JPS6052017B2 - 車両用暖房装置 - Google Patents
車両用暖房装置Info
- Publication number
- JPS6052017B2 JPS6052017B2 JP13246080A JP13246080A JPS6052017B2 JP S6052017 B2 JPS6052017 B2 JP S6052017B2 JP 13246080 A JP13246080 A JP 13246080A JP 13246080 A JP13246080 A JP 13246080A JP S6052017 B2 JPS6052017 B2 JP S6052017B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- floor
- vehicle
- plate
- heating system
- heating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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Description
【発明の詳細な説明】
この発明は電車等の暖房装置の改良に関するもので、そ
の目的とするところはより快適な暖房装置を得ようとす
るものてある。
の目的とするところはより快適な暖房装置を得ようとす
るものてある。
従来の電車等の暖房装置において、室内の温度分布を測
定してみると、空気の対流現象により床面近房が最も低
温になつており、従つて足元が冷えるということがさけ
られなかつた。
定してみると、空気の対流現象により床面近房が最も低
温になつており、従つて足元が冷えるということがさけ
られなかつた。
本発明はかかる欠点を解消するため、床面からの暖房を
車両特有の構造を有効に利用することにより構造が簡単
で、快適な暖房が得られる車両用暖房装置を提供するも
のである。以下本発明を図示実施例にて説明する。
車両特有の構造を有効に利用することにより構造が簡単
で、快適な暖房が得られる車両用暖房装置を提供するも
のである。以下本発明を図示実施例にて説明する。
第１図、第２図において、１は鋼板等から形成された車
体側板、２は断面凹凸形状をなすキーストップレート、
３はこのキーストップレートの上面に張りつけられた平
板状の鋼板製上床板、４は上床板３の上面に張られたリ
ノリユーム等の表面床材である。５はシーズヒータで、
金属管６の内部に発熱体７を配設しマグネシア粉末８で
絶縁してなるもので、キーストップレート２と上床板３
との重合により構成される車両床面下部の空洞Ａ内に第
２図の如く所定間隔で配置された絶縁体９を介してほぼ
中央に配設されている。
体側板、２は断面凹凸形状をなすキーストップレート、
３はこのキーストップレートの上面に張りつけられた平
板状の鋼板製上床板、４は上床板３の上面に張られたリ
ノリユーム等の表面床材である。５はシーズヒータで、
金属管６の内部に発熱体７を配設しマグネシア粉末８で
絶縁してなるもので、キーストップレート２と上床板３
との重合により構成される車両床面下部の空洞Ａ内に第
２図の如く所定間隔で配置された絶縁体９を介してほぼ
中央に配設されている。
１０はキーストップレート２の下面に施されている断熱
材である。
材である。
第３図と第４図は本発明の暖房装置を実施した優等車両
と通勤形車両の場合の室内平面図を示し、１１と１２は
それぞれ座席である。上述の構成において、シーズヒー
タ５に通電されると発熱し、熱伝達により上床板３と表
面床材４が暖められて室内側への暖房をはたす。
と通勤形車両の場合の室内平面図を示し、１１と１２は
それぞれ座席である。上述の構成において、シーズヒー
タ５に通電されると発熱し、熱伝達により上床板３と表
面床材４が暖められて室内側への暖房をはたす。
尚、シーズヒータ５の配置は第３図に示す如く座席１１
、１２に座る乗客の足元相当部のみに配置する場合と、
第４図に示す如く床全体に配置する場合がある。文法の
構成は第５図に示すようにキースノトンプレート２の下
面に下床板１３を張り、更にこの下床板１３の下面に断
熱材１０′を施して前記キーストップレート２と下床板
１３との相互間に構成される車両床面下部の空洞Ａ内に
、シーズヒータ５″を配設してもよい。また、この暖房
装置の場合の床面温度は約４０℃に管理すると理想的で
、他の手段による主暖房装置との並用が一般的である。
、１２に座る乗客の足元相当部のみに配置する場合と、
第４図に示す如く床全体に配置する場合がある。文法の
構成は第５図に示すようにキースノトンプレート２の下
面に下床板１３を張り、更にこの下床板１３の下面に断
熱材１０′を施して前記キーストップレート２と下床板
１３との相互間に構成される車両床面下部の空洞Ａ内に
、シーズヒータ５″を配設してもよい。また、この暖房
装置の場合の床面温度は約４０℃に管理すると理想的で
、他の手段による主暖房装置との並用が一般的である。
上記構成よりなる本発明の車両用暖房装置は、次のメリ
ットを有する。
ットを有する。
（１）床面からの暖房により、足元が寒いという従来の
欠点が解消できる。
欠点が解消できる。
（２）車両の長手方向又は横手方向に床面と所定の空間
距離を保つてシーズヒータを配設できるので、車内の温
度分布が均一化でき快適な暖房が得られる。
距離を保つてシーズヒータを配設できるので、車内の温
度分布が均一化でき快適な暖房が得られる。
（３）車両特有の断面凹凸形状を成すキーストンプレー
トと床板とで構成される車両床面下部の空洞を利用した
もので、新造車は勿論、既設車両へも比較的容易に実施
できる。
トと床板とで構成される車両床面下部の空洞を利用した
もので、新造車は勿論、既設車両へも比較的容易に実施
できる。
図は本発明の実施例を示すもので、第１図は車体の縦断
面図、第２図は第１図の■−■線に沿つた拡大断面図、
第３図は本発明の暖房装置を施した優等車両の室内の平
面図、第４図は本発明の暖房装置を施した通勤形車両の
室内の平面図、第５図は本発明の他の実施例による車体
の要部縦断面図を示す。 図中、２はキーストンプレート、３は上床板、５はシー
ズヒータ、１３は下床板である。
面図、第２図は第１図の■−■線に沿つた拡大断面図、
第３図は本発明の暖房装置を施した優等車両の室内の平
面図、第４図は本発明の暖房装置を施した通勤形車両の
室内の平面図、第５図は本発明の他の実施例による車体
の要部縦断面図を示す。 図中、２はキーストンプレート、３は上床板、５はシー
ズヒータ、１３は下床板である。
Claims (1)
- １ 断面凹凸形状を成すキーストンプレートと熱伝導の
良好な材料よりなる平板状の床板の重合により構成され
る車両床面下部の空洞内に床面と所定の空間距離を保つ
てシーズヒータを配設して床面の暖房を行うことを特徴
とする車両用暖房装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13246080A JPS6052017B2 (ja) | 1980-09-24 | 1980-09-24 | 車両用暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13246080A JPS6052017B2 (ja) | 1980-09-24 | 1980-09-24 | 車両用暖房装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5758552A JPS5758552A (en) | 1982-04-08 |
| JPS6052017B2 true JPS6052017B2 (ja) | 1985-11-16 |
Family
ID=15081874
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13246080A Expired JPS6052017B2 (ja) | 1980-09-24 | 1980-09-24 | 車両用暖房装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6052017B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4720433B2 (ja) * | 2005-10-31 | 2011-07-13 | トヨタ紡織株式会社 | 車両用暖房装置の取付構造 |
-
1980
- 1980-09-24 JP JP13246080A patent/JPS6052017B2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5758552A (en) | 1982-04-08 |
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