に簡易化できる原油ス
ラッジの除去方法及び装置を提供することにある。
本発明者らは原油におけるスラッジの沈降現象について
種々検討した結果、貯留の際、沈降堆積するスラッジは
3〜4日間以内に起こシ、それ以後に沈降するものは極
めて緩慢な沈降とな如、通常のタンク貯留時間内では殆
ど無視できる程度の沈降にとどまるため、貯留に先立っ
て、上記のような比較的粗い粒径のスラッジを除去すれ
ば良いという点に着目するとともに、ある大きさ以上の
スラッジを分離するためには、濾過処理によるのが最も
効果的であるという点に着目し、本発明を見出した。
種々検討した結果、貯留の際、沈降堆積するスラッジは
3〜4日間以内に起こシ、それ以後に沈降するものは極
めて緩慢な沈降とな如、通常のタンク貯留時間内では殆
ど無視できる程度の沈降にとどまるため、貯留に先立っ
て、上記のような比較的粗い粒径のスラッジを除去すれ
ば良いという点に着目するとともに、ある大きさ以上の
スラッジを分離するためには、濾過処理によるのが最も
効果的であるという点に着目し、本発明を見出した。
本発明の原油スラッジの除去方法は、原油に含まれるス
ラッジのうち、貯留の際、すくなくとも3〜4日間以内
に沈降するスラッジを濾過処理によって分離することを
特徴とする。すなわち、原油中のスラッジを穴径0.1
25〜2IllI11を有する炉材で、濾過処理するこ
とを特徴とする。
ラッジのうち、貯留の際、すくなくとも3〜4日間以内
に沈降するスラッジを濾過処理によって分離することを
特徴とする。すなわち、原油中のスラッジを穴径0.1
25〜2IllI11を有する炉材で、濾過処理するこ
とを特徴とする。
静止液体中の粒子は、それぞれの比重の差をドライビン
グホースとして移動する。したがって、比重差を有し、
粒子が沈降する場合、粒子に作用する重力と粒子が沈降
する際の流動抵抗力がノ(ランスし、粒子は終速度で沈
降する。この終速度Uは粒子の径d及び比重量γ、液体
の粘性μ及び比重量rLを用いて、次式で表わされてい
る。
グホースとして移動する。したがって、比重差を有し、
粒子が沈降する場合、粒子に作用する重力と粒子が沈降
する際の流動抵抗力がノ(ランスし、粒子は終速度で沈
降する。この終速度Uは粒子の径d及び比重量γ、液体
の粘性μ及び比重量rLを用いて、次式で表わされてい
る。
任意のdに対して、(1)式から得られる■は静止液体
中での理想的状態のもので、実際のタンクを考えると熱
対流、タンク壁面等の振動等による液体の微動流れによ
シ、実用上、粒子の沈降が起こらない粒径dC(以下、
沈降限界粒径と呼称)が存在する。これが、原油貯留に
おいては、3〜4日間経過して沈降しない粒子の大きさ
を有するスラッジである。
中での理想的状態のもので、実際のタンクを考えると熱
対流、タンク壁面等の振動等による液体の微動流れによ
シ、実用上、粒子の沈降が起こらない粒径dC(以下、
沈降限界粒径と呼称)が存在する。これが、原油貯留に
おいては、3〜4日間経過して沈降しない粒子の大きさ
を有するスラッジである。
これらの沈降限界粒径は(1)式よ請求めることができ
、原油の粘性及び比重量が異なれば変化する。
、原油の粘性及び比重量が異なれば変化する。
すなわち、本発明はタンカー等の原油供給槽からタンク
等の受槽へl原油を移送する過程で、沈降限界粒径より
大きいスラッジを除去するという新しい着想に基づくも
のである。
等の受槽へl原油を移送する過程で、沈降限界粒径より
大きいスラッジを除去するという新しい着想に基づくも
のである。
原油の粘性は産地によシ異なシ、2.5〜280cSt
の範囲にある。これらに対する沈降限界粒径は一般的に
5〜170μmの範囲にある。
の範囲にある。これらに対する沈降限界粒径は一般的に
5〜170μmの範囲にある。
ある粒径を境に、それよシ大きいスラッジを効果的に除
去できる分離技術は濾過処理である。すなわち、フィル
ター等の炉材により液中の所定粒径よシ大きいスラッジ
を捕捉できるものであれば良い。好ましくは、この技術
には必ず逆洗という炉材を再生する操作が必要でアシ、
かつ、濾過、逆洗を繰シ返す過程で、逆洗によシ洗浄で
きないスラッジが炉材に蓄積し、濾過性能が低下する欠
点があるから、これらを解決できるものでちればさらに
良い。
去できる分離技術は濾過処理である。すなわち、フィル
ター等の炉材により液中の所定粒径よシ大きいスラッジ
を捕捉できるものであれば良い。好ましくは、この技術
には必ず逆洗という炉材を再生する操作が必要でアシ、
かつ、濾過、逆洗を繰シ返す過程で、逆洗によシ洗浄で
きないスラッジが炉材に蓄積し、濾過性能が低下する欠
点があるから、これらを解決できるものでちればさらに
良い。
本発明の方法においては特にプリコート方式の濾過法を
採用するのが効果的である。プリコート濾過は第1図に
示すように、ν材a茨面に適当な径を持つ濾過助剤すを
プリコートし、この濾過助剤層すでスラッジCを捕捉し
除去する。このため、炉材の汚れは少ない。また、逆洗
は濾過助剤とともに、スラッジをF材から脱離し、しか
る後、スラッジと濾過助剤を分離し、濾過助剤は再利用
される。したがって、逆洗はほぼ完全に行ない得、長期
間運転が可能である。また、スラッジの捕捉は内部濾過
で行なわれるため、通常の表面沖過よりは圧力損失の増
大は少ない。しかし、この方式の欠点は、スラッジと濾
過助剤の分離操作が必要であり、あるいは、分離しない
場合には、スラッジ蓋が増大することである。前者は特
殊な凝集剤の添加、超音波等の利用が必要であり、これ
らは、原油を対象とする場合、油成分の変化、起爆の原
因となるため利用できない。後者は焼却処分するにして
も、その費用はスラッジ量に比例して増大する。
採用するのが効果的である。プリコート濾過は第1図に
示すように、ν材a茨面に適当な径を持つ濾過助剤すを
プリコートし、この濾過助剤層すでスラッジCを捕捉し
除去する。このため、炉材の汚れは少ない。また、逆洗
は濾過助剤とともに、スラッジをF材から脱離し、しか
る後、スラッジと濾過助剤を分離し、濾過助剤は再利用
される。したがって、逆洗はほぼ完全に行ない得、長期
間運転が可能である。また、スラッジの捕捉は内部濾過
で行なわれるため、通常の表面沖過よりは圧力損失の増
大は少ない。しかし、この方式の欠点は、スラッジと濾
過助剤の分離操作が必要であり、あるいは、分離しない
場合には、スラッジ蓋が増大することである。前者は特
殊な凝集剤の添加、超音波等の利用が必要であり、これ
らは、原油を対象とする場合、油成分の変化、起爆の原
因となるため利用できない。後者は焼却処分するにして
も、その費用はスラッジ量に比例して増大する。
本発明は、上述したプリコート濾過の問題点を解決する
ため、原油中に含まれる適当な径を持つスラッジをプリ
コートする濾過助剤自給のプリコー)濾過を用いる点も
特徴の1つである。これにより、従来のプリコート濾過
の特徴をそのまま生かせ、かつ、捕捉ろラックと濾過助
剤との分離操作を必要はない。
ため、原油中に含まれる適当な径を持つスラッジをプリ
コートする濾過助剤自給のプリコー)濾過を用いる点も
特徴の1つである。これにより、従来のプリコート濾過
の特徴をそのまま生かせ、かつ、捕捉ろラックと濾過助
剤との分離操作を必要はない。
以下、本発明を図面により説明するが、以下に出てくる
実験結果は下記に示す条件下で実施しだ。
実験結果は下記に示す条件下で実施しだ。
現在、原油中の懸濁スラッジの粒径分布は不明である。
しかし、スラッジの大きいものは砂利、小さいものはサ
ビ等の腐蝕生成物であり、一般的な正規分布となると思
われるが、大きいものは沈降しやすく、原油陸揚以前に
壁面等に沈降堆積し減少するため、分布のピークは小さ
い側に移る。
ビ等の腐蝕生成物であり、一般的な正規分布となると思
われるが、大きいものは沈降しやすく、原油陸揚以前に
壁面等に沈降堆積し減少するため、分布のピークは小さ
い側に移る。
したがって、以下の実験では、上記分布に近く、かつ、
比重が代表的腐蝕生成物でbるFe (OH)2にほぼ
等しい炭酸カルシウムの粒子群を供試した。
比重が代表的腐蝕生成物でbるFe (OH)2にほぼ
等しい炭酸カルシウムの粒子群を供試した。
また、主な輸入原油の性状は、産出国により異なシ、下
表に示すような範囲にある。
表に示すような範囲にある。
表
(注)実験には、輸入原油の性状範囲にあるヒマシ油を
供試した。
供試した。
第2図は基本的な原油スラッジの除去方法を示すフロー
シートで、原油供給槽1から送られた原油は漣過処理2
によシスラックを分離され、タンク3に貯留される。ま
た、適時、F材再生のために、逆洗処理5を行なうのが
好適である。この場合、沖過処理された原油を逆洗のた
めに用いるのが極めて有効である。逆洗後のスラッジは
、必要に応じて、脱油処理4され、ここで分離された油
9は濾過処理2に導入される。なお、逆洗用流体は濾過
処理された原油に限らない。
シートで、原油供給槽1から送られた原油は漣過処理2
によシスラックを分離され、タンク3に貯留される。ま
た、適時、F材再生のために、逆洗処理5を行なうのが
好適である。この場合、沖過処理された原油を逆洗のた
めに用いるのが極めて有効である。逆洗後のスラッジは
、必要に応じて、脱油処理4され、ここで分離された油
9は濾過処理2に導入される。なお、逆洗用流体は濾過
処理された原油に限らない。
第3図は他の原油スラッジの除去方法を示すフローシー
トでるる。本システムは、原油供給槽1、分級処理6、
濾過処理2、粗粒除去処理7、脱油処理4及び逆洗系5
からなる。原油に含まれるスラッジをその粒径により、
粗粒、細粒及び微粒に分ける。微粒とは貯留時に3〜4
日間以内に、実質上沈降しない粒径を持つ粒子群、細粒
とはそのれより大きい粒子群である。第4図は液体サイ
クロンで炭酸カルシウムの粒子群を分級した結果を示す
粒径分布で、粘性0.007kg −s / m2の液
体に対する細粒と粗粒は図示の通シである。スラッジの
多くは、原油供給槽1例えばタンカーによる海上輸送時
に、タンカー自身の振動等によシ、原油中に浮遊してい
る状態にある。原油はまず分級処理6され、ここで、原
油中のスラッジは細粒と粗粒に分級される。前者は濾過
処理2され、濾過助剤として炉材表面にグリコートされ
る。細粒中の微粒は原油とともに炉材を通過し、タンク
3に移送され貯留される。一方、分級処理6された粗粒
は原油とともに粗粒除去処理7され、ここで、粗粒スラ
ッジと平均粒径が細径以下のスラッジを含む原油とに分
離される。前者は脱油処理4、後者は濾過処理2され、
濾過処理2により、沈降限界粒径よシ大きい粒径を持つ
スラッジが除去される。
トでるる。本システムは、原油供給槽1、分級処理6、
濾過処理2、粗粒除去処理7、脱油処理4及び逆洗系5
からなる。原油に含まれるスラッジをその粒径により、
粗粒、細粒及び微粒に分ける。微粒とは貯留時に3〜4
日間以内に、実質上沈降しない粒径を持つ粒子群、細粒
とはそのれより大きい粒子群である。第4図は液体サイ
クロンで炭酸カルシウムの粒子群を分級した結果を示す
粒径分布で、粘性0.007kg −s / m2の液
体に対する細粒と粗粒は図示の通シである。スラッジの
多くは、原油供給槽1例えばタンカーによる海上輸送時
に、タンカー自身の振動等によシ、原油中に浮遊してい
る状態にある。原油はまず分級処理6され、ここで、原
油中のスラッジは細粒と粗粒に分級される。前者は濾過
処理2され、濾過助剤として炉材表面にグリコートされ
る。細粒中の微粒は原油とともに炉材を通過し、タンク
3に移送され貯留される。一方、分級処理6された粗粒
は原油とともに粗粒除去処理7され、ここで、粗粒スラ
ッジと平均粒径が細径以下のスラッジを含む原油とに分
離される。前者は脱油処理4、後者は濾過処理2され、
濾過処理2により、沈降限界粒径よシ大きい粒径を持つ
スラッジが除去される。
本発明者らは、濾過助剤として、はぼ300μmのイオ
ン交換樹脂を用い、腐蝕生成物であるpe(OH)zを
濾過する実験を行ない、濾過助剤の径の約1/10の径
を持つ粒子まで捕捉できることが分った。したがって、
濾過助剤の平均粒径としては、沈降限界粒径の10倍の
粒径以下であれば良いが、プリコート濾過の利点を最大
に発揮するためには、沈降限界粒径のほぼ10倍の粒径
をもつ濾過助剤を用いるのが良い。
ン交換樹脂を用い、腐蝕生成物であるpe(OH)zを
濾過する実験を行ない、濾過助剤の径の約1/10の径
を持つ粒子まで捕捉できることが分った。したがって、
濾過助剤の平均粒径としては、沈降限界粒径の10倍の
粒径以下であれば良いが、プリコート濾過の利点を最大
に発揮するためには、沈降限界粒径のほぼ10倍の粒径
をもつ濾過助剤を用いるのが良い。
濾過処理2で用いられる濾過器の炉材の逆洗はタンク中
の原油を用いて行なうのが最も有利である。逆洗に使用
した原油、ν過助剤及び捕捉スラッジは必要に応じて脱
油処理4され、ここで、スラッジから油が分離される。
の原油を用いて行なうのが最も有利である。逆洗に使用
した原油、ν過助剤及び捕捉スラッジは必要に応じて脱
油処理4され、ここで、スラッジから油が分離される。
分離された油は濾過処理2あるいはタンクへ直接移送さ
れる。
れる。
第5図は本発明の一例になる原油スラッジの除去装置の
系統図である。本装置の主な要素は液体サイクロン6、
濾過助剤自給プリコート炉材8を備えた濾過器2、粗粒
除去装置(沈降槽)7、脱油装置(デカンタ)4及び逆
洗系5からなる。
系統図である。本装置の主な要素は液体サイクロン6、
濾過助剤自給プリコート炉材8を備えた濾過器2、粗粒
除去装置(沈降槽)7、脱油装置(デカンタ)4及び逆
洗系5からなる。
以下、原油粘性が0.007kg −s /mlの場合
を例に述べる。このときの沈降限界粒径は30μm程度
である。したがって、スラッジをν過助剤として用いる
だめに、原油に含まれる粒子群から300μmあるいは
それ以下を平均粒径とする沖過助剤としてのスラッジを
液体サイクロンで分級する。液体サイクロンの分級特性
は原油の粘性、比重、流入圧力、分配流量比、装置!諸
寸法により異なるので、これらの影響因子を操作するこ
とにより、所定の細粒を分級することができる。但し、
原油粘性の変化に対しては、一般に、粘性が高くなると
、分級における細粒の平均粒径は大きくなるが、この場
合、沈降限界粒径も大きくなるので、分級操作条件の変
更はほとんど不要か、変更したとしても、流入圧力ある
いは分配流量比等のわず細粒を含む原油は沖過助剤自給
プリコート濾過器2に導入され、細粒は例えば約0.3
tram以下の穴径を有する炉材8表面にプリコート
される。流動が1/10に減少した粗粒を含む原油は沈
降槽7に導入される。ここで、粗粒が沈降し、沈降槽底
部から粗粒スラッジ10が取シ出される。一方、沈降槽
上部からは細粒以下のスラッジを含む原油11がオーバ
フローによシ取シ出され、濾過助剤がプリコートされた
炉材8を備えた濾過器2に導入される。濾過器2では、
微粒よシ大きいスラッジが除去分離され、原油はタンク
へ導入される。
を例に述べる。このときの沈降限界粒径は30μm程度
である。したがって、スラッジをν過助剤として用いる
だめに、原油に含まれる粒子群から300μmあるいは
それ以下を平均粒径とする沖過助剤としてのスラッジを
液体サイクロンで分級する。液体サイクロンの分級特性
は原油の粘性、比重、流入圧力、分配流量比、装置!諸
寸法により異なるので、これらの影響因子を操作するこ
とにより、所定の細粒を分級することができる。但し、
原油粘性の変化に対しては、一般に、粘性が高くなると
、分級における細粒の平均粒径は大きくなるが、この場
合、沈降限界粒径も大きくなるので、分級操作条件の変
更はほとんど不要か、変更したとしても、流入圧力ある
いは分配流量比等のわず細粒を含む原油は沖過助剤自給
プリコート濾過器2に導入され、細粒は例えば約0.3
tram以下の穴径を有する炉材8表面にプリコート
される。流動が1/10に減少した粗粒を含む原油は沈
降槽7に導入される。ここで、粗粒が沈降し、沈降槽底
部から粗粒スラッジ10が取シ出される。一方、沈降槽
上部からは細粒以下のスラッジを含む原油11がオーバ
フローによシ取シ出され、濾過助剤がプリコートされた
炉材8を備えた濾過器2に導入される。濾過器2では、
微粒よシ大きいスラッジが除去分離され、原油はタンク
へ導入される。
沈降槽7底部よシ取シ出された粗粒スラッジ10はデカ
ンタ−4にかけられ、スラッジから原油が回収される。
ンタ−4にかけられ、スラッジから原油が回収される。
ここで、回収された原油はスラッジの濃度によシ、濾過
器2に供給されるか、直接、タンクに移送される。
器2に供給されるか、直接、タンクに移送される。
炉材8の逆洗は圧力損失が所定値に達した時点で行なわ
れる。本システムでは、貯留原油を用いて逆洗を行ない
、逆洗に用いた原油は濾過助剤としてプリコートした細
粒及び捕捉スラッジと共に、デカンタに導入され、固液
分離される。
れる。本システムでは、貯留原油を用いて逆洗を行ない
、逆洗に用いた原油は濾過助剤としてプリコートした細
粒及び捕捉スラッジと共に、デカンタに導入され、固液
分離される。
本発明においては、濾過器を複数個設けておき、これら
を互いに切シ換えながら、濾過処理を行っている間に、
別の濾過器を逆洗を行えるようにし、スラッジの除去を
連続して行なえるようにすることもできる。
を互いに切シ換えながら、濾過処理を行っている間に、
別の濾過器を逆洗を行えるようにし、スラッジの除去を
連続して行なえるようにすることもできる。
以上、本発明の詳細を、タンカーがら貯槽への原油移送
を例に説明したが、原油供給槽は貯槽でも良く、受槽は
タンカーでも精製工程でも良いことは言うまでもない。
を例に説明したが、原油供給槽は貯槽でも良く、受槽は
タンカーでも精製工程でも良いことは言うまでもない。
さらに、同じ貯槽があるいは同じタンカーが原油供給槽
と受槽とになる場合でも良い。また、本発明のスラッジ
除去装置はタンカーに搭載してもよい。
と受槽とになる場合でも良い。また、本発明のスラッジ
除去装置はタンカーに搭載してもよい。
以上、本発明によシ、タンクにおけるスラッジの沈降堆
積を実用上防止でき、タンクの清掃、点検作業を大幅に
簡易化できる。さらに、これまでのように、タンクにお
ける貯留期間を必要としないため、原油精製工程での稼
動率が向上する。
積を実用上防止でき、タンクの清掃、点検作業を大幅に
簡易化できる。さらに、これまでのように、タンクにお
ける貯留期間を必要としないため、原油精製工程での稼
動率が向上する。
第1図はプリコー)濾過の原理を示す炉材の断面図、第
2図、第3図は本発明の一実施例を示すフローシート、
第4図は液体サイクロンの分級特性を示すデータ、第5
図は本発明の一例になる原油貯留装置の系統図である。 1・・・原油供給槽、2・・・濾過処理(濾過器)、3
・・・タンク、4・・・脱油処理、5・・・逆洗処理、
6・・・分級処理(液体サイクロン)、7−・・粗粒除
去処理。 代理人 弁理士 高橋明夫 箭 1 ロ 第1頁の続き 0発 明 者 佐藤譲之良 日立市幸町3丁目1番1号株式 %式% 目6番地株式会社日立製作所内 0発 明 者 坂口克美 日立市幸町3丁目1番1号株式 %式% 東京都港区虎ノ門二丁目10番1 号日本鉱業株式会社内 ■出 願 人 日本鉱業株式会社 東京都港区虎ノ門二丁目10番1 号 73−
2図、第3図は本発明の一実施例を示すフローシート、
第4図は液体サイクロンの分級特性を示すデータ、第5
図は本発明の一例になる原油貯留装置の系統図である。 1・・・原油供給槽、2・・・濾過処理(濾過器)、3
・・・タンク、4・・・脱油処理、5・・・逆洗処理、
6・・・分級処理(液体サイクロン)、7−・・粗粒除
去処理。 代理人 弁理士 高橋明夫 箭 1 ロ 第1頁の続き 0発 明 者 佐藤譲之良 日立市幸町3丁目1番1号株式 %式% 目6番地株式会社日立製作所内 0発 明 者 坂口克美 日立市幸町3丁目1番1号株式 %式% 東京都港区虎ノ門二丁目10番1 号日本鉱業株式会社内 ■出 願 人 日本鉱業株式会社 東京都港区虎ノ門二丁目10番1 号 73−
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、 タンカー等の原油供給槽から貯槽等の受槽へ原油
を移送する際、原油に含まれるスラッジを、穴径0.1
25〜2 ttrm ’fc有する炉材で濾過処理する
ことを特徴とする原油スラッジの除去方法。 2、濾過処理に用いられる炉材は、その表面に、原油か
ら分離したスラッジを濾過助剤層として形成したものを
用いることを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の原
油スラッジの除去方法。 3、濾過助剤層として用いるスラッジは、平均粒径が分
離すべきスラッジの最小粒径ないしその10倍までの平
均粒径を有するスラッジを用いることを特徴とする特許
請求の範囲第2項記載の原油スラッジの除去方法。 4、 タンカー等の原油供給槽から貯槽等の受槽へ原油
を移送する際、原油に含まれるスラッジのうち、少なく
とも、貯留の際13〜4日間以内に沈降する粒径を有す
るスラッジを液体サイクロン処理および濾過処理を順次
行って分離することを特徴とする原油スラッジの除去方
法。 5、 タンカー等の原油供給槽から貯槽等の受槽へ原油
を移送する際、濾過処理に用いられるp材の表面に、液
体サイクロン処理によシ原油に含まれるスラッジから分
級されたスラッジを濾過助剤層として形成したこと1特
徴とする原油スラッジの除去方法。 6、濾過助剤層として用いるスラッジは、平均粒径が分
離すべきスラッジの最小粒径ないしその10倍までの平
均粒径を有するスラッジを用いることを特徴とする特許
請求の範囲第5項記載の原油スラッジの除去方法。 7、すくなくとも5μm以上のスラッジを分離すること
を特徴とする特許請求の範囲第4項、第5項または第6
項記載の原油スラッジの除去方法。 8、次の(a)〜(d)の要素、 (a) 液体サイクロンと瀘過器とを順次備え、原油に
含まれるスラッジを2段に亘って分離するためのスラッ
ジ除去装亡、 (b) 前記液体サイクロンで分級排出された粗粒スラ
ッジを含む原油中の該スラッジを沈殿させるための沈降
槽、 (C) 前記沈降槽における上澄成分である原油中の残
留スラッジの一部ないし全部を前記濾過器により分離す
るため、該原油を濾過器に送るだめの配管、 (d) 前記濾過器により処理された原油を利用して該
濾過器の炉材を逆洗するため、上記原油の一部を濾過器
の逆洗液送入口へ導くだめの配管、 を含むことを特徴とする原油スラッジの除去装置。 9、 前記濾過器は原油から分離したスラッジをν過励
剤層として表面に形成した炉材を備えた濾過器であるこ
とを特徴とする特許請求の範囲第8項記載の原油スラッ
ジの除去装置。 10、前記濾過器は液体サイクロンによって分級された
スラッジをp過励剤層としたことを特徴とする特許請求
の範囲第9項記載の原油スラッジの除去装置。 11、次の(a)〜(f)の要素、 (a) 液体サイクロンと濾過器とを順次備え、原油に
含まれるスラッジを2段に亘って分離するためのスラッ
ジ除去装置、 (b) 前記液体サイクロンで分級排出された粗粒スラ
ッジを含む原油中の該スラッジを沈殿させるための沈降
槽、 (C) 前記沈降槽における上澄成分である原油中の残
留スラッジの一部ないし全部を前記濾過器によシ分離す
るため、該原油を濾過器に送るための配管、 (d) 前記濾過器によシ処理された原油を利用して該
濾過器のF材を逆洗するため、上記原油の一部を濾過器
の逆洗液送入口へ導くだめの配管、 (e) 原油貯留タンク、 (f)゛ 前記濾過器にょシ処理された原油を前記貯留
タンクへ送るため、前記濾過器と前記貯留タンクとを結
ぶ配管、 を含むことを特徴とする原油貯留システム。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58110810A JPS605214A (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | 原油スラツジの除去方法及び装置 |
EP84107055A EP0129835B1 (en) | 1983-06-22 | 1984-06-19 | Method for treatment of crude oil |
DE8484107055T DE3477395D1 (en) | 1983-06-22 | 1984-06-19 | Method for treatment of crude oil |
US06/622,463 US4619768A (en) | 1983-06-22 | 1984-06-20 | Method of removing crude oil sludge |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58110810A JPS605214A (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | 原油スラツジの除去方法及び装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS605214A true JPS605214A (ja) | 1985-01-11 |
Family
ID=14545230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58110810A Pending JPS605214A (ja) | 1983-06-22 | 1983-06-22 | 原油スラツジの除去方法及び装置 |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4619768A (ja) |
EP (1) | EP0129835B1 (ja) |
JP (1) | JPS605214A (ja) |
DE (1) | DE3477395D1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07171315A (ja) * | 1993-03-17 | 1995-07-11 | Toshiba Ceramics Co Ltd | 分離モジュール |
JP2005519202A (ja) * | 2002-03-08 | 2005-06-30 | デー エル エム ドクトル ミュラー アクチェンゲゼルシャフト | クロロアルカリ電解において使用するための原料塩水を連続的に濾過する方法 |
JP2012035262A (ja) * | 2009-06-23 | 2012-02-23 | Metawater Co Ltd | 吸引式濾過濃縮方法 |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5928495A (en) * | 1995-12-05 | 1999-07-27 | Legkow; Alexander | Emulsion for heavy oil dilution and method of using same |
US6012020A (en) * | 1998-05-21 | 2000-01-04 | Gardell; Steven E | Apparatus and method for monitoring the condition of septic tanks |
US6824694B2 (en) * | 2002-11-04 | 2004-11-30 | Chemco Systems L.P. | Method for treating waste by application of energy waves |
WO2007124297A1 (en) * | 2006-04-21 | 2007-11-01 | Contech Stormwater Solutions Inc. | Stormwater treatment system with automated contaminant buildup detection |
US9493710B2 (en) | 2011-07-29 | 2016-11-15 | Saudi Arabian Oil Company | Process for stabilization of heavy hydrocarbons |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US2020693A (en) * | 1931-04-03 | 1935-11-12 | Texas Co | Method of filter-aid dewaxing hydrocarbon oils |
US3907686A (en) * | 1973-08-03 | 1975-09-23 | Nasa | Filter regeneration systems |
GB2038652B (en) * | 1978-12-22 | 1983-02-09 | British Petroleum Co | Oil-water separator |
DE3005246A1 (de) * | 1980-02-13 | 1981-08-20 | Bergwerksverband Gmbh, 4300 Essen | Verfahren zur herstellung eines filterhilfsmittels |
US4473117A (en) * | 1982-12-27 | 1984-09-25 | Marathon Oil Company | Method and apparatus for obtaining production or injection profiles |
-
1983
- 1983-06-22 JP JP58110810A patent/JPS605214A/ja active Pending
-
1984
- 1984-06-19 EP EP84107055A patent/EP0129835B1/en not_active Expired
- 1984-06-19 DE DE8484107055T patent/DE3477395D1/de not_active Expired
- 1984-06-20 US US06/622,463 patent/US4619768A/en not_active Expired - Fee Related
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JP2012035262A (ja) * | 2009-06-23 | 2012-02-23 | Metawater Co Ltd | 吸引式濾過濃縮方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0129835A2 (en) | 1985-01-02 |
EP0129835B1 (en) | 1989-03-22 |
EP0129835A3 (en) | 1986-08-13 |
DE3477395D1 (en) | 1989-04-27 |
US4619768A (en) | 1986-10-28 |
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